シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

幸せそうな人を見ると落ち込むあなたへ。他人と比べるのをやめる7つの方法。


ついつい人と自分を比べて落ち込んでしまいます。いつも何かが足りなくて満足できません、という相談メールをいただきました。

この記事で回答します。

「人と自分を比べてもろくなことがないです。そんな愚かな行動はやめましょう」とたびたび書いていますが。改めて、この考え方についてお伝えしますね。

まず、メールをシェアします。sachiさんからです。

幸せレベルを下げるしかないのでしょうか?

件名:タイムリーな記事

筆子さん

ご無沙汰しております。仙台のsachiです。

『親の家を片付ける』の時には取り上げていただきありがとうございました!

実は、断捨離やミニマリストということから少し離れていました。

よって筆子さんの記事を読んだのも久しぶりで。

タイトルを見たらドンピシャ!

ちょうど私が考えていたことが記事になっていて驚きました。

『人はなぜ悩むのか』

理想と現実のギャップがあればあるほど悩む、と何かに書いてあり、お友達ともその件で話をしていました。

家柄、容姿、才能、職業、友人、家族、子供などなど。考えたらきりがなく。

けれど自分が考える理想の生活をしてる人もいますし。理想の容姿の女性もいます。

考えれば考えるほど落ち込んでいくんです。

浜崎あゆみさんの曲でもあったんです。

『自分よりも不幸な人を見ては少し慰められ、自分よりも幸せな人見つけたなら急に焦ってる』

もし落ち込んだ時は自分よりも不幸な人を見て、私はまだましだと思うようにするんです。悲しいことに。

何も解決はしないんですけどね。

筆子さんがおっしゃるとおり、あるものに目を向ける、今あることに幸せを感じるなど、よく言われてますよね。

でも限界があると思うんですよね。その時は自分で自分を慰めても、自分よりも幸せそうな人見ると、いいな~うらやましいな~自分なんか・・・って落ちちゃうんです。

だからと言って、自分の理想に近づけるように努力を!といっても今から学校に入り直したりもできないですし。

いつも何か足りないんですよね。満足できないというか。満たされないというか。

全ては誰のせいでもなく、自分が今まで選んできたことの結果が現在なんですよね。

やはり幸せ!!と思うレベルを下げるしかないのでしょうか。

長くなってしまいすみません。

sachiさん、こんにちは。メールありがとうございます。

その後、お母様の家は少しはきれいになったのでしょうか?

sachiさんから以前いただいたお便りはこちらです⇒物をためこむ母親にスッキリ断捨離してもらう方法。実録・親の家を片付ける番外編

自分と他人の幸せを比べるのをやめるだけで幸福度アップ

さて、今回読んでいただいた記事はこちらですね?⇒あなたはなぜ不幸なのか?期待と現実のギャップが大きすぎると幸せから遠ざかる(TED)

sachiさん、確か30代ですよね。30代はまだ若いので、自分の価値観がぐらぐらしていて、他人がうらやましくなったりするのでしょう。

幸せそうに見える、その本人が幸せを感じているか、というと意外とそうではないのです。その人はその人なりに悩んでいます。

美しく生まれついた人が幸せか、というとそれも違います。いつも人の羨望と妬みの対象だし、仕事をがんばっていいポストについても、「美人だからね(実力じゃない)」と言われてしまいます。

こんなきれいな人も悩んでいます⇒キャメロン・ラッセルの「ルックスはすべてじゃない」に学ぶ本当の幸せ(TED)

誰かが幸せそうだ、不幸そうだ、というその判断は、自分の勝手な妄想です。事実ではありません。他人の心理状態なんて、他人のsachiさんにそうそう簡単にはわかりません。

その点については、こちらにも書いています⇒悩みの8割はこれで解決。他人の目を気にしすぎるのを今すぐやめるすすめ

sachiさんは、変な妄想をいだいて、勝手に落ち込んでいるだけなのです。

「持っているものに目を向ける、今ある幸せを探すことには限界がある」と書かれていますが、その根拠はなんですか?

sachiさんの場合、「自分と他人の幸せ比較」という不毛かつ無茶な行動をやめるだけで、とたんに幸福度があがるんじゃないでしょうか?

人間は社会的な動物です。だから、いついかなるときも、自分が属している社会やコミュニティの、ほかの人の行動や状況を指針にして、自分の立ち位置みたいなものを決めています。自分の中にあるものと、外界を相対的にバランスを取りながら生きているのです。

他人がいるからこそ自分がいます。自分一人だったら、自分は存在していないも同じです。だから、他人と自分を比べるのをやめることは絶対できません。比較してもいいのです。

しかし、比較して劣等感を持つ必要はないですよね? 比べる⇒落ち込む、というのは思考の癖です。この癖を直したいと思うなら、以下のことをお試しください。

1.自分のやっていることを調べる

すでにsachiさんは、「浜崎あゆみさんの歌に出てくるようなことをして、毎日暮らしている」と書かれていますが、具体的にはどんなふうに比較を行なっているのか、ご自身で分析してください。

現状把握です。

思考の癖も行動の癖と同じように、きっかけ⇒ルーティン⇒報酬、という習慣のループがあるはずです。

習慣のループについて⇒習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)

これから1ヶ月ぐらい、人と自分を比べて、喜んだり、落ち込んだりしたら、その状況を、詳しくノートにメモします。

何がきっかけで、誰の何と自分の何を比べたのか、その結果起こったことはなんなのか。実際に起きた現象に、自分の気持ちも合わせて記録してください。

さらに、その比較は、妥当なものであったのか、自分で評価してください。

私はよく「紙に書け」と書いていますが、これは本当に効果があるので、必ずやってください。言語化することによって、頭の中でもやもやしているものが整理されます。

ちなみに、思春期じゃないんですから、容姿を比べるのは、もうやめてください。自分の顔が嫌いなら、整形するという手もありますが、不自然な(人工的な)顔になるので、注意が必要です。


