シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

汚れた食器をシンクにためこまない4つの方法。洗い物が嫌いでも大丈夫。



流しをきれいにしたほうがいい、とわかっているが、めんどうで、どうしても、汚れた食器がたまってしまう、というメールをいただきました。

洗い物が嫌いでしたくない、というわけです。

今回は、たとえ、洗い物が嫌いでも、食事のあとに、すみやかに食器を片付けられる秘訣を4つお伝えします。実践的アドバイスもたくさん書きますよ。

1.習慣を変える

食後すぐに、食器を洗うのも、洗わずに、一晩も二晩も放置するのも、生活習慣のせいです。

すぐに洗う習慣をつければいいのです。

「食後すぐに食器を洗う」という新しい習慣を身につけるだけなので、たとえば、禁煙や、買い物依存をやめることよりはずっと簡単です。

習慣は、きっかけ⇒ルーティン⇒報酬というループで進みます。

習慣のルーティンが初耳の人は以下の記事をどうぞ:
今の自分を変えたい。3Rで新しい習慣を身につける方法

悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。

「食事の終わり」をきっかけにして、食器を洗ってください。報酬は、「スッキリとしたきれいなシンクを見て、満足感を感じること」です。

それだけで足りないようなら、好きな本を読むとか、ふだんは飲まない上等なお茶を飲むなど、自分でご褒美を設定してください。

最初の2~3日は、ちょっと意識的に、食器洗いに向かう必要がありますが、そのうち慣れます。

ちゃんと食器洗いができた日は、手帳にシールを貼ったり、「よくできました」という花丸のスタンプを押すのもおすすめです。

子どもによくやることですが、大人でも、効果のあるインセンティブです。

インセンティブとは、特定の行動を促す動機付けです。

赤い大きな丸いシールを買ってきて、毎晩、食器洗いをしたらシールを貼ってください。赤丸や花丸がたまってくると、うれしいものです。

洗い物

洗い物は心落ち着く楽しい作業。

2.食器を洗いやすい状況にする

なぜいつも自分が汚れた食器をためてしまうのか、その理由を考えて、原因をなくしてください。以下に、私が思いつく「食器洗いをすぐにやりたくない理由」と、その対策を書いていきます。

おなかいっぱいで動きたくない⇒食べ過ぎです。腹八分目におさえてください。

テレビが楽しくて食卓から立てない⇒食事中はテレビを見ないでください。食後、家族がテレビをつけたら、それをきっかけにシンクに行ってください。

食事中にテレビを見ると、食事に集中できないので、おすすめしません。

食後に晩酌するので酔っ払って動けない⇒私はお酒を飲まないので、コンスタントにアルコールを摂取している人の生活が想像できないのですが、食べ終わって、食器を下げて洗ってから飲み始めてはどうでしょうか?

それでもグラスやとっくりの洗い物は出ますが、食器の洗い物の量に比べればましでしょう。

油がベトベトしてさわりたくない⇒こんなのは、単なるわがままというか、言い訳だと思いますが、ベトベトがいやなら、油っぽい料理を作らなければいいのです。

とにかくめんどくさい⇒めんどくさいことから逃げていると、頭がぼけるだけ。ちょっとめんどくさいことをやらないと、精神や脳が鍛えられません。

そもそも、掃除をしたり、ゴミを捨てたり、汚れた食器を洗うことは、めんどくさくて、辛い仕事ではなく、自分や家族の生活の質を高めてくれるありがたいタスクなのです。

こういう日々の家事をきっちりやっていると、セルフエスティームがあがります。小さなタスクをできない人は、大きなこともできません。

洗うものが多くて作業が大変(な気がする)⇒食器の数を減らします。

日本の食事はすごくたくさん食器を使います。何もかもワンプレートにしてしまえば、洗う食器の数が減ります。

ワンプレートにできないまでも、無駄に余計な食器を使っていないか、一度考えてみてください。メニューの工夫も必要かもしれません。

関連記事⇒なぜ日本人はこんなに食器を持っているの?~食器が増える理由と増やさない方法

手荒れするからいや⇒ゴム手袋をして洗ってください。

時間がもったいない⇒「時間がないから、食器洗いができない」と言いながら、汚れた食器をためると、あとでもっと時間をかけて、片付けることになります。

時間は誰でも1日24時間あるので、「時間がない」と言うとき、それは、「私にとって食器を洗うことはとても優先順位の低いことだ」という意味です。

ということは、食器洗いの優先順位をあげればいいのです。

そのために、「洗い物は、どうしてもやらなければならない、おもしろくもなんともない、辛い作業」という思考を捨ててください。

洗い物は食事をしながら生きていく限り、しなければならないことです。生きることを選択したのなら、洗い物もついてくるのです。

もちろん、全食外食にするという選択をすれば、この作業から免れることができます。しかし、多くの主婦は家族と共に生きることを選択したのですから、洗い物という作業はどうしても発生します。

しなければならないことを、後回しすると、未処理案件がどんどん増えて、心の中で重荷になっていきます。


3.すぐに食器を洗わない弊害を知っておく

まとめて洗ったほうが、時間、水道代、洗剤、労力が節約できると言って、その都度食器を洗わない人がいます。

確かに同じ作業はまとめてやったほうが、効率がいいです。

しかし、食器洗いは、まめにやらないと、上で書いた「心の重荷になる」こと以外に、こんな弊害があります。

不衛生である
季節や、周囲の環境にもよりますが、汚れた食器を長時間、つけ置きしておくとバイキンが発生します。1時間ぐらいなら大丈夫です。しかし、一晩置くと、びっくりするほど細菌が繁殖します。

つけ置き洗いでどの程度、細菌が増えるのか実験した結果はこうです。

衛生微生物研究センターが行った実験は、7~8月に、水を張ったボウルに肉や魚、ごはん、野菜をそれぞれ1~5グラム入れ、食器とともに室温で10時間放置した。その結果、食器をつけた水にブドウ球菌や大腸菌の一種などが増えて、「キッチンの排水口並み」になった。

食器にも同じぐらいの菌が付着しているとみられ、スポンジに洗剤をつけて洗っても、最大でも1000分の1程度にしか菌が減らなかった。また、弁当箱のふち部分など、洗いにくい個所は菌が残りやすいため、10分の1程度にしか減らなかったという。

引用元⇒全文表示 | 食器の「つけ置き洗い」はダメ 菌うじゃうじゃ「排水口並み」汚さ : J-CASTニュース

これはあくまで実験なので、ここまで増えないかもしれません。ですが、習慣的に長時間つけ置き洗いしている家に住んでいる人は、お腹が痛くなるなどのトラブルに見舞われやすいと言えるでしょう。

汚れた食器のつけ置きが食中毒の原因になることもあるのです。

仕事が大変になる
1回分の食器をその都度洗うより、まとめて洗うほうが大変なのは当然のことです。食器が大量になっているので、「やだわ~」という気持ちも増幅するでしょう。

洗う枚数が増えるだけでなく、汚れは確実に落ちにくくなっています。

コストがかかる
その都度洗いとまとめ洗いでどのぐらいコストが違うか、実際に計測してみなければわかりません。

しかし、常識から考えて、汚れが付着しているので、まとめ洗いするほうが、お湯、洗剤、ごしごしこする労力、すべてがより多く必要ではないでしょうか?

スポンジだって早くすり減るでしょう。

ちなみに、スポンジはあまり清潔ではないので、使わないほうがいいです⇒今すぐキッチンから断捨離したい4つの古いもの 「1.台所用のスポンジ」をお読みください。

●家族の心に暗い影がさす
誰でも、汚れた食器が山積みになっているシンクを見るより、すっきりピカピカのシンクを見るほうがうれしいものです。

ガラクタは視覚的ノイズとなり、ストレスを生み出します。それは食器でも同じこと。

台所は、家族が毎日入る場所。ここに視覚的ノイズがあると、自分だけでなく、家族の心身の健康にもよくありません。

シンクを洗うと家がきれいになっていく⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)

4.自分1人で洗わない

一人暮らしの人は仕方ありませんが、家族と暮らしているなら、何も毎回毎回、自分が洗う必要はありません。

大家族で、すごく食器が出る場合、何もかも自分でやろうとするとやはり大変ですよね。

仕事を分担すればいいのです。以下に、分担するアイデアをいくつかあげます。

料理を作らなかった人が洗う
作った人は、洗わなくていいというルールをもうけます。これはよくあることです。奥さんが料理を作って、ご主人が後片付けするパターンです。

全員で後片付けをする
食器を下げる、食卓をふくこと、洗い物、食器をしまうこと、すべてを分担します。言うなればチームプレーです。

子どもにもしっかり手伝ってもらいましょう。

お手伝い

子どもと一緒に洗うのも楽しいもの。台所が狭いとできませんが。

当番制にする
曜日で変えたり、1週間毎に変えたり、自分が残業の日は、ご主人が洗う、など。

うちは、3人しかいないし、使う食器が少ないので、基本、私が洗っていますが、休日のブランチなど、夫が勝手に作るものは、夫が自分で洗っています。

食器の洗い方でもめてうんざりすることもありますが、かなり助かっています。

食器洗い機を導入する
あまりに大家族なら、食器洗い機を導入するのもいいと思います。私はミニマリストなので、「食器洗い機なんて場所を取るだけ。いらない」と思うわけですが、家庭によっては、ひじょうに便利に使うことができるでしょう。

家政婦を雇う
ほかにやりことがたくさんあって、どうしても食器洗いの優先順位をあげることができない場合、お金を使って人にやってもらう手もあります。

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今回は書きませんでしたが、食器洗いそのものを楽しくするというのも、1つの方法です。

家族全員でおしゃべりしながら片付ければ、楽しいだろうし、1人なら、音楽を聞きながらやる、という手もあります。

私は、食器を洗うのは苦になりません。何かをきれいにしたり、片付けるのは楽しいことです。

お皿をふいているときは、ラジオ講座をよく聞いています。これはこれで、また楽しいです。

汚れ物でいっぱいのシンクを放置するのも、その人の選択です。自分でそういう人生を選択したいなら、それもいいでしょう。

けれども、きれいに整った、暮らしやすい環境に住むことを選んだほうが、生活の質はあがるのではないでしょうか?


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