固定費の見直しは難しくない~書き出して、やめて、様子を見るだけ

お金を貯める

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お金の管理が苦手でどこにお金を使っているかわからない。節約したいけど、何から手をつけたらいいのかわからない。

そんなときは、自動的に引き落とされているお金から見てください。

通信費、サブスクリプション、保険料。

このあたりは、契約したことを忘れているものも混じっています。

一度手を入れれば、その効果は翌月からずっと続きます。

買い物のたびに何かを我慢するより、ずっとラクです。

具体的にどうしたらいいか、この記事で手順を紹介しますね。

毎月自動で落ちているものを全部書き出す

まず現状を知ることから始めましょう。

家計簿をつけていないから無理だ、と思うかもしれません。

でも、これはレシートを集めたり、項目ごとに分ける作業ではありません。

決まった日に、決まった額が出ていくものを並べるだけなので、思ったより手間はかかりません。

以下のものを調べて書き出してください。

クレジットカードの明細。

銀行口座の引き落とし。

スマホの定期購入の一覧(iPhoneなら設定のサブスクリプション、Androidならストアの定期購入で見られます)。

この3つを順に見ていくと、自分でも覚えていなかった支払いに気づくものです。

無料のお試し期間が終わったあと、そのまま課金が続いていたサービスもあるでしょう。

書き出すのは、毎月のものだけでかまいません。

カードの年会費や、年払いにしているサービスもありますが、これは今月の明細には出てきません。

去年の同じ月まで、12か月分をさかのぼることになるので、最初からやると大変です。

私はこの見直しを何年も続けているので、どこで年払いしているか見当がつきます。

ですが、まだ何も手をつけていないと、年払いのものがあること自体、頭から抜けています。

毎月の分でこのやり方に慣れてから、年払いのものにも広げてください。

書き出すときは、紙のノートがおすすめです。

アプリを使えば、合計も分類も自動でやってくれます。

便利な反面、自分で手を動かす部分が減るので、「ああ、こういうことなんだ」と腑に落ちるところが抜けてしまうんです。

お金の管理は、はじめのうちは自分で全部やってみたほうが身につきます。

この作業は定期的に繰り返すので、書き出したものは手元に残してください。

ちなみに、私は家計簿と資産表(持っているお金と、その内訳を一覧にしたもの)をExcelで作っていて、月ごとに締めています。

でも、最初は手書きで書き出すところから始めました。

⇒家計簿がつけられないズボラ主婦が行き着いたお手軽な支出の記録法とは?