2.自分の比較のパターンを見つけ、ループをこわす

1ヶ月ぐらい「比較日記」をつけてみると、パターンが見えてくると思います。

比較するのは、考え方の癖なので、いつ比較を始め、どんな結果になるのか、だいたい同じような過程をたどっているはずです。

きっかけがわかれば、そのきっかけを遠ざけることで、比較するのをやめられるかもしれません。

比較して得た「報酬」だと思っていたものは、実は5分ぐらいで消えて、そのあと苦い気持ちが3日続いていたのがわかれば、「比べるだけ馬鹿らしい」という気持ちになるかもしれません。

きのう書いた「現実と期待値」のギャップの記事では、ギャップの種類を3つに分けていました。

1.想像と現実の違い
2.人の現実と自分の現実の違い
3.今の自分の現実と過去の自分の現実のギャップ

sachiさんの場合、他人と自分を比べるそうですから、2だと思いますが、1や3の要素はないでしょうか?

たとえば、メディア(広告、テレビドラマ、映画など)のせいで、非現実的な期待感を持っているなら、メディアリテラシー(情報を主体的に読み解き、理解する能力)を高め、不必要な情報に惑わされるのをやめます。

過去の自分が持っていた夢は、今の自分にふさわしい夢なのか、もう一度考えてみるのもおすすめです。

3.なぜ比べてしまうのか原因を考える

なぜ、わざわざ幸せそうな人と自分を比べてしまうのか、その行動の動機を考えてください。

小さいとき、親に兄弟姉妹でよく比較された、という体験があったからかもしれません。この場合は、「みんな違ってみんないい」という価値観を取り入れることで、比較すのをやめられるかもしれません。

もしかしたら、セルフエスティーム(自分は大丈夫だ、と思う気持ち)が低すぎるのかもしれません。

それならば、セルフエスティームを上げる簡単な方法があります⇒セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法

4.比較することで自分が本当に得ているものを確認する

仕事にとりかかれない人。

なんで私ばっかり…。

自分にはないものを持っていそうな人を探しては、比較して落ち込むのは、自分の生活の質を下げる行動です。

なぜ、わざわざ、自分で自分の暮らしを損なうようなことをしてしまうのでしょうか?

もしかしたら、他人と自分を比べながら生きていくことの、愚かさ、むなしさ、くだらなさに気づいていないのかもしれません。

そこで、ご自身で、人と自分を比べながら、暮らしていくことのメリットとデメリットを考えてください。

デメリットにはこんなのがあります。

●比べても意味がない(現実は変わらない)

●自分の人生の主役が他人になってしまう(自分はいつも脇役)

●自信を失う

●時間がもったいない

●ストレスがたまる

5.人と自分を比べるのをやめる(努力をする)

4番までやって、他人の幸せをうらやむことの愚かさがわかったら、すぐに比べてしまうその癖を手放す努力をします。

実際のやり方は以前記事に書いています⇒人と自分を比べるのをやめる方法。比較をやめれば物を減らせる。 比較することのメリットとデメリットも書いています。

自分の思い描く理想と現実が違いすぎて落ち込むときはこちら⇒理想と現実のギャップにがっかりして動けなくなったときの対処法。

以前の記事に書かなかったことを1つ付け加えると、今、この時間を充実させることに意識を向けると、あまりマイナス行動をしなくなります。

今を生きるには?⇒マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。

6.比べて落ち込む自分を受け入れる

人間は欠点だらけの生き物だし、自己矛盾もたくさん抱えています。

ですから、湧き上がってくる感情や考えはいったん、そのまま受け止めてください。これを打ち消そうとすると、倍の力になってどーんと出てきて、ますます落ち込みます。

落ち込むとストレスになり、理性的な行動を取りにくくなります。

ストレスが多いと、意志の力を発揮するのに大切な、前頭前皮質という部位が、爬虫類脳(はちゅうるいのう、感情的、本能的な部分)に負けます。

もっと簡単に言うと、ストレスが多いと気持ちの余裕がなくなるため、前向きな行動ができないのです。

7.結局は自分の選択だと知る

人と比べて落ち込んで不幸になる方を選ぶのも、マイペースで、目標に向かって前向きな行動を積み重ねる方を選ぶのも、結局は自分の選択です。

「自分で、こっちの行動を選んでいるんだ」と認識できれば、「でも、それはむなしいから、もっと違うように考えよう」と、別の行動を選ぶことができます。

落ち込みやすい人や、マイナス感情を引きずる人は、そうしない選択があることに、気づいていないことが多いです。

気づいてないだけで、そういう人にもちゃんと選ぶ力があります。

******

sachiさんの理想が何かは知りませんが、30代なら、まだまだ多くのことがやれます。30代といっても30歳から39歳までありますが、仮に、39歳だとしても、私より、まだ20年ぐらい若いです。

20年もあったら、かなりのことができるんじゃないですか?

60歳を目前にした今、失った時間を振り返ってそう思います。

今から、オリンピックの選手にはなれないでしょうが、20年も学校に通わないとつけない職業ってそんなにありません。

それに、今インターネットがあるから学校行かなくても、いろんなことが自宅で学べます。あまり自分で、「だめに決まってる」という思い込まないほうがいいです。


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