窓辺に座る少女

ミニマルな日常

物だらけの部屋から卒業する7つの心がけ(汚部屋改善)。

物が多すぎて、年がら年中、部屋が散らかっており、気づけば、週末や休日は片付けに追われている。

こんな生活から抜け出す方法を7つ紹介します。

以前は、多少部屋がぐしゃぐしゃでも、どこかに出かけて息抜きできたでしょう。

しかし、今は、外に出にくい時期だし、しばらくは、テレワークやオンライン授業が増えます。

今こそ、汚部屋から抜け出す時です。



1.管理できる分だけ手を出す

物にしてもタスクにしても、自分のキャパシティを大きく越えた量を入れないようにします。

家の収納キャパシティか、自分の管理能力を越えた分量の物が家の中にあると、汚部屋になります。

すでに、たくさん入れていった物はこれから捨てていくしかありませんが、きょうから、ほどほどの分量だけ、家に入れるようにしてください。

腹八分目、もしくは腹七分目を意識するといいでしょう。

これまでは、モア・イズ・ベターと考えて、「なんでもたくさんあればあるほどいいんだ」と思っていたかもしれません。

しかし、その発想のせいで、現在、ガラクタが増えて苦しい思いをしているのです。

多すぎるとかえって苦しい。過ぎたるは及ばざるが如し。

化粧品をいきなりライン買いする、同じ服を色違いで何着も買う、スペアを大量に買う、といった買い方は、収納スペース、管理能力、家計、自分の消費ペースなど、何も考えていない行動です。

「買えばなんとかなる」と思ってはいけないのです。

すべてに対応できる容量や能力の限界があることを忘れないでください。





2.タイムリーな行動をする

タイムリーに捨てる、片付ける、使う。これができれば、不用品はたまりません。

ガラクタとは、タイムリーに使わなかった物たちの集まりです。

とっくに使うべきだったのに、いまだに使っていない物。

とっくに捨てるべきだったのに、いまだ捨てていない物。

こうした物がガラクタになるので、本日から、何事もタイミングよく行うことを心がけてください。

タイムリーな行動の例:

・不用になったらすぐに捨てる(ジャムの空き瓶やショップの袋、新しい物を買ったから不用になった古いスマホなど)。

・食品を買ってきたらすぐに冷蔵庫やパントリーに入れる(袋をテーブルに置いて、どっこいしょと休憩をしない)

・本を買ったらその日から読み始める(積ん読しない⇒積ん読消化プロジェクトを始めて気づいた大量の未消化コンテンツ。

・洗濯ものを取り込んだら、すぐに、最終収納スペース(タンス、クローゼット)におさめる

・外出から戻ってジャケットを脱いだら、すぐにハンガーにかけたり、ランドリーバスケットに入れたりする

「タイムリーな行動ができる人間になろう」と意識すれば、先延ばしの結果であるガラクタはこれ以上増えません。

3.大事な物を3つ取って残りを捨てる

物が多すぎると、今後、一生エンドレスに片付けをしなければなりません。

そこで、少し物を少なくするために不用品を捨てます。

このブログをよく読んでいる人にしてみれば、特に目新しい考え方ではないでしょう。

「捨てようと思うんだけど、捨てられない」。そんなときは、その固まりの中からどうしても残したい物3つを選んで、残りを捨ててはどうでしょうか?