⇒生まれて初めて家計簿をつけたらこんなふうに行動が変わった

使っていないものと、残すものに分ける

書き出したら、先月使ったかどうかを考えます。

先月一度も使わなかったものは、解約する候補です。

使っているものは、そのまま残します。

使わないサービスを減らすと節約になりますが、自分にとって重要なものは無理にやめることはありません。

減らすこと自体が目的になると、暮らしから楽しみが抜けて、かえって続かなくなります。

私の場合、音楽配信サービスは継続しています。

娘も私のアカウントで聴いていますし、私も毎日かけているからです。

月に15時間分のオーディオブックも聴けるので気に入っています。

⇒サブスク疲れの正体:見放題に追われない使い方

民間の医療保険は高額です。

何もない年は、自分で払ったほうが安くつくぐらいの料金です。

それでも、歯の治療に備えて払い続けています。

⇒保険、投資、老後のお金に対するミニマリスト50代主婦の考え方

迷ったものは、いったんやめて様子を見る

いるか、いらないか考えても、決められないものが出てきます。

使っているような気もするし、なくても困らない気もする。

こうしたものは、一度やめてみましょう。

やめて1か月暮らしてみると、はっきりします。

ただ、解約するまでに葛藤があると思います。

やっぱり必要だったらどうしようとか、少しは使うんじゃないかと考えてしまうからです。

人はだれでも、今持っているものを手放すのは惜しいので、どうしてもこういう思考になってしまうんですよね。

ですが、解約は一発勝負ではありません。

似たようなサービスで迷うものは、いっぺんに全部ではなく、1つか2つずつやめましょう。

まとめて解約すると、暮らしにくくなったときに、どれがないせいなのかわからなくなるからです。

解約した日は、書き出したメモのその行に書き添えておいてください。

私も、以前は動画配信サービスを複数契約していました。

ほとんど見ていなかったのに、娘のために残していたのです。

娘は長いあいだ夜勤の仕事をしていて、職場で動画を見られる環境だったので、よく利用していました。

その夜勤がなくなったタイミングで、やめてもいいか聞いてみたら、「いいよ」と返ってきたので、特に高かったものを解約しました。

⇒サブスク貧乏から抜け出す具体的な方法~手順と考え方

必要に応じてまた契約すればいい

やめてみて、やっぱり必要だと感じたら、また加入してください。そのために、月プランと年プランがあるものは月プランを選ぶのがおすすめです。

月ごとに払って、いらなくなったらやめ、また必要になったら入り直す。

この作業が面倒に思えるかもしれません。

私自身も昔は、1年ごとに払っていました。通常、そちらのほうが料金が安いですから。

でも、今、生活環境の変化が速いので、必ず使うと思うもの以外は、別の理由がない限り、月プランにしておいたほうがいいです。

特に、AIのように商品やサービスの変化が速いものは。

私も、Amazonで広告が出ないようにするオプションなどは、こまめにやめたり入ったりしています。

ふだんは、Amazonは買い物で使うだけ。

見たいドラマがあるときだけ、プライムビデオで見ます。

このドラマを見ようと思った段階では、まだ払いません。

実際に見ていて、広告にもう耐えられないと思ったときに、はじめてお金を払います。

また入る前に、家にあるもので足りないか見る

新規のサービス、特にエンタメ系は、すでに手元にあるもので間に合わないか考えてみましょう。

新しく契約しなくても、たいてい家に代わりになるものがあります。

毎月の支払いを1つ増やすのは、いちばん最後の手です。

私は語学のアプリをよく使いますが、現在、必要なものだけに絞り込む作業を少しずつ進めています。

同時に、ずっと前に買い切り(一度払えば期限なしで使えるプラン)で手に入れていたアプリを引っぱり出しました。

ほかにも、大昔にダウンロードした教材があります。

こうした古い教材を発掘して勉強すれば、新しいものに手を出さなくてすみます。

私の場合は語学ですが、ほかの趣味でも、以前買ったものを使えることは多いです。

すでに手元にあるゲーム、料理本、ヨガのビデオ。

申し込みボタンを押す前に、まず本棚と押し入れを見てください。

一度やって終わりにしない

こうした見直しは、定期的にやってください。

自分の好みや生活環境が変わると、必要なものは変わります。また、固定費であっても、名前とは裏腹に金額が変わることはよくあります。

たとえば、私の家のWi-Fi代は、2年間、割引価格でしたが、それが終わった翌月に金額があがりました。

ところが、その翌月、また別の割引が適用されて、安くなりました。

ここ数か月は、最初の2年間より安くなっています。

自分では何もしていないので、おかしいなとは思っています。

でも、安くなったのはありがたいので、そのままにしてあります。

書き出したリストは、最低でも年に一度は見返してください。

おすすめは3か月ごとです。

毎月出ていくお金を見るのですから、年に一度では取りこぼす可能性があります。

とはいえ、お金の管理が苦手なら、無理はしないでください。

私も、どんぶり勘定でしたが、節約する必要にせまられて、少しずつ、収入や支出を調べるようにしました。

こんなふうにお金の管理に慣れていけば、どんな人も無駄な支払いに気づくことができます。

****

なんとなく支払い続けているサービスをやめて、様子を見て、必要なら戻す。

どれも、身構えるほどのことではありません。

もしかしたら、支出は劇的に減らないかもしれません。ですが、何もしなければ支払いは増えていく一方です。

今、何にいくら払っているかわかるだけでも、不安がやわらぎます。

来月の引き落としは、自分でしっかり決めたものだけにしましょう。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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