シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

何があなたを買い物に走らせるのか?私の買い物が止まらなかった5つの理由



「持たない暮し」をするためには、ある程度「買わない生活」をする必要があります。特に衝動買いは、シンプルライフの敵と言えましょう。

今回は、元浪費家で、かなり買い物依存症に近かった私が、買い物ばかりしていた理由を5つお伝えします。

今、買い物が止まらなくて悩んでいる人は、こんなふうに、一度自分の買い物グセの理由を考えてみてください。理由がわかれば対策をたてて克服できます。

私が買い物ばかりしていたのは、20代から30代始めごろまで。もともとズボラで出不精なので、実店舗ではそこまで大量には買っていません(自分だけがそう思っているのかもしれませんが)。

わざわざ買い物ツアーに出るとか、アウトレットショップに行くことはなかったです。1度だけ、友だちと東京に買い物目的で出かけたことがありますが。

しかし、勤め帰りにショッピングビルをうろうろして、目についた服を買ってしまったり、通販(特にフェリシモなどの頒布会)が大好きで、積もり積もってたくさんお金を使い、ガラクタを増やしました。福袋も大好きでした。

よく「買い物に失敗する」と言いますが、今思うと、成功とか失敗とか考えることすらしていませんでした。

なぜそんな買い物をしてしまったのか?今思うとこんな理由があるのです。
ショッピング
☆私が買い物ばかりしていた理由

1.ひまで退屈だった

会社では忙しく働いていましたが、アフター5はたいていひまでした。そこで、「楽しい買い物」で時間をつぶしていました。

どんな小さな買い物も多かれ少なかれ刺激的です。

キャラクターグッズを集めた店で、カラフルな商品を見るのも楽しいものでした。1つ1つはそこまで高価ではないので、目についたものを買い求め、家に持ち帰っていました。

キャラクターグッズを買い集めるクセは後年、克服しました⇒いかにして私はキャラクターグッズを卒業したか~大量の「かわいい物」を断捨離して得た境地とは?

買い物というのは手軽なレジャーです。私は子どもを連れて里帰りし、行く所がなくなると、繁華街にあるショッピングビル、デパート、東急ハンズに連れていきます。

自分は何も買いませんが、とりあえず娘は喜ぶのではないか、と期待して。

すっかり「買わない生活」に慣れてしまったため、物がうわーっとディスプレイされているのを見ると、楽しいどころか、神経が疲れるようになりました。

娘も、最初は物珍しそうにしていますが、すぐに飽きます。動物園のほうがいいと言います。

買い物以外に、心楽しいことはもっとたくさんあるのです。

2.無力感の解消のため

会社や家で自分の思いどおりに行かないことがあると、買い物をしてそのうっぷんを晴らしていました。いわゆるストレス解消です。

世の中、なかなか思い通りに行きませんが、少なくとも、店に行けば、ほしいものを買うことができます。

買い物は人に「万能感」を感じさせる行為なのです。自分で選んだ物を自分で稼いだお金で買う、最初から最後まで、自分でコントロールできる行動です。

広告のせいで、いいように買わされていることには気づいていませんでした。

また、実家にいて、母親が食費や光熱費の大部分を払って、守ってくれていたから、そういう買い物ができたということにも考えが及んでいませんでした。


3.ピア・プレッシャー

ピア・プレッシャーはpeer pressure という英語からできた外来語です。peer は同僚、仲間のこと。

職場なら同僚からの圧力、学校なら友だちからの圧力がピア・プレッシャーです。

私はどちらかというと、ピア・プレッシャーを感じないほうだと思いますが、昔は今より感じていたようです。

ピア・プレッシャーについてはこちらでも説明しています⇒どうしてこんなにたくさん洋服を買ってしまうの?あなたが洋服を買い続ける7つの理由

基本的に買い物は1人でしていましたが、たまには友だちと行くこともありました。友だちが、「これ、いいんじゃない?」と言えば、「そうかな?」と思い、試着して服を買いました。

