シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

ちゃんと食べているつもりなのに、いつもお腹がすいている10の理由。



しっかり食べているのに、やたらとおなかがすくことはありませんか?ダイエット中の人は困ってしまいますね。

なぜすぐにおなかがすいてしまうのか?その理由を9つお伝えします。

1.実はおなかはすいていない。ただ食べたいだけ(空腹と食欲を間違えている)

空腹になるとお腹がなったり、頭痛がしたり、貧血のようになりますが、これは純粋に肉体的な反応です。

ところが、人が「何か食べたいな」と思うのは、たぶんに心理的要因があります。

ストレスを感じたり、退屈なとき、物を食べてその気持ちを癒やす人はたくさんいます(私のナッツの食べ過ぎもそうです)。

「いつもお腹がすいている」人は、実は、単に「何か食べたい」という衝動をいつもかかえているだけなのかもしれません。

なんだか四六時中お腹がすいている、と思うなら、気持ちが満たされているかどうかチェックしてください。

2.ホルモンのアンバランス

ホルモンのバランスが悪くなると、空腹がつのることがあります。

甲状腺ホルモンの分泌が増える病気になると、始終、空腹を感じてしまいます。エネルギーの消費が早くなるからです。

PMS(月経前症候群)のときも、おなかがすく人がいます。PMSは生理前のさまざまな不調ですが、その原因は女性ホルモンのアンバランスにある、と考えられています。

ホルモンは脳の指令を各細胞に伝達するメッセンジャー。とても重要な役割を果たしています。

詳しくはこちら⇒知っているようで知らない、ホルモンとは何?わかりやすく解説しました

甲状腺ホルモンの病気なら治療が必要です。

ちょっとしたホルモンのアンバランスは、できるだけ健康的な暮らしを心がけることで改善できます。

3.加工食品(砂糖や白い小麦粉製品)の食べ過ぎ

ジャンクフード主体の食事をしていると、空腹感を感じます。

加工食品には、精製された糖質(白い小麦粉や砂糖)が多く含まれているため、食べ過ぎると血糖値の急激な上昇と下降がおきます。

血糖値が下がると、また食べたくなります。ここで甘いものなどを食べるとまた血糖値が上がり、また下がるので、なかなか食べる行為が止まりません。

甘いお菓子を子どもに与えていると、なんだか1日中、おやつを食べています。

ハロウィンのあととか。

それは血糖値のアップダウンのせいなのです。

砂糖を食べたあと体の中で起きていること⇒砂糖を摂り過ぎるとイライラしたり気分が落ち込んだりうつになる理由。 | 筆子ジャーナル

甘いものを食べるのが止まらなくなる理由⇒砂糖への依存性はこうして起きる。甘いものをやめるために1番大切なこととは?

