シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

買えなくなるのが怖くて買いだめする人へ。ストック癖を治す5つの方法。



読者の方からストック癖を治すにはどうしたらいいのか、というご相談をいただきました。この記事で回答します。

ストックするといってもいろいろあります。食品、洗剤、タオル、シャンプー、トイレットペーパーなどの日用品を買いだめする人は多いですね。

この方の場合は靴と下着だそうです。

まずメールをシェアします。ヒロコさんよりいただきました。ヒロコさん、メールを差し上げましたが、返ってきましたので、こちらの記事を読んでください。

手に入らなくなるのが怖くて買いだめしてしまいます

件名:靴や下着のストック癖の相談です

筆子様、はじめまして。毎日の記事、楽しく読ませて頂いております。私は主人の両親と同居・自営業・兼業農家の54歳です。

私は物、特に下着や靴に対するストライクゾーンがとても狭く、滅多に気に入ったものに出会えないので、出会えたら、取り敢えず2つ買います。

そして、使っているうちに本当に良いと思うと、手に入らなくなるのが怖くて、ストックに何個も買い込んでしまいます。

食品や日用品のストックのパントリーチャレンジは継続して、何とかストックの戸棚に余裕ができて来ましたが、下着や靴のストックがやめられません。

それらを消費しているうちはいいのですが、身体のサイズが変わる、ストックしている品の新バージョンが発売されてそちらが欲しくなる…と言った筆子様の記事そのものの生活を送ってしまっています。

同じような物を探す気力も体力も失いつつあるこの年齢に、買えなくなるかも?と思うと強迫観念が襲って来ます。

お気に入りが見つかるまでの、間に合わせの物を使うのもすごいストレスです。

どうやったら、「お気に入りが買えなくなっても、同じような品がまた手に入る」と思えるようになるでしょうか?

幼稚な相談、申し訳ありません(^_^;)

これからも、筆子様の記事、楽しみに待っております。

ヒロコさん、メールありがとうございます。別に幼稚な質問じゃないです。自分のストック癖が問題だと気づいている分、解決の望みがあります。

世間には、ストック癖のせいで浪費し、住環境を悪化させていることに全く気づいていない人がたくさんいます。

ストック癖のある人の心理は、

●損をしたくない(まとめ買いが得だと思っている)
●たくさんないと心配(恐怖心がある)
●単に買い物が好き(「まとめ買いはお得だ」は買い物の言い訳)

こんなところだと思います。

ヒロコさんの場合は、恐怖心が問題ですね。

気に入った靴の販売停止が怖くて、買いだめしているのではないでしょうか?

ポイントはその恐怖心を取り除くこと、そして「この靴じゃなきゃだめ」という完璧主義を捨てることです。

以下に方法を5つ書きますので、やれそうなことから試してください。

1.客観的に事実をみる

なかなか気に入った靴や下着に出会えない、とのことですが、はたしてこれは事実でしょうか?

靴のどこにこだわっているのかわかりませんが、足にジャストフィットした靴でないとだめならば、オーダーメードすればいいのです。

今調べたところ15000円~40000円ぐらいで注文できます。

オーダーメードの靴屋がなくなるとは思えません。今後気に入った靴に出会えなくても、いざとなればオーダーメードがある、と思えば安心できませんか?

下着のこだわりポイントはどこでしょうか?サイズでしょうか、色でしょうか?

ブラジャーも、セミオーダーメイドやオーダーメードがあります。

別にブラなんて、なくても大丈夫、という考え方もできます。

私は、ノーブラ派です⇒下着もミニマルにブラとショーツだけ、さらにノーブラ化をめざしています

なぜ自分は特定のポイントに異様にこだわっているのか、その理由を考えてください。深掘りしていくと「こだわっているんじゃない。単に買い物をする言い訳なのだ」と気づくこともあります。

2.お気に入りのハードルをさげる(思い込みを捨てる)

自分がよいと思う靴や下着のストライクゾーンを果てしなく拡張してください。

昨日、50代の人は物にこだわっているという記事を書きました⇒50代から始めるシンプルな暮らし。捨てられない人におすすめの7つのチャレンジ。

この世代の人は、物にこだわりがあったり、人と差別化したいという気持ちが強いです。

しかし、それはすべてメディアの誘導によって生まれた思考ではないでしょうか?自分のストライクゾーンは自分で作ったものではなく、世間によって作られたものなのかもしれません。

今は、特定の靴や下着じゃないとだめだと思っているかもしれませんが、それは自分の思い込みにすぎないのです。

その思い込みを捨ててください。


昔の私は、ご飯を食べない夕食なんて考えられない人間でした。ところが今は、夕食に白米を炊くことはまれで、玄米だって毎日食べているわけではありません。

また、洗い場のない浴室なんてありえない、と考えていました。今は毎晩バスタブに浸かるだけで、石けんもシャンプーも使わずに生きています。

「これじゃなきゃだめ」という狭い了見を捨てて、「理想はこれだけど、別にそれでも、あれでもいいわ」という考え方ができるように練習してください。そのほうが精神衛生にもいいです。

完璧主義を捨てる方法⇒完璧主義を克服する7つの具体的な方法。

3. 2度と手に入らないかもしれないという恐怖を克服する

人間誰しも先のことはわかりません。確かに、今その靴を買わないと似たようなのが、今後、手に入らないかもしれません。

しかし、手に入る可能性だってあります。確率は五分五分です。手に入らないと思うのではなく、手に入る可能性もある、と考えてください。事実、その通りなのですから。

それから、自分の恐怖心を分析します。

次回、靴を買うとき2足買いしないことで起きる最悪の事態を考えてみてください。

間に合わせの靴を履くことでしょうか?

