シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

あなたはどれを選ぶ?ガラクタを処分する3つの方法~カレン・キングストンに学ぶ


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イギリスのカレン・キングストンの書いた「ガラクタ捨てれば自分が見える(Clear Your Clutter with FENG SHUI )」から、ガラクタを捨てる3つの方法をご紹介します。

筆子は断捨離バイブルとして長くこの本を愛読しており、紙本、オーディオブック、キンドル版を持っています。3つともオリジナルの英語で、版が違い、内容も少しだけ違います。といっても大部分は全部一緒です。

この記事は紙本をもとに書いています。これは初版が1998年で、3つのパートに分かれています。

パート1:UNDERSTANDING CLUTTER  ガラクタを理解する
パート2:IDENTIFYING CLUTTER  ガラクタを明らかにする
パート3:CLEARING CLUTTER ガラクタを捨てる

このうち、パート2に書いてある、ガラクタの正体については、こちらの記事に書きました⇒あなたが捨てるべき4つのガラクタとは?~カレン・キングストンに学ぶ

今回ご紹介するのは、パート3。

冒頭にガラクタを処理する3つの方法が書かれており、これがとてもユーモラスで、いかにもカレン・キングストンらしいです。

ガラクタを処理する3つの方法

1. The Let-Nature-Take-Its-Course method (also known as the Abdicating-Decision-making technique).

2. The Wait-Until-You-Die-and-Let-Your-Relatives-Sort-It-Out method.

3. The Take-Responsibility-for-the-stuff-and-Clear-it-Yourself method.

Clear Your Clutter with FENG SHUI 1999 p.113-114より

1つずつ説明します。

1:自然に処理させる方法

自分の持ち物を、わざとどこか、それが痛むような場所に放置して捨てざるを得ない状況にするやり方です。

新品だったり、きれいだったりすると、たとえ今それを全然使っていなかったとしても、「いつか使うかも」「捨てるなんてもったいない」と思って捨てられないですよね。

そうした品物は、一見、使える物に見えますが、しっかり「ガラクタ予備軍」です。なぜなら「いつか使うかも」の「いつか」は来ないと相場が決まっているから。

それがわかっていても多くの人は捨てられません。そこで、今はまだガラクタに見えないきれいなものを自然の力を借りて、100%ガラクタにしてもらおう、という作戦です。

たとえば、本を外に放置すれば、雨が降るとほにゃほにゃになって読めないから、捨てるしかないですよね。そんなもったいないことをする人はいないと思いますが。

以前ご紹介した吉本由美さんの本にも似たような例が書いてありました。吉本さんは、捨てたいけど、捨てられない食器や割れ物をわざとテーブルのはしっこに置いて、落ちて割れるのを待っていたそうです。

そして、思惑通り、割れてしまったら、「ああ、悪い、悪い、ごめん」とあやまりながら紙に包んで捨てたとか。

掃除の手間が増えますが、どうしても捨てられない食器があるなら使える方法かもしれません。

吉本由美さんの本についてはこちらに書いています⇒吉本由美の「一人暮し」術が、シンプルライフの参考書として威力を発揮した

洋服や化粧品を小さな子どもの手の届くところにおくのもいいかもしれません。割れ物はあぶないので、壊れないような何かにしましょう。

ほかには、捨てたい本を、貸したらまず返さない友だちに貸す、という方法もあります。

この方法は、Abdicating-Decision-making 「意志決定を放棄する」やり方です。

どの道、その品物を使わずにずっとしまいっぱなしにしていることは、ずっと「意思決定を放棄している」状態と言えますね。

2:ガラクタの処分を自分が死ぬまで待ち、近親者に片付けさせる方法

これは、自分ではガラクタを捨てず、そのまま持ち続け、死んだあとに娘や息子に片付けさせる方法です。

このやり方、昔は多かったかもしれませんが、今はやるべきではありません。

というのも、今の人は、昔の人に比べて、ものすごく所持品が多いから。すべてを遺品整理に回すと、近親者にも環境にも負荷がかかってしまいます。

その理由はこちらに⇒生前整理のススメ~すべてを遺品整理に回すより、少しでも生前整理をしておくべき理由とは?

さらに、自分が死ぬまでガラクタを捨てるのを待つのは本人にとってもよいことではありません。

生前整理をしないということは、死ぬまでガラクタと一緒に暮らすということです。

物を持っているとどうしても管理に時間とお金と体力、気力を使うことになり、これはとても消耗する生き方です。

一生、ガラクタのマネージメントやメンテナンスをすることになってしまいます。

ガラクタと暮らすのは人生をないがしろにするのと同じこと」、と言えるのではないでしょうか。

3:自分で責任を持って、自分が片付ける方法

もちろんカレンは、この方法を取りなさい、と言っています。自分のガラクタは自分の生活にたまった澱(おり)のようなもの。

自分で捨てるしかないのです。

自分で捨てることが、自分の生活を変える

そもそもなぜ人は不用品を捨てたいと思うのでしょうか?

部屋に不用品がいっぱいで邪魔だから?
もっと簡単に掃除をしたいから?
ガラクタの山を見ているだけでうんざりするから?

こんな理由で断捨離を始める人は多いでしょうね。

しかし、ガラクタを捨てる効果は、単にそのへんがきれいに片付いてスッキリしたり、家事の負担をが減るだけではないのです。

ガラクタを捨てることは、今の自分を変えることにつながります。

物を捨てることは、これまでの自分の人生を総括する効用があるのです。

手元に残すものと、捨てるものを分けるとき、あなたは必ずこんなことを考えるでしょう。

「なぜ自分はこんなものを持っているんだろう」

「せっかく買ったのに、なぜ私はこれを使わないのだろう」

「どうして、こんなものを買ってしまったのだろう」

「自分にとって本当に必要なものって何なのだろう」

このように考えることによって、自分は本当はどんなふうになりたいのか、どんな暮しをしたいのか、そんなことを見つける糸口を手にすることができるのです。

だとしたら。

自然にガラクタを片付けさせたり、死んだあと、親類縁者に不用品を捨てさせるのは、とてももったいないことですよね。

よりよい暮しをしたいのなら、たとえどんなにつらくても、面倒くさくても、自分の手で1つ1つ不用品を捨てるしかないのです。


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