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断捨離テクニック

とにかく捨てたいリビングルームにありすぎる8つの物(プチ断捨離15)

やたらと数が多いものを優先的に捨てるプチ断捨離やり方を紹介しています。前回は、キッチンとお風呂場でした。今回は、居間(リビングルーム)を攻めてみます。

雑多なものがどんどん集まる場所。それがリビングルーム。こんなものがたくさんあったら、今日、捨ててください。



1.リモコンを減らす

リモコンが散らばっていると、リモコン収納ケースやラックを買ったほうがいいかな、と考えるかもしれません。ですが、リモコンを減らしてしまえば、ラックなど不用です。

リモコンのラックは小さいからほこりがたまりやすいし、そのラックに他の小物も入り込み、細かいどうでもいいガラクタが増えてしまうのではないでしょうか?

物を収納するものは、できるだけ導入しないほうが「持たない暮らし」に近づきます。

では、どうすればリモコンを減らすことができるのか?

まず、使っていないリモコンがあったら捨ててください。古いリモコンがそのままになっていることがあります。

次に、リモコンで動かす本体で、小さいものは断捨離できないか検討してください。

たとえば、ゲーム機。

テレビはリモコンではなく、主電源で消したりつけたりするとか。チャンネルを変えるときに、リモコンはどうしても必要ですかね?

私は、ふだん全くリモコンをさわりません。エアコンがないし、テレビを見ないからです。

エアコンは必要ですが、ほかの家電はなくてもいいかもしれません。

「リモコンは絶対減らせない」という思い込みをはずすと、ちゃんと減らすことができます。

2.飾り物を間引きする

サイドボードの上に飾り物をたくさんのせていませんか?

置き物、写真フレーム、花瓶、プラント(観葉植物)。

この手のものを置き過ぎるとノイズになります。しかもほこりがたまります。

飾り物のたぐいは、いつも見ていると、すっかり見慣れてしまうので、その部分だけ写真にとって、第3者の目になって、検証してください。

花瓶を置いている場合、花がとうの昔にしおれている、ということがよくあります。茶色くなって、垂れ下がっていたら、捨てましょう。

「そんなの、当たり前」と思うかもしれませんが、枯れかけた花をそのままにしている人って多いですよ。

人間、どこまでもラクなほうに流れますから。あと、花を捨てるのがもったいない、と思う人も多いようです。ドライフラワーにしよう、と思いつつ、花瓶から垂れ下がったまま放置しています。

置き物をガラクタにしないコツ⇒センスのいい人なら知っているインテリア小物(飾り物)をガラクタにしない10のルール

飾り物があるのはサイドボードの上だけではありません。壁に貼っているものも忘れずに。

そのカレンダーはどうしても必要なのか、その額はそこになければならないものなのか、考えてみてください。





3.CDとDVDは全捨て推奨

もうCDやDVDをためこんでいる人は少ないと思います。万が一、まだ棚にだーっと並んでいたら、捨てるときが来ています。

なぜなら、音楽と映画はストリーミングで楽しむ時代だからです。

私もたくさん持っていましたが、ほとんど捨てました⇒CDとDVDはこんなふうに断捨離~もう音楽を所有しなくていい理由とは?

何度も見るDVDは、自分でデジタル化すればいいのです。

どうしてもできない場合は数を減らしてください。20%ずつ減らすやり方を試してはどうでしょうか?

5枚取り出して、そのうちの1枚を捨てるのです。そして、次の5枚に行きます。これをコレクションすべてについてやれば20%減ります。

もちろん80%捨てるほうがベターです。5枚取り出して、1枚だけ残します。

そして次の5枚を取り出し、また1枚だけ選びます。これをやっていると、だんだん面倒になって、「もうみんな捨ててもいいかな」という気になります。

残したCDやDVDは、ケースは捨てて、本体だけファイルに収納するとカサが減ります。私は古いノートと封筒で、ファイルを自作していました。

★キッチンとお風呂場に多すぎるもの⇒捨てる物に迷ったら、数が多すぎる物を捨ててみる(プチ断捨離14)

4.古いガジェット、コード、ケーブルを何とかする

スマホの充電をリビングルームでする人が多いので、充電器やコードが散らばっていると思います。

ちょっとコードをチェックして、もう使っていないのがあったら捨ててください。リモコン同様、古い携帯電話やスマホ、アイポッドをいつまでも取っておく人がいます。

もちろん使っているのならいいのですが、使っていないなら捨てるべきではないでしょうか?

