先月、承認欲求が強め・セルフイメージが低めになりやすい読者、柴犬子さんの質問に回答しました。
「土日にさまざまなイベントに出ては、がっかりすることが多いので、やりたいことを断捨離する方法を教えて」という質問です。この記事の感想を2通いただいたので、紹介しますね。
柴犬子さんご本人からも、私の返信に対してメールをいただいたので合わせてシェアします。
もとの記事でこちらです⇒イベントや体験に出すぎるのをやめる方法を教えて←質問の回答
まずニキアさんのお便りです。
身のほど知らずなことをしていた
件名：芝犬子さんへの記事についての感想
芝犬子さんへのアドバイスから改めて学びをいただきました。
以前の私は人気ブロガーの○○○さんの様に、部屋をスッキリさせたいと目標設定していましたが、高価な家具や高価な服を紹介されていて手が届かないし、逆に購入意欲が肥大化し、身の丈に合わないという現実に気がつきました。
それ以降はその方のブログ記事は読んでいませんしアクセスも自分に禁じました。
ブログは筆子さんのみ読む。
浮いた時間はモーニングページを書いています。
他人から感謝される事は嬉しいですが承認欲求を満たされる時は、自分が何かできた時が一番満たされます。
もう捨てる物はないと思っていましたが、視覚ノイズになっていなかった物があり断捨離しました。
捨てた物は水を入れたスプレーボトルです。
洗剤を入れたスプレーボトルがあるのになぜ水を入れたスプレーボトルを持っていたのか不思議でした。
追記∶筆子さんの影響で用事がない時も、外出ができる日が増えました。
単なる散歩と気軽に始めましたが、太陽光を外気に触れながら浴びているために、鬱の発作が起こる回数が減ってきています。
毎日のブログを拝読して筆子さんと一緒に生活改善をさせていただいてます。
ありがとうございます。
ニキアさん、こんにちは。記事の感想ありがとうとうございます。
だんだん病気がよくなってきてるのですね。よかったです。
ニキアさんは、人気ブロガーの部屋を目標にがんばっていたのですね。
「こんな人になりたい「「この人みたいに暮らしたい」と、誰かをロールモデル（お手本となる人物、考え方や行動の規範となる人）にするのは悪いことではありません。
ロールモデルがいると、「こうしたい」という思いがあったときに、「ああ、あの人がやっている、あの方法を取ればいいんだな」とわかるので、行動しやすくなりますよね。
「自分にもできるかもしれない」という希望も生まれます。
そもそも、人は皆、生まれたときから、誰かの真似をしてスキルを習得してきたのですから、人の真似をするのはごく自然なことです。
問題は、ロールモデルと自分は、全く別の人間だという点です。
モデルと自分は、性格、生活環境、価値観すべてが違うので、すべてを真似する必要はありません。
誰かをモデルにするときは、表面的な部分を真似するのではなく、その行動の本質的な部分（行動の裏にある考え方）を真似するといいんじゃないでしょうか？
ニキアさんが好きだったブロガーの部屋の好きなポイント（スッキリしているところ、とか）を実現するためには、同じ家具を持つ必要はないですよね？
そして、いつも自分らしさを忘れないでください。
そうすれば、ロールモデルを使って、うまく成長できると思います。
それでは、ニキアさん、これからもお元気でお過ごしください。
次は、りこさんのお便りです。
柴犬子さん、応援しています
件名：2度目のお便りです
今年の2月頃に初めてメールを送らせていただきました。りこと申します。
あれから少し時間が経ち、自分はすっかり身の回りのものを捨てるための時間をとっていないことに気がつきました。
私は元々片づけが苦手ではなく部屋はまあまあ片付いた状態をキープしています。
筆子さんのブログで教えていただいたように、不要なものをもらわないことや、使えそうなものならすぐに人にあげたり、演奏会や展覧会のパンフレットなどは読んだらすぐ捨てたり。
やみくもに記念のものを買わないことなど、実践できたからかもしれません。
前回メールをした頃は、部屋のこのあたりのものを捨てようと決めていて、ある程度それが終わり落ち着いていました。
日記や写真は1度じっくり時間をかけてふりかえってみる機会にしたいなと思い残してあります。
長い休みになったらまた手をつけようと思います。
そのときには日記や写真のことが書いてあるブログは、また読み返したいです。
そんなふうだったので、ブログも久しぶりに拝読しました。年末になるとわたしのように筆子さんに会いたくなる人は増えるのではないでしょうか。
そこでまさか、イベントや体験に行くのをやめたいという記事がでてきてびっくりでした(私はイベントや体験に行くのが大好きなのです)。
なぜそう思うのだろう、と読んでみたら送り主は柴犬子さんでした。
何度かブログで拝見しただけのお名前なのですが、柴犬子さんはいまも頑張っているんだな、と知り、筆子さんの意見もまたもや全くのその通りで、うんうん、応援してるよ…と古くからの友人のように懐かしくなりました。
