音の儀式、買わない宣言、働く喜び~読者の暮らし見直し便り

ミニマルな日常

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シンプルな暮らしをめざしている読者のお便りを3通紹介します。

帰宅時の小さな儀式、買い物グセとの向き合い方、退職後に片づけで気持ちが変わった話など、それぞれ違う角度から暮らしを見直したエピソードです。

まず、笛吹きお遍路さんのお便りです。

帰宅時の「浄めの儀式」

件名:2/14の「1分儀式」について

筆子さん、今年初めてのお便りです。

あけましておめでとうございます(笑)

今日の、家に帰ったときのリセット、いわば「浄めの儀式」を読んで、自分はこうしているというのをお便りしたくなりました。

ご返事は不要です。

鉦や太鼓、笛といった鳴り物はそれ自体がお祓いの力を持つそうで、中でもお寺の鐘は最強だそうです。

お参りして出がけに突くと、そのお参りの御利益ごとぶっ飛ばすので、「出鐘は突くな」とお遍路を始めたころに教わりました。

「出鐘」が「出金」につながり縁起が悪いという語呂合わせより、御利益ごとぶっ飛ばすほど力が強い、という方が私は気に入っています。

さて、その鐘のうんと小さいバージョンのつもりで、玄関に風鈴を吊っています。

帰宅時にちょいとつついて鳴らします。

それから、お遍路していたときに持ち歩いていた鈴(リン)も玄関に置いてあります。

これは祖母がくれたもので、那智の滝の近くの有名どころの銘品でナントカでという講釈があったんですが、よく覚えていません。

ただ、お参りしているときによく「いい音ですね」と声をかけてもらえるくらい綺麗な音がします。

それを帰ってきたときに鳴らして、その残響が消えるまで玄関に立っています。

鈴も風鈴も、一日の穢れを払ってくれるような気がします。

これが私の内と外との切り替え儀式です。

これで新しく風鈴を買おうとか、仏具屋でお鈴を買おうとか考えないでほしいですが、もししまい込んであったら、そうやって役に立ててはどうかなと思います。

これからも記事の更新楽しみにしています。

笛吹きお遍路さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

なるほど、音を使った儀式もいいですね。

鈴の残響が消えるまで玄関に立つなんてとても素敵です。

ほんの数秒のことだと思いますが、その間に外の世界と家の中がきちんと切り替わりますね。

お祖母さまからもらった鈴が、毎日の帰宅の場面で活躍しているのもいいですね。

音がするものではありませんが、以前、私はリビングを掃除したあとに、短いお香を焚いていたことがあります。

これもいい儀式になっていました。

儀式に使うものを新しく買う必要はありませんよね。

すでに手元にあるものを、日々の暮らしの中で活かすことが大事だと私も思います。

それでは、お遍路さん、今年もお便りお待ちしています。

お元気でお過ごしください。

バレンタインは自分をいたわる日に。心がふっと軽くなる「1分儀式」7選

次は、ハナミズキさんのお便りです。

買い物習慣を変えます

件名:買い物のクセを変えたいです

筆子さん、はじめまして。

2年ほど前から筆子ジャーナルを読んでいます。

去年、クローゼットの中を整理して、ゴミ袋3つ分、服を手放しました。

スッキリして気分よかったです。

でも、先日失敗しました。

「せっかく減らしたんだから、いいものを少しだけ」と思って、セールに行ったら、結局4着も買ってしまいました。

どれも気に入ってるけど、冷静に考えると、手持ちの服で十分間に合ってました。

それなのに先日、よく見ているインスタで春の新作の投稿を見て、そのままショップのサイトに行きカートに入れかけました。

このときはハッと気づいて、スマホを閉じました。

私はいつもこのパターンです。

片づけて気持ちよくなる→「ごほうび」のつもりで買う→また増える。

この繰り返しをやめたいです。

これからは本当に必要なときだけ買うことにしました。

筆子さんに宣言したら守れる気がします。

メールを書いていたら、少し気持ちが落ち着きました。

お忙しいと思いますので、お返事はなくても大丈夫です。

読んでいただけるだけでうれしいです。

今年も筆子ジャーナル、楽しみにしています。

ハナミズキさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

クローゼットを整理して、ゴミ袋3つ分も手放したなんて素晴らしいです。

その後、セールで4着買ってしまったそうですが、こうしてお便りで今後の方針を宣言されているのですから、大丈夫ですよ。

ハナミズキさんが書いてくださった「片づけて気持ちよくなる→ごほうびのつもりで買う→また増える」というパターン、実はとても多くの読者が経験しています。

片づけると達成感があるし、スッキリした空間に新しいものを迎えたくなるのです。

ハナミズキさんは、スマホを閉じることができた時点で、もう以前のハナミズキさんではありません。

