ヴァセリンのクリームとリップ

ミニマリストの持ち物

ヴァセリンリップをスキンケアに取り入れ、唇の荒れにそなえたのに、ほとんど出番がないわけは?

肌断食実践中なので、化粧品はほとんど持っていませんが、ちょっと前にヴァセリンリップを購入しました。以前からヴァセリンのクリームのほうを使っているからです。

しかしヴァセリンもヴァセリンリップもあまり使わなくなってしまいました。

ケミカルな化粧品を好まない私が、なぜヴァセリンを持っているのか、そしてせっかくヴァセリンリップを買ったのに、なぜ使わないのか、その点についてお話します。



そもそもヴァセリンとは何か?

ヴァセリンは、顔や、からだ、髪にまで使える全身用保湿クリームです。原料は100%ワセリン

ワセリンは原油を精製したときに出る残り物のペトロラタムをさらに精製したもの。ワックスの親戚とも言えますね。

石油と聞くと、ガソリンや灯油をイメージして、ひるむ方もいらっしゃるかもしれませんが、ワセリンは無味無臭です。食べたことはありませんが。

ヴァセリンは、精製度が低い黄色いワセリンが原料で、とても安価です。いわゆるふつうの化粧品のクリームのように、界面活性剤や防腐剤が入っていないので、敏感肌の人にも刺激がなく安心して使えます。

医薬品の軟膏などの基材になっているし、化粧品にも使われています。

あのマリリン・モンローが、下地クリームとしてヴァセリンを使っていたのは有名な話ですね。ヴァセリンをファンデーションの下に塗ることによっって、できあがった肌が輝き、カメラにうつると、とても新鮮でみずみずしい印象を与えたのです。

筆子はヴァセリンを、かかとのがさがさがひどくなって、ひび割れて血がにじんだときや、やけど、虫さされのときに塗っています。また、ヘナで白髪染めをするときも利用しています。生え際に塗って肌に、ヘナがつかないようにするわけです。

ヴァセリンはいろいろなことに使える汎用性の高いクリーム。全身に使えるのでとても便利です。厚塗りするとかえって乾燥するので、うす~く伸ばすのがコツ。なかなか減らないので、もともと価格が安いうえに、さらに経済的です。

ヴァセリンリップクリームも買ってみた

そんなふうに、長年ヴァセリンを愛用していたので、ドラッグストアで、ヴァセリンのリップクリームを見かけたとき、思わず手がのびました。

去年の11月の始め、手持ちのリップクリームを使い切ったので、新しく買ってみたのです。

それ以前に使っていたリップクリームはきっちり使い切りましたよ。

正式な商品名は Vaseline lip therapy (ヴァセリンリップセラピー)
7グラムで2ドル99セントでした。

ヴァセリンリップセラピー

このリップクリーム、オリジナルのヴァセリンと同じデザインの容器に入っていて、見た目もキュート。ふたを開けて、指先でぬるようになっています。スティックタイプではないので、もう使い切るのに苦労しません。

ヴァセリンのクリームとリップ

リップを買う前に、オリジナルのヴァセリンクリームを唇にぬっていましたが、リップクリーム専用のヴァセリンは、クリームほどべたつきがなく、多少さらっとしています。

リップのほうは、精製度が3倍高いそうです。だからちょっと値段が高いのでしょうね。





なぜ最近ヴァセリンを使わないのか?

ヴァセリンリップを買ってすぐはよく使っていたのですが、ちょうど肌断食をし始めた頃だったので、リップクリームも意識的にあまり使わないようにしました。

今年の1月21日に歯を3本抜きましたが、そのとき、異様に唇が乾き、かさかさになったので、ヴァセリンリップを塗りました。

しかし、このリップクリームを塗ったのはそれが最後です。

ヴァセリンのクリーム、リップクリームとも、ろくに使わないでいたら、今年の冬は、肌も唇も乾燥することがほとんどありませんでした。ただ、かかとのガサガサは残っています。

数年前は、冬になると、かかとはもちろん、ひじや膝も乾燥し、太もももにいたっては、乾燥のせいで赤くなり、かゆみまでありました。この頃は、全身にローションをまめに塗っていたものです。

ところが、今年はそういうことが全然なく、気づくと、3月も31日。冬はほぼ終わってしまったのです。

私は肌断食をやっているだけでなく、頭はお湯シャンですし、お風呂もほぼタモリ式入浴法で、石けんもめったに使いません。つまり「洗わない人」なので、そのせいもあって、皮膚があまり乾燥しなかったのかもしれません。

美肌でもちもちしているとは言いませんが、肌断食のおかげで乾燥しなくなったのは確か。やはり洗いすぎは、肌本来の皮脂を奪ってしまうのでしょうね。

そんなわけで、今年の冬はヴァセリンもヴァセリンリップも、ハンドローションもほとんど出番がなかったのです。





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