たとえば、物置化した部屋があったとします。そこから、3つだけ選んで、残りはきれいさっぱり捨てるのです。

たまりすぎた食器でも、漫画でも、服でもなんでもいいです。物をグループにして、そこから3つだけ取って、残りを捨てます。

思い出の品を入れた箱の中身をがらがらと開けて、3つだけ残して残りを捨てます。

どうしても手放したくないもの(大事なもの)を3つ残して、あとは全部捨てていけば、かなりスッキリします。その直後から、掃除が楽になります。

「捨てたほうがいいですよ」と言われると、捨てられない人は、「でも、この中に何か大事なものがあるかもしれない」とか、「売ればお金になるのにもったいない」と言います。

大事な物なら、もうとっくにガラクタの山から発掘されて使っていたはずです。

確かに、売ればお金になるかもしれませんが、実際あなたはそれを売らずに、何年も放置しています。

「物を捨てるはもったいない」と言うけれど、捨てれば1000円や2000円よりもっといいものが入ってきます。

スペース、清々しさ、開放感。

収納スペースはお金で買うことができますが、清々しさや開放感、うれしさ、心の落ち着き、満足感、セルフエスティームは、お金を出しても買うことができません。

人生では、お金を出しても買えないもののほうがずっと重要です。

人一倍、損得勘定にこだわる人が、不用品を手放す気になる方法。

4.机や床の上を物置き場にしない

汚部屋度が高い人は、床の上にびっしり物が堆積し、足の踏み場がないというか、足を入れると、物の中にずぼっと入りこみます。

こんな部屋でも、入居したときは、床の上はきれいだったのです。

せいぜい、いくつかの家具がのっていただけだったでしょう。

ところが、いったん床の上に物を置き始めると、ガラクタはガラクタを引き寄せる性質があるため、まるで陣取りゲームのように、どんどん床が埋まっていきます。

こんな事態を引き起こさないために、床置きは極力避けてください。

机の上やダイニングテーブル、カウンター、家具の上の平なスペースも、床に類した場所なので、物を置かないようにします。

こういう水平面に物を置き始めると、汚部屋化がすすみます。

机やカウンターの上のスペースは、作業をするためにあります。物を置くスペースではありません。

作業するためのスペースだから、作業中(食事中)は散らかりますが、そうじゃないときは、何もない状態を死守してください。

きれいな部屋は何もない表面から始まる(プチ断捨離13)

すでに、物がびっしり乗っているのなら、3番に書いた要領で、大事な物を3つだけ残し、残りをきれいさっぱり処分します。

捨てるなり、寄付するなりしてください。

5.集中できるスペースを1つ作る

汚部屋に住んでいる人は、自分の部屋にいても落ち着かないものです。

物だらけで、視覚的ノイズが多いし、何をするにも、やりにくいからイライラするし、汚部屋に甘んじている自分に腹が立つし、ほこりも多いし、ストレスがたまる理由がたくさんあります。

気をつけて。ガラクタが感情に与える悪影響を見過ごしてはいけない

そこで、1つだけ、気持ちが落ち着くスペース、つまり集中してものごとを考えられるスペースを作ってください。

集中できるスペースを作って、毎日そこで、今後のことを考えたり、片付けプランをねったり、瞑想したりしましょう。

『必要なのは10分間の瞑想だけ』~物より心が大切です(TED)

自分の頭の中の状態と部屋の様子は連動しているので、頭の中がクリアになると、部屋がきれいになり、部屋がきれいになると、さらに頭の中がクリアになります。

心と部屋のの車輪が、共にうまくまわり始めます。

場所はどこでもいいです。自室の一角、お気に入りの椅子の上、廊下の日当たりのいい場所(ざぶとんを敷く)、窓際のスペースなど。

静かで気が散らず、リラックスできる場所候補、ありませんか?

そこに座ると、いつも心が洗われる、そんなお気に入りの場所を1つ作ります。

その場所は徹底的に、邪魔者を排除してください。

目の前にごちゃごちゃと物を置かないようにしましょう。ここに座るときは、スマホもテレビも切ってください。

ガジェットは、ものすごく人の集中をさまたげます。

疲れたら、この場所に座って、頭をクリアにし、エネルギーをたくわえてから、また片付けを始めます。

最初は小さな集中スペースでしょう。ですが、しだいに、きれいな場所がひろがっていきます。

流しを磨くと、まわりもきれいになっていくのと同じです⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)