おなかがすいたとき安易に甘いものに手を伸ばさず、消化に時間のかかるおやつを食べることで、この問題を防ぐことができます。

甘いものがほしいなら食物繊維の多い果物をどうぞ。アーモンドなどのナッツ類もおすすめです。

4.水が足りていない

空腹感と喉の乾きは、ともに脳の視床下部がコントロールしています。ところが、しばしば、この2つが混乱してしまうそうです。

単に喉が乾いているだけなのに、おなかがすいたと勘違いし、よけいなおやつを食べてしまうのです。

常に充分な水分をとっておくと、こういう混乱は起きません。

「おなかがすいた」と思ったら、まずは水を飲んでみてください。落ち着くかもしれません。

水を飲むことはほかにもたくさんメリットがあります。

水をたくさん飲む方法はこちら⇒水を飲む習慣をつける5つの方法。こうすればたくさん水が飲める。

5.睡眠不足

夜しっかり寝ていないとおなかがすくことがあります。

「空腹感と睡眠と何の関係があるのか?」と思うかもしれません。しかし、これが大ありなのです。

寝足りないとグレリン(ghrelin)というホルモンの分泌が増え、レプチン(leptin)というホルモンが減少します。

グレリンは胃で作られ、レプチンは脂肪細胞で作り出されています。

グレリンは食欲を増進させる働きがあります。逆にレプチン(leptin)は、「もうおなかいっぱいです」というシグナルを出します。

レプチンがたくさん出ていれば、太りにくいのですが、グレリンがたくさん出れば、おなかがすくのです。

グレリンは成長ホルモンの分泌を促すので、英語のgrow (成長する)という単語の仲間の ghre という言葉が名前に使われています。

レプチンの語源はギリシア語で「やせる」という意味の leptos です。

そういえば、英語で、lepto-という接頭語がついている単語はみんな、「細い」とか「少し」という意味を持っています。

睡眠不足はグレリンとレプチンの分泌に影響を与えるだけではありません。

寝足りないと、体も脳も疲れているので、すぐにエネルギーになる甘いものや、炭水化物を欲しくなってしまいます。


6.ストレスが多すぎる

1番で書きましたが、ストレスが多いと人は何かを食べたくなります。これはひじょうによくあるケースなので、ここで詳しく説明します。

ストレスを感じているとストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリン)が出ます。通常、人は、自分に危険が迫るとストレスを感じます。

大昔なら、外でライオンやクマにあったときです。

外敵と闘うか逃げる準備をするために、体はストレスホルモンを出すのです。脳は、「大変だ、いつもよりエネルギーを補給してこの危機を切り抜けよう」と指令するので、食欲を感じます。

また、ストレスを感じると、セロトニンが少なくなります。

セロトニンのレベルが落ちると、べつにおなかはすいていないのに、食欲を感じてしまいます。

かくして、ストレスが多い人は、やたらとおなかがすき、簡単に食べられるハンバーガーやポテトチップス、クッキーなどのスイーツを食べて、ますます空腹を感じてしまうのです。

セロトニンについて詳しくはこちら⇒セロトニンを自然に増やす5つの方法。サプリは使わず幸せになる

私も、ストレスを感じていると、物を食べたくなります。

「こんなにがんばっているんだから、今日ぐらいおやつを食べてもいいよね」とか「これ、食べて気持ちを奮い立たせよう」と、言い訳しながらナッツを爆食することもしばしば。

食べてストレスを解消するのは逆効果です。

健康的なストレス解消法はこちら⇒疲れたときはこれ。5分あればできる簡単なストレス解消法10選

7.タンパク質が足りていない

タンパク質は消化に時間がかかるので、満腹感が続きます。タンパク質を摂っていないとすぐにおなかがすきます。

お昼はうどんやサラダだけですませず、少しでいいのでタンパク質も混ぜてください。

では、タンパク質は1日に何グラムとったらいいのか?

実は、団体によって言っていることが違います。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015」によると、成人男子は50グラム、成人女性は40グラム。

体重1キロにたいして1グラムという説もあります。0.8グラムと言う専門家もいます。体重が50グラムの人は、40グラム~50グラムのタンパク質が必要ということです。

体重だけでは一概に言えません。筋肉の多い人や、肉体労働が多い人はそれだけタンパク質も必要です。

いずれにしろ、成長が終わったら、もうそんなにたくさんタンパク質はいりません。いりませんが、必ず摂らなければなりません。

たぶん、ふつうの人はタンパク質を摂りすぎているでしょうが、ベジタリアンの人はタンパク質が充分摂れているか、気をつけたほうがいいです。

肉を食べない人は、玄米やオートミール、豆、ナッツなどを意識して食べてください。

ちなみに、タンパク質を摂り過ぎるとどうなるかは、今も研究されており、はっきりしたことはわかっていません。今のところ、腎臓に負担がかかる、と言われています。

腎臓は、タンパク質を分解すると出る老廃物(窒素)を濾過しています。タンパク質を必要以上に摂ると腎臓の仕事が増えるのです。

またタンパク源である動物性食品を食べすぎると、野菜や果物、穀類の摂取量が減るため、食物繊維やビタミン、ミネラルが不足します。

ラーメンを食べる女

いつもおなかがすいている人。

8.脂質をしっかりとっていない

タンパク質と同じで、脂質もちゃんと食べないと、おなかがすきます。脂質は摂り過ぎると太るので、避ける人が多いのですが、必要な栄養素です。

脂質の中に、必須脂肪酸というのが含まれています。

1日の摂取カロリーの20~30%を脂質から摂るのが理想的だと言われています。しかし、ほとんどの人が摂りすぎているでしょう。私もナッツをよく食べているので摂りすぎているはずです。

