シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

服を減らしたいけど、いらない服はないので捨てられない、という相談の回答。


服を断捨離したいと思っているけれど、持っている服は「いる服」ばかりで減りません。どうしたらいいでしょうか、という質問に回答します。

まず、メールを引用しますね。Sさんよりいただきました。

いらない服はないけど、服がありすぎるから減らしたい

件名:選べない服たち。

はじめまして。

筆子さんのツイッターを知り、おーーーっ!!と思う記事がたくさんで、本も買わせていただき、少しずつ快適な暮らしに近づきたいと格闘している40半ばの専業主婦です。

まだ、記事も本も、読み足りないのだとは思うのですが、壁にぶつかりまして、ぜひとも筆子さんのアドバイスをいただきたい!と思いメールさせて頂きました。

私、とにかく服が多いのです。

少し前までずっと服屋で働いていたこともあり、いろいろなジャンルの洋服を日替わりで着ていたので、今になり自分が何を着たいのかもわからないのです。

服は多すぎるのに着る服がない
まさにこれです。

で、処分を試みるも..。

そこで質問です。

いらない服はないのですが、たくさんありすぎるから数を減らしたい。最小限に。でも、その場合の処分対象品がわからないのです。

かといって、じゃあ今週どの服から着たいか?と聞かれても、服がありすぎてどの服が着たいのかもわかりません。

そしてやっかいなことに、私は2年以上着ていない服でもある時フッと着たくなり、着るんです。

もちろん、しみ、毛玉、汚れのあるものは処分したのですが、それでもまだ服に埋もれています。

これといって高い服もないので、値段で手放せないわけでもありません。ちなみに帽子も、ベレーからニット帽までかるく50点ほどあります。

この服にはこの帽子で..みたいに合わせていたので何もかもがアホみたいに多いのです。

かばん、靴下も、タイツも、毎日はいてもゆうに春になる量です。

でもこんなにあっても仕事を辞めた今、ありすぎる服が邪魔なだけな上に、服を選べない自分が嫌でたまりません。

いらない服はないのに、どうしても服をへらしたいんです。

こんな私ですが、ぜひアドバイス頂けたらと思います。

よろしくお願い致します。

Sさん、こんにちは。メールありがとうございます。本も読んでいただき、とてもうれしく思います。

メールを拝見して思うことですが、記事や本を読み足りないというよりも、行動が足りないのです。

捨てる、という行動が。

ごちゃごちゃ言わずに、どんどん捨てることをおすすめします。

以下に、服の断捨離を加速するアドバイスを書かせていただきます。

ゴール設定

ノートに書く

目的地がわからないとたどり着けない。

「服を減らしたい」と思っているのに、実際に減らすことができていないなら、ゴール設定が甘いのかもしれません。

なぜ服を断捨離したいのか、断捨離して手に入れたい生活や状況を明確にしてください。

今、服に埋もれているそうですが、「最終的にはこんなふうになっているとうれしい」という状態を具体的に自分で思い描いてみては?

これがゴールです。できればノートに書くことをおすすめします。

たとえば、洋服の断捨離の目標でよくあるのが

– 手持ちのクローゼット(たんす)におさまる分のみにする

– スーツケースに入る分だけにする

– 自分が本当に好きな服だけを持つ

– ワンシーズン10着のコアアイテムを持つ

これは、「フランス人は10着方式」です。詳しくはこちら⇒『フランス人は10着しか服を持たない』の著者、ジェニファー・L・スコットに学ぶ「10着のワードローブ」(TED)

– ◯◯着(数値目標)だけを持つ

こんなのがあります。

できれば、「来年の今頃までには」などと期限をつけると、より目標を達成しやすくなります。

大きな目標が決まったら、その目標を達成するために、「じゃあ、今、自分はいったい何をしたらいいのか」という小さな課題をリストアップしてください。

尚、衣類の断捨離は人生の目的にはなり得ません。断捨離はよりよい人生を送るためのツール(方法)です。

もしまだ、自分がどんな人生を送りたいのか、どんなところに到達したいのか、将来のビジョンを考えていないのなら、そちらも考えておいてください。

言葉の定義を明確にする

Sさんご自身で、「いる服」「いらない服」「着る服」「最小限」「ガラクタ」という言葉の定義をしっかりしておいてください。

これがわかっていないと、何を捨てたらいいのかわからなくなります。

私はこんな定義をしています。

いる服:ふだん着ている服。あまり出番のない服の場合は、過去1年にちゃんと着用した服。

いらない服:いる服以外のすべての服

着る服:実際に毎日着ている服

最小限:日々の暮らしをするために必要な物だけがある状態(実用的な物だけではなく、心を癒やしてくれる物も含む)。

ガラクタ:自分の家の中にある物で、自分の人生に何の価値ももたらさないもの。それがあることによって、自分のリソース(時間、体力、気力、脳力、お金)を奪われ、本当に大事なことに、自分のエネルギーを注ぎ込めない状態にしているもの。

私の場合、最小限にしようと思って服を減らしたのではなく、着ない服を処分していったら、着る服だけが残り、数も14着と少なめになりました。


Sさんは、「いらない服はない」と書いていますが、本当にそうでしょうか?

手持ちの服が、必要な服であり着る服ばかりなら、毎朝、「何を着ようかしら?」なんて迷うことはないと思います。

必要な服ばかりなのだから、手を伸ばしてその先にある服が、きょう着る服です。

現在、服が多すぎて、その日着る服をさっと選べない、ということは、よけいな服がありすぎることにほかなりません。

ゴミが多すぎて、大事な物に即座にアクセスできないのです。

そのようなゴミは、「いらない服」ではないでしょうか?

