シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

断捨離の天敵、無料サンプルや値引き品の誘惑に打ち勝つ5つの方法



家の中にガラクタがたまってしまう理由はいろいろあります。モノを買ってしまうからいけないのですが、私の場合は、ただでもらったものも大量に断捨離するはめになりました。

無料のものやセール品は、実は断捨離の大敵です。今回は「ただのモノ」や「値引き品」の誘惑に打ち勝つ方法を5つお伝えします。

無料のものや値引きされたものが好きだった筆子

付録が好きな少女

私は付録、おまけ、粗品に弱いタイプでした。高校生ぐらいの時から、雑誌で、「無料サンプル進呈」とか「無料お試しセット」「無料のレシピブックプレゼント中」という文字を発見すると、いそいそと葉書きを書いていました。

考えてみると、この「無料に弱い性向」は幼い時からありました。

子どものころ、付録目当てで月刊誌「りぼん」をよく買っていました。厳密に言うと付録は無料ではありません。しかし「本体にお金を払っており、付録にはお金を払っていない」という錯覚に陥っていたのです。

付録目当てで買っているのに、ほとんどの付録をもったいなくて使うことができずためこんでいました。

なんというわけのわからない行動でしょうか?

付録がほしくて買っているのに、使わずにためこみ、何10年もたってから断捨離したのです。

付録のシールが使えなかった話⇒気をつけて!くさらない物も賞味期限を過ぎるとガラクタに~もったいなくてシールが捨てられなかった愚か者の独白

「りぼん」は愛読者全員プレゼントというのをよくやっていました。

応募券(ページのはしっこに印刷されている赤い三角形のマーク)を2ヶ月とか3ヶ月分ためて、それを官製はがきに貼って編集部に送ると全員にもれなくもらえるプレゼント企画です。

何をもらったのか忘れましたが、ポーチとか、ハンカチなんかだったと思います。それをもらわないと生きていけないからではなく、全員プレゼントだから「もらわんと損だがね」と思っていたのです。

三つ子の魂100まででしょうか?

10年ぐらい前も懸賞にこって、いろいろ無料でもらっていました。

懸賞でガラクタを増やした話はこちら⇒筆子の物を増やした3つの危険な習慣とは?~ミニマリストへの道(10)

無料とはいえ懸賞に応募する時間や労力はかかっています。考えてみればもったいない時間の使い方でした。

ほとんどすべて断捨離しましたから。

値引き品や福袋が好きな女

セールに興奮する女性

無料でなくても、ちょっと値引きされていると心踊るほうでした。

人混みが嫌いなのでわざわざバーゲンには行きませんが、たまたま売り場にいるとき「セール」や「今だけ3割引き」「半額」という広告を見たり、呼び声を聞くとふらふらと引き寄せられていました。

実際、セールで買ったものもたくさんあります。衝動買いですから手に入れた喜びは長続きしません。こうしたものもみんな捨てました。

福袋も好きでした。福袋は、値段が3000円でも、中身の定価を足し算するとその5倍の価格相当のものが入っている、という代物です。

福袋の場合は「お得だから」というより、中身がわからない闇鍋のわくわく感に魅せられていました。

まともにお金を出して買ってもよく失敗するのに、福袋なんて、負けるとわかっている賭けに出るようなものです。

お金の大切さと、断捨離の大変さと、ゴミを出す罪悪感をひしひしと感じている今は、無料のものや福袋には手を出しません

ただのモノや、値引きされたモノは、買ったときはお得でも、結局あとで大きな代償を払わなければなりません。

たとえ手に入れたときは「無料」でも、家に入れてしまうともう「無料」ではなくなります。家の中のスペースを取りますし、モノがいっぱいで混みあうと、自分が本当に必要なものにアクセスしづらくなります。

