シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています


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10月もそろそろ終わり。書店には、2016年の手帳や日記帳がたくさん並んでいます。今回は日記効用と私が使っている日記帳(10年日記)を紹介します。

日記は日々の出来事や自分の行動を記録したもの。紙とペンがあれば誰でも簡単に始められます。シンプルであるがゆえに、日記は奥の深い人生のツール。単なる記録から、貴重な資料、文学にもなっています。

最近はアプリやフリーソフトを使ったり、ブログを日記帳かわりにしている人も多いですね。私はずっと紙の日記帳を使っています。

まず私の日記歴からお話しします。

ノートに書く

書くと心の整理ができる

私の日記歴

初めて日記を書いたのは、夏休みの宿題で書いた朝顔やへちまの観察日記です。その後、鍵付きの日記にあこがれて、小さな日記帳を手に入れました。

しかし、いちいち鍵をあけて日記を開くのが面倒で、数日で挫折。

高校のときは友だち3人と交換日記をしていて、これがとても楽しかったです。私以外は2人とも絵がうまく、イラストを見るのが楽しみでした。

私はこの頃から、やたらだらだらと長い日記を書いていました。

1978年に味の素から「赤い手帳」が出ました。雑誌で宣伝を見て早速買ってみました。計算すると19歳ということになります。昔は今ほど手帳が豊富ではなく、特に女性向けのものはありませんでした。

赤い手帳を持ち始め、日記は書かなくなりました。手帳にちょこちょこと備忘録みたいなことを書いていました。

赤い手帳は途中で能率手帳になりました。

ずっと手帳を日記代わりにしていましたが、あるとき、たまたまもらったビジネスダイアリーに日記を書き始めました。

昔のビジネスマンが会社のデスクで書くようなノートです。手帳より、たくさん書けるので気に入ってました。

それから3年日記、5年日記と連用日記を使い、現在の10年日記になりました。

私は毎日日記をつけているわけではなく、つけるときはよくつけて、つけないときは全くつけません。


日記のメリット

日々、日記をつけていてこんな効果を感じています。

1.心の断捨離ができる

日記を書くと心の整理ができます。

通常私の頭の中はいろいろな考えや思いで混乱しています。自分の感情だけでなく、昼間覚えた単語とか、その日に起きた衝撃的な事件のショックとか、無意識レベルでもたくさんの情報がうずまいていることでしょう。

そのまま何かを考えようとすると、結局こうした情報の整理整頓だけに終わります。家の中でいえば、ガラクタを「片付け」と称して、場所を移動させるだけです。

こうした情報を紙の上に出してしまえば、頭の中がスッキリします。たとえ問題を解決することができなくても、いったい何が問題なのか、ということはわかるのです。

2.自分自身がよくわかる

現在の問題がわかると、この問題について考えることができます。頭の中にあったあれやこれやを紙の上に出せば、脳に「思考するスペース」が生まれるのです。

いろいろ考えながら日記に書くことは、自分自身との対話です。

自分は本当は何がしたいのか、どんなことがあると自分は幸せなのか、反対に、これがあるから自分は毎日不満なのだ、といったことが浮かび上がってきます。

それは日記帳の上には出てこないかもしれませんが、心の中で気づくのです。

3.ストレスが減る

つらいことや悲しいこと、ひじょうに腹立たしいことがあったら日記に書いています。文章にするときは、物ごとを客観的に見る必要があるので、多少第3者の目で書くことに。

ずっと「渦中の人」だったのが、別の視点で物ごとを見られるのです。

すると、つらかったことや悲しかったことは「それほどでもない」と思えたり、頭に来たことも「自分もここが悪かった」と反省材料になり、精神的ショックがやわらぎます。そして、過去にこだわらず、今、この時に向き合えるのです。

日記を書いて心をいやすことはずっと昔から行われていました。

最近は「日記を書くことは健康にもいい」と言われています。ストレスホルモンを減らすことができるからです。

10年日記

私の10年日記

4.物ごとを深く観察するようになる

ただぼーっと授業を受けているときより、「このあとテストがある」とわかっている時のほうが、みんな真剣に先生の話を聞きます。

アウトプットを意識すると、インプットの質があがるのです。

日記を書くこともアウトプットですから、ふだんの暮しで、無意識のうちにインプットの質があがっていると思います。

日々、多くの人は流されて生きていますが、それでも日記を書いていれば、書いていないときより、物ごとを深く観察します。

私がこれを端的に感じたのは、育児日記を書いていたときです。

育児日記といっても、単に娘にいつ母乳をやったか、いつおむつを取り替えたか、いつ娘が寝たか、いつ泣いたか、といったことをミミズがのたくったような文字で手帳に殴り書きしていた代物です。

