シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

歯周ポケットとは何か?歯茎が腫れていたら要注意

2016.03.11



ほっておくと歯周病の原因になる歯周ポケットについてお伝えします。私は歯肉炎という歯周病の前段階の病気を持っており、歯周ポケットがこれ以上深くならないように注意しなければなりません。

1年前、歯周ポケットの中をクリーニングしてもらう施術を受け、先日1年後の経過観察がありました。

歯周ポケットとは?

歯周ポケットとは歯と歯茎の間の溝が袋のように深くなったもののことです。健康な歯茎なら、歯にぴたっとくっついて、奥のほうに細菌が入らないようになっています。

ところが、歯みがきなどの手入れが不十分だったりして、歯茎が細菌に感染して腫れてくると、歯から少しずつ離れて、ポケットのような隙間ができてしまうのです。

これが歯周ポケットです。

この動画の説明がわかりやすいです(英語ですけど)。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒Periodontal pockets

英語で歯周ポケットは、periodontal pocket です。periodontal は「歯の周囲の」という意味です。peri (ペリ)は、「囲む」とか、「まわりの」という意味の接頭語。dontal は「歯の」という意味です。

動画で先生が持っているチャートの左側が正常な歯茎、右側が歯周ポケットが深くなってしまった状態です。ポケットを放置すると骨が溶けてきて、抜歯という恐ろしい結末が待っています。

歯周ポケットの原因はプラーク

歯周ポケットができてしまう原因は、歯垢(プラーク)です。

プラークは歯の表面にあるねとねとしたもので、これはおもに細菌が集まってできたバリヤです(バイオフィルムと呼ばれています)。肉やハムが腐ってくると、表面がねとねとしてきますが、あれと同じようなものです。

食べ物の中に含まれているスターチ(でんぷん)と砂糖が、バクテリアと反応してできます。糖分が細菌のエサになっている、とも言えます。

それもあって私は砂糖断ちをしていますが、炭水化物はふつうに食べているので、相変わらず細菌にエサを供給しています。

砂糖断ちについて⇒砂糖断ちの1ヶ月:2月の30日間チャレンジ

歯の表面についたばかりの歯垢は、歯みがきやデンタルフロスで取ることができますが、24時間以内にまたできます。

プラークを放置すると歯石になる

プラークを取らずに放置すると、2,3日して歯石になります。歯石は歯垢が唾液の中にあるカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて硬くなったものです。

歯垢はやわらいから、歯ブラシで取れますが、歯石になると、もう歯磨きでは取れません。ガリガリと削り取る必要があります。通常、これは歯医者にいる歯科衛生士に取ってもらいます。

今、ネット通販でスケーラーなど、プロ並みの道具を買うことができるため、自分で取る人もいるようです。が、プロにやってもらったほうがいいと思います。

歯石取りは医療行為だと思いますので。

セルフカットは失敗しても、たいしたダメージはありません。ですが、歯石取りに失敗すると、歯茎を傷つけたり、苦労したわりには歯石が取れない、という結果に終わると思います。

歯石はでこぼこしているので、さらにその上にプラークがたまって、汚れが取れにくくなります。前より、細菌がたまりやすくなるのです。


歯石を放置するとどうなる?

歯石を放置するということは、細菌の感染がひどくなるということです。まず歯の根本の歯茎(歯肉)が赤く腫れてきます。これが歯肉炎です。

歯肉炎は、軽い歯周病というか、歯周病の初期段階です。

歯肉の腫れを放置すると、歯周ポケットができます。口の中にいる細菌は酸素のないところが好きなので、こういう奥深いところに巣食い、だんだんポケットが深くなります。

いったんポケットができてしまうと、バクテリア、歯垢、歯石がこの中にどんどん集まっていきます。ポケットの中でバクテリアはエンドトキシンという名前の毒素を放出します。

この毒素は、細菌が代謝をして出すものです。歯周ポケットの中には細菌や汚い物がいっぱいだと思ってください。

毒素が出るとますます歯茎が腫れて、ポケットが深くなります。深くなると、もう自分では掃除できません。

深くなったポケットは、歯の土台に到達し、歯の組織や歯をささえる骨(歯槽骨 しそうこつ)を溶かし始めます。骨が溶け始めると歯がぐらぐらして、そのうち抜けます。怖いですね。これが歯周病です。

こうなる前に、冷たいものや熱いものがしみる知覚過敏になるし、口臭もきつくなるし、歯磨きしているときに歯茎から血が出るので、自分でも違和感があると思います。

ポケットがあると、歯と歯茎の間に隙間があるので、本来なら、飲食物に接触しない、歯の根本の部分(象牙質)が、飲料などに接触して、痛みを感じるのです。

歯肉炎と歯周病についてはこちらを読んでください⇒知らないうちに進む病気~歯肉炎と歯周病の恐ろしさ 歯科で行ったディープクリーニングについても書いています。

ポケットの深さですが、上の動画では健康な歯茎の場合、0~3mmと言ってます。日本の歯医者さんのサイトでは、健康な場合、2mmまで、3mm~5mmは中程度の歯周炎、6mm以上はかなり進んだ状態、と書いているところが多いです。