「間に合わせの物を使うのもすごいストレスです」ということですが、どんなストレスを感じるのでしょう?

気の持ちようでストレスはチャンスにもなります。

ストレスと友だちになる努力をしてください⇒ケリー・マクゴニガルに学ぶストレスと友だちになる方法(TED)

次に、2番に書いたように、靴に対する要求を下げてください。

たかが靴じゃないですか?

そこそこ足に合っていれば大丈夫です。

最悪の事態を考えたら、次は、最良の事態を考えてみます。もし、今度、靴の2足買いをやめたらどうなるか?

少なくともお金は浮きます。下駄箱の中だってすっきりします。靴の2足買いをやめることで、下着の2着買いもしなくなるかもしれません。

すると、暮らしがだんだんシンプルになります。

シンプルライフになると
●スペースができる
●物の管理に費やしていた時間が浮く
●ストレスが減る
●お金も残る

こんないいことが起きます。

靴の履き心地なんて1足履けば充分わかります。だから、2足買いはすぐにでもやめられるでしょう。

まず1足だけ買って、気に入ったらもう1足買って、交互に履けば長持ちします。

先のことに対する不安の取り除き方を書いています⇒これを捨てるとあとで困るかも?そんな不安を克服する4つの方法。

ショッピング

お気に入の靴は何足でもほしいの。

4.今この時にフォーカスする

当ブログによく書いていますが、今この時を生きるようにしてください。

先々、手に入らないのが怖いから、今、まとめ買いするなんて、完全に、不確定の未来に意識が向いています。

わかるはずのない先のことを心配しながら、毎日暮らすのはしんどくないですか?

それよりも、今、気に入って履いている1足の靴に意識を向けてください。その靴を履きつぶしたら、また靴屋に行って新しい靴を買えばいいのです。

足に合わないと思うならオーダーメードしてください。

40代、50代は突然死が多い世代です。まあ、これより年長になると持病のある人が増えるので、突然死になりえないのですが。

「靴や下着が手に入らないかもしれない」と心配するより、「私は明日、命がないかもしれない」と考えるほうがよほど現実的です。

突然死しないまでも、日本人の2人に1人、がんにかかっています。50歳すぎると女性は乳がんにかかりやすくなります。乳がんは死亡率は低いのですが、治療代が高いです。

履かない靴や着ない下着に払うお金があったら貯金をしたほうがいいのではないでしょうか?

地震だっていつ来るかわかりません。買いだめした靴や下着に埋まって最後を迎えたいですか?

今、この時を大事にしよう、今日を精一杯生きようという考え方にシフトできると、先のことを心配して、余計なものをストックすることはなくなるでしょう。

今を生きる方法⇒マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。

考えてほしいのですが、今、戦後の物のない時代じゃないんです。靴や下着なんてお店に腐るほど並んでいます。

ネット通販もできます。amazonでも売っています。

ヒロコさんは私と同世代ですね。私たちの寿命があるうちに、日本がどこかと戦争する可能性は低いと思います。

核兵器があるので、第2次世界対戦みたいな全面的な戦争をしてしまうと、どの国も無傷でいられないからです。

5.制限をかける

ストック癖を手放すために、ストックする場所と、買い物に使うお金に制限をかけてください。

これは日用雑貨を買いだめするのをやめたい人がよく使う方法です。

靴は、下駄箱の1段に入るまで、下着は、タンスのある引き出しに入るぶんだけを買う。そこが満杯だったら、絶対買い物をしない、とスペースの制限をもうけてください。

あるいは個数で制限をかけてもいいです。今、何足靴をお持ちかわかりませんが、常に靴は8足まで、と任意の数字を決めるのです。

次に、使うお金を制限します。

年間、靴にいくらお金を使っていますか?

被服費ではなく、「靴にかける予算」を計上してください。予算の分を使ったら、その年はもう何があっても靴を買わないようにします。

下着も同様です。

こうすれば、新商品が出ても安易に買わなくなるでしょう。

==========

まとめ買いが癖になっている人が、まとめて買わないでいるのは、最初は強い抵抗を感じると思います。ですが、そのうち慣れます。

パントリーチャレンジができたのですから、靴や下着も、適性な数を持つことができます。

自分を信じてがんばってください。


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