シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

何をやっても捨てられない、どうしたらいいの?という人へ7つの提案。



読者の方から、どうしても捨てられない、捨てることにこだわりすぎでしょうか、という問い合わせをいただきました。そういう方、多いと思うので、この記事で回答しました。

まずメールをシェアします。Iさんより。

15分で27個捨てられません

件名:15分で27個捨てられない

筆子さん、はじめまして。

1週間で8割捨てる技術」を読み、サイトを知り今、フライレディのベビーステップの折り返し地点です。

私も「断捨離」や「こんまり」や、精神面からアプローチするもの、「ZEN」の本、ドミニックローホーさんやカレンさんなどありとあらゆる片づけの本を読みました。

そして自分なりに実行してみたつもりなのですが、イマイチどれもうまくいきませんでした。

筆子さんの本に書かれていた「15分で27個捨てる」もやってみました。

でも正確には1度も成功していません。

というのは1度、「これ、いらないかな?」と思ったものをいれてある袋を、また違う時に入れて「27個」にしたり、1個も捨てられない時は、明らかに「ゴミ」を取っておいてそれを数にいれたりしてどうにか数を稼ぐ時もあります。

こんなのを何度も繰り返していると、段々自己評価がさがるというのでしょうか。

「やっぱり私はダメなのかなぁ」
「なんで捨てられないのかな?」

と自己嫌悪に陥ります。

今の自分を変えたいのに、変わるのが怖い、自分と向き合うのが怖いんだなって最近わかりました。

それでも、どうしても、捨てられないんです

もちろん、捨てることを目標にしているわけではないし、絶対に捨てなきゃいけないってわけでもないんでしょうけど、感情との折り合いがつきません。

報告をみるとみなさん結構27個捨てられてるみたいなので、すごいなぁと思うと同時に少し焦ってしまったりして。

「捨てる」ことにこだわりすぎでしょうか。

よろしくお願いします。

Iさん、初めまして。メールありがとうございます。本を読んでいただき嬉しく思います。

そうですね。こだわりすぎですね。べつに15分に27個捨てられないからといって、人間失格とかこの世の終わりとか、そういうことにはなりません。

世の中には断捨離なんかしなくても充分、ハッピーに生きている人もいます。そういう人は別にそのまま生きればいいと思うし、私はみんながみんな必死で物を捨てなくてもいいと考えています。

15分で27個捨てるって?⇒「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30)

Iさんは、感情との折り合いがつかない、と書かれていますが、それはいったいどういう意味なのでしょうか?

捨てたい、という気持ちがあるのに、捨てられない、ということでしょうか?

このメールだけではわからないことがたくさんあります。

「今、部屋に物があふれているので、捨てたいけれど、どうしても捨てられないジレンマに陥っている」と仮定して、7つ、アドバイスさせていただきます。

心当たりがあることを参考にしてください。

1.人と比べない

他の人に遅れをとっているみたいで焦るそうですが、片付けは競争じゃないので、いちいち他人と比べないでください。

自分の家を片付けるのに、他人と比べる必要ないですよね?

人と比べない方法⇒人と自分を比べるのをやめる方法。比較をやめれば物を減らせる。

確かに「15分で27個捨てる方法で、うまくいきました」というメールはいくつかもらいました。ですが、この方法が合わない人だっているでしょう。

27個数えるのが面倒だ、とか、タイマーをかけるとかえって緊張する、といった理由のせいで。

それにすでに物がかなり減っている場合は、27個ピックアップするのは難しいと思います。別の方法を試してください。

2.できたことに目を向ける

断捨離をしているうちに自己評価が下がるのは、できないことばかりに目を向けているからです。

27個捨てられない、それどころか1個も捨てられない、あんなに片付け本を読んだのに、何をやっても捨てられない、というように。

ですが、ちゃんとできていることもありますよね?


そもそも、片付けをしよう、と思い立ったところが素晴らしいです。

物をたくさん溜め込んで、すごく暮しにくい中で、毎日バタバタと、ときにぶつぶつと他人に文句を言いながら、暗い毎日を送っている人もたくさんいます。

Iさんは、「こんなんじゃだめだ。ちゃんと片付けよう」とスタートした時点ですでに大きなことを成し遂げています。何ごとも始めるのが一番エネルギーがいるし難しいものです。

私のブログの読者の中にも、片付けたほうがいい、と思いつつ、全く何のアクションも起こしていない人はたくさんいると思います。

Iさんの場合、「ガラクタが問題なんだ」と自覚したことでまず成功、実際に片付けを始めたことが次の成功。最低でも2つはうまくいったことがあります。そこを認めてください。

フライレディのベイビーステップもやっているのなら、部屋もそれなりに片付いてきているのではないでしょうか。

ベイビーステップとは?⇒家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)

この点ももすごいですよね。

自分ができたことにフォーカスすると、自己評価はさがりません。

3.今の自分ができることをきっちりやる

15分で27個捨てるのが難しいならハードルを下げてください。1日1個捨てる、とか、何か家に1個入ったら、かわりに1個捨てる(ワンインワンアウト)という方法もあります。

今の自分がそんなに無理しなくてもできることをきっちりやるようにしてください。

今の自分で充分できることをやり尽くします。やればできるのにやっていないことは、たくさんあるんじゃないでしょうか?私にもありますが。

このような、ハードルは低いのに、なんとなくやっていない片付けをどんどんやってください。それだけでかなり生活が変わってきます。

4.捨てられない理由をどこまでも考える

汚い部屋の住人

なぜ捨てられないんだろう?

