断捨離が進まない…停滞期を乗り越える方法

ミニマルな日常

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片付けを始めたばかりの頃は、明らかに不要なものが目につきやすく、順調にものが減っていきます。しかし、ある程度片付けが進むと「ここから先がなかなか進まない」と感じることがよくあります。

今回は、そんな状態に陥った読者の方からいただいたお便りを紹介し、片付けの停滞期を乗り越えるコツを考えていきます。

まずお便りを紹介しますね。

あかぼしさんからいただきました。

減らせなくなってきた

こんばんは。

いつもありがたく拝読しております。

一昨年に60代の母がうつ病になり、自分も昔病気に罹った経験があることから、いつ何が起こっても後で整理整頓が大変にならないように片付けを始めました。

明らかな不要品を判断し、ある程度までモノを減らすことが出来たのですが、進みが悪くなってきたことが最近の悩みです。

ここで無理くり減らしていくとリバウンドしそうな気がします。

しかし本当に要るモノのみが在る、という状況にはまだ達していないとも思います。

服、本、CDなどはかなり減りました。

ただ趣味が舞台鑑賞とライヴ鑑賞のため、それにまつわるモノがまだまだたくさんあります。

明らかな不要品以外、つまり思い入れのある気がするモノはやはり感情=それがあると嬉しい気持ちになるかどうかで決めたいです。

でも実際にモノを目の前にするとあれこれ理由をつけて嬉しい気がしてきて、とっておいてしまうことが最近は多いです。

冷静に考えるのは難しいですね。

モノより思い出と言い聞かせてもう少し頑張りたいです。

読んでくださりありがとうございました。

あかぼしさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつも記事を読んでいただきうれしいです。

あかぼしさんのお母さまは、私と同世代ですね。ご家族の経験をきっかけに片付けを始められたとのこと、いろいろと考えながら進めていらっしゃる様子が伝わってきます。

趣味のグッズや思い出のあるものは、捨てにくいですよね。特に好きで集めたものは、見ているだけで楽しい気持ちになると思います

ただ、見ればうれしい気持ちになるからと言って、現在、そして今後の暮らしで、必ずしもあかぼしさんのプラスになるとは言えません。

私は過去にたくさんのものを捨ててきました。その中には、かわいいものや好きなものもたくさんありましたが、今は手放してよかったと思っています。

捨てたプロセスで、ものの整理を進めるときに大切だと感じたポイントを、以下でお伝えしますね。

片付けが停滞したら

片付けが進まなくなるとき、いくつかの心理的な要因があります。そうした要素を考慮すると、閉塞感を打ち破れるかもしれません。

たとえば、

・決断疲れ

長時間片付けをしていると、次第に頭が疲れてきて、「いる・いらない」の判断が難しくなり、決断すること自体がストレスになってきます。

この場合は少しペースを落とすといいでしょう。

問題となっている舞台に関するものの整理は、一番最後にして、当面はべつのものを片付けるのも一案です。

気持ちに余裕がないときは、決断疲れを防いでみよう。やり方を7つ紹介します。

・感情が絡むもの

明らかな不要品は手放せても、趣味や思い出の品は単なるものではなく、思い入れがあるため、処分に迷いやすいです。

このようなものについては、ひとつひとつ向き合って、感情を整理すると捨てやすくなります。

とても愛着のあるものを手放す5つの方法~コツはちゃんと向き合うこと。

・減らしたあとに対する不安

すでにたくさん捨てたので、「これ以上減らしたら、あとで後悔するかもしれない」「捨てたら二度と手に入らないかも」という心理が働き、手が止まることがあります。

未来に対する不安については、こちらの記事を読んでください⇒捨てられないモヤモヤを解消~ “もったいない”を手放す7つの心理と解決策

毎日断捨離をしていて、単純に飽きたという理由も考えられます。あまり「捨てなければ」と自分にプレッシャーをかけずに、停滞してしまう理由を分析してみてください。

思い入れのあるものは選び抜く

趣味で集めて基本的に好きなものは、「いる・いらない」を考えるよりも、どうしても手元に残したいと思うものを選ぶ方が効果的です。

以下のステップを試してください。

ステップ1:全体像の把握(リスト化、もしくはまとめる)