散らばるコードの整理の仕方⇒どんどんたまるコードやケーブルを上手に収納する方法~マスキングテープを活用

5.ソファはクッション置き場ではない

ソファにクッションが所狭しと並んでいたら、少し間引きしてください。私の母は座布団をのせていますが。

クッションがあればあるほど、ほこりが増えます。

ほこりを減らす方法⇒部屋のほこりを簡単に減らす9つの方法。まずほこりの元を断て。

今は夏なので、ないと思いますが、ひざかけなども放置してあったら捨ててください。夏でもあるかもしれませんね。冷房で冷えますから。

ちなみに、ソファやクッションなどのファブリックを置くときは、中間色にしたほうが、片付いているように見えます。

柄物を導入するとそれだけで、ごちゃごちゃ感がアップします。リビングルームの中にあふれている柄や色も減らしてみるとスッキリするでしょう。

6.なんとなくマットを敷いていませんか?

マットや敷物、ラグがたくさん敷いてあったら、ちょっと減らしてください。たくさんありすぎると、目にうるさいし、これまたほこりの元になります。

インテリアとしてマットを導入する人が多いですが、本当に美しいインテリアに貢献しているかどうか、考えてみてください。

なんとなく敷いているだけなのかもしれません。

その玄関マット、本当に必要? マットを捨てるとこんなものが手に入る

7.テーブルの上にのっている物を放置すると…

居間のテーブルの上に物がのっていればいるほど、ごちゃごちゃした部屋になります。

本当に必要なものだけ残して、ほかは捨ててみてください。あるいは、場所を移動させるだけでもいいです。

テーブルにはリビングルームとは関係ないものがのっていたりします。

もう飲んでしまったペットボトルや、半分食べのお菓子の袋は、リビングルームとは関係のないものです。

この手のよそ者を放置すると、ほかのよそ者もどんどん集まりガラクタの集落を作ります。

するとだんだんそこが、ガラクタたちの正規の居場所みたいになってしまいます。ガラクタが居住権を持ってしまうのです。

こうなってしまうと、テーブルの上は、すっかりガラクタの縄張りになります。無法地帯です。

こんな暗い未来が現実になるのはいやでしょう。余計なものは取ってください。

8.部屋の中で重なっているものは断捨離を

リビングルームはいろいろなものが重なって放置されやすい、という性格があります。

新聞紙、雑誌、カタログ、冊子、チラシが重なってしまいます。

リモコンが見つからなくて、新聞紙の山の間を1つ1つ探した経験ありませんか?

重なっているものは、もうみんななくしてしまいましょう。

ニュースはインターネットで読めば、新聞が散らかるストレスから開放されます。

とはいえ、いきなりそんなことはできない、というのなら、以下のように、段階的に、家に入る新聞の数を減らしてみては?

– 何紙もとっているなら、1つだけにする。
テレビのニュースキャスターみたいな仕事をしているのでなければ、そんなにいくつも新聞を読まなくてもいいのではないでしょうか?

– 朝刊と夕刊を購読しているのなら、どちらかだけにする。

– 新聞の宅配はやめて、読みたいときに駅の売店やキヨスクで購入する。

– 新聞は会社、喫茶店、図書館で読む。

こうすれば、もう新聞はたまりません。

新聞から気になる記事をスクラップするのが趣味だから、受験生がいるから毎日天声人語を読ませたい。

こんな理由でアナログな新聞を取りつづけるのなら、その日の分だけリビングルームに置き、あとはどんどん片付けるシステムを作るといいでしょう。

私の母は1週間ぐらい新聞をマガジンラックに突っ込んでいます。これは見た目がとってもよくありません。しばった新聞も玄関わきにおいてあり、これまたガラクタ感がただよっています。

新聞を重ねてしばるのはずっと父の仕事でしたが、父が亡くなってから、母は、43年間、新聞を重ねて、角を合わせてビニール袋でしばる、という作業を続けています。

新聞をとるのをやめれば、この作業から開放されます。

新聞をとるのをやめろ、というと、読まなきゃ時勢に遅れる、知識がかたよる、知性のない人になる、教養が身につかない、馬鹿になる、社会人としての常識が身につかない、などいろいろ言われます。ですが、一概にそうとも言い切れません。

上に書いたように家に新聞を運んでもらわなくても、紙の新聞を読むことはできます。

それに、そんなに情報はいらないと思うのですよね。今、情報が流れすぎていますから。これはリビングルームの断捨離とは関係ありませんが、流れてくる情報を少し減らしたほうが、思考はクリアになると思います。
~~~~~
リビングルームは、家族が憩う場所。ここが汚いと全く気持ちが休まりません。暑くてやる気がないかもしれませんが、目の前にあるガラクタを1つでも2つでも捨てると、リラックスタイムに、ちゃんとリラックスできるようになります。





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