シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。


どうしても、服の買い物が止まらない、どうしたらやめられますか、というメールをよくいただきます。そんな人には「洋服ノート」を作ることをおすすめします。

何も考えず、無意識に洋服を買っているから、やたらと数が増えてしまいます。ノートを作り、「服のショッピング」という自分の行動を客観的に見つめることができれば、無駄遣いはおさまります。

ワードローブの管理や、コーディネートを書くノートを持っている人はいるかもしれません。このノートは、衣類を管理するのではなく、衣類の買い物を管理するためのノートです。

好きなノートを1冊用意して、こんなことを書いてください。

1.すでに持っている服をすべてリストアップ

まず、手持ちの服の棚卸しをし、ノートに書いていきます。

服をどんどん買いすぎる人は、自分がすでに持っている服のことをすっかり忘れていることが多いのです。所持している服の内容を把握できていないと、余計な服を買ってしまいます。

書き方は、自分の実情に合わせて、アレンジ可能です。

数が多い人は、

トップス 58着
ボトムス 32着
ワンピース 12着
コート 10着
ジャケット 27着

こんなふうにアイテムごとに書けばいいでしょう。

数があまり多くない人は、トップス、ボトムスなどページを分けて、それぞれの色やデザインの特徴を書いてみてもいいです。

季節ごとに分けて書いてもいいです。

これはそのまま自分のワードローブ管理ノートにもなります。

ちょっと古い情報ですが、私は手持ちの服はすべてこのページに集めています⇒ミニマリストの服全14着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)

写真は別に必要ありませんが、ノートでワードローブ一覧できるようにしてください。

手持ちの服を調べているうちに、「ちょっとコートが多すぎやしない?」とか、「同じようなトップスが何枚もある」など必ず何らかの考えや反省が浮かんできます。

こうした気づきを得ることが、無駄な買い物の防止につながります。

全部書き出せたら、自分がそのうちの何パーセント、ふだん着ているのか、概算を出してください。

多くの女性は、手持ちの服の2割から3割しか着ていない、と言われます。私は持っている服の数はそんなに多くありませんが、やはりよく着る服、あまり着ない服があります。

手持ちの服の7割は着たいですよね? 理想は100パーセントですが。あまり、服を活用できていないなら、どうしたら、もっと活用できるか考えて、今後の課題とし、それもノートに書き加えます。

所持している服の活用率をあげるもっとも簡単な方法は、着ない服を捨てることです。これについては5番で詳しく説明します。

2.ファッション費の計算結果

過去1年に、服にどれだけお金を使ったか計算します。それが自分の年収の何パーセントに当たるかも算出します。年収がわからない人は、月割りして、月々の給料に対する割合を出してもいいです。

家計簿をつけているなら、家計簿から服に使った出費だけ拾います。ネット通販の場合、ショップからメールが来るし、購入履歴が残るので、それを見れば金額がわかりますね。楽天の購入履歴を見て出費を調べたら、買い物がおさまった、という読者の方もいました。

私は、最近はランズエンドで買うことが多いので、出荷されたことを伝えるメールに、すべて金額が書いてあります。家計簿もつけているので、それを見てもわかります。私の家計簿はこちら⇒5分でできる小さな節約4選。小さなことが大きな効果を生む。

こちらで紹介している本にも現物の写真がのっています⇒筆子の家計簿が「貯金&節約がもっと簡単になるみんなの家計ノート」にのりました。

実店舗の場合はレシートを見ればわかります。捨ててしまっていたらだめですが。

もし、何の記録も残っていないなら、きょうから、洋服を買ったときは、必ず、何をいくらで買ったのか、このノートにつけるようにしてください。

計算ができたら、ファッションにそれだけのお金を使った対価として、自分はいったい何を得たのか、客観的に考えてください。

「かわいい服がいっぱい集まってうれしい」「生活の彩りになった」「毎日が楽しい」というポジティブな成果を発見する人もいるかもしれません。

しかし、服の買い過ぎに悩んでいる人は、「こんなに買ったけど毎日着るものないし」「こんなお金があったなら、韓国に10回ぐらい旅行に行けたのに」「おかげで部屋に洋服があふれて掃除が大変」「ほこりと虫を引き寄せただけだった」なんていう、ネガティブな結果に気づくものです。

繰り返しますが、この気づきこそが、次の買い物の抑止力となります。

購入履歴を何度も見ていると、いろいろ感じるところがあるはずです。私はたまに古い楽天の購入履歴を見ることがありますが、「買ったけどみんな捨てちゃったな」と遠い目をしています。


3.自分の好きなスタイルの考察

自分はいったいどんな服を求めているのか、その点について書いてください。「こんな服がほしい」と思うものがあったら、それも書きます。

お店で目についたかわいい服や、セールで目にした服をほいほいと買ってしまう人は、自分の求めている服や、服に関する明確な購入基準がないものです。

そこで、「こんな服ならば買うに値する」という基準を見つけることを目標に、自分の好きなスタイルについて考えることをおすすめします。

たとえば、こんなことを書いてみては?

●自分らしいスタイルとは何か?

私の場合、カジュアルで着やすい服が自分のスタイルだと思っています。上はTシャツ、下はレギンス、気温に応じて、その上にパーカやダウンジャケットを重ねます。

●自分が服を買う基準とは?

