スカートをはいている女性

ミニマルな日常

買った物は、使え!:部屋に物があふれている理由(その6)

物だらけの部屋になる理由とその対処法をシリーズで書いています。

今回、紹介する理由は

それを使わないから

です。

買ったのに使わない、もらったのに使わない、使わず、どこかにしまいこむ。そのへんに置いたまま忘れる、ガラクタの中にまぎれたままになる。

こういうことが何回も続いていると、汚部屋になります。

使えば、消耗品ならなくなるし、そうでない物も劣化するか、こわれて捨てる時が来ます。

すると物が回転します。

使わないと、そのままずっと部屋に居座るため、物の循環が起きず、たまる一方なのです。

使わない問題の解決法は簡単で、使えばいいのです。

どうしたらどんどん使えるか、7つアイデアを提供します。



1.使うことに意識を向ける

物を買うこと、数を集めること、しまいこむことではなく、使うことに意識を向けます。

これだけで、物のたまり具合が減ります。

昔、私はフェリシモで、毎月のように雑貨を買っていましたが、使うことには全く意識が向いていませんでした。

使うために買っていたわけではないのです。

フェリシモは、その昔、『ハイセンスコレクション』という名前でした。

コレクション、つまり収集するための品を提供するというコンセプトがあったのです。

ハイセンスコレクションで、私は、つけもしないオーデコロンや使う予定のないレターセットをたくさん買い集めました。

オーデコロンをため込み、罪深いことをした:ミニマリストへの道、番外編6

もし「買ったものはきっちり使うよ」と思っていたら、こんなにたくさん同じ物を買いはしませんでした。

おまけ(日常生活で使えないような形のプラケースとか)欲しさに、使うあてのないものを買うこともなかったのです。





2.できるだけ早く使い始める

買ったら、できるだけ早く使い始めます。

くさらない物でも、使うタイミングをのがすとガラクタになります。

子供の服など、タイミングが限られるものだけでなく、いつでも使えるものでも、買ったときにさっさと使い始めないと、使いそびれます。

時間がたてば生活環境が変わります。

私たちはその時々で、興味のあることが違うから、「使ってみたい」「ほしい」と思っているそのときに使い始めるべきなのです。

くさらない物も賞味期限を過ぎればガラクタ~もったいなくてシールが捨てられなかった愚か者の独白

すぐに使い始めるコツは、「買ったらすぐに使おう」と意識することです。

物をためないコツ。「買ったらすぐに使おうルール」のすすめ

かつて私は買っただけで満足するタイプでした。

買うことが目的だったので、買えば、そこでミッションは終了します。次は、何を買おうか、そちらに意識が向きます。

これでは、使うことができないので、「ちゃんと使いきって、そこで終了なんだ」と考えるようにします。

事情があってすぐに使えない物は、いつ使うかスケジュールに入れておきます。そうしないとその存在を忘れて、また新しい物を買ってしまいます。

3.しまい込まずに、手元に置く

買ったあと、すぐにしまい込むと使うチャンスを失うので、できるだけ手元に置きます。

フードプロセッサーのような調理家電は、取り出しやすい場所に置きます。

食器も取り出しやすいように、食器棚の最前列に置きます。

新しい洋服は、ふだんよく着る洋服と同じ場所(クローゼットとか、タンスの上のほうとか)に並べます。

くれぐれも、押入れや引き出しの奥にしまわないこと。

上等のタオル、食器、衣類など、ちょっといい物をしまいこんで、そのまま何年も使わないことがあります。

「きれいだからお客さんが来た時に使おう」、「何か特別なイベントのときに着よう」、「誰かにプレゼントしよう」などと考えて。

いま、すごい汚部屋で、人を呼びたくない家に、いったいいつお客さんが来るというのでしょうか?

3分で人生の質があがる~安っぽいものを断捨離する魔法のような効果とは?

