我慢だらけの節約は続かない。限界が近づいている5つのサイン

買わない

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節約はよいことだと誰もが言いますよね。

ただ、お金を使わないようがんばりすぎていると、心がじわじわと疲れます。

今日は、節約が限界に近づいているときに出る5つの兆候を紹介します。

思い当たるものがあったら、少しやり方を見直してみてください。

お金を貯めることは確かに大事。ただ、日々の暮らしを楽しむのもそれと同じくらい重要です。

1.惨めな気持ちになっている

日々の小さな楽しみまで削ってしまうと、暮らしの張りがなくなります。

食費を減らし、趣味をやめ、気晴らしのコーヒーもあきらめる。

最初はがんばれるでしょう。

しかし、ほんの数百円のものを買うのをがまんして、惨めな気持ちになるなら、自分をいじめているだけです。

私はセレッシャル・シーズニングスのスリーピータイムというハーブティーが好きでした。

一日の終わりに飲んでほっとなごむのが楽しみだったんです。

ところが値上がりして5ドル以上になったとき、買えない日々が続きました。

夫に買ってきてと頼んでも「高い」と言われ、結局買ってもらえませんでした。

このときは、たまたま義母が訪れており、買いもの好きの義母が、「ハーブティーぐらい買ってあげなさい」と夫に言っていました。

考えてみれば、私も5ドルぐらいはありました。ただ、ハーブティーに回さなかったのです。

代わりに白湯や水を飲んでいたら、毎日が少しずつつまらなくなりました。

当時は、支出を削れるところはないか、朝から晩まで考え続けて、すっかり疲れていました。

今なら、5ドルのお茶を削って浮くお金より、そのお茶を飲んで楽しく過ごす時間を大事にできます。

その後、私はハーブティやナッツなど自分の好きなものは買ってもいいことにしました。

それぞれ月の予算を決めて、その範囲内で買いました。

それだけで暮らしに楽しみが戻ってきました。

好きなものを全部あきらめる必要はありません。少額でいいので、楽しみのために使いましょう。

⇒自分らしい暮らしを育てるお金の使い方

2.家族の何気ない行動に腹が立つ

節約意識が強くなりすぎると、家族や同居人の何気ない行動が許せなくなります。

こんなとき、イライラの原因は相手にあるというより、自分の心境にあります。

夫と一緒に住んでいたとき、彼がシャワーを出しっぱなしにするのが気になって仕方がありませんでした。

電気をつけたまま部屋を出る。

朝コーヒーを淹れる前に水道の水を長々と流す(冷たい水になるまで待つ)。

そのたびに腹が立って、よく口喧嘩になりました。

問題だったのは、水道代や電気代そのものではありません。

自分は限界まで切り詰めているのに、目の前の人がのんきに暮らしている。このギャップに怒りが湧いていたのです。

あなたが、同じ状況にあるなら、自分に課している節約が厳しくなりすぎていないか考えてみましょう。

私は、月々余ったお金を貯金に回さず、フルーツを買って娘と食べるようにしたら、夫のことはそこまで気にならなくなりました。

⇒ゆるく続ける節約生活。心の余裕を失わない7つのコツ

3.家計簿や明細の数字から目を背けたくなる

家計の数字から目を背けはじめたら、限界が近づいているかもしれません。

節約を頑張っている人は、きっと使ったお金を1円までチェックしているでしょう。ところが、ある時期から明細を見るのが嫌になります。

私にもそんな時期がありました。

節約を意識していた頃は、お金のことを考えるのは得意ではないながらも、支出をきちんとチェックしていたんです。

ところが、あるときを境にお金のことを考えるだけで気が重くなり、クレジットカードの明細すら見たくなくなりました。

どうせ見ても気が沈むだけだから、という感じでした。

その結果、支出を把握できなくなり、かえって無駄遣いが増えました。

数字を見ないことで得られるものは何もありません。むしろ状況は悪くなるばかりです。

見たくないと思ったら、すべてを細かくチェックするのではなく、要所要所だけ見るようにしましょう。

請求額の合計を見て、金額が大きい支出を3つだけ見る。

これで十分です。

できるだけ淡々と客観的に見てください。

もし家計簿をつけているなら、記録の仕方もぐっとゆるくすればラクになります。

⇒浪費していないのにお金が貯まらない。そんな人が見直すべきこと

4.お金を理由に人の誘いを断る

誘いを断る理由が、体調や予定ではなくお金になっているなら要注意です。

友人からランチに誘われたとき、行きたい気持ちがあるのに出費が気になって断る。

同僚の送別会や親戚の集まりにも、お金のことが頭をよぎって足が遠のく。

確かに付き合いを断れば、一時的に支出は減ります。しかし、人間関係がじわじわとそこなわれていきます。

断られたほうは、お金が理由だとは思わないでしょう。

人付き合いが悪くなっているなら、本当に行きたくないのか、それともお金が気になって行けないのか、自問してください。

行きたくないなら断るのは妥当です。

しかし、行きたいのにお金を理由にして行かないと、自分の行動範囲や人間関係を必要以上に制限しています。

すべての誘いに応じる必要はありません。

毎月、少額の交際費を確保して、その範囲で付き合えばいいでしょう。

カフェでお茶をするだけなら数百円です。

人と会う選択肢を残しておいてください。

⇒節約や買わない挑戦で挫折したときの気持ちの立て直し方

5.よその家の少ない生活費と比べて落ち込む

SNSや雑誌で見かける節約している人たちと自分を比べて、ゆううつになることはないでしょうか?

私も、読者のお便りや日本のメディアで紹介される、少ない食費や家賃を見て、驚愕することがあります。

ちょっと、私、お金使いすぎているかも?と思うのです。

私はカナダに住んでいますが、生活費は月に3000ドルを見込んでいます。

日本円にすると30万円を超える金額です。

以前は日本のメディアにでる数字を目にするたびに、自分はよほどお金の使い方がヘタなのではないかと考えることがありました。

最近は、それぞれの環境が違うのだから比べても意味がないと、客観的に考えられるようになり、そういうことはなくなりました。

人によって必要なお金はさまざま。

家族構成も、住んでいる場所も、物価も為替も違うのですから、同じ土俵で比べること自体に無理があるのです。

他人の支出と自分の支出を比べてもいいことはあまりありません。

支出は、自分の生活を快適にするため、よりよくするためにすることです。

ところが、比較を始めると使う金額を小さくすることが目的になってしまいます。

すると、必要な支出まで削って生活の質が下がります。

もちろん、根拠のない罪悪感が生まれ、ストレスも増えます。

自分の暮らしに合った金額は、自分にしかわかりません。納得できるお金の使い方ができているかどうかが重要です。

⇒食費は月2万円?なぜこんな話を真に受ける人がいるんですか?

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ぜひお読みください。

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我慢が限界に来ているサインを5つ紹介しました。

暮らしを守るために始めたことが、いつのまにか自分を追い込んでいることがあります。

しんどくなっているときは、とりあえず食費や日用品などの変動費の中で、少し予算をゆるめましょう。

そして、1つでいいから、自分が楽しめる支出をしてみてください。コーヒーでも、外食1回でも、推し活でもいいです。

私の場合はハーブティで、今でも、高いお茶を少量買って楽しんでいます。

心が疲れているサインに気づいて持続可能な節約方法に切り替えましょう。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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