シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

これを捨てるとあとで困るかも?そんな不安を克服する4つの方法。



本当はいらない物なのに、なかなか捨てられないのは、「いつかいるかもしれない」「捨てるとあとで困るかもしれない」という不安な気持ちがあるから。

この不安さえなければ断捨離は簡単にできるでしょう。きょうは、この「物を捨てられない不安な気持ち」を克服する方法を4つ紹介します。

1.不安は単なる思い込みだと自分で実証する

「これ、邪魔なんだけど、ないとあとで必要になるかも」。そんなふうに感じるものがあったら、とりあえずすべて箱詰めしてください。

日付を書いて、封もして、物置とか、廊下のはしっこなど、ふだん目にしない場所にしまいます。

後日、その中にしまったものが必要になったら、取りに行ってください。取り出して使ったものは、もとあった場所(棚とか引き出しなど)に戻します。

私は、食器を減らそうと思ったとき、ふだん、あまり使っていないものを全部箱に入れて、階下に持っていきました。たまには、その箱に取りに行ったこともありましたが、ほとんどの物は半年後に寄付センター行きとなりました。

「なんだかみんな必要な気がする」と思うなら、こんなふうに、強制的に部屋の外から出してみると、本当に必要なのかどうかわかります。

実はこうに書いても実際に実行する人は少ないです。ふん、ふんと読んで終わりです。だからいつまでたっても片付かないのです。

まず、食器、洋服、CD、ボールペンなど、自分が過剰に持ちすぎていると思うもので、やってみてください。

「ほとんどいらない物だ」とわかります。

奥のほうにしまいこみすぎて、箱の存在を忘れないように。

箱詰め実験をする期間は3ヶ月、半年など自分で決めればいいです。1年使わなかったら、もう使いません。

ここで、「いや、5年後、10年後に使うかも」「子どもが大きくなったときに」「孫が生まれた時に」とうじうじ考える人は、さらに読み進めてください。

2.ロジカルシンキングをする

ロジカルシンキング(logical thinking)とは、論理的思考ということ。捨てようとするとき、実際に「考える」という行為をしてください。

「これがないとあとで困る」「いつかいるかもしれない」と思うのは、ロジカルシンキングではありません。単に感情的な思い込みに突き動かされた反応をしているだけです。

これがないとあとで困る、と思うのなら、なぜあとで困るのか、その理由を少なくとも3つは出してください。それから、どのように困るのか、その状況も具体的に3つ出してください。

もし似たようなものを2つ持っているのなら、別に困りません。

2ついっぺんにこわれる可能性は、論理的に考えると、とても低いのではないでしょうか?

さらに、「あとで」の「あと」はいったいいつなのか、これも明確にしてください。

困ったとき、どうにか工夫できる余地はないでしょうか?

「捨てられない」と思ったら、ちょっと一息ついて、よく考えてください。本当に後日、必要になるのかどうか。

必要になるシーンが全く思い浮かばないものはもちろんのこと、かなり無理しないと、必要な状況を設定できないなら、それはもういらない物です。

断捨離できます。

人はいったん自分のものにした物は、捨てたくないと思います。この気持ちの多くは、単なる心理的な反応です⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

広告を見て、必要でもないし、ほしくもない物を、どんどん買ってしまうのも、感情的な反応です。こういう行動には、「思考」が欠如しています。

ちょっと意識的になって、考えてみれば、よけいな物を買うことは減るし、不用になったものを捨てることも簡単になります。


3.一番大切なものは何なのか再確認

「これ、いつかいるかもしれない」という気持ちは、ほとんどの場合、捨てたくないから思いつく言い訳です。

なぜ捨てたくないのか?

2番で書いたように、一度手にしたものは、よい物に思えてしまうのです。しかも、お金を払って買ったものは、みんな価値のあるものに思えてしまいます。

「物は大事、だから捨てたくない」そんな気持ちが、「いつかいるよね」という言い訳を生み、手放すことができません。

しかし、もちろん、この世で一番大事なのは物ではありません。

物より自分のほうが大事なはずです。自分が快適に暮らせることのほうが、たくさんの物をためこむことよりずっと大切なのではないですか?

こんなあたりまえのことを、多くの人は忘れています。

物より自分のほうが大事ですから、物よりスペースのほうが大事なのです。

どんなに高価な物や便利な物がたくさんあったところで、それで、居住スペースがいっぱいになっていたら、暮らしにくいだけ。

自分が快適に暮らせるはずの空間を、たくさんの物が侵食しているのなら、どんなに「いつか使うかも」「持ってると役にたつかも」と思っても、捨てるべきなのです。

あたりまえすぎる事実ですが、気づいていない人が多いので、繰り返します。

物より自分のほうが大事です。

恐怖を手放す方法はこちら⇒不安や恐怖のせいで物が捨てられない。恐れる心とうまくつきあう方法
「いつかいる」と思う人

4.いつ来るかわからない「いつか」より今にフォーカス

「もしかしたらそのうち使うかもしれない」「持っているとそのうち役にたつときが来る」。こんなふうに思って、すでに成人した子どもが小さいころ着ていた服を持っていませんか?

こういう人は、いつくるかわからない「いつか」ではなく、もっと今の暮らしに意識をむけるべきです。

今、実際に自分の家で何が起こっているのか客観的に考えてください。

「いつ使うかわからないけど、とりあえず持っておきたい」。そんなものがいっぱいあると、以下のような困ったことがおこります。

●掃除がしにくい⇒部屋が不潔に⇒ほこりやダニが発生⇒アレルギーで、万年花粉症状態。

●探しものをすることが多い⇒ストレスがたまるし、時間も失う。イライラして子どもにあたり、子どもは泣き出し、ますますイライラが募る。

●探しものをすることが多い⇒会社に遅刻する⇒上司に叱責され、一日が台無しになる。目の前の仕事に集中できず、失敗続き。イライラが募り、仕事帰りによけいな服を衝動買いし、また服が増える

●視覚的ノイズがいっぱい⇒ストレスがいっぱいで、まったくくつろげないし、やるべき家事にも集中できない。何も実のあることをしないうちに1日が終わり、1ヶ月が終わり、3ヶ月がすぎ、半年たち、1年が終わり、やはり汚部屋のままである。

●物がいっぱいで、欲しいものがさっと見つからない⇒すでに家に何個もある物をまた買う。「100均で安くあげよう」と思って出かけるが、「100円は安い」という気持ちがあるため、余計な物を買ってしまい、軽く3千円ぐらい浪費する。

以上にあげた状況にはすべて共通点があります。

自分が「家にあふれる余計な物たち」、つまり「ガラクタ」にコントロールされている、ということです。

家にガラクタをためている人はセルフエスティームが低い人が多いです。

セルフエスティームとは?⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴

自分のことを好きになれないのは、自分で自分の人生の舵をとっておらず、周囲にあるガラクタに、次の展開を決めさせているからです。

それもこれも、いつ来るかわからない「いつか」のために、ろくに使いもしない物をたくさんためこんでいるからなのです。
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「不用な物」は少しずつ、その持ち主から「生きる力」「自分で自分の環境をコントロールする力」を奪っていきます。

ついには完全な汚部屋となり、その部屋の住人はすっかり途方に暮れ、もう逃げ出すしかない、と追い詰められるでしょう。

「そのうち、いるから」なんて甘いことを言って、不用品を手元におくことは、実は、とても恐ろしいことなのです。


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