貯金箱

お金を貯める

経済観念のない人がお金を貯められる人になる8つのステップ

お金に無頓着な人がお金を貯める人になる方法をステップ・バイ・ステップでお伝えします。

世の中には、お金を貯めるのが好きな人、お金に興味がある人、そういうことを考えるのが全く苦痛ではなくむしろ楽しい人がいます。

一方で、できればお金のことなど考えたくない人、実際に何も考えておらず貯金はゼロの人、貯金がゼロどころか、借金まである人、買い物が止まらない人、なんとなく金持ちになりたいとは思うものの、それに向けて全く行動をしていない人、いつまでたっても貧乏な人もいます。

私は後者でしたが改善中です。今回の記事は、「あまりお金のことは考えたくないが、このままではまずい」、「老後がせまっているのに気づいたらお金がないので、少しは貯めたい」そんなふうに思っている人のために書きます。



やることは2つだけ

やることはたった2つです。現状を把握し、ちょっと調整するだけです。

必要なスキルは足し算、引き算、掛け算、割り算という基本的な計算能力。さらにちょっとした自制心も必要ですが、これは鍛えることができます。

使うツールは、紙、ペン、計算機、貯金箱(何かの入れ物で代用可能)。スキルの上達に応じて銀行やクレジットカード会社などの金融機関も使います。

それでは行きましょう。

ステップ1:1年間の収入の合計を出す

毎月どれぐらい収入があるかわかっていますか?どんぶり勘定の人は、意外とここがわかっていません。

まず過去1年のすべての収入を算出してください。確定申告をしているならその紙を見れば総額がわかります。

会社員で人に確定申告してもらっているとか、申告するほど収入がないとか、まだ学生、専業主婦といった人は、預金通帳や、お小遣い帳(つけてないかもしれませんが)、日記帳、記憶などを掘り起こして書きます。

過去の収入が全くわからない人は、きょうから収入があったときは、ちゃんとノートにつけることをおすすめします。

家計簿である必要はありません。自分の頭では覚えきれないので、紙かメモ帳かノートに書くだけなのです。

デジタルツールを使ってもいいですが、お金をためられない人は、お金の流れをリアルに感じていない人なので、自分の手を使って書くことをおすすめします。

そうすることで、お金をためるのは、ほかの誰でもなくこの自分なのだ、という当事者意識が芽生えます。

お金は貯まるものではなく、貯めるものなