シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

必要なものといらないものがわからない時の4つの判断の仕方。



シンプルライフを目指しているらしい40歳の主婦の方からの質問にお答えします。いるものといらないものがわからないので、その判断基準を教えてほしい、という主旨です。

この方はメールに4つ質問を書かれていました。今回は、1個だけお答えします。

まずメールをシェアしますね。Oさんからいただきました。

いるものといらないものがわからないんですけど

件名:はじめまして。

筆子さん

はじめまして。

最近筆子ジャーナルを知った者です。

まだ読み始めて浅いのですが、私が知りたかったことが一杯で読みふけっています。

私は40歳になったのですが、筆子さんの記事を読み10年後どうなりたいか考えた時、筆子さんのような考えを持って生きていたいと思っています。

特に35歳で仕事をやめてから、専業主婦でぐーたらな暮らしをしていたので、筆子さんのお話が自分のことのように思えて、もしかしたら私もできるかもしれないと勇気を頂きました。ありがとうございます。

それで、疑問に思ったことがあったので質問してもいいでしょうか?
(といいつつ、書いてしまってます・・・。)

[—- 最初の2つの質問は省略します—-]

本当に必要なものといらないものの境界線が難しいです。

お稽古事にかかる費用、本とか、あとで無駄だったり逆に買っといてよかったとかいろいろあります。どう決めていられるのでしょう?

私の場合、無理なところもあるのかなって思ってます。

[—- 最後の質問も省略します—-]

まだ読んでない筆子さんの記事を読んで、これからも元気もらって楽しく生きてこうと思います。メッセージ読んでくださってありがとうございます。

Oさん、メールありがとうございます。

なるほど、私がズボラ主婦なので、自分にもできるかもしれない、と思っておられるわけですね。大丈夫です。私程度ならなれると思います。

10年後といわず、今この瞬間に考え方を変えてください。10年後、生きているとは限りません。

さて、お稽古ごとをするのが無駄なのか、必要なのか、わからないということでしょうかね?

お稽古ごとは、そのサービスに対してお金を払っているので、べつにあとで役立たたなくても、習っていた時間、楽しかったのなら、それはそれでいいと思います。

ただ、楽しくもない、そのスキルを身に着けたくもない、単に友だちにつきあって惰性で通っている、この時間、ほかにやりたいことがある、全くもって時間の無駄だ、なんて状況ならやめたほうがいいでしょう。

本など物理的な物の捨て基準に関しては、すでにブログにたくさん記事を書いています。たとえばこんな記事です。

こんな物は今すぐ断捨離できる~使える7つの捨て基準

年末こそ断捨離に決着を。私が物を捨てられた4つの判断基準とは?

断捨離する物にやたらと迷う人向け、捨てる物チェックリスト。

ブログを読むのが面倒くさい場合は、本を読むこともできます。私は「1週間で8割捨てる技術」という本にさまざまな物の捨て方を書いています。

本の説明⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」3月5日より予約開始

この本11ヶ月ぐらい前の発売です。「まだ本屋さんに並んでいる」という情報を読者の方からいただきましたので、たぶんお近くの本屋さんにあります。

買って読んでいただいたり、図書館で借りて読んでもらうと、いらない物について理解が深まるでしょう。

とはいえ「本を読むのも面倒、一言で教えて」ということかもしれないので、この記事では、改めて、いる、いらないを決めている私の方法を4つお伝えします。

1.客観的基準を持ち込む

私はよく客観的な基準で選んでいます。自分で考えて、どれが必要で、どれがいらないものなのかわからないときは、客観的なものさしを用意しておくと、決めやすいです。

客観的な基準の例:

・1年使わなかったものはもういらないと判断して捨てる

・同じ用途の服が2着以上あったら1着だけ残してあとは捨てる

・3年以上箱に入れっぱなしだった思い出の品は全捨てする

・賞味期限が切れている薬や食品は捨てる

・ショップの袋やおまけなど、欲しくて買ったものにくっついてきただけのものは捨てる。

ただし、こうした客観的な基準を使う方法も万能ではありません。なぜならその基準の適用をするのは、自分であり、必ず主観が働くからです。

2.今の生活に役立っているか?

今の自分の生活に役立っているものだけを残しています。

あとになって、「やっぱりこれがあってよかった」と思うことはもちろんあるでしょう。しかし、それを捨てないことによって、心身ともにダメージを受ける可能性だって充分あります。

しかし、人はそのダメージをまったく見積もりません。基本的に物を捨てたくないからです。

物を抱え込むことで起きる損害についてはこちらに書いています⇒買い物の支払いは代金だけじゃない。余計な物が生み出す5つの損害。

先のことを見越すなら、メリットとデメリット、両方を公平に考えてください。


本ならこんなふうに書き出してみます。

◆もう読み終わって、今後も読みそうにない本を持ち続けるメリット

・今捨てなくていいから、心が痛まないしめんどくさくない。

・友だちが来て本箱を見たとき、インテリに思われる。

・来年の今頃読みたくなるかもしれないので、そのときあると新しいのを買わなくてすむ。

・もしかしたら夫が「読みたい」と言うかもしれない。その時に役立つ。

・もしかしたら絶版になって、15年後にヤフオクで定価より高く売れるかもしれない。

◆持ち続けるデメリット

・本箱のぐしゃぐしゃを解決できない。

・見栄を張る生活から足を洗う機会を失う。

・見るたびに、「読んでない本をいつまでも持っている罪悪感」にとらわれる。

・夫に「いつになったら本箱を整理するんだ」と言われるかもしれない。

・来年の今頃、また断捨離をして、「捨てる、捨てない」で迷うことになる。

捨てるメリット、デメリットを書き出してもいいです。

書き出したら、それぞれをじっくり読んで、できるだけ客観的に、それを捨てたほうがいいのか捨てないほうがいいのか判断します。

3.自分を幸せにしてくれるか?

