シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

無駄遣いはもう卒業。気をつけたい5つの買わせるトリック。


浪費癖を直すには、必要なときだけ買い物に行くのがいちばんです。しかし、日々の食料品の買い物のついでに、うっかり、100円ショップや量販店に入ってしまうこともあるでしょう。

こんなとき、店側の買わせるトリックにはまらないように、特に気をつけたいポイントを5つ紹介します。

知らないよりは知っていたほうがよいことばかりです。知は力なり、ですから。

1.小さなもの(ミニサイズ)に用心する

正規の商品よりも、ちょっとサイズを小さくしたものが限定発売されることがあります。

ドリンクや化粧品、文房具など。

こうしたミニサイズ商品は小さいのでかわいいし、新鮮味があるので、うっかり買ってしまうことがあります。

人はもともと、かわいいものを好むのはこちらの記事でお伝えしました⇒かわいい雑貨への執着を手放す簡単な方法:ミニマリストへの道(85)

私もかわいいものが好きなので、店でそういうものを目にすると心惹かれます。

実際、メーカーが小さいサイズの商品を出すのは売れるからです。

ミニサイズの商品を見つけても、「かわいいわね」と鑑賞するだけにしてください。もちろん、その商品を買うために店に訪れたのなら、話は別ですが。

小さいものの仲間でほかに気をつけたいのは、カラフルなもの、キラキラしているものです。特に子どもづれの時は要注意です。「子どもがせがむから」という言い訳を作って買ってしまうことがあります。

2.サンプルをもらわない、試食しない

売り場でよけいな物を口にしてはいけません。

こちらでは、モールに入るやいなや、チョコレートをくれたり、シナモンロールのサンプルをくれることがあります。日本の様子はわかりませんが。

サンプル商品としてくれる場合もありますが、たいていは、消費者をいい気分にさせて、できるだけモールでお買い物をしていただく、という狙いがあります。

実際、店に入ってからチョコレートをもらって食べた人のほうがたくさんお金を使う、というリサーチがあります。

人間は、ストレスが多いと、余計な買い物をしてしまいますが、逆に、みょうにウキウキしていると、気が大きくなって、やはり不用なものまで買ってしまうのです。

セール会場で、「わ~、何もかも安い!」と気分が高揚していると、買い過ぎてしまいますよね。

ベストなのは、平常心で買い物をすることです。

そのために、店に入ってすぐ、何かを口に入れないほうがいいのです。

チョコレートを食べると血糖値があがって、幸せホルモンであるセロトニンがでます。セロトニンは、血糖値をさげるインスリンの分泌を促します。

セロトニンについて⇒セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる

大抵の人は、チョコレートで幸せな気分になります。幸せになるのはよいことですが、時と場合によります。

虫歯予防にもよくありません⇒なぜ歯が悪くなるのか?根本的な原因とズボラにもできる究極の予防法。

さらに、食品売場で試食すると、それを買いたくなるので、購入を検討しているものだけ、試食してください。

私も試食販売は危険だ、と知っているのですが、うっかり試食して、いらないおやつを買ったことがあります。半年ぐらい前です。いつも行くオーガニック食品のスーパーでナッツ系のスナックを試食販売しており、うっかり食べてしまったのです。

おいしかったので一袋買いました。その時、ちょっと安売りしていて4ドル99セントでした。

買ってしまった理由は、その食品の味が気に入ったのもありますが、売っていたおばさんがすごく話上手だったせいもあります。

周囲にいたほかのお客さんと、「これおいしいね」とか「こっちのフレイバーのほうがいいね」とか、そんな話をして、なごんでしまったのです。

ほかのお客さんも皆買っていました。人は他人の行動に影響を受けますので、これはまずい展開です。

買ったそのスナック、私は、すぐに食べ終わりました。次にその店に行ったとき、セールではなかったのに、6ドルぐらいするその高価なスナックをまた買ってしまいました。

いったん買うと癖になりますので、試食は慎重にしてください。

3.安易に商品をさわらない

買う気のないものは、さわらないほうがいいです。

さわると愛着が生まれてしまうのは、断捨離しているときと同じです。この点については、以前こちらで詳しく説明しました⇒こんまりの片付けで失敗したら試してほしいとっておきの「捨て」テクニック

目の前に商品があるだけでも、買う気をそそられますが、さわってしまうと、もっとありありと、その実体を感じることになります。

ぬいぐるみなど、ただ見ているだけなら、「ああ、ぬいぐるみだ、かわいいな」ですみますが、うっかりさわると、そのさわりごこちのよさにほっこりし、自分の家に連れて帰りたくなります。

