シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

欲しくないときは「いりません」と言え。もっと自己主張する3つの方法。



家の中にどうでもいい不用品がたまってしまう大きな理由の1つは、別にほしくないのに、人から物をもらってしまうからです。

世の中には、「いりません」と言っているのに、「いいから、いいから」と自分が捨てたいものを他人に押し付ける困った人がいます。本人は、押し付けている、とは思っていないかもしれませんが。

以前、「ノー」と言う方法を紹介しましたが、今回は、さらに一步進んで、もっと自己主張できる人になれる具体的な方法を3つお伝えします。

簡単に「イエス」と言ってしまうのも習慣にすぎない

先日、「私も筆子さんみたいに、自分本位になりたいです」と言うメールをいただきました。この方はついつい周囲の目を気にしてしまうそうです。概して、日本人は自己主張が苦手な人が多いです。

こういう人は、自分の気持ちより、他人の気持ちを第一に考えるやさしい人、協調性のある人、とも言えます。

ですが、ノーと言えないのは、必ずしも相手のことを考えているからではありません。

長年の習慣から、自動的に他人の機嫌をとってしまうのです。

八方美人的な人は、相手から「いい人」だと思われないと、とても生きづらくなってしまいます。というのも、自己評価が、他人の評価に負っているからです。他人の承認がないと前に進めないのです。

詳しくは⇒自分の気持や意見を素直に人に伝えることができない6つの理由

いつも人の機嫌ばかりとっていると、本人は大変なストレスをかかえてしまいます。時には自己主張しないと、ますます自己評価がさがってしまうでしょう。

すぐに人の機嫌をとるのは性格ではなく、習慣にすぎないと思います。意識すれば、変えることができます。

こんなふうに考え方や行動を変えてみてください。

大前提:断る選択もあることに気づく

自分はいつも「イエス」と言っているが、それは自分が選択していることであり、「ノー」という選択もあるのだ、ということに気づいてください。

自己主張ができない人は、他人に「これ、あげる」「これ、もらって」と言われたとき、自動的に「相手の言うとおりにしなければいけない」「相手を怒らせてはいけない」と思ってしまいます。

ですが、「もらわない」という選択もあるのです。

自分で選ぶことができる、ということを忘れないでください。


1.すぐに返事をしない、返事を保留する

すぐに、イエスかノーを決める必要はありません。返事を保留して、1人になって冷静に考え、断る体制に持っていってください。

先日、「近所の仲良しママから、子どもの古着が回ってくるが、趣味が合わなくて着れない、捨ててもいいでしょうか?」という質問をもらいました。

私に言わせれば、「そんなもの、捨てていいに決まってるじゃん」なのですが、自己主張が苦手な人は、誰かに「捨ててもいいよ」と許可をもらわないと捨てられないのです。

無意識のうちに、自分の考えより、他人の考えのほうが大事になってしまっていて、とても危険な状態です。

こちらでこの方の質問メールを紹介しています⇒いらない贈り物をきっぱりと断る方法。プレゼントを受け取ってはいけない時もある。

この場合、その場で「いらないわ」と言えないなら、「家で子どもの服の在庫をチェックするから、ちょっと待ってくれない?」と言ってみてください。

自宅に戻って1人になったとき、「やっぱりこんなものもらっても困るだけだからきちんと断ろう」という考えになるでしょう。

その後、相手に電話をかけて(口頭で言いにくいならテキストメッセージでもいいです)、「家に帰って調べたら、思ったより、服がたくさんあるから、今回は遠慮しておくわ。いつも気にかけてくれてありがとう」と断ればいいのです。

それでも、押し付けようとする人は、よい友人にはなりえませんので、つきあいを控えてください。

自己主張する人。

自己主張する人。

2.他人に嫌われても問題はないことを知る

思わず他人の機嫌をとってしまう原因は、「嫌われたくない」という心理が強すぎるのです。しかし実際のところ、嫌われたって、別にこの世界が崩壊するわけではありません。

古着をもらうのを断ったからといって、いったい何が起こるというのでしょうか?相手のママは、ちょっと機嫌を損ねるかもしれませんが、それだけのことです。怒らせておけばいいのです。

