シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

お金の心配で疲れているあなたに。経済的な不安を手放す方法。


ついついお金のことばかり考えて不安になっています。不安を感じない方法を教えてください、という相談メールをいただきました。この記事で回答します。

まずメールをシェアします。Kさんからです。

お金の心配がむくむくと湧いてきます

はじめして。

雑誌サンキュで筆子さんの事を知り、記事を読ませてもらってます。とても勉強になり、私も物を少なく持って豊かに暮らしたいと実行中です。

ついお金の事を考えてしまい困っています。

不安になっているとお金がやって来ないと知り、なるべく考えないように努めています。

ですが知らず知らずに考えていて頭ではプラス思考に!不安に思わないように!と思うのですが何故か勝手にむくむくと不安がやってきてしまいます。

勝手に不安がやってこないトレーニング法がもしありましたら教えていただきたいです。

どうぞ宜しくお願いします。

Kさん、メールありがとうございます。

不安にならないトレーニング法は思いつきません。ですが考え方を変えることはできます。

私は、悩みや心配ごとが多い人は、心配することに時間を使うことを選んでいる人だと思います。

今すぐできることは心配する感情を無理に押さえつけないことです。マイナス感情が湧き上がっても、そのまま受け止めてください。押さえ込もうとしたり、打ち消そうとすると、倍になって返ってきます。

「お金の心配をしていると、お金がやって来ない」というより、ストレスが増えて、精神衛生によくないですね。

不安をないものにしようとするのではなく、不安の原因を解消するようにしてはどうでしょうか? 以下の方法を試みてください。

ステップ1:何が心配なのか明らかにする

まず、いったい何を心配しているのか、何をそんなに怖れているのか、ご自身の悩みを具体的に紙に書いてください。

人は、得たいの知れないことに不安を感じます。将来のことを心配する人は多いのですが、この先どうなるかわからないからです。

自分が怖れていることを紙に書き出してみると、「こんなこと心配してもしょうがないよね」ということに気づくかもしれません。

Kさんは「サンキュ!」をごらんになったそうなので、30~40代の主婦でしょうか?いったい何をそんなに心配しているのでしょう?

お金に関する悩みをできるだけ具体的に紙に書いてください。ポイントは詳しく、具体的に書くことです。たとえば、

●毎月の生活費がカツカツだ。貯金がちっとも増えないからなんとなく心配。

●子どもの学費が足りなくなりそうだ。

●住宅ローンが支払えない。

●クレジットカードの支払いができない。

●借金の返済ができそうにない。

●老後の資金が足りない。

●主人がリストラされて路頭に迷うかもしれない。自分が失職して生活できなくなるかもしれない。

●保有している株の値段がどんどん下がるから、財産が減っている気がして不安。

●持病があり、治療費や薬代を払っていけるか心配だ。

●親類にお金を貸してくれといわれたが、そのお金がない。しかし断れない。

思いついたまま書いてみましたが、この中にKさんの心配ごとがありますか? 書き出せたらステップ2に行きます。


ステップ2:現状がどうなら不安がなくなるのか検討する

書き出した不安を見て、具体的にどうなったら、その心配ごとが解消されるのか、考えてください。

たとえば、クレジットカードの支払いができないから心配しているとします。私のクレジットカードの1つは、毎月10日に支払いが引き落とされます。今月、4月の支払額は45000円だとしましょう。

来週の月曜日に引き落とされるのに、今3000円しか口座になかったら、心配ですよね。けれども、10日中にあと42000円、口座に入れることができれば、心配ではなくなります。

この場合は、「10日までに42000円口座に入っていれば安心」と書いてください。

こんなふうにひとつひとつの心配に対して、何がどうなったらそれが心配ごとでなくなるのか、自分の希望の状況を書いていきます。

カードや住宅ローンの支払い、子どもの学費の納入など、具体的な金額がわかっているものは、どれだけ足りないのかすぐにわかります。

しかし、老後の心配など、いったいいくらあったら大丈夫なのか、わからないものもあります。また、自分がご主人がリストラされるかもしれない、という心配は、単なる取越し苦労のこともあります。

すでにリストラを宣告されているなら別ですが。

将来の漠然とした不安には、客観的な試算をしたり、現実的になることで対応してください。

住宅ローンの支払いが心配だとか、老後が不安な時の対処法はこちらに書いています⇒お金に関する不安を手放す方法。悩んでいても何も解決しない。

ステップ3:問題を解決するために具体的な行動にでる

「こうなっていれば安心」という状態がわかったら、その状態を実現するために具体的な行動に出ます。

現在の不安な状態と、安心な状態のギャップを埋めるのです。

たとえば、今は生活費がカツカツで、将来のために貯金ができない、という心配があったとします。ステップ2で、いくら貯金があれば安心できるのか、自分なりに金額を出しています。