2年後にふっと着たくなる服をとっておくために、きょう着るべき服がわからない状態のままでいるのは、優先順位が違うと思います。

今日より、2年後のある日のほうが大事なのですか?

そもそも、2年後生きているかどうかもわかりません。

今を生きる発想をしてください。

こちらの記事をお読みください⇒ミニマルライフのメリット:物を減らすと今を生きることができる理由とは?

こちらもおすすめです⇒マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。

では、以後は、実際に処分する服を決める方法に入ります。

手持ちの服をすべてリストアップしダブリを捨てる

服が多すぎる

何を着たらいいの?

メールには服がどれぐらいあるのか書かれていませんが、かなりあるようですね。アイテムごとに枚数を数えて、ノートに書いてください。

多すぎる物、無駄遣いしているお金、体重など、何かを減らしたかったら、まずすべきことは現状把握です

やり方の参考例として、現在、私が所持している服をリストアップしてみます。

ダウンジャケット 2
(この冬、あまりに寒いのでフードつきで、腰がかくれる丈のを買い足しました。

フリースのパーカ 1

綿のパーカ 1

コットンニットのカーディガン 1

レギンス 2

長袖のトップス 3

半袖のTシャツ 1

黒いパンツ(お出かけ用) 1

カーキの綿パン 1

レインジャケット 1

14着です。

小物は

5本指ソックス 4ペア

ニット帽 2

綿のつば付きの帽子 1

ネックウォーマー 1

手袋 2 (指なしとミトン)

ストール 1

こんなふうに書き出してください。数が多いときは、多少カテゴリー分けすると後の作業がやりやすくなります。

たとえば、長袖のトップスがたくさんあるなら、

タートルネック 2

丸首 2

としてみたり、

コットン 2

化繊 2

というように素材で分けてもいいです。やたらといろいろな色があるなら、色で分けてもいいでしょう。

このようにインベントリー(目録)を作ったら、じっと眺めてください。すると「ちょっと多すぎるかもしれない」と思うアイテムが見つかると思います。

たとえば、私で言えば「長袖のトップスが多すぎるかも」と感じています。おそらく、重複があり、いらない服がひそんでいます。

その後、多すぎるもの、重複しているものをざくざく捨ててください。

今後30回着ると思う服だけを残し他を捨てる

まずこちらの記事で紹介している動画をごらんください⇒死ぬほど素敵なファッション(TED)おしゃれで安い服の大きな代償。

その後、クローゼットやたんすの引き出しをあけてみて、今後30回着る、と思わない服は捨ててください。

繰り返しますが、「2年後のある日、着るかもしれない服」は不用な服です。確実に着ると思う服だけ残してください。

プロジェクト333をやってみる

プロジェクト333とは3ヶ月間、33アイテム(服、小物、アクセサリー、靴を含む)のみ、着用するミニマリストのファッションチャレンジです。

こちらをやってみてください。

わりとおしゃれにこだわる人に好評のチャレンジです。

詳しくはこちらをどうぞ⇒ミニマリストらしいファッションの選び方。プロジェクト333のすすめ。

こんな服はみんな捨てる

多すぎる服

服の山と一生を添い遂げる覚悟ある?

難のある服や、値段がネックになって捨てられない服は処分済みとのことなので、以下の判断基準を使って捨てる服を選んでください。

1.)今日、店でお金を出して買うか?

買わないなら捨ててください。

Sさんは、ブティックにお勤めだったので、多くの服は社員価格で安く手に入れたものだと思います。

しかし、定価もよくご存知でしょう。

定価でその服を今日また買うかどうか考えてください。

2.)5年後、10年後も持って着ていたいか?

5年後、10年後も所持し、大事に着たい、というお気に入りの服は残します。それ以外は処分してください。

3.)引越し先に持っていきたいか?

今の半分のスペースに引っ越すと仮定し、引越し先にも持っていきたいかどうか考えてください。

引越し先は海外を想定するといいでしょう。

輸送費用をかけても新居に運びこみたい服なら残し、その他は捨てます。

4.)過去1年着たか?

着ない服を持っていると、場所がいくらあっても足りません。

過去記事を読む

実は、当ブログに服の捨て方をたくさん書いています。時間があれば、読んでいただくと参考になると思います。

目次を作っていますので、気になるエントリーから読んでください。

洋服を減らしたいならこれを読め:ファッション関連記事のまとめ

ミニマリストのファッションをめざして:服の捨て方まとめ記事その2

少ない服で暮らす知恵:ファッション関連記事のまとめ、その3

Sさんは、自分が着たい服や自分がどういうスタイルを好きかわからないようですから、特に以下の記事をおすすめします。

少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?

本当におしゃれな人の5つの特徴。おしゃれを知って、着ない服を断捨離する。

秋物を買う前にやれ。1日でいらない服を捨てる方法(実例あり)。

何を着たらいいかわからない人は、コーディネートにこだわりすぎていると私は感じています。別にあれこれコーディネートしなくてもいいのです。「着回す」というコンセプトを脳内から捨ててください。

=======

以上をやっていただければ、今より衣類の処分が進むと思います。

ポイントは「いらない服がないわ」と思ったその時点で、思考停止にならないことです。

なぜみんな必要な服に見えるのか、本当にいらない服はないのか、ご自身で掘り下げてください。

現実問題として、服に埋もれて、暮らしにくくなっているのなら、いる服ばかりのわけはありませんよね。


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