・お持ちの舞台・ライヴ関連のグッズをすべて一箇所に出します。

・種類ごと(パンフレット、チケット、グッズ、写真、CD/DVDなど)に分けます。

・数が多いなら、リストを作ってみると、客観的に把握しやすくなります。

ステップ2:特に大切なものをピックアップ

「これは絶対に手放したくない!」と思うものを10個選びます。(個数は自由に設定してください)

どれだけ量があるかによって変わりますが、それぞれのカテゴリーから、一番大事なものを2つずつ選べば、10個ぐらいになるんじゃないでしょうか?

2つが無理ならベスト3でもOKです。

このとき、「今すぐ手放したいかどうか」ではなく、「特に大切なもの」を厳選してください。

どうしても決められない場合、次のような基準を考えると選びやすいかもしれません。

残すもの:

・特別な思い出があるもの(例:初めて観た舞台のパンフレット)

・大好きなアーティストに直接サインしてもらったもの

・飾ったり、見返したりして普段楽しんでいるもの(収納の奥にしまいっぱなしでなく、実際に活用しているもの)

・その存在をしっかり覚えているもの(忘れているものは基本、いらないと思います)

ステップ3.選ばなかったものは、いったん「保留箱」に入れる

選にもれたものをすぐに捨てるのが難しいなら、いったん保留箱にまとめておくといいでしょう。

3か月~半年後に見直して、「やっぱりいらない」と思ったら手放してください。

記録に残してみる

名残惜しいものは、デジタル化して、記憶のよすがとして残せば、手放しやすいでしょう。

・パンフレットやチケットはスキャンしてデジタルで保存

・もう見ないDVDやCDは、リッピングしてデータ化する(※著作権に注意してください)

参考⇒DVDを減らすには?~本当に必要なものだけを残す方法と考え方

・グッズは写真を撮っていつでも見返せるようにする

ステップ4:残したものは活用する

本当に大切なものは、収納ケースの奥にしまい込まず、見える場所に飾ってみてください。

たとえば、チケットをコルクボードに貼る、特に好きなパンフレットは額装するなど。

活用できるもの、日常で使いたいものを優先して残すのもいいかもしれません。

・・・以上、選び取るステップを紹介しましたが、一番最初の、すべてのコレクションを把握する段階で、存在を忘れていたものや、手放したいものが出てくると思います。

グッズをたくさん持っている人は、最初はアーチストを応援したい、記念品として持っていたい、いつもアーチストのことを思い出したいから、という理由で買い求めるでしょう。

しかし、買っているうちに、いつのまにかコレクションが目的になることがあります。

もし、あかぼしさんがグッズを持つ目的がコレクションならば、数をたくさん持っていることが重要なので、数を減らすこと、つまり手放すことは、できないでしょう。

自分が優先したいことと矛盾するため、難しいのではないでしょうか?

その場合は、「コレクションしたい」という気持ちを受け入れて、無理に数を減らすのではなく、たくさんのコレクションを持ち続ける方法を模索したほうがいいと思います。

ファングッズの捨て方・関連記事

趣味のものを捨てた体験を教えてくれたお便りなど、グッズを捨てることに関する記事ををいくつかリンクしておきますから参考にしてください。

たまりすぎた宝塚歌劇のグッズ、私ならこうやって整理・処分します。

ファンクラブのグッズが部屋にゴロゴロ。断捨離すべき?:読者の質問に答えます

収集癖のあるオタクの私でも断捨離できた~読者の体験談。

大量のオタクグッズを捨てたとき、私が心がけたこと。

推しグッズが増えすぎないように私が気をつけていること。

*****

読者の悩みにアドバイスしました。

コレクションしたものは、これまでに投資した時間やお金を考えると捨てにくくなります。

しかし、コレクションするのに使った時間もお金も、戻っては来ません。

大切なのは、今、そしてこれからの時間と空間をどう使うかです。

これまで集めたものを大切に思う気持ちはよくわかります。しかし、思い出を持ち続けるために、自分の暮らしが窮屈にならないようにバランスを取ってください。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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