シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

思い切って捨てたらこんな良いことが起きました。


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読者のお便り紹介コーナー、きょうは2016年10月末ごろいただいたお便りを3通紹介します。

・誰も弾いていないピアノを断捨離した方。
・片付け中に見つけた書類がきっかけで乳がんが見つかった方。
・だめな過去と現状を捨てるために断捨離している男性。

3人とも断捨離をした結果、人生に起きた良いことを報告してくださいました。

まず53歳のSさんより。

20年以上誰も弾いていないピアノを処分する決心がついた

件名:背中を押してもらえました

はじめまして。
愛知県常滑市に住む53歳の主婦です。

1か月ほど前に近所の本屋で筆子さんの本を見かけてから、ミニマリスト・持たない暮らしのブログをあちこち読み歩き、家中の物を見直しています。

昨年5月に自宅を建て替えましたが、仮住まいへの引っ越しの際、ほとんど持ち物の見直しをせず大量の荷物とともに家を移り、その荷物+αを持って新築の家に戻ってきました。

仕事をしていたこともあり、あまり考えないまま過ごしていましたが、孫が生まれ娘が養生に来るのを機に仕事を辞めたので、娘たちが帰って行ったあと暇で暇で。

私専用に作ってもらったクローゼットから洋服が溢れ、すのこベッドの下には衣装ケースがびっしり詰まっているのに、まだ洋服を買っていることにやっと気づきました。

半月で自分の洋服は3分の2ほど処分しました。靴も、履いていないけどこれからも履かないだろうと思うものをバッサリ処分しました。

10月22日の記事を読んで、20年以上誰も弾いていないピアノを処分する決心がつきました。

毎年の調律、数年前には糸かえ、そして引っ越し。

誰も弾かないピアノの為に随分なお金と労力を使ってきましたが、娘の為に買ったピアノ。15年ほど前、知人に譲りたいと言ったら、娘が泣いて怒ったのでそのままになっていました。

娘が嫁いで2年半。今日、やっと娘ときちんと話をつけ、業者に引き取り依頼をしました。

ずっと心のどこかで「邪魔」と思っていたのに処分できなかったピアノ。思い出もいっぱい詰まっているような気がするので、ちょっと複雑ですが。

でも、

ピアノが無くなったら部屋が広く使える。
調律費用はもういらない。
気になっていたワックスがけができる。
地震でピアノが・・・って心配がなくなった。

筆子さんのおかげで、何年も引き摺ってきた重たいものが整理できるようになりました。

ありがとうございます。

これからも気づきと勇気を授けてください。

Sさんは、つい先日、後日談を送ってくれましたので、こちらも紹介します。

件名:ピアノを処分したその後

こんにちは。

以前ピアノを処分する決心がついたときにメールしたSです。

業者が取りに来てくれてから1か月余り。部屋の模様替えもしてスッキリしました。

処分費用は¥35,000となかなかの出費でしたが調律3回分相当。

自宅建て替えの時に最後まで処分を迷っていたので、搬出・保管・搬入と調律と、かかった費用を考えると痛いです。

うちにあったピアノはスピーカーやアンプ内臓の為、家電扱いで買い取りではなく処分という取引になりましたが、まだちゃんと音が鳴るので、恵まれない国や地域に送るとのことでした。