物を捨てられない時、「ああ、やっぱり捨てられない。私ってダメなのかなあ?」と考えるそうですが、ここで止まらないでください。

もう一歩踏み込んで、どうして捨てられないのか、その理由を考えてみると、捨てられるようになるかもしれません。

私の本にも23ページから39ページまで「モノを捨てられない理由」とその対処方法を書いています。こちらを読んでいただき、自分はどうして捨てられないのか考えてみてください。

先日質問に回答した記事にもやり方を書いています⇒辞書や聖書、大型の本が断捨離できない、など3つの質問に回答しました。

以下によくある捨てられない理由をあげておきます。

●買ったとき値段が高かった⇒高かったから断捨離できない?埋没費用はどのみち回収できません

●いつか使うかもしれない⇒「いつか使うかもしれない」という呪縛から逃れ、断捨離できるようになる考え方

●もったいないから⇒「使える物を捨てるのはもったいない」こう思うからいつまでも片付かない。

●プレゼントだから⇒いらないプレゼントがある。捨てるべきか、捨てざるべきか?

●とにかく物に執着してしまう⇒こうすれば何でも捨てられる。執着を手放す5つの現実的な方法。

●思い出の品だから⇒今度こそ捨てられる。思い出の品を断捨離する5つのステップ。

●忙しいから⇒仕事で忙しい人が断捨離をする7つのヒント。あきらめずにプロセスを楽しむ。

5.頭でっかちにならない

片付け本をたくさん読んだのに、物を捨てられないなら、頭でっかちになりすぎています。

つまり、

●情報を入れすぎて混乱している

●いろいろなノウハウを知って迷いが生じている

●すぐに片付く簡単な方法を追い求めている(即片付いてほしいなら業者に依頼したほうが早い。でもリバウンドする)

●自分の状況や性格にぴったりあったオーダーメイドの片付け方を探している(そんなものはないので、いつまでも片付け本を読み続けることになる)

断捨離を始めるとき、「どうやって片付けたらいいのかな、どこからやればいいのかな」と考えこむ人が多いようですが、別にどこから何を捨てても、片付けばいいのです。

片付け方を求めて本やブログを読むのはもういいです。自分で片付けをしながら自分に合った方法を模索してください。「本に教えてもらおうとせず、自分の行動から学ぶ」ということです。

物を捨てないと片付けは始まりません。

本を読んでも片付かない話⇒いくら断捨離本や片づけ本を読んでも部屋が片付かない本当の理由

6.欲しいものを明確にする

Iさんは何のために物を捨てようとしているのでしょうか?自分の欲しいものや状態が明確になっていますか?

なぜ断捨離しているのか。物を捨ててどうなりたいのか?

そこを明確にしてください。自分のゴールが定まっていないとちょっとしたことで挫折します。

「挫折」とはこの場合は、物を捨てられない、ということです。

最初は、片付けのゴール(欲しいもの)があったかもしれませんが、やっているうちに忘れてしまった可能性もあります。改めて、なぜ自分が片付けをしているのか考えてください。

こちらも参考にどうぞ。

新年の誓いをより効果的に立てる7つのコツ。確実に実現に近づくために

なぜ人は新年に抱負を語るのか、はたしてそれは効果があるのか?(TED-ED)

7.やり方にこだわらずどんどん捨てる

15分で27個捨てることにこだわらず、ゴミが目の前に表れたらどんどん捨ててください。その際、最後まで完了させるのを忘れずに。

「物を捨てる」とは、家の中から外に出す、ということです。中途半端に家の中に置かないようにします。

>「これ、いらないかな?」と思ったものをいれてある袋を、また違う時に入れて「27個」にしたり、1個も捨てられない時は、明らかに「ゴミ」を取っておいてそれを数にいれたりしてどうにか数を稼ぐ時もあります。

いらないと思ったものを入れてある袋って、猶予箱みたいなものでしょうか?

猶予箱とは?⇒夏のうちに断捨離したいもの、それは洋服~衣類を一気捨てする7つの方法「基本の断捨離方法」をお読みください。

捨てようかどうか保留にしていたものを袋に入れて、捨てたのなら、それはちゃんと捨てられた、ということなので問題ないです。

明らかなゴミは、そのゴミに気づいたときにどんどん捨てるべきです。

Iさんには、捨てる行動が足りないような気がします。

なにごとも練習しなければうまくなりません。今、この瞬間から、捨てる行動に出てください。

番外:それでも捨てられないなら買い物をやめる

いりませんという女性

もう買い物はしません。

以上を試してみて、それでも捨てられないなら、捨てることはいったん脇に置きます。片づけのことは忘れて、もう1つの物を増やさない方法を試みてください。

物を買わない、ということです。

食品を含めてできるだけ物を買わないようにしてください。

パントリーチャレンジをおすすめ⇒パントリーチャレンジのススメ~ズボラ主婦だからできる究極の節約方法

買わない挑戦もおすすめ⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。

物を買わないことは捨てることより難しいと思います。ですが、シンプルライフの実現に、とても効果があります。

捨てられない、と悩むなら、こっちはあきらめて、買わない暮らしを追求してください。

そのうち買わないことに行き詰まり、捨てるほうが簡単だ、と気づくでしょう。


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