きっちり計算したことはありませんが。

心臓に負担のかからない、良質の脂質を摂ってください。オリーブオイルやナッツ、シード類、アヴォカドなどを食べておけばいいでしょう。

9.お酒の飲み過ぎ

食欲増進のために食前酒というものがあるぐらいですから、お酒を飲めば、食欲が増すのはわかると思います。

またお酒を飲むと、のどが乾くので、4番に書いたように、脳が「あら、おなかがすいたのかな?」と勘違いして、物を食べてしまいます。

お酒の飲み過ぎによる空腹感を抑えるためには、飲む前に何か食べることです。

お酒を飲んでいるときは、ときどき水も飲んでください。

ただ、物を食べずにお酒ばかり飲んでいても、これはこれで体によくありません。

10.食べものの写真と映像の見すぎ

始終おなかがすく人はインスタグラムなどで、おいしそうな食品の写真を見すぎていいるかもしれません。

ちまたには食欲をそそる食べ物の写真や映像があふれています。カラフルなレシピ本、料理番組、フェイスブックで見る他人の食べたもの、インスタグラムで見るやたらとおいしそうなスイーツ。

こういうものを見れば、脳は「食べたいな」と思います。たとえおなかがいっぱいでも。

広告を見ると、買物をしたくなるのと同じです。

日本は食文化が豊富なせいでしょうか、それはもうおいしそうな食べ物の写真や映像がいっぱいです。

カナダでもテレビの広告でたくさん食品の映像が流れています。

子どもたちにジャンクフードのCMを見せるな、と主張するTEDの動画を紹介したことがあります⇒ジャンクフードの宣伝から子どもたちを守るには?(TED)

CMの影響を受けているのは、子どもに限ったことではありません。

今の社会は、食べ物にフォーカスしすぎているのではないでしょうか?

食事は生きるためにすることです。睡眠と同じです。ところが、睡眠は全くプロモートされません。

睡眠や睡眠グッズは地味だし、商売としてのうま味がないからだと思います。

一方、食事に関しては、もう朝から晩まで、うるさいことこの上ないです。それもこれも、ビジネスになるからです。

あれ食べろ、これも食べろ、これはおいしい、これはこういうふうに作るともっとおいしい、こっちの店はおいしい、あっちの店はまずい、新製品だ、季節限定品だ、ダイエット中に食べてもいいおやつはこれ、とうるさすぎます。

このような情報に、テレビやインターネットでさらされていると、おなかがいっぱいでも食べたくなりますので気をつけてください。

スーパーなどでおいしそうな匂いをかぐと、やはりおなかがすいてきますね。

ダイエットしたい人は、食品の写真を見たり、匂いをかぐのを避けてください。
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お腹がすくと、ぐるぐると鳴りますが、これは胃や腸が動いているから。

このときモチリンという消化管ホルモンが分泌し、腸のぜん動運動を促します。排便機能が高まるので、体の掃除になり、これはとてもいいことなのです(「マンガでわかる西式甲田療法」に書いてありました)。

この意味で、しっかり空腹状態を作るのは大事なこと。

また、空腹であれば、どんな食事もおいしくいただけます。それに空腹でないのに、食べていたら、食べ過ぎになり健康によくありません。

テレビやインターネットを見すぎず、タンパク質と脂質と野菜、果物、穀物をバランス良く少量だけ食べ、ストレスのない生活をしていると、よけいな物を食べなくてすみます。

目指すべきは、こんな生活なのです。難しいですが、できるところから改善していくと、腹減り病は完治します。


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