これを10冊ぐらい書きました。

この日記があったから、娘のちょっとした変化や様子に気づきやすかったと思います。

5.自分の進歩や成長の助けとなる

日々日記を書けば、自分が少しずつ成長しているのがわかります。成長とはいえないまでも、「こっちの方向に行きたいな」と思った方向に向かっている、とか、「ちょっとはずれている」と、気づけます。

日記は、特に自分の周囲が大きく変化しているときに、自分を見失わないで、思った方向に進むことを助けてくれます。

たとえば、仕事で何かすごく大きなプロジェクトに参加しているとか、4番でも書きましたが、育児をしている時などです。

育児日記を書いていると、子どもが少しずつ成長しているのがわかります。きのうと今日ではそんなに変わりませんが、赤ちゃんは1ヶ月の違いが大きいです。

先月はできなかったことが、今月は驚異的にできてしまうのです。

日記のおかげで、変化に気づくし、自分がした失敗にも気づきます。失敗に気づけば、そこから何かを学ぶことができます。

思えば、育児日記を書いたことで、「育児をやらされている」というより、主体的に「子どもを育てている」という気持ちになりました。

当時は、毎日の世話でよれよれだったので、そんなことは考えていませんでしたが。

育児放棄をしがちな人は、日記をつけるといいんじゃないでしょうか?そうすれば当事者意識が芽生えるし、育児における問題点もよくわかるので、ほかの人に助けを求めることもにも考えが及びます。

6.創造性がめばえる

日記を書く時は、物ごとを分析したり、論理的な思考をするので、左脳に働きかけています。

このとき右脳はほったらかしにされているように思えますが、実はこうすることが右脳にある創造性を開発するそうです。

日記は脳全体にかかっているメンタルブロックをはずし、より自由に考えることができるとか。

モーニングページを書くと、よりクリエイティブになるのは、このせいなのかな、と思っています。

モーニングページのこと⇒ネガティブ思考改善にモーニングページがいい~今月の30日間チャレンジ

10年日記を書いています

今私が使っているのは博文館新社の10年運用ダイアリーです。2011年から使っているので、今年で5年目。

10年日記

10年日記の中はこんなふう


それまでは5年日記を使っていました。

1年物の手帳から、3年、5年と長期間の日記帳に変わってきました。なぜ10年日記にしたかというと、「10年に1回、日記帳を買えばいいから」という多分に節約系ミニマリスト的な理由からです。

1冊買えば、その後10年は「来年はどんな日記帳を使おうか」と考えずにすみます。税込み3675円でしたから、1年あたり400円未満という驚異的な安さです。最もお得な日記帳と言えましょう。

10年日記は、1ページに同じ日付の日記を10年分書くようになっています。「3年前のきょうはこんなことをしていたんだ」とわかるところがおもしろいです。

私はあまりまめにつけていませんが、毎年必ずやっていることがある人は、それを書けば、感慨深いものがあるはずです。

たとえば、「梅酒を作った」とか、「らっきょうを漬けた」など、季節と連動しているできごとです。

まだ何も書いていない未来に思いをはせることもできます。「来年の今頃にはこうなっていたいものだ」とか。

私はつらい日々が続いていると、10年日記の空白のマスを見て、「今はこんなふうだけど、来年の今ごろは笑い話になっているんだろうな」とよく思っています。

過去、現在、未来の時の流れを俯瞰できるのが10年日記の最大のメリットですね。

1日あたりのマスは小さいのでそんなにたくさん書けませんが、かえって続けやすいと思います。

ほんの備忘録を書いておけばいいのですから。

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最後に日記を楽しむコツを一言。

日記は、つけたい人はつけ、つけたくない人は別につけなくてもいいと思います。無理に日記をつけようとすると、日記の楽しさが味わえません。

何を書くか、いつ書くかというのも個人の自由です。

私は何ヶ月か書かないときもあります。そういう空白にはあとで今年の日記や覚え書きを書いています。ノート代わりにすることもあります。

日本に里帰りしたときは、前の年の空白にレシートを貼っていました。

ふだん日本にいないので、あとになって日本のお店のレシートを見るのは、楽しいものです。

元旦からつけ始める必要もありません。毎日必ず書かなくても誰の迷惑にもなりません。思い立ったときに気ままに書けばいいのです。


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