4.もったいない、を再考する

買ったあと、「使うのはもったいない」と思ってどこかにしまい込む人は、「もったいない状態」とは、どんな状態なのか、一度、真剣に考えてください。

考えれば、「お金を出して買った物を、使わずに押入れに何年も入れておくほうが、もったいない」という状態に気づきます。

使わない物のために、お金を費やしたのですから。

たいていの物は、寝かせておいても、価値はあがりません。

何度も使わない限り、その物から最大限の価値を引き出すことができないのです。

5.先走って買い集めすぎない

いつもコンスタントに使っている消耗品でも、集めすぎると、生活しにくくなります。

たとえ、店で安くなっていても、当面使いきれないほどたくさん買わないでください。

買えば、置き場所を取るし、掃除などの管理の手間が発生するし、「たっぷりあるから」という気持ちから無駄に使いがちだし、探し物が増えるし、ろくなことがありません。

こういうことすべてが、時間、体力、メンタルエネルギーのロスを生じさせます。

「ふふふ、安く買えたわ」というその場だけの金銭的なお得、「安く買えてうれしい」という満足感、「しばらく買わなくていいわね」という安心感と引き換えに、失っているものがたくさんあることに気づいてください。

まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。

6.物を手に入れた目的を思い出す

それを使って手にいれたいものがあるから、人は物やサービスを購入します。

洋服なら、それを着て、通勤するとか、先日、相談がありましたが、子供の入学式に着ていくなど。

サービスだったら、料理教室にいって、料理の腕を磨き、もっとおいしいものを自宅で食べる、とか。

何かを得るためにその商品を買っています。つまり、自分がほしいと思っている状態を作ることが、その買い物をする目的です。

物を買ったら、その目的を達成することにつとめてください。

「何のために私はこれを買ったの?」と考えてみれば、「3年ほど押入れの中にしまいこむこと」や、「掃除をするたびに、どけること」が目的ではないと気づきます。

レース編みという趣味を楽しむために、レース糸や編み針を買うのですから、置いておかずに、実際に何か編んでください。

買った目的を果たすことにフォーカスすると、部屋に置かれたままの物は次第に減っていきます。

7.数が多すぎるなら減らす

いくら使うことに意識を向けて、使おうと思っても、数が多すぎると、自分ではとても使い切れないことがあります。

使い切れない分は減らすことも考えてください。

減らす方法は3つです。

・捨てる

・人にあげる

・売る

「まだ新品同様だから、手放すのもったいないわね」と思っていると、自分で使うときはいつまでたっても来ません。

人生の時間も、体力も限りがあります。

読み放題、見放題サービスに申し込んでも、読んだり、見たりする量には限界があります。

睡眠を削って視聴するのは、本末転倒です。

ふつうに日常生活を送っていて、活かしきれるだけの量の物を持つことが、それぞれの物をちゃんと使う最大のコツです。

☆この続きはこちら⇒失ったものを取り戻したいと思うな:部屋が物だらけになる理由(その7)

部屋に物があふれる理由、これまでに書いた記事もどうぞ

部屋にいらない物がいっぱいある理由、考えたことありますか?(その1)

どんどんしまい込むくせ、ありませんか? 部屋に不用品がいっぱいある理由(その2)

物をもらうのをやめる方法:部屋に物がいっぱいある理由(その3)。

役目を終えた物は、今すぐ捨てよう:あなたの部屋に物がいっぱいある理由(その4)

すぐに片付けを始められるようになるには?:部屋に物があふれている理由(その5)

*****

買った物をちゃんと使えば、物だらけにならない、という話をしました。

物を使わないと、部屋は倉庫のようになります。

使い方がわからなくて放置している物や、使うのが難しそうなのでそのままになっている物があったら、さっさと人にゆずったほうがいいかもしれません。

それらの物を放置していても、ちゃんと生活ができているからです。

「いつかは使ってみたいけど難しそう」と思うなら、タスクを細分化して、少しずつ使い方に慣れていくといいでしょう。





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