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私が捨てたもの

2015年、断捨離してよかったもの(古いもの編)~捨てるからこそよみがえる思い出

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今年(2015年)捨ててよかったものを紹介しています。前回は人からいただいた贈り物を紹介しましたが、今回は比較的長く持っていたものを3つ集めました。

私はもともと、物持ちのほうなのです。3つとも長年持っているうちにガラクタになってしまったようです。

若干、個人的な思い出話を書きますので、暮れで忙しい人はここで読むのをやめてください。

1.25年以上持っていた指輪とネックレス

指輪とネックレス
20代後半から30代前半にかけて買ったアクセサリーを2点、捨てました。前回の記事でもティファニーのピアスを捨てた話を書きましたが、こちらはもっと以前、OL時代に買ったものです。

指輪を捨てた話はこちらに詳しく書いています⇒高かったから断捨離できない?埋没費用はどのみち回収できません

ネックレスは若いころ、少しはしましたが、指輪はほとんど使いませんでしたね。そもそも私、指輪をする習慣がないのですから。

ではなぜ買ってしまったのでしょうか?しかも私にしては金額の高いものです。

上の記事に書いていますが、その頃勤めていた会計事務所の顧問先の営業の方にいい格好したかったのでしょうね。

断りにくかったのだと思います。ならば、もっと安いものを買っておけばよかったのですが。

いずれにしても、自分が心から欲しくて買ったわけではありません。この頃はミニマリストではなかったので、30日ルール(欲しいものがあっても買う前に30日待つこと)なんて、やっていなかったですし、深く考えず、買ってしまったのです。

要するに思慮が浅かった、ということです。

考えてみると、これまで断捨離したものの中で、自分が本当にほしいと思って買ったものはとても少ないです。

人はいとも簡単に平常心をなくし、不用な物を買ってしまうのです。人がいらない物を買ってしまう理由はこちら⇒今日もまたいらない物を買ってしまう5つの理由。無駄遣いはやめられるのか?

指輪を買ったあとは、「値段が高かったから」という理由で、なんとなく持っていました。

当然のことながら、ネックレスも指輪も捨てたあと、全く困っていません。ネックレスはともかく、指輪は買ってすぐ、失敗に気づいたので、返品するべきだったと反省しています。

2.「のんちゃんジャーナル」2冊

のんちゃんジャーナル
こちらも25年以上持っていた古い本。

昔『オリーブ』という雑誌を創刊号から5年ぐらい欠かさず買っていました。『オリーブ』は1980年代初めに創刊された、若い女子向けのファッション雑誌です。

読者のターゲットは中学生や高校生ではなかったでしょうか。少女向けの雑誌です。私はすでに大人でしたが、リセエンヌのようなイメージが好きだったので、愛読していました。

創刊の頃は、子供だけに見せておくのはもったいないほど、独特の世界観がありました。ファッションだけでなく、音楽、映画、インテリアの話も興味深いものが多かったです。写真もとても素敵でした。

私は昔からフランス映画が好きだったので、この『オリーブ』とちょっと時代がさがりますが、日本の『マリ・クレール』の映画評なんかを楽しみに読んでいました。

『オリーブ』は毎号なめるように見ていましたが、そのうち編集方針が変わって、若い女の子向けのごく普通の雑誌になったので買うのをやめました。

その『オリーブ』を捨てられず、大量に持っていましたが、会社をやめた夏に結局すべて捨てました。暑い中、毎日『オリーブ』を数冊ずつひもでしばっていました。廃品回収に出すためです。

『のんちゃんジャーナル』は『オリーブ』の巻末のほうにイラストレーターの仲世朝子さんが書いていた連載を集めたもの。

のんちゃんという女の子が、自分の興味のままに冒険する話です。

冒険と言っても、アマゾンなどの秘境に行くわけではなく、以前からやりたいと思っていたことや興味のあることを、自由研究して、絵と文で紹介します。

話題は、映画、ファッション、バレエ、アロマテラピー、カリグラフィー、フランス語、カフェ、トレンドの食べ物などさまざま。のんちゃんの好きなものが私の好きなものと重なっていたので、毎号楽しみでした。

作者の仲世さん自身が好きな物や世界を絵と文でまとめた連載だと思います。仲世さんは、タンタンの女の子版を作りたかったとのこと。

本にまとまったとき2冊とも買って、ずっと持っていました。『オリーブ』をすべて捨てたあともこの2冊は捨てず。ところが持っているだけで安心して、手に取ることはほとんどありませんでした。

「半年手に取らない本は捨てよう」と決めたので、この本も手放すことにしました。

捨てる前にちょっと開いて読んでみましたが、絵のそばに書いてある文字は細かすぎて老眼の私には、全然読めませんでした。

☆今年捨ててよかったもの、贈り物編はこちら⇒今年断捨離してよかったもの3つ(プレゼント編)~理想の贈り物とは?

3.スヌーピーのぬいぐるみ

スヌーピーのぬいぐるみ
25才か26才のときに、会社の同僚に誕生日のプレゼントとしてもらったものです。

30年以上前の話です。私昔からスヌーピーが好きでした。今は、ムーミンに負けていますが、昔はスヌーピーは各方面で大人気でした。

ぬいぐるみそのものはかわいいですし大事にしていました。ところが、これをもらってわりにすぐ、くれた同僚とちょっとした行き違いがあって、仲が悪くなったというか、完全に交渉がなくなりました。

同僚は新婚だったのですが、そのうち妊娠して退職しました。もともとそこまで親しかったわけではありません。

交渉がなくなったので、赤ちゃんが生まれたときも、別の同僚から性別を聞いただけです。

そのようなちょっといわくつきのぬいぐるみでしたが、特に問題なく、ずっと持っていました。ところが、心の断捨離について考えているうちに、自分がこのぬいぐるみを見ると、ネガティブなことを思い出すことに気づいたのです。

今までそういうことにあまり意識を向けていませんでした。

その感情はそんなに強いものではありません。「ああ、あれはいったい何だったのだろう」というぐらいで、ちょっとだけ苦い思い出です。

けれども、私はどんなに小さな感情でも、ネガティブなことを思い起こさせるものはすべて捨てることにしました。

そこで、今年の5月に30年以上持っていたスヌーピーを手放したのです。

ぬいぐるみを持っていたとき、これをくれた同僚のことを思い出すこともありました。

それは、「スヌーピーをくれてありがとう」という感謝の気持ちでは決してなく、昔あったちょっとした「行き違い」をうらむような気持ちを伴っていました。

ですが、スヌーピーを手放したあとは、どこで何をしているのかわかりませんが、彼女が毎日幸せであってくれたら、と願っています。

物の断捨離をするとうらみつらみは消えて、心の平安が得られることを身をもって体験しました。これが心の断捨離なのかもしれません。

* * * * *
これ以外にも、今年はかなり古いものを捨てました。「そんなに古いものを手放して大丈夫なのか、さみしくないのか」と聞かれることもありますが、全く問題ありません。

今回、この記事に書いたように、思い出はすべて私の心の中に残っています。指輪も本もぬいぐるみも、捨てなければそれについてそんなに深く考えることはなかったでしょう。

目の前にありながら、その存在は忘れたままになっていたと思います。

しかし、捨てようと引っ張りだしたら、さまざまな思い出が蘇ってきたのです。そうした思い出は、時がたてば、また忘れ去られるかもしれません。ですが、たぶんそれは自分が、「もう忘れていいよ」と判断するからではないでしょうか?

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