シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

1人で仕事を抱え込むのをやめる7つのコツ。何もかもやろうとするから何もできない。


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比較的大家族の主婦である読者の方から、家族が非協力的でいっこうに片付かない、という相談メールをいただきました。

今回はこのメールに回答します。断捨離するとき、家族がネックになることは多いのですが、この方は、別の問題をはらんでいるのかもしれません。

まずメールをシェアします。Oさんからです。

片付けても一瞬で家族が散らかす

筆子さん

はじめまして、おはようございます。本屋で筆子さんの本を買い、ブログにきたものです。

現状8割は到底捨てれていませんが、週2回可燃ゴミの日にゴミ袋3袋は捨てれるように、努力しています。

私は40歳、夫、子供4人、パート、ボランティアと抱えに抱えて、回らなくなっています。

そこで、物が少なくなればちょっとでも楽になると頑張っています。

でも、現状、夫、子育てに失敗してしまい、すべての家事を私がしている状態で、疲労困憊です。

ダイニングテーブルを片付けても5人に一瞬で荒らされます。私がまだできる人間だからそれなりに綺麗な家で回ってきましたが、40歳を超え、体、気持ちに限界がきはじめました。家族を捨てたくなってきました。日々、自分の物を自分で片付けるよう言っていますが、伝わりません。

何か励みになる言葉をいただけないかと思いメールしました。

Oさん、メールありがとうございます。

拙書をお買い上げいただき、またわざわざブログにアクセスいただき、感謝します。少し片付けが進んでよかったですね。

確かに物が少なくなると、家事は楽になります。引き続き、捨て続けてください。

さて、家族が片付けや断捨離を邪魔する状況に悩んでいる人は多いので、過去記事で対策方法をいくつか書いています。

この記事の最後に、そうした記事へのリンクを貼っておきますので、お忙しいとは思いますが、時間を見つけて読んでください。何かヒントが得られると思います。

今回は、何もかも1人で抱え込むのをやめたまえ、とアドバイスすることにしました。

Oさんは、すべての家事をご自身でやっているそうですが、そりゃあ、疲れるに決まってます。家事のほかにパートやボランティアもあるのですよね。

私は娘1人しか育てたことがありませんが、1人でもかなり大変でした。これが4人なのですから、相当きついのではないかと想像しているところです。

解決法は1つだけです。仕事を抱え込むのをやめることです。

頑張りすぎてしまう状況を改善するコツを以下に7つ紹介します。

1.自分1人で全部やろうとしない

まずはマインドセットを変えてください。

家事を全部1人でやる必要なんて全くありません。

そのまま走り続けても、燃え尽きるだけです。

「家族を断捨離したい」というメール、たまにもらいます。ですが、人って何のために家族を作るのだと思いますか?

人間は、別に誰かに言われて家族になるわけではなく、ごく自然に結婚して、子どもを生み育て、血縁関係を作っていきます。

家族は人間社会において必要なものです。通常、人は家族の中で、価値観を養っていくし、家族があるから、お互い支え合って、生きていくことができます。

近年、ずっと1人で暮らす人もいますが、そういう人だって、親兄弟はいますから、家族といろいろ相談しながら、生きていきます。

家族はお互いが支え合い助け合う存在。家族の生活の基盤となる家事を、家族のうちの誰かがたった1人でやることなんてないわけです。

よって、何もかも自分1人でやろうとする思考をまず捨ててください。

2.問題の本質を明らかにする

Oさんが今、もっとも問題だと感じているのは、どんなことでしょうか?問題解決するためには、まずその問題が何であるのか知る必要があります。

このメールだけだと、私には何が一番の問題なのかわかりません。

●誰も家事を手伝ってくれないことが問題なのか?

●ダイニングテーブルを片付けると、家族が一瞬で散らかすのがどうにもこうにもがまんできないのか?
(一瞬で散らかる、というのがよくわからないのですが、食事のときは、私の家もテーブルの上に物が置かれます。食事が終わったら片付けます)。

●部屋に物が多すぎるから、とにかく断捨離したいのか?
(私の本を買ったそうなので、物を捨てたいと思っているのだろう、と想像しました)。

もっとも問題に思っていることを突き止めたら、それを解決するために一番効果があると思うことを1つだけやってください。

問題解決の方法に関しては以下の記事を読んでください。

問題解決の手順⇒この先どうしたらいいのかわからないと悩んだらこれを読んでください。

問題がたくさんありすぎると感じるときはこうする⇒人生で解決すべき問題の優先順位のつけ方。何から始めたらいいのかわからない人へ。

3.自分のニーズを声に出す

仕事を抱え込みすぎる人は、「私、こんなに頑張ってるんだから、察してよ。手伝ってよ」と思っています。

しかし、その気持を相手に素直に伝えない限り、誰も察してくれないし、手伝ってもくれません。

きっとOさんの家族は、「ママがなんとかしてくれる。ママに任せておけば大丈夫」と、Oさんの働きを、まるで空気や太陽の光のように、「あって当然のもの」と思っています。