最近の私の基準は

- 天然素材⇒私が天然繊維を選ぶ5つの理由~静電気が健康に及ぼす害はあなどれない

- 着やすい服

- イージーケアで大丈夫なもの(アイロンやドライクリーニングはいっさい使っていません)

- 入手しやすい服

- 蚊にさされにくい服 ⇒ ジョギング中、蚊に刺されない4つの方法。蚊の習性から考えてみた

- 年齢を選ばない服

こんなふうになっています。

人によって生活環境も価値観も違うので、人の数だけ購入基準があるはずです。たいせつなのは、誰かほかの人ではなく、自分の購入基準を見つけることです。

自分の好きなスタイルの見つけ方⇒少ない服でおしゃれを楽しむ方法。この秋からミニマルなファッションにしませんか?

ついでに服や下着のサイズも書いておくと、次の買い物のとき重宝します。

4.うっかり服を買ってしまうきっかけとその対策

お買い物中毒

つぎに自分が服を買ってしまうきっかけをリストアップします。

服を買い過ぎてしまう人は、すっかりそれが習慣になっています。習慣は、きっかけ⇒ルーティン(行動)⇒報酬、という流れですすみますから、きっかけを回避できれば、買わないでいられます。

習慣のループについて詳しく説明しています⇒悪い習慣を断ち切る簡単な方法(TED)マインドフルネストレーニングのすすめ。

そこで、服を買う気にさせてしまうきっかけをすべて書き出し、それを避ける方法を考えます。

たとえば

●ショップからのメール

●たまたま店でセールサインを見た

●友だちが着ているのを見た

●美容院で手にした雑誌で見た

●退屈だとすぐにねっとショップにアクセスしてしまう

こんなふに書いていきます。それぞれの対策は

●メルマガの登録を解除

●店に行かない

●服を買ってばかりいる友だちと距離をとる

●美容院には、文庫本を持参する

●新しい趣味を開拓

こんなふうになります。

5.服の断捨離計画

服の無駄買いが多い人は、数も多すぎるので、少し断捨離をします。その計画を書いてください。

たとえば

●捨てたほうがいい服、多すぎる服

●片付けたほうがいい場所(クローゼット、たんすA、たんすB、ベッドの下、床の上など)

●いつ断捨離するか(スケジュールを決めて予定にいれます。そうしないといつまでたっても断捨離できません。毎日15分やるのもおすすめです)

●処分方法(寄付、家族にあげる、バザーに出す、オークションやフリマで売却する、など)。

●断捨離目標(2017年の終わりまでに服の数を現在の50パーセントにする、など)

具体的な計画を立てるとより実行しやすくなります。

服の捨て方や減らし方はたくさんブログに書いています。

減らし方その1⇒洋服を減らしたいならこれを読め:ファッション関連記事のまとめ

減らし方その2⇒ミニマリストのファッションをめざして:服の捨て方まとめ記事その2

6.買い物の代わりにすること

服の買い物をしたくなったら代わりにすることをあらかじめ考えてノートに書いておきます。そうすれば、いつものようにうっかり買い物に興じることを防げます。

何でもいいのですが、たとえば

●運動する(縄跳び、ジョギング、筋トレ、サイクリングなど。縄跳びしたいなら、縄を手近に用意しておきます)

●散歩する

●料理する

●何かの勉強をする

●読書(買い物したくなったら読む用の本をそばにおいておきます)

●大人のぬり絵

●洋服ノートを充実させる

●創作(詩・小説を書いたり、作曲したり)

●友だちに電話する

●掃除

●草取り

自分に合った趣味の見つけた方はこちら⇒自分に合った趣味の見つけ方、または有意義な暇つぶしの方法。

買い物をしたくなったらすかさずこのページを開き、意識して別のアクションを選んでください。

7.その他のオプション

その他、買い物しすぎないために、必要だと思うページを作ってください。例をあげておきます。

●30日間待つリスト

服をほしくなったら、とりあえず、ここにすべて書いておきます。1ヶ月たってもまだ欲しかったら購入を検討します。

●リフォーム計画

洋裁が得意な人は、手持ちの服を生まれ変わらせる計画を書いておきます。あの服の裾上げをするとか、袖を着るとか、染め変えるといったことです。

●服を買わないための名言集

衝動買いを戒める名言を見つけたら、書いておきます。

たとえば、ココ・シャネルの La mode se démode, le style jamais. (流行はすたれるが、スタイルは生き続ける)とか。

シンプルライフがテーマの名言はこちらに集めています⇒片付けたくなる言葉、シンプルライフを目指したくなる名言10選。

●失敗リスト

服の買い物で失敗したものを書き出し、失敗した理由を書いていきます。

このほかにも、自分の買い物を客観的に見つめることに役立ちそうな情報はすべて、このノートにまとめます。洋服ノートは1回書いただけで終わりにせず、毎日読んだり書いたりしてください。

ノートを使い込むことで、だんだん買わない人の思考になっていきます。

服を買わない方法は過去記事でも書いているので参考にしてください。

服を買わないオーソドックスな方法⇒買い物が止まらない女子必見!服を買わない7つの方法

特に安い服を買い集める人はこちらをどうぞ⇒安いけど、すぐにタンスの肥やしになる服を買わない6つのコツ

買わない挑戦は効果あり⇒1年間服を買わない生活をするすすめ:お金も自由も手に入る。

*******

今回は服を買い過ぎない方法として、「洋服ノート」を作る方法をお伝えしました。大学ノートでも手帳でも書くものはなんでもいいです。場合によってはブログでもいいでしょう。

頭の中で考えているだけではなく、実際に文字にすることで、自分の現在地点や目標が明確になります。服の買い過ぎに悩んでいる人はぜひお試しください。


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