シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

歯を3本インプラントした体験談。痛みはこんな感じでした~インプラント(7)



50代半ばの主婦インプラント体験をつづっています。ついに、今から半日前に、インプラントの治療をしました。今回は、施術がどんなふうに行われたのかお伝えします。ただ、インプラントといっても、にネジを埋め込んだところまでです。

そもそもインプラント治療とは?

インプラントは、簡単に言ってしまうと、歯が抜けたあと、顎(あご)の骨に人口の歯根を埋め込んで、その上に人口の歯をくっつける治療です。

人口の歯根はスクリュー(ネジ)の形をしていて(フィクスチャーと呼ばれます)、素材はチタンが主流です。これを埋め込むと、時間がたつうちにあごの骨とうまくなじんで合体するというか、取れなくなります。

自分の歯(と歯根)がなくなってしまったので、人口の歯を使うのです。

インプラントの技術はここ10年~20年で飛躍的に進化し、成功率は90%以上。歯医者さんによって、92%、97%、99%といろいろ数値が出していますが、まあ、ほかに、問題となる要因がない限り、ほとんど成功すると言っていいでしょう。

失敗するとしたら、インプラントを入れたあとにすぐに喫煙をしたり、怪しげなお医者さんにかかってしまう場合です。

尚、下の歯より、上の歯のほうが難しいそうです。上の顎の骨は、下の骨と少し性質が違い、インプラントが骨に結合しにくいとのこと。

私は、その難しい上の顎に3本インプラントしました。

ちなみに、インプラントは、implant。英語で、埋め込まれたもの、装着されたもの、という意味です。
インプラント

なぜ人はインプラントするのか?

なぜは人は、痛い思いをし、高いお金を出して歯のインプラントをするのか?それは自前の歯が抜けてしまったからです。抜けたまま放置しておくと、ほかの歯も影響をうけ、そのうち抜けます。

歯が抜ける原因でよくあるのは歯茎の病気である歯周病。
歯周病について⇒知らないうちに進む病気~歯肉炎と歯周病の恐ろしさ

歯周病で歯を失う方が圧倒的に多いです。その次が虫歯、あとは、歯茎の中で歯が欠けることもあります。その他、外的な衝撃を受けて抜けちゃうこともあります。

私の場合は、遠い日に作った1本の虫歯が原因です。虫歯がひどくなって、抜歯をし、そこにブリッジをかけました。四半世紀たって、ブリッジをかけた歯の根に炎症が起きて、抑えきることができず抜歯となりました。

この虫歯の治療をしたのは20代半ばごろです。

インプラントをするはめになった話はこちらをどうぞ⇒根管治療をあきらめインプラントを決意した理由とは?~根管治療(8)

では、なぜ虫歯になるのか?甘いものを食べ過ぎたから?白米が大好きだったから?

私は炭水化物大好き人間でした。夕食にご飯を3杯おかわりするような女子高校生でしたが、これが原因とは言えないでしょう。ご飯をいっぱい食べている人なんてほかにもいます。

私は、口の中の細菌コントロールに失敗したのです。わかりやすい言葉で言うと、歯磨きが不十分でした。細菌のコントロールに失敗すると歯垢がいっぱいつきます。

歯垢(プラーク)について⇒歯周ポケットとは何か?歯茎が腫れていたら要注意

でも、ちゃんと寝る前に歯磨きしていました。しかし、今思うとすごくいい加減な歯磨きでしたね。

歯垢(プラーク)を取ろうという意識は皆無。

歯垢のことなんて全然知りませんでした。虫歯にならないために、歯磨きしなくちゃ、ということはわかっていました。しかし、歯磨きは完全に習慣になっており、誰からも磨き方がまずいと指摘されることもなく、ずっとそのまま適当な歯磨きをして、毎日生きてきました。

子どものときから、朝と夜、歯磨きしよう、ではなく、「きょうの分のプラークをこすり取ろう」という意識で歯の手入れに取り組んでいたら、今とは全く違う人生になっていたことでしょう。

歯医者に検診に行っていなかったのもよくなかったです。ですが、私の子ども時代、そんなことしている人なんてあまりいなかったと思います。


これまでのインプラントの経過

私のインプラント治療はまず抜歯から始まりました。
1.2015年の1月半ば 歯を3本抜歯⇒歯の根のトラブルのせいで歯を3本抜いた体験談~インプラント(3)

2.半年後、上顎に人口の骨を入れました⇒牛の骨を上顎(うわあご)に3本入れた話:インプラント(5)

3.その半年後、骨が増えているかの確認。歯医者のレントゲンで見たら増えていたようなので、口の中を立体的にとるレントゲン(3D)を専門の施設に撮りに行きました⇒サイナスリフト(骨造成)のあと注意すること~インプラント(6)

4.ほぼ2ヶ月後。デジタルイメージをもとに用意したインプラント(ネジの部分)の挿入。これがきのうの施術です。

実録・インプラント埋め込み体験

予約の時間は土曜日の朝10時半。このクリニックは土曜日は休みですが、3月に先生がデンバーのコンファレンスに何日間か出かけており、仕事がたまっているのか、3月、4月は土曜日も診察してくれることがあります。

ちょっと早めに行って、待合室でぼーっと待っていたら、受付の女性がコンセントフォーム(治療の同意書)を持ってきたので、イニシャル入れたり署名したりしました。

この治療をする理由や、どんな治療になるのか、治療するとどうなる可能性があるのか、歯医者からしっかり話がありましたよね、みたいなことが書いてある文書です。

おしまいのほうに、インプラントの後、喫煙をしてまずいことになっても、歯医者には責任がないから、治療代は自前で払ってくださいよ、というようなことが書かれていました。