支払った処分費は調整や輸送費に充てられるそうです。

ピアノを引き取ってもらってから1週間後、前々から動物保護センターにお願いしていた子猫を迎えることになりました。

夫婦二人暮らしで味気ない毎日でしたが、誰も弾かないピアノを処分したら、可愛い家族が増えました。

これからも筆子さんのブログを参考に、持ち物を見直し、幸せを招き入れたいと思います。


Sさん、お便りありがとうございます。

新築のお宅にお住まいなのですね。うらやましいですね。

ピアノ処分できてよかったですね。

35000円って高いと思うかもしれませんが、今はゴミを処分するのにお金のかかる時代なので、まあ妥当な線ではないでしょうか。

誰も弾いていなかったのですから処分して正解です。

そのままでは何の役にもたっていなかったし、飾り物としては大きすぎますし、管理にお金もかかりますから。

思い出のあるピアノかもしれませんが、思い出は記憶として心の中にキープすればいいのだと思います。

そして、子猫を迎えたとのこと。

新築の家に子猫。きっと素敵なお住いでしょうね。

猫を見ていると、癒やされますので、誰も弾かないピアノを見ているより、ストレスマネジメントという観点からもずっといいと思います。

これからもお幸せにお暮らしください。

Sさんがピアノを処分するきっかけになった記事はこちらです⇒なぜまだ使える物を捨てるの?と家族に聞かれたら答えたい4つの理由。

次は断捨離がきっかけで検診を受けたらがんが見つかったというMさんより。

片付け中に見つけた書類がきっかけで乳がんが見つかった

何もない部屋
件名:はじめまして。

筆子さん、はじめまして。

今年の夏頃より、なぜか人生初の断捨離を始めた時にブログに出会い、読ませていただいております。

実は断捨離自体がとても順調で、目に見えて家がきれいになるのが嬉しくて、という日々が続いていたところ、自身の乳がんが見つかりました。

断捨離中に、去年受けた検診結果(と今年も受けてくださいねと言われていたこと)を確認し、受けたら見つかりました。

もちろんとてもショックでしばし呆然としたのですが、ちゃんと早期に見つけられたこと、そして断捨離していたおかげで各種書類(保険関係など)がすぐに出てくるようになっていたことなど、家を片付けていたことでスムーズにいったことが多くて密かに自分で感動していまいました。

癌になることは大変なことですが、自分の身にふりかかる可能性は生涯で2分の1あるらしいです。

本当に大事なものは何かというのを改めて考えるきっかけにもなりましたし、本当に断捨離(途中ですけれども)していてよかったと思いました。

これから、多分高いところのものを取れなくなるので、高いところにあるもののより一層の断捨離を(手術する前に)始めるところです。

断捨離というと後ろを向く作業が多い印象でしたが、こんなに前向きな作業だったんだと気づいたのでメールさせていただきました。

読んでいただきありがとうございました。
筆子さんも検診は受けてくださいね!

Mさん、お便りありがとうございます。

がんが見つかったのはすごくショックなことだと思いますが、早期発見できたし、その点はとてもよかったと思います。不幸中の幸いですね。

がんの生涯罹患率は54%ですが、50歳になるまでの確率は2%です。ということは、50歳、特に60歳以降にがんになる確率が増えます。

今はみんなが普通にかかる病気と言えましょう。

日本ではがんの死亡率が増えていますが、その理由は高齢化にプラスして、検診に行く人が少ないから、という説があります。

Mさんは、検診というひじょうに前向きな行動をしたわけで、断捨離がその行動を後押ししたのだと思います。

病気になったあとも、前向きでいらっしゃるので、その点も素晴らしいですね。

今後も、できるだけ明るい気持ちで暮らしてください。

どうぞ、お大事に。1日も早い回復をお祈りしております。

メールをいただいたあと、Mさんには、こちらの記事を紹介しました⇒がん検診:向井亜紀さん「がんはいつか自分のところにもやって来る。検診で見つかれば、それは大成功」:Gooday 通信:日経Gooday(グッデイ)