要するに管理や探しものに時間をとられるのです。

ただより高いものはない。

断捨離したかったら、無料のもの、値引き品に安易に手を出してはいけません。

とはいえ、無料のものに弱い人、多いですよね。私も今でも「無料」と聞くと、耳がぴくっとなります。

しかし、以下のような対策を講じて、家の中に入れないようにしていますよ。



■無料のものや値引き品の誘惑に打ち勝つ方法

1.それを家に持ち帰る前にこう自問自答する

無料のものなら「もしこれが無料じゃなかったら、自分は買うのか?」、値引き品なら「もしこれが定価だったら自分は買うのか?」と心に問いてみます。

答えが「いいえ」なら家に連れ帰るのはやめます。

ディスカウント品を買うのは悪いことではありません。節約したいなら値引き品をうまく利用すべきです。

しかしそれにはある程度の下調べと計画性が必要。ここに本当に必要でほしいものがあり、それを値引きで買うなら、それは「上手な買い物」です。

買ったものが食品などの消耗品なら必ず消費するでしょうし、消耗品でないなら、末永く大事にすることでしょう。

何の予定もしていなかったのに、突然「フリーアイテム」や「セール品」に出会ったら、必ず上の質問をしてください。

2.割引券は、実は割引券ではないことを知る

私は昔、東急ハンズの50円の割引券を使いたいがために、すでに家にペンやノートがいっぱいあるのに、新しい複合ペンや、ノートを買っていました。

そういう文房具はガラクタとなり、私の住環境を悪化させ、ストレスを増やし、時間をうばったあげくに、断捨離されました。

うっかり割引券をもらってしまったばっかりに起きた悪夢のようなできごとです。

この手の割引券に弱い人は、最初から割引券をもらうべきではありません。すでに手元にあるなら捨てましょう。

現在の私は、郵便でクーポン券が届いても、ごみ箱に即捨てします。買わない生活をしていますから。

そこまでできない人は、割引券を割引券と考えないようにしてみては? その券を持っているせいで買い物をしなければならないのですから、「支払い券」と呼ぶべきです。

これは楽天市場の期間限定ポイントも同じです。「期間限定支払い義務発生ポイント」と考えてください。

3.買い物する前は必ず紙にリストアップ

計画的な買い物をしている人は、値引きの誘惑に強い身体を持っています。そこで買い物に行く前に、買うものを必ずノートに書いてください。

食料品を買う前は、たいていの人が、買い物メモを用意すると思います。洋服も靴もバッグも化粧品もおもちゃも、すべての買い物にこれをやるのです。

私はほしいもの、買うべきものがあるときは付せんに書いて紙に貼っておきます。絶対すぐには買いません。2ヶ月ぐらいは寝かせます。

ノートに書く

書くことはどんなことにも有効です

4.レジャーやエンターテイメントとして買い物をしない

断捨離中なのに、ふらふらと100円ショップ、アウトレットショップ、コストコに行く人がいます。

店に行かなくても、アマゾンや楽天市場をぼーっと見たり。

これは自殺行為です。

考えてもみてください。ダイエット中に、焼きたてのほかほかがおいしい手作りパン屋さんにあなたは行くでしょうか?

もしこれ以上ガラクタをためたくないなら、買い物や値引き品を探す趣味を断ちましょう。

買わない生活にシフトする方法はこちらに書いています⇒買い物する習慣をやめる5つの方法。買わない人になって断捨離も節約も加速する

5.モノの本当の価値を知る

人はしばしば「無料」のものは「価値」があると考えがちです。これは間違っています。

モノの値段は、そのモノの価値ではありません。モノに値段がついていないと、売り買いができないので、ついているだけの話。

モノは、あなたの暮しを便利にしたり、幸せにしたり、快適にしたり、自由を与えてくれて初めて価値があるのです。

化粧品屋さんで、「ポーチがついてくるから」と、よくわからないままに化粧水や乳液を買ってしまうことはないでしょうか?

ポーチそのものは無料かもしれませんが、すでに化粧ポーチを持っていたら、出番がなく、洗面所や部屋の中で邪魔になるだけ。

このポーチに価値はありません。

価値がないどころか、「せっかくもらったのに使わなくてもったいない」と思い、「●●入れには使えるかも」と、そのへんに転がっている、これまたガラクタっぽい無料サンプルを入れたり出したりして、時間や労力を使うので、むしろ負の価値があると言えます。

無駄なモノは無駄を再生産するのです。

価値のないものは、いくら無料でも家に入れるべきではないのです。

価値と価格の違いって?⇒価格と価値の違いを知れば、余計な物も浪費も減る。

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無料のものや値引き品はガラクタになりやすいです。本当に欲しくて手に入れるわけではないからです。

家に入れたあと、使い勝手が今1つでも「無料だからまあいいか」とか「値引き品だったし、こんなものかしら」と妥協して、そのへんにぽいっと放置してしまいます。

たとえ無料でも、その品物を作るのに、資源が使われ、大勢の人々が時間や労力を投資しています。

安いものなら、尚さら「最後まで面倒をみる」覚悟を持って、家に入れるべきなのです。


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