「必要なときだけ買う」という宣言、しっかり受け取りました。

応援しています。ぜひ、また経過を教えてくださいね。

スマホでつい買ってしまうあなたへ~買いたい衝動はこうしておさえる

最後は、白い猫さんからのお便りです。

早期退職、そして再出発

件名:働くことのありがたさ

筆子さん、こんにちは。

いつもブログを読んでいます。

私は去年の春、体力の限界を感じて早期退職しました。

長年立ち仕事の多い職場にいて、腰や膝がつらく、「もう限界だ、早く休みたい」とずっと思っていました。

退職した直後は本当にホッとしました。

朝、目覚ましをかけなくていい生活がこんなに幸せなのかと思いました。

ところが、3か月もすると気持ちが変わってきました。

毎日やることがなくて、気が塞いでくるのです。

テレビを見てもおもしろくないし、出かける気力もありません。

友達はまだ働いているので、平日にお茶に誘える相手もいません。

その頃の1日は、朝起きて、なんとなくスマホを開いて、気づいたらお昼になり、テレビをつけて、またスマホを触って、夕方になる。

そんな毎日でした。

体はラクになったのに、気持ちはどんどん沈んでいきました。

「私はなんのために辞めたんだろう」と、退職したことを後悔する日もありました。

そんなとき、たまたま筆子さんの記事を見つけました。

暇な時間の過ごし方の記事で、時間がありすぎて本を買ってしまう人の相談でした。

読みながら自分も似ていると思いました。

記事の中に、手持ちのもののリストを作る提案があったので、とりあえず片づけをやってみました。

これまでも、ちょこちょこ片づけてはいたんですが、押し入れの奥から、何年も着ていない服や、前の職場で使っていたファイル、古い手帳がどっさり出てきました。

少しずつ処分していたら、気持ちがだんだん軽くなりました。

最初は押し入れだけのつもりでしたが、やり始めたら止まらなくなって、台所の引き出しと洗面所の棚も片づけました。

不思議なんですけど、部屋がきれいになったら、何か新しいことをやってみる意欲がわいてきました。

だらだらしていたときには考えもしなかったことです。

去年の秋から、近所のパン屋さんでパートを始めました。週3日働いています。

朝が早いけれど、体を動かす仕事なので気持ちがいいし、お客さんとの短いやりとりが楽しいです。

体がきつくて前の仕事をやめたのに、また体を動かす仕事をしているなんて不思議です。

お給料は多くありませんが、行く場所があって、誰かの役に立てていると思えて、はりが出てきました。

前の仕事を辞めたことは後悔していません。

でも、働ける場があるありがたさは、いったん仕事をやめてみて初めてわかりました。

筆子さんのブログに出会わなかったら、ずっと家でだらだら過ごしていたと思います。

片づけが気持ちを変えてくれました。

ありがとうございます。

今年は、部屋をもっとスッキリさせて、身軽に暮らすことが目標です。

白い猫さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

退屈だった日々から、はりのある楽しい毎日に変わってよかったです。

早期退職されてから、片づけを経てパートを始めるまでのお話、とても心に残りました。

体がつらくて辞めたのに、また体を動かす仕事を選んでいるというのが面白いですよね。

腰や膝を痛めるほど働いていた頃と、週3日パン屋さんで働く今とでは、体への負担も気持ちのあり方もまったく違うのでしょう。

働ける場があるありがたさに気づけたのは、一度離れたからこそですよね。

今年は身軽に暮らすことが目標なんですね。ぜひ達成してください。

それでは、白い猫さん、これからもお元気でお過ごしください。

パン屋さんでのお仕事も、楽しんでくださいね。

自分に合った趣味の見つけ方、または有意義な暇つぶしの方法。

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ブログでは取り上げない話題や深掘り、日常の日記などをnoteで更新しています。

以下は最近投稿した記事です。

情報を追いかけないための7つの工夫|知らないことを恐れない

自分の本のオーディオブックを聴いてみた

娘がサイコロジストを見つけた話~セラピーのその後

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読者3人のお便りを紹介しました。

それぞれが、自分なりに楽しい暮らしを模索している様子がよくわかるお便りでした。

ものを片づけてシンプルに暮らすと、より自分らしい暮らしをするきっかけになります。

それでは、あなたも伝えたいことや質問がありましたら、お気軽にお便りを送ってください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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