歯周ポケットができてしまった

歯周ポケットができてしまった

歯周ポケットの治療方法

2014年の年末に、インプラントの専門医にかかりました。歯の根に膿がたまっていて、それがどうしても取れないから、歯を抜いてインプラントをすることにしたのです。

初めてインプラントの医者に行った話⇒初めて歯のインプラントの専門医に相談した日~インプラント編(1)

その時、歯茎の腫れがひどいことを歯科医に指摘され、歯肉炎の治療もしなければならなくなりました。

インプラントは自分の歯ではないので、入れた後は自分の歯以上に、口腔内の清潔を保つ必要があります。自分の歯を抜いて、人口の歯を入れると、歯茎の自浄作用というか、自分の歯がついてる歯茎ならちゃんとある自然治癒の力や、細菌に勝つ力がなくなってしまうからです。

口の中をきれいにできない人は、インプラントを入れても高いお金をドブに捨てるようなものなのです。

その時、歯周ポケットの深さを測ってもらいました。

この時は、事の重大さがよくわかっていなかったので、あまりしっかり聞いておらず、どの程度の深さだったのか覚えていません。歯医者のコンピュータの中にはデータがあります。

その後、歯周ポケットにある歯石や細菌を取り除くために、麻酔の注射を打って、ディープクリーニングという、かなり徹底的なクリーニングをしてもらいました。

歯周ポケットが深いと、奥の奥のほうに器具を入れて取らなければなりません。歯茎を切ってやる施術もあるようですが、私の場合は切っていません。単に、歯周ポケットの奥に、先の尖ったものを突っ込んだり、超音波を当てていたのだと思います。

症状によっては、クリーニングしたところに抗生物質を塗ることもあります。薬で細菌を叩くわけです。これも私はしませんでした。さらに経口の抗生物質を処方される人もいます。

健康な歯茎

健康な歯茎

私の歯周ポケットの状態

ディープクリーニングから1年たって、先週の金曜日、3月4日に1年後の経過を見る診察がありました。

歯科衛生士さんが測って、2とか3といった数字と、その他の私には意味のわからない専門用語で、歯茎の状態を伝え、もう1人の人が、パソコンに入力してました。

2mmというのも少しあったのですが、ほとんどが3mmと4mm。なかに1つだけ5mmがあってショックでした。この歯は、2年ぐらい前にクラウンをかぶせた歯で、クラウンが大きすぎるというか、隣の歯に密着していて、フロスがうまく入らないのです。

さらに、歯と歯のあいだの歯肉のそば(三角の部分)に食べ物のカスがたまります。これが不快なので、歯間ブラシを買って取ろうとしてみたのですが、穴が小さくて、ブラシが入りません。

ドラッグストアにあった、1番小さい歯間ブラシを買ったのですが、もっと小さいのでないとだめです。左下の奥から2番めの歯で、手が届きにくいのも問題です。

この歯は、歯茎の下のほうに刺激を与えると痛みもあるので、すごくいやな予感がしています。

痛みがあるから、去年の春、ふつうの歯医者にも行きレントゲンを撮って診察してもらいました。「ディープクリーニングのあとで、歯茎がセンシティブになってるかもしれません」と言われて、ジェルのようなものを塗ってもらっただけでした。

「レントゲンで見る限り、歯は大丈夫です」と言われました。でもレントゲンって万能じゃないですからね。心配です。

今は先日も紹介した、ワンタフトブラシで意識的にこの歯の歯茎のラインをこすってますけど、気休めにしかならないのかもしれません。

ワンタフトブラシについて⇒オススメのデンタルケア:ワンタフトブラシで歯垢を取る

経過観察の結果、先生は、「歯茎の状態は安定しているけど、引き続き歯みがきするとき、歯茎に意識的に歯ブラシをあてて、リステリンも使うように」と言われました。

「安定」という言葉は微妙です。私としては「すごくよくなっている」という言葉を聞きたかったです。

次のクリーニングは3ヶ月後です。この歯医者のクリーニング、一般の歯医者のクリーニングより高くて、450ドル前後です。あとで保険から少し戻ってきますが。先日は先生の診断もあったので(といってもほんの数分)、700ドルを越えました。

歯周ポケットが深いと、クリーニングの頻度もあがってしまうのです。なんとか半年に1度レベルに持っていくため、歯周ポケット改善にも力を入れようと思っています。

次回は、どうやったら歯周ポケットを改善できるのかお伝えする予定です。


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