服をもらうのを断ったぐらいで、何か嫌がらせされるとか、そういうこともないと思います。

せいぜい、相手は「人がせっかく親切で言ってるのに」とむくれるぐらいです。

自分のことを嫌いだからと、誰かが積極的に攻撃をしてくることはまずありません。みんなそこまで暇ではないと思います。「ああ、あの人とはなんか合わないから、あまり深い入りしないでおこう」と、むしろそっとしておいてくれます。

別に嫌われたっていいのです。

どんなにがんばったところで、すべての人から好かれることは無理だし、その必要もありません。

私たちは、周囲の人すべてを愛する必要もなければ、すべての人から愛される必要もないのです。

そんなことより、自分が自分を愛せないほうがよっぽど問題ではないでしょうか?

☆こちらも参考にしてください⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法

3.前もって、断る正当な理由を考えておく

「これ、もらって」と言われたとき、「いらないもんは、いらん!」ときっちりノーと言えない人は、前もって、自分が断る正当な理由をできるだけたくさん考えておいてください。

上で紹介した相談者さんは、毎回子どもの物や食べ物をもらって困っています。

この貰い物は、単発ではなく、継続しているわけです。

これまでもらった物を書き出して、なぜこういう物をもらって困ったのか、その理由をノートに書いてください。

書き方の例:

私が食べ物、子どもの物、古着をもらいたくない理由

●すでに家には食べ物はちゃんとあるので、もらっても腐らせてしまうからもったいない。食べ物は大事にすべきだ。食べ物は本当に必要な人のところに渡るべきだ。

食べ物を大事にしない行為に、私は反対したい。

●子どものクレヨンはすでにあるから、もらっても無駄になってしまう。無駄なものは無駄を再生産するので、家の中にいれたくない。

なぜなら、私は、モノを減らして、ストレスフリーな生活を送りたいと思っているのだから。これは、私にとって、とても大事なことであり、ちょっとやそっとでは譲れない。

●シンプルライフをめざしているので、子ども服は最小限にしたい。

私が暮らしをシンプルにしたいのは、自分と家族の幸せを願ってのことだ。私は母親として、子どものことはとても大切に思っている。子どもの幸せを損なうような行為に、私は、ノーと言おう。

こんなふうに、物もらいたくない理由、つまり「ノー」と言う正当な理由を思いつく限り書いて、毎日読んでください。上に書いたのはあくまで例なので、その人によって、「いらない理由」「ノーと言いたい理由」はさまざまだと思います。

例にあげた理由を読めばわかると思いますが、これは別にわがままでも何でもありません。自分のことを大事にしたり、自分や家族の幸せを追求することはいいことなのです。

ノーと言う理由を毎日確認していると、自分の価値観がしっかり定まってきます。

いつも自動的に「はい、いいです」と言っている人は、これまでの人生で、自分にとって何が大事なことか、あまり考えてこなかったのだと思います。

自分が大事にしたいものを明文化して、それを頭にインストールするようにしてください。

こうすれば、次に、「これもらって」と言われたとき、「いえ、いただくわけにはいきません。なぜならば・・・・」と断ることができるでしょう。

たとえ口に出せなくても、「相手を喜ばせることより、もっと大事なことがあるのだ」とわかっていますから、以前よりは自己主張できるようになっているはずです。

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誰だって、友達や家族には「イエス」と言いたいでしょう。それは私も同じです。しかし、必要なところでは、自分の意見を言うべきです。

古着をもらってしまうママは、かなりストレスがたまっているようです。それもこれも自己主張をしないからです。

病気になりたくなかったら、今すぐ、自己主張をする練習をしてください。自分の意見を表明することは、決して悪いことではないし、むしろ自分の幸せのためには不可欠なことなのです。


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