6.人生で大事なのは物ではなく体験、を信じてみる

便利な物、素敵な物、かわいい物、おしゃれな物。そうした物が自分を幸せにしてくれると信じている人が多いのですが、大事なのは、物ではなくて体験です。

体験と書くと、旅行に行ったり、山登りしたりしなければいけないのか、と思うかもしれませんが、そうではなく、何かを自分が実際に経験して、いろいろ感じることです。

ご飯を食べたり、人としゃべったり、運動したり、掃除したりといった、日常よくあることも含みます。

何もしないでいる、というのも、体験のひとつです。

そんなふうに体験したときに、自分が感じていることが、自分が幸せかどうか決めます。

いまは、物(を買うこと)にすごくフォーカスが当たっている時代で、新製品、買いたい物、買ってよかった物、これから買ったほうがよい物、買ってみたら思ったより便利だった物、などについて考えている時間が多いと思います。

ですが、何を持っていようと、持っていまいと、そのとき自分が感じていることが、満足度や充実感をもたらします。

物に向けている意識を、もっと自分の感情に当ててみると、そんなに物がなくても幸せに暮らせます。

これを買って、その次はこれを買って、もっとお金がたまったら、今度はあっちにグレードアップしよう。こんな階段をのぼれば幸せになる、と思うのは幻想です。

とはいえ、これは1つの考え方にすぎず、「世の中やっぱりお金だよね。おしゃれな靴や服がいっぱいあったほうが楽しいに決まってる。家は大きなほうがいいし」と思うのも1つの考え方です。

「物がたくさんあったほうがいい」という価値観のせいで、不用品を減らすことができず、買い物も止まらず、汚部屋になっているなら、いったん、「物より大事なものがある」という価値観を採用してみてください。

物が大事で、買い物や、物をたくさん持つことが人生の幸せに直結する、と思っている人には、受け入れがたい考え方かもしれません。

そこをあえて、1ヶ月(30日間チャレンジ)や、半年など、期間を決めて、現在の優先順位を変えて生活してください。

汚部屋の人の、現在の優先順位のトップは、「できるだけたくさんの物を買い集め、買い集めたものは、たとえ今は使わなくても、できるだけ長期間家の中に入れておく」、だと思います。

これを、「物理的な物より、目に見えないものを選ぶ」「自分がハッピーになれることをする」「大事な人と笑いながら過ごす」「心身ともに健康になる」「自分が成長できる選択をする」といった内容と入れ替えてください。

物を買い集め、ためこむことに意識を当てすぎなければ、「そんなに物はいらないなあ」、と気づくんじゃないでしょうか?

7.あきらめずに継続する

物をたくさん持っていると、ちょっと捨てただけでは、あまり見た目も変わらず、むなしくなります。

しかし、確実に物は減っているのだし、この行動を何度も何度も重ねれば、部屋はきれいになります。

今回おすすめしたことをやってみて、すぐに結果が出なかったり、思うようにいかなかったりしても、あきらめてはいけません。

現在は、「早く、手軽に、簡単に」何かをすることを求めている人が多いです。

しかし、汚部屋の片付けは、時間がかかります。

時間がかかるといっても、1年もまじめにやれば、ずいぶん変わります。

「すぐに汚部屋を片付けたい」などと思わず、ある程度の長期戦を覚悟して、地道に片付けてください。

同時に、買い物などの生活習慣や、考え方を変えることも時間がかかります。

しかし、どれも、やればやっただけの成果を見込めます。

あきらめずに、ときどき、方法を調整しつつ、最終ゴールに向かって歩き続けます。

これは、汚部屋の片付けのみならず、何をやるときにも、重要な考え方ではないでしょうか?

*******

汚部屋生活から抜け出す心構えを7つ書きました。

どれか1つだけ取り組んでも、違いが生まれます。

いまの自分がやれそうなことを(小さなことでOK)から、始めてください。

来年の今頃には、普通の部屋で暮らしていることでしょう。





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