人と買い物に行くと、「買わないほうがいいよ」と言われるより、「買ったら?」と言われることのほうが多いと思いませんか?だからこそ、「買い物」なのでしょうが。

また、一緒に行った人が、おしゃれな物やはやりの物を買ったら、自分も「乗り遅れたくない」と思って同じものや、別のものを買ってしまうものです。いったい何に乗り遅れるのか、よくわからないままに。

私の娘も、たまに友だちとモールに買い物に行きますが、私と行くときより、絶対よけいなものをたくさん買ってきます。

まあ、今の私は「買わない人」であり、本当に必要なものしか買わせません。買い物という行為に対して、終始ネガティブなオーラが出ていると思います。

4.自分の生活に満足していなかった

世間にあふれている広告は、「これを買えば、あなたはもっときれいになります」「楽しくなります」「便利になります」「若く見られます」「やせます」「やせて見えます」「賢くなります」「年収があがります」などなど、現状改善の特効薬として、その商品を売り込みます。

私たちはいつも、「そのままじゃだめですよ。これを使って変わらなければ」と言われているのです。つまり、その商品を買えば、「今より幸せになりますよ」というメッセージを受け取っているわけです。

逆に言えば、「今のままでは何かが足りません」と毎日ダメ出しをされているのです。

自分でも、「今の生活はなんか、いけてない」「こんな生活はいやだ」と思っていたら、「これを買えば改善されます」という広告にのってしまうのは、無理もないことです。

昔の私は、勝手に社会に幻滅していたので、広告にのせられていろいろなものを買ってしまいました。

今はもう少し自分に自信があるし(もう56歳ですから)、物が足りないとも思わないので、こういう広告に踊らされることが少なくなりました。

多くの人は、買い物をして、今とは違う自分になりたいのだと思います。

5.クレジットカードの使用

クレジットカードでお買い物
私は一応物を買う前に、値札を見ていました。しかし本当に見ていたかどうか疑問です。OL時代は実家暮らしでしたから、給料の一部を母に渡すと、あとは制限なく使えました。

さらに私にはクレジットカードという強力な武器がありました。

クレジットカードこそ、私の買い物を加速させた張本人です。クレジットカードは借金です。しかし、誰かに頭をさげてお金を借りているわけではないので、「借金してる感」がまるでありません。

クレジットカード会社は、「クレジットカードを使って、スマートにショピングを楽しもう」といかにもポジティブなイメージを私の頭に植え付けました。

カードがあったので、私は特に必要でもないものをしばしば買いました。それも、自分の給料を考えると、分不相応な服を。

キャッシングこそしませんでしたが、引き落とし額に残高が足りなくなりそうなことはしょっちゅうでした。

もちろん私は予算なんてたてませんでした。これでは買い物に制限がかからないのも仕方がありません。

「今はお金がなくても、給料日になれば給料が入るから」とわりと軽い気持ちでクレジットカードを使っていたのです。その結果、どうでもいい不用品で部屋はいっぱいになり、貯金は全くたまりませんでした。

「独身の実家暮らし」という、人生で最も貯金しやすい時期に、ガラクタばかりをためていたのです。

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今思うと、何が届くのかわからない頒布会を利用したり、中身がわからない商品(福袋のことです)を買うなんて狂気の沙汰です。

唯一の救い(?)はインターネットがなかったこと。私が若いころは、通販はカタログ販売が一般的でした。

カタログ販売の注文は葉書きや封書でしていました。人と話したくないので電話を使ったことはありません。

郵便はゆっくり届くし、注文を入れると、時には売り切れていることもありました。

フェリシモの頒布会では、注文書を買くのが面倒で、毎月同じものを取りつづけていた時期があります。手書きの注文書を書くのはズボラ筆子には面倒なことだったのです。

インターネットだとワンクリックで買えてしまいます。のんびりした昭和生まれだったので、借金を作らずにすんだのかもしれません。


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