ステップ3では、どうやったらその金額分貯金できるのか考えて、具体的に計画をたて、実行していくのです。

あと月に4万円ぐらい収入があればいい、と考えたとします。

その場合、

●収入を4万円増やす
●支出を4万円分減らす
●収入を増やし、支出を減らして、4万円貯金できるようにする

この3つの方法があります。自分はどの方法を取るのか決めます。

収入を増やすためには

●不用品をフリマやオークションで売りまくる
●収入の口を1つ増やす(自分か夫が副業をする。子どもがアルバイトする)
●持ち家なら、あいている部屋を誰かに貸す

こんな方法があります。

不用品を売るのは短期的な解決策ですが、不用品が家から出ていくので、生活を小さくするのと組み合わせれば、いい方法かもしれません。

実際、スマホのフリマアプリのメルカリで、不用品を売ったら、いとも簡単にお金を稼げた、というメールを複数の読者の方からいただいています。

しかし、売ったお金でメルカリで別の何かを買ってしまい、物が増えてお金は減ったから、結局前と変わらない、という声もありました。

収入を4万円増やす、という目標が明確なら、こういうミスは防げます。

とにかく、不安のもとになっている問題を解決するために、計画をたて、できるところから実行してください。どんな小さなことでもいいです。

問題解決に向けて行動していれば、前のような不安は感じません。

実際、私も以前はどんぶり勘定で、将来に対して漠然とした不安を持っていました。

「これではいけない」と反省し、お金の流れに意識を向けるという簡単なことから始めました。その後家計簿もつけ始め、少しずつ貯金も増えていってます。

私がやったこと⇒お金のことばかり考えているのにお金がたまらない。この思考のムダを断捨離する

ステップ4:心配しても仕方のないことは心配しない

心配するおばさん

心配しても事態は好転しない。

これだけやってもまだ不安を感じるかもしれません。しかし、人間、生きている限り、不安や心配ごとは尽きないのです。それを完全になくそうとしても無理です。

私も、毎日、ちょっとした瞬間に小さな心配をすることはあります。「あ、娘はすごい睡眠不足なのに、車でバイトに行ったけど、居眠り運転とかしないだろうか?」などと。

そういうときは、「今私がここで心配しても何にもならないよね」と心配することをやめます。

気がかりなことがあるときは、紙に書き出すこともあります。

私の場合、モーニングページを書くようになったら、無駄な考えに悩まされることが少なくなりました⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

不安を押し殺そうとするのではなく、すべて頭の外に出すようにすると、スッキリします。

また、先の心配をしすぎず、今この時、今日という日に向き合うことを意識すると、頭は目の前のことでいっぱいになるので、お金の不安も湧いてきません。

今この時を楽しむ方法⇒マインドフルネスで実現する。今この瞬間を生きて幸せになる4つの方法。

もしKさんが、経済的なことだけでなく、ほかのことでも、くよくよ心配するほうなら、こちらの記事をお読みください⇒心配ごとをしない方法5選。小さな不安はこれで解消できる。

ステップ5:自分はもう充分持っている、大丈夫、と考える

最後におすすめしたいことは、「自分はもうたくさん持っている、大丈夫なんだ」と考えることです。

いただいたメールだけでは、Kさんが、実際、どんな金銭的な悩みをかかえているのかわかりません。

「大丈夫だよ」と言われても、「え、でもこんなに借金があるんですよ。こんなに生活が苦しいんですよ。無責任なこと言わないでください」とおっしゃるかもしれません。

しかし、「何があっても私は大丈夫」と思うようにしないと、いくらお金があっても、「お金がない、将来が心配だ」という不安から解放されないのです。

「足りない気持ち」があるから、足りないと思ってしまうのですから。

その点についてはこちらに書いています⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?

ですから、不安な気持ちを振り払おうとするのではなく、「私は何があっても大丈夫だよ」と考えるようにしてください。これが一番大事なポイントです。

実際、これまでは大丈夫だったのではないですか?

なお、お金に対して執着が強すぎると、足りないとき大きなダメージを受けてしまいます。もし「執着しすぎている」と思うなら、考え方を変えてください。

お金で解決できることが多いのは事実ですが、そこそこ生活できるお金があれば、あとはそんなにたくさんなくても充分幸せでいられます。

以上、参考になれば幸いです。


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