次は40代の男性、ヤストさんからです。

ダメな過去からつながるダメな現状を打開したい

霜がついた松

初めまして、ヤストと申します。

阪神間に住む45歳の男です。妻との二人家族です。子供はいません。

正直なところ、現在あまり本意でない毎日を送っています。今のままの自分では、何をやっても上手くいかないと感じています。

グズグズの過去を捨てたい。ものの見方を変えたい。自分の価値観を根本から変えたい。以前からずっと、そう思っていました。

そして、ようやく四月から断捨離に取り組むようになりました。それがきっかけで「筆子ジャーナル」に出会いました。

それ以来、毎日拝読しています。

おもしろいのは、悪い見本として容赦なくお嬢さんを登場させるところです。

「娘です」という文字が出てきただけで、ちょっと笑ってしまいます。

現在は、お嬢さんも片付けに取り組んでおられるそうですね。これからは、良い手本として登場されることを楽しみにしています。

私は過去に何度か断捨離に挑戦したのですが、上手くいきませんでした。

「物が散らかってるくらいで、すり減るような神経でどうすんねん」

そんな考えが、なかなか頭から離れませんでした。

以下は、私の挫折サイクルです。

片付け本を読む。

断捨離祭りが始まる。

周囲と揉めだす。

嫌になって断捨離をやめる。

リバウンドする。

この繰り返しでした。「使えない物」を捨てているうちは、周囲は好意的です。なのに「使えるけれど使ってない物」を捨てだすと、とたんに非難されます。

でも今は、片付けが思うように進まないときもめげることはありません。

筆子さんが何度も同じことを繰り返し記事にして下さっているからです。もちろん嫌味ではありません。

これまでで、特に断捨離の効果を実感できたものが2つあります。

ひとつは自転車です。

これはオンボロで錆だらけでした。ブレーキもキーキーとうるさかったです。さらにライトは重く、これまたガラガラうるさいのです。

整備すれば解決する話ですが、私もずぼらです。そんな気持ちにはなれません。

「あ~っ、タイヤの空気が抜けてる~!」
「空気入れてる時間ない~!」

へしゃげたタイヤのまま出かけることもしょっちゅうです。

こんなふうにイライラすることが何度もありました。自覚はありませんでしたが、意外とストレスになっていたと思います。毎日乗っていましたので。

自転車を手放しただけで、こんなに気分が軽くなるとは思いませんでした。

今は徒歩通勤をしています。多少時間がかかるようになりましたが、朝晩快適に歩いています。

行動範囲が狭くなり、寄り道できる場所が減ったことが思わぬメリットです。
時間とお金の浪費を抑えています。

車を手放したら、いったいどれだけスッキリするのでしょうか。しかしながら、車の断捨離は妻の許可が出ません。

もうひとつ手放したのはアルバムです。

私が生まれた日から、3歳頃までのアルバムを断捨離しました。卒業アルバムは以前に躊躇なく手放せました。

このアルバムには若い頃の母が書いた、幸せいっぱいのコメントが添えられています。

そのせいで「これは母の幸せが詰め込まれたもの」という思いが、なかなか拭えませんでした。

写真の中の母を見ると、感謝の気持ちが込み上げてきます。

他にもいろんな感情が湧いてきます。けれど、それはプラスの感情ばかりではありません。

アルバムの中にいる幸せいっぱいの家族への嫉妬。自分もいるのに変な話ですが。それから母親になれなかった妻に対しての申し訳ない気持ち。不甲斐ない自分への怒り。不妊の原因は私にあります。