私事ですが、身内が亡くなったり、たまたま読んだ小説の影響で、人生は1度きりだし残された時間は有限であると、改めて考えていました。
最期は誰から言われるでもなく、自分で楽しくていい人生だったな、と思いたいです！
お互い頑張りましょうね、柴犬子さん！
それでは。変わらぬ筆子さんのブログがとても安心で大好きです。
また当面、毎日楽しみにしています。
メールを読んでいただきありがとうございました！
りこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
すっかり部屋が片付いてよかったです。
また、いつでも好きなときにブログを読んでください。
そうですね。柴犬子さん、いつも、がんばってます。
ただ、がんばる方向が微妙にずれていると思います。
この点については、次に紹介する柴犬子さんのお便りの返信に書きます。
それではりこさん、これからもシンプルな暮らしを楽しんでください。
最後は、柴犬子さんのお便りです。
ブレインダンプをしてみます
先日はブログでのご回答、ありがとうございました！
筆子さんのおっしゃること、本当に全て当てはまっています。
とにかく自分の人生の軸のようなものが定まっておらず、あっちへふらふら、こっちへふらふら状態です。
本当にやりたいことを見つけるために毎日忙しくしていますが、かえってそれがやりたいことを見えにくくしています。
本当に自分に自信が持てず、また、自分のお金も時間も好き勝手に使って、家族に貢献できていないことから、自分が憎いです。
筆子さんがご質問されていた「損得」ですが、私がいつも考えているのは、「このイベントに出ておけば転職の時に役立つかも」「この人とつながっておけば趣味の俳句で目をかけてもらえるかも」とか、そんな感じです。
自分でも嫌な感じだなぁとは思いますが、そうでもしないと今の低収入、低評価な状態から抜け出せないのではと必死です…。
いろいろな気持ちに蓋をしながら、あれこれ取り組み、頭が混乱しており、それもあってかえって空回りしています。最近では何ごともつまらなく感じてしまうようになりました。
ただ、最近のイベントで集中できて楽しいな、と思えたものも確かにあります。(まったく挑戦したことのない語学講座は楽しかったです)
この年末は腰を据えて、ブレインダンプや、やりたいことの整理をしたいと思います。
最後に、『8割捨てればお金が貯まる』購入しました。今日買ったばかりで読み込めていませんが、この本を読んで少しでも貯金が増やせるよう頑張ります！
柴犬子さん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ムック本を買っていただきうれしいです。
柴犬子さんに対するアドバイスは前回の記事や過去記事にも書いたので、ここでは長々とは書きません。
1つだけ言っておくと、「今の低収入、低評価」って、自分でそう思っているだけですよね？ 「その決めつけをやめろ」と私は何度も書いています。
収入に関しては、友人や、ネットで見た同じ年頃の誰か、メディアに出ている平均年収なんかと比べているのでしょうが、そうした比較はナンセンスです。
もっと自分軸で生きてください。
私に言わせれば、柴犬子さんはお金持ちです。たくさんのお稽古ごとや趣味を楽しむお金も、イベントに出るお金を用意できています。
確か、有名アーチストの応援（追っかけ？）もしてましたよね。
部屋を部屋として使えないほど、柴犬子さんは、自室に大量の物を詰め込んでいますが、そうした物を買うお金もあったわけです。
無駄な物を買うのをやめれば、もっと貯金できます。
今、すぐに現金が欲しいなら、週末のイベントへの参加は隔週にして、あいた時間に、部屋にある物を全部、メルカリで売るといいかもしれません。
ガラクタを全て売り払い、借金を返し、旅に出て、自由に生きている男の話（TED)
それと、人生、お金がすべてではありません。
お金より尊いものはたくさんあります（「ない」と思うなら、ブレインダンプで出してみてください。ありますから）。
「家族に貢献できていない」と本当に思うなら、イベントに出ず、家族サービス（リビングルームに置きっぱなしにしている自分の物を撤去するとか）をすればいいんじゃないですか？
それは、今すぐできることです。
前回の返信にも書きましたが、外にいろいろものを探しに行かなくても、柴犬子さんは、すでにいろいろなものを持っているし、できることもたくさんあります。そちらに目を向けてください。
この考え方を、私はたっぷりあるマインドと呼んでいます⇒なぜ私ばかりが（怒）、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。
それでは、ムック本がお役に立つことを祈っっています。
どうぞ、お元気で。
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柴犬子さんへの返信記事に対する感想を紹介しました。
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