シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

断捨離をして「未完了の問題」にきちっと片を付けろ~実録・親の家を片付ける(10)



名古屋の実家で母(当時81歳)の生前整理を手伝った様子をつづっています。2014年の夏、猛暑の中、敢行しました。

きょうは母が長らく保留にしていた問題を、断捨離することによっってきちっと完了させることができた話を書きます。

もちろん母はそんなふうには思っていないでしょうが。

モノの使命は完了させるべきである

私の母は父の建てた家に過去48年住んでいたので(今も住んでます)、たくさんの不用品を持っていました。

やはり同じ家にずっと住み続けると、モノを整理する機会がないから、「使っていないもの」がたまりがちです。

「使っていないもの」は「未完了のもの」と言えます。

「使われる物」として、家の中に入ったのに、その使命をはたしていないのですから、物としての役割をきっちり終えていないのです。

カレン・キングストンはやりかけのものはガラクタだと言ってるし、本田健さんも、「幸せに生きている人は、毎日がシンプルで完結している」と書いています。

やりかけのものはガラクタの話⇒あなたが捨てるべき4つのガラクタとは?~カレン・キングストンに学ぶ

日々、完結すべき話⇒検索 梅雨で気分がスッキリしないあなたに~毎日5つだけ捨てて暮しを変える

家の中にあるものは、

●現在進行中のもの
●ちょっと待機してるけど、近い将来活躍する見込みがちゃんと立っているもの

のどれか2つにしておくのが理想です。

「いつか活躍するかもしれないもの」は捨てるべきです。なぜならその「いつか」は来ないから。

「いつか使うかもしれないもの」は「未完了のもの」。
こういうのは家に置いておくべきではないのです。

こんまり先生の言うように、「今までありがとう」と言ってよそに回し、そこで活躍してもらうか、ゴミにするしかありません。

断捨離でたくさん物を捨てたら環境によくない」と言う人がいますが、家の中に不用品を置いておいても、結局いつかは捨てることになります。

早いか遅いかだけの違い。

物は勝手に消えてなくなりはしないのですから。

自分が捨てたら生前整理で、自分で捨てなかったら遺品整理です。

関連⇒生前整理のススメ~すべてを遺品整理に回すより、少しでも生前整理をしておくべき理由とは?

環境を配慮するなら誰か別の人に使ってもらうような処理の仕方をするといいです。

また、自分で今、断捨離すれば、今後無駄なものを買わなくなるので、むしろ環境にちょっぴりよい、とも言えます。

母は自分が「完了していないもの」をためこんでいるとは夢にも思っていません。

「未完了のもの」を私が「捨てろ」というたびに、強い抵抗を示しました。

決まり文句は「もったいない」。

母はなんでも「もったいない」と考えてしまう思考のクセが相当強かったです。


タンスの上のほこりまみれの空き箱

ある日私は、母の洋服ダンスの上にある2つの空き箱に気づきました。椅子に乗って、ほこりまるけのの空き箱をおろしました。

さわりたくもないほこりまるけの箱その1

空き箱

ほこりがたまってる

母は一応箱の正体を知っており、「帯留めが入っていた箱だけど、カラだから捨てていい」と言いました。

さわりたくもないほこりまるけの箱その2

空き箱

これもほこりまるけ

しかし、「こっちの箱は捨ててはいけない」と言いました。

その理由は、「この箱に入っていたラジカセの調子が悪いので、修理に行くとき、この箱に入れる必要があるから」というもの。

修理するときに必要なのは保証書やレシートであって、ほこりまるけの箱じゃないです。

しかもその調子の悪いラジカセは、3年間(母によれば)ここにこうしてぶらさがっていました。

ラジカセ

カレンダーの前にぶらさがるラジカセ

このラジカセ、特売品でものすごく安かったそうです。

しかし、買ったときから、ラジオには雑音が入り、カセットテープも妙にハイピッチな音で再生されるのです。

音が悪いので全然使わず、ここにぶらさげたままだとか。

そんなもの、筆子なら即捨てです。

不良品のラジカセはカレンダーの前という不思議な位置にぶらさがっているので、カレンダーをめくるときにはその存在に気づいていたかもしれません。

しかし、ふだんはこれはここにあるのが普通で、まったく意識にのぼっていなかったと思われます。

いつも見てると、モノは「そこにあるのがあたりまえ」になってしまうのです。

3年間、「いつか修理に持って行こう」と思っていたのかもしれません。

しかし、やはりその「いつか」は来なかったのです。

安物買いの銭失い

母が、自分の手帳を確認したら(母は買ったものをちゃんと手帳につけています)、このラジカセは平成22年の9月に1790円で購入していました。

4年前です。

箱の中には保証書も入っていました。保証期間は1年のみ、1790円という値段を考えると、修理に出すより新しいものを買ったほうがいいです。

「箱も本体も捨てたら?」

と言ったら、母は「念のために」自分のカラオケテープをカセットに入れて、聞いていました。そして、とうとう、

「やっぱり音が変、捨てる」と言いました。

捨てました。

ラジカセ

ラジカセ、箱、コードを捨てた

買った直後から音が変だったのなら、その場で交換に行けばよかったのに。面倒くさかったのでしょうか?安かったからどうでもいいと思ったのでしょうか?

ならばさっさと捨てればよかったのに。

残念ながら「安物買いの銭失い」という結果になりました。

それでも捨てたほうがいいのです。

ラジカセはカレンダーの前にぶらさがっていたので、カレンダーが見にくかったと思います(何のためのカレンダー?)。

それに、こわれたものをぶら下げておくなんて、相当ネガティブエネルギーを出していたに違いありません。

ほこりのふきだまりになっていた箱も捨てられました。

未完了の物が1つ減って、母の心は軽くなったはずです。

この続きはこちら⇒こんまりメソッドか、ふつうの断捨離か?~実録・親の家を片付ける(11)

★後書き
若いころの母はきれい好きで、家事もしっかりやる良妻賢母タイプでした。今でも80すぎのおばあさんにしてはきちんとしているほうだと思います。

何より元気で1人暮らしできているのですからありがたいことです。

絵手紙、カラオケなど趣味も多く、時々近所の老人ホームに慰問に行って歌を歌っています。老人ホームには母より若い方がいらっしゃると思いますが。

趣味が多いのはいいことですが、1つだけ困った趣味があります。本人は困ってないでしょうが、筆子的に困る趣味です。

それは「テレビショッピング」。

今、ずっとテレビショッピングばかり流しているチャンネルがあるんですね。それを毎朝楽しそうに見ていました。


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