ぬいぐるみを例にあげましたが、服でも化粧品でも食器でも文房具でも同じです。

ボールペン売り場で、買う気もないのに書き心地を試すべきではありません。ペンは安いので、つい買ってしまいます。

車もそうですね。試乗したら欲しくなるでしょう。車は安い買い物ではないので、思いとどまる機会があるとは思いますが。

「買う気のないものは絶対さわらない」というルールを作って厳守するとかなり衝動買いが減ります。私の実感です。


4.おとり商品につられない

ぐんと値段が下がっている目玉商品につられて、「ほかの商品もすごく安いんだ、お得なんだ、買わないと損だ、手ぶらでここを出てはいけない」という発想にならないように注意します。

何のために目玉商品があるのかというと、もちろん、ほかの商品も合わせてたっぷり購入してもらうためです。

特に、セール品に弱い人は、「タイムセールで今だけ安くなっています」といった商品には注意してください。

いつもこのブログを読んでいらっしゃる方は、きっと買い物リストをもって、ショッピングに行っていると思います。

どんなに値段がさがっていても、リストに書いていない商品はその日買うべきではないのです。

どうしてもほしいのなら、その日はいったん帰り、新たにリストにその商品を追加して出直してください。

めんどくさいと思うかもしれませんが、こうした地道な行動の積み重ねが、自分を浪費しない人へと変えていきます

私も昔は、値段が下がっているものが好きで、セール品のワゴンを見つけると、「何かいいものないかな?」とあさっていました。それも長々と。

そうやって買ったものはすべてゴミになり、断捨離されました。お店では魅惑的なセール品でも、家に持ち帰ったその瞬間から、ゴミの山のメンバーになってしまうのです。

まあ、私は、かなり重症の浪費家だったので、読者の方はここまでひどくはないと思いますが。

「おとり商品にまどわされない」「その場で買わない、いったん家に帰ってリストに追加する」というルールをもうけて下さい。

毎回そうはできないかもしれませんが、何も意識していないときより、無駄遣いが減ります。

値下がり商品が好きな人にはこんな処方箋を用意しています⇒断捨離の天敵、無料サンプルや値引き品の誘惑に打ち勝つ5つの方法

5.期間限定品という言葉にまどわされない

ウインドウショッピング

「今を逃すとこの品物はもう手に入りません」ということを強調して、消費者を購入に促すのは、古くからあるセールスの手法でひじょうに効果的です。

この商品は数が少ないとか、すごく珍しいものです、と希少性(きしょうせい)を強調されると、人は、それが欲しくなります。

自分には手に入れられないとか、手に入れにくいと思うと、それまでは欲しくなかったものが、急に「どうしても手に入れなければならないもの」に変わってしまうのです。

自分に持ってないものをほしがるのは、ごく自然な反応です。

そこで、期間限定品を見たら、「期間限定品じゃなくても、私はこれを買うか?」と自問自答してください。

工業製品ならば、たいていの商品は、今べつに買わなくても、別の機会に購入することができます。ちょっと待ったほうが、むしろもっといい物を買うことができるぐらいです。

同じ理由から、「お1人さま3個まで」「残りわずか30個」といったウリ文句にのらないように気をつけてください。

確かに、その場では「限られた商品」かもしれませんが、その状況を俯瞰してみれば、「期間限定品」も「数量限定品」も毎回、店に登場していることに気づくでしょう。

スーパーマーケットの買わせる手法はこちらに書いています⇒節約したいなら知っておきたいスーパーマーケットの買わせる戦略10個

心理的な思い込みがいらない買い物につながる話はこちら⇒無駄遣いの原因は心理的な思い込み。認知バイアスを知って上手な買い物を。

自分で買う決断をしているわけではない話⇒我々は本当に自分で決めているのか?ダン・アリエリーに学ぶ、選択のミス(TED)

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このようなセールストリックを知ってはいても、売り場で衝動買いをしてしまうことは少なからずあります。

論理的な思考がいともあっさりと感情に負けるからです。

そこで、無駄遣いをしないために、ほかの戦略も同時進行で取り入れてください。

買い物リストを持ち歩いたり、これまで断捨離した数々のゴミの写真をスマホに入れて時々眺めたり、短い期間で買わない挑戦をしたり、ストレスを溜めないよう、睡眠をしっかりとったりすることです。

買い物は癖です。

癖を直すには、根気がいりますが、いったん、あまり物を買わない人になると、嘘のように買わなくなります。


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