インプラントと喫煙はとても相性が悪いのです。

喫煙すると免疫力が落ちるので、施術した部位が細菌に感染する率があがるし、血管も収縮するため、血の巡りが悪くなって、治りが遅いだけでなく、ネジが骨にしっかりくっつかず、外れてしまうこともあるそうです。

その後、治療室に入りました。治療代に横になり、プラスチックのめがねをかけて、寒かったので全身に毛布をかけてもらって、口のまわりによだれかけみたいな紙をかけてもらい、待機しました。

まず血圧測定。血圧が高すぎる人は、インプラントを埋め込んでいるときに、いきなり血圧があがって、気分が悪くなったり、へたすると出血多量で、倒れたりする可能性があります。

私の血圧は87-117で正常値でした。このときすごく緊張していたので、いつもよりは上がっていると思われますが。その後、鎮痛剤を2錠もらって飲み、リステリンで口の中をゆすぎました。このあたりは、骨造成のときと同じです。

ほどなく先生がやってきました。手術着を着ていたり、口腔内に麻酔の注射をぶすっと差して、poke,poke とかかり具合をチェックしたのも、外側にあまり麻酔がかかっていなかったので、またぶすっと注射したのも、骨造成のときと一緒です。

歯の治療でいやなのかこの麻酔注射です。何度打たれても慣れません。

一般に、ふつうの歯医者は、歯茎に注射を打ちますが、インプラントの場合、もっと上のほう、鼻よりのところにまず内側からぶすっとさしますが、これが痛いです。

先生は風邪気味だったので嫌な予感がしました。風邪をひいていると、最高のパフォーマンスができません。きっと出張が多くてお疲れなのでしょう。

インプラントのネジは透明の歯型についていた

「これがコンピュータの人たちが作ったやつだよ」と、先生は、透明の歯型と、それにくっついたネジ3本を見せてくれました。ネジのうち1本は鮮やかなピンク(フューシャ)でした。

さて、施術ですが、麻酔がかかっているため、何をやっているのかよくわかりませんでした。

最初、先生はマニュアル(手動)で、何か先の尖ったもので、骨の上をガシガシひっかいたり、強い力で押し付けているようでした。歯医者も体力ができないとやれないだろうなあ、と思って横になっていました。

ガシガシがしばらく続いたあと、例の透明の歯型をぱかっとはめて、その上から、ドリルみたいなので、埋め込む場所をゴーっと削っている雰囲気でした。このドリルは電動です。

歯型をはめたり、はずしたりは何回かやっていました。私は3本インプラントするので、1本のときよりは当然手間がかかります。

先生は、ときどき動きを止めて、後ろ(ツールなどが置いた棚がある)の机に向かって、道具を持ち替えたり、袋を破って何か取り出し、また、私の口に向かい熱心に作業をしていました。

口の中に向かってする作業と、後ろでごそごそする作業を何回も何回も繰り返していました。

麻酔がかかっているので痛みはそんなにありませんが、歯型の上からドリルみたいなのでゴーっと削っていたときは、口の中全体に衝撃が走りました。

アシスタントの人は、サクション(血液やらを吸い取る管)を私の口の中に突っ込んでいました。

途中、先生がはめているメガネ(サージカルルーペ?)と言うか、拡大率が大きくて、上にライトがついてるツールの電池が切れるというアクシデントがありました。が、受付の人が電池を入れて、難なきを得ました。

歯茎の縫合

そのうち、埋め込みが終わったようで、縫合に入りました。

歯茎を切って、その中にネジを埋め込むので、最後は歯茎を縫い合わせなければなりません。縫合に使う糸も、いくつか種類があるらしく、場所によって違う糸を先生がアシスタントに指定していました。

縫合しているとき、痛みというか違和感みたいなのはありました。やはり、口の中心より奥のほうに強い違和感を感じました。

「終わりましたよ」と言われたときは、開始から1時間たっていました。「骨が足りない部分があったらから、入れといたからね、予定と違ったのはそこだけ」と言われました。

その後レントゲンをとり、受付に向かいました。過度の緊張のため、けっこうよれよれしていました。出血もたくさんしたでしょうから(未だにまだ口の中で血がにじんでいます)、疲れていたと思います。

受付でレントゲンを見せてもらいました。ネジというより、やせた繭(まゆ)みたいな形の白いものが3本綺麗に並んでいました。ちょっと斜めに角度がついています。

先生がやってきて、「すごくうまく行きましたよ、肩をたたいてください」と言いました。

カナダでは(たぶんほかの西洋の国もそうでしょうが)、「よくがんばったね」という印に、その人の肩をポンポンとたたくボディアクションがあります。疲れていたけど、先生の肩をたたいてあげました。

ということで、一応ここまでは成功です。

☆この続きはこちら⇒インプラント(2回法)の手術を受けた体験談。歯より懐が痛い:インプラント(8)

骨を余分に入れたので、今回の費用は全部で10185ドルでした。この金額は保険適用前です。この後は2週間後にチェック。その2ヶ月後にまた麻酔して、ネジの上にフタみたいなのをかぶせます。

その1ヶ月後にいつもの歯医者でフタにクラウンをかぶせてようやくすべての工程が終了します。

ちなみに、現在、骨造成したときと同じように顔が腫れており、娘に、「え~、すごい腫れてるよ!(大丈夫なの?)」と言われました。

上顎の骨のそばでいろいろやると、顔が腫れるようにできているようです。インプラントの経過、次回に続きます。


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