あるいは、Oさんが、家の中を綺麗にするのに必死になっていることに気づいていないかもしれません。

「自分の物は自分で片付けてね」と言うのも悪くありませんが、伝えるべきことはもっと別のことです。

つまり、自分は家事、パート、ボランティアで手一杯で、時間も体力も限界に近づいており、ひじょうにストレスを感じている、という点を伝えるべきなのです。

相手が察してくれるのを待つのではなく、自分から、「私、すごく大変なの」と、自分の気持ちを伝えてください。

それは別に悪いことではありません。

仕事を抱え込みすぎる人は、責任感が強いのか、プライドが高いのか、その心理はいろいろでしょうが、自分の気持ちを素直に人に打ち明けて、ものを頼むことをしません。

だから、いつまでたっても自分1人だけが忙しいのです。


4.自分はそんなに偉いわけじゃない、と気づく

人に物ごとを頼めない人は、「自分は人とは違う、私はあの人たちより偉い、もっと上等の人間だ」というエゴを持っています。

Oさんも、「夫、子育てに失敗してしまい」「私がまだできる人間だから」とメールに書いており、「他の家族より、自分のほうが偉い」と思っているふしがあります。

きっと、Oさんは本当にできる人なのでしょう。それに、パパはちょっとだらしないけど、ママはしっかり者、といった家族なのかもしれません。

ですが、しっかり者のママは、だらしないパパがいるからこそ成立しているわけです。

人に物ごとを頼めない人は、「自分ほどうまくこの仕事をできる人はいない」と思っています。

私もOLのときは、自分を「できる社員」だと思っていたので、その気持ち、よくわかります。私もたくさんの仕事を抱え込み、ボロ雑巾のように使われてしまった、という被害者意識を持つに至りました。

ですが、よくよく考えると、本当にできる人とは、自分以外の人に、うまく仕事を任せて、自分1人では達成できない質や量の仕事をする人なのです。

自分の能力を過信しているのなら、その勘違いを手放してください。

5.相手を信頼して任せることを学ぶ

家事を一番上手にこなすのは一家の主婦かもしれませんが、片付けなんてのは子どもでもできることです。

お子さんができそうなことは、お子さんに任せてください。もちろん、やり方は教える必要があります。

時には子どもの物を一緒に片付けて、物との付き合い方を教えてあげてみては?⇒子どもと一緒に断捨離する8つのコツ。退屈な夏休みに最適。

子どもやご主人に片付けを手伝ってもらうとき、一番大切なのは「忍耐」です。

やり方は相手に任せ、結果的にきれいになったら、それでよし、としてください。

家族に片付けを任せると、意外と自分よりうまくやってくれるかもしれません。

尚、子どもの物が増えるのは子どもの責任ばかりとは言えません。小さい子どもの物が増えるのは、それを買い与える大人がいるからです。

6.あきらめない

雑巾がけ

毎日大忙しや。

片付けにしても、家族に家事を協力してもらうことにしても、現状が1日、2日でよくなったりはしません。

長い年月をかけて、溜まっていった物や問題をクリアするためには、それ相応の時間が必要です。

そこで、ちょっと試して失敗した、ぐらいであきらめないでください。

短気を起こして、すぐに放り投げてしまうのを防ぐために、心の平安を保つことを心がけるとよいです。

自分に向きあう時間を作れば、わりと穏やかな気持をキープできます。

当ブログでは、自分に向き合う方法として、以下のことをおすすめしています。

朝一で心のお掃除⇒モーニングページの書き方、やり方を教えてほしいという質問の回答。

定期的に心のお掃除⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

客観的にものを見る練習⇒論理的かつ批判的に考える7つの方法。ロジカルシンキングはライフスキル。

7.セルフエスティームをあげる

仕事をどんどん抱え込む人は、セルフエスティームが低い場合があります。もし心あたりがあったら、「自分は大丈夫」と考えるようにしてください。

人間誰でも、人に必要とされるとうれしいものなのです。

だから多くの人が、自分の用事ではなく、他人の用事で異様に忙しくなっています⇒なぜそんなにいつも忙しいの?~忙しさを生む7つの理由と忙しくなくなる方法

おせっかいすぎる人、世話焼きタイプの人は、人の世話を焼くことで、自分の承認欲求を満たしている場合があります。そして勝手に忙しくなり、「こんなにお世話しているのに、感謝されない」とむくれたりします。

セルフエスティームをあげれば、こうした空回りはなくなります。

セルフエスティームの上げ方⇒セルフエスティームを高めて自信を取り戻す10の方法

家族が問題で断捨離できないときの対応法を書いた記事

これまで書いた記事から9個紹介します。

家族に片付けを促す一番いい方法は、自分ができることにフォーカスすること。

家族が家事を手伝わない5つの理由。原因をクリアして解決に導く。

家族のガラクタが邪魔。そんな時平和的に断捨離を進める5つの方法

きれい好きな人が片付けない家族と円満に暮らす4つの秘訣

物を捨てない夫の本や資料を何とか片付けたい、というお悩みメールへの回答。

本を捨てない夫にイライラします、という悩み相談への回答。

小さな子どもが3人いてすごい汚部屋。どこから片付けたらいいの?

子どもがいてもミニマリスト的ライフスタイルを生きる4つのコツ

子どもの存在を言い訳にする人生はやめよう:レオ・バボータに学ぶ

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今回は仕事を抱え込みすぎない方法をお伝えしました。責任感の強い人、向上心の強い人、成功したいと強く願っている人は、ばりばり働く傾向にあります。

しかし、ずっとそのペースでやり続けると、いつか破綻します。何でもかんでもやるのではなく、必要なことだけを行う方向に転換すれば、ストレスも減るし、よい結果が得られます。


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