今が充実していなければ、過去のきれいな思い出もプラスの感情で振り返ることはできません。

さらに、幸せそうに写っている父への怒りも湧いてきます。

私は父を軽蔑しています。

このアルバムの時期から20年後、彼のDVでこの家庭は崩壊しているからです。

長い間、処分に踏み切れないアルバムでした。

けれど私が実家から持ち出した時点で、このアルバムの役目は終わったと考えることにしました。母の手から離れた時点で、アルバムはその役目を終えたのです。

そんな考えと、このアルバムを見るときのマイナス感情を思い返します。すると処分する決心がつきました。

「筆子ジャーナル」を読んで、自分がこのアルバムに過剰な思いを込めていただけだとわかりました。案外、母にはそんな思い入れはなかったのかもしれませんね。

ともかく、このアルバムを処分してからは断捨離の判断が非常に楽になりました。

早い時期に「思い出ガラクタ」の主要メンバーであるアルバムを手放せたのは自分にとってよいことでした。

心理的要因で断捨離できないものは、もうありません。

今では使っていないものは機械的に「捨てる」と判断できると思います。

現在私が持っている写真は1枚もありません。妻が管理している結婚式や二人の写真もできれば処分したいです。

過去の思い出を捨てて、ダメな過去からつながるダメな現状を打開したいです。前を向いて生きていたいです。そのために、これからも断捨離に取り組んでいきます。

お気づきかもしれませんが、私は文章を書くのがとても苦手です。文章を書くことから、ずっと逃げてきました。

自発的にファンメールを書こうと思ったのは生まれて初めてです。「筆子ジャーナル」を毎日読んでいるうちに「自分も何か書きたい」と思うようになりました。

しかし、当然スラスラ書くことができません。

恥ずかしながら、この文を書くのに数ヶ月かかっています。

書くこと自体遅いのはもちろんですが、すぐに投げ出してしまうのです。

理由は「筆子さん忙しそうだから」。

書けないことを、まったく人のせいにしてしまっています。

先日、新聞の広告に筆子さんの著書が載っていました。あらためて「すごい人気なんや~」と認識しました。

このときも「ものすごい数のメールが来るんやろな~。書くんやめとこかな~。迷惑やし」という思いが頭をかすめました。

けれど、筆子さんに一言お礼を言いたい気持ちは消えません。なので、ちょっとづつ書いていきました。するとこんな文章になってしまいました。

ちょっとした感想と断捨離報告、お礼を伝えようと思っていただけなのに、何だか重苦しい文章になり申し訳ありません。

最後になりましたがここにお礼申し上げます。

筆子様。

たくさんの記事で私を後押ししてくださり、ありがとうございます。

これからも健康第一でお過ごし下さい。日々の更新を楽しみにしております。

返信不要です。貴重なお時間を使って読んでいただきありがとうございました。

ヤストさん、メールありがとうございました。

文章、お上手ですよ。感動いたしました。

このブログでは娘は悪役かもしれませんが、実際はとてもしっかりしたできた娘です。親の私がへたれなせいか、たくましく育ちました。

今18歳ですが、自分が18歳のときと比べると、ずっと大人で行動力があります。

私、毎日、娘に叱られておりますよ。

ただ、片付けが苦手なのは本当です。ですが、最近は以前よりマシになりました。

ヤストさんはこれまでつらいことがたくさんあったようですね。でも断捨離することで、少しずつよいことが起きているようでよかったです。

過去の思い出をばっさり捨てることはないと思います。楽しかっこともあったんじゃないですか?

これからどんな暮らしがしたいのか、自分の理想の未来像を考えて、そこへ向かうプロセスを楽しんでください。

ヤストさんの幸せを心よりお祈りしています。

******

たまに男性の読者からお便りをいただきますが、過去と決別するために物を捨てたい、という方が多いです。

こちらで紹介したヨシオさんもそうです⇒捨てて困るか、困らないかは結局自分が決めることなのです。

なんか男性の方は必要以上に自分を責めているような気がします。

もう少し自分にやさしくしてもいいのではないでしょうか。

自分を責める傾向がある方はこちらで紹介している動画をごらんください⇒セルフコンパッション(自分にやさしくする)の実践で人生を変える(TED)

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いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。皆さまが片付けをすることで、少しずつでも幸せになっている様子をうかがうと、とてもうれしいですし、元気がでます。

リクエストをいただき、きょう、お問い合わせフォームに写真を添付できるようにしました。

片付けた様子、片付かない様子、その他何でも、これまで写真を送りたかったけれど、送れずに我慢していた方はぜひご利用ください。

とりあえず、3枚まで添付できるように設定しました。

それでは、また何かありましたら、お気軽にメールください。お待ちしております。


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こんにちは。昭和34年生まれの50代主婦、筆子(ふでこ)です。持たない暮しを心がけているミニマリストです。好きなものは、小豆とナッツ。さらにくわしい自己紹介はこちらからどうぞ⇒はじめまして。筆子です

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