家の中にあるものは、できれば、自分の気持ちを楽しませてくれたり、豊かにしてくれるものにしています。マイナス感情を引き起こすものは手放します。

たとえば、1年に1度や2度は使うことがある調理雑貨でも、引き出しの中でぐしゃぐしゃになっていて、もっと頻繁に使うものを取り出すのを邪魔しているなら、断捨離を検討します。

多すぎる小物は管理が大変なので、できるだけ間引くようにしています。

洋服も、「50歳半ばの主婦はこんなおしゃれをしたほうがいい」とか「こんなコーディネートがおすすめ」という世間の意見に従うのではなく、自分が着ていて楽で、自分らしいと思うものを選んでいます。

世間では「着回し、着回し」とうるさいです。

こういう考え方に従うから、服が増えてしまうのではないでしょうか?

できるだけ目先の違うコーディネートを死守するために、ほんとうはいつもパンツ(ズボンのこと)をはきたいのに、スカートを買って、たまに無理に着てみたりするのです。

1つひとつの物を見て、「私はこれを無理して持っているんじゃないかなあ」と考えてみると、本心では「べつに欲しいから持っていたわけではなかった」という物が見つかります。

いしだあゆみさんも、還暦をきっかけに所持品を見直したとき、「自分は無理をしていたのがわかった」と語っています⇒いしだあゆみさんに学ぶ、60歳からの断捨離とミニマルライフ

4.こうなりたい、と思う人生に貢献しているか?

なんだか不調

本当に必要なものって?

今の生活だけでなく、ちょっと先の自分の理想の暮らしに貢献しそうにない物は捨てています。

私は年始に目標を立てたり、30日間チャレンジをしています。

こんなふうに生きていきたいな、こんな習慣を見につけたいな、こんなクセは直したいな、と考えて、自分なりのチャレンジをしているのです。

30日間チャレンジとは⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)

こうしたチャレンジを積み重ねて目指している暮らしの実現を、著しく邪魔するものは捨てています。

たとえば、私は健康で豊かな老後を送りたい、と思ったので、カフェインをやめました⇒カフェインの本当の恐ろしさにせまる~私がカフェインをやめた理由とは?

同様の理由で加工食品、特に甘いお菓子はなるべく食べないようにしています。私の人生からほぼ断捨離したわけです。たまには食べていますが、以前の自分と比べたら、格段に消費量が減りました。

以前は、毎朝10時頃、自分で作った焼き菓子をおやつに食べていました。3時にも。

カフェインをやめたから、紅茶ポットとかクリーマーも捨てました。それらはまだ充分使えるものでしたが、自分は使わないし、自分のこれからの人生に必要ないから捨てたのです。

最後に:うまく捨てるコツは完璧主義を手放すこと

捨てる、捨てないの判断をするとき、完璧を求めないでください。

人間は失敗をする生き物です。生きるとは失敗すること、と言えるほど。ふだんの生活を振り返ってみると、「ああ、これは失敗だったかも。ここを気をつければ、こういうふうにできたかもしれない」と思うことはいくらでもあります。

それがふつうですよね。

ところが、こと、断捨離に関しては、たくさんの人が、「失敗しない断捨離」「後悔しない断捨離」にこだわっています。

だから、「捨てても後悔しないものリスト」とか、「捨てる判断チェックシート」みたいなものを求めているし、「自分に合ったよりよい捨て方」を知りたくて、片づけ本ジプシーになります。

ですが、人生の仕組みを考えてみると、何をやっても失敗や後悔はセットでついてくるのです。

ほかのことで過ちを重ねている人が、なぜ片付けに関してだけ、異様に失敗を怖れるのか?

物に執着しすぎて、捨てたくないので、「失敗しないために」という断捨離を決行しない理由を用意しているのではないでしょうか?

捨てるとき失敗してもいいのです。失敗しないと何も学べません。

「あとで、あれ捨てるんじゃなかったと思うかもしれない」なんてことを心配して現状維持を決め込むと、暮らしは全く変わりません。

「別に失敗してもいい、何とかなる」と思って捨てたほうが、前進できます。

実際、何とかなります。

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以上、私がいるもの、いらないものを見極めるよりどころをお伝えしました。Oさんは、「私の場合、無理なところもあるのかなって思ってます」と書いていますね。

自分で無理だと思ったらなかなか実現しません。

なぜ無理なのか、その点について掘り下げてみると、「ああ、ここをこんなふうにすれば、別に無理ではないよね」と解決の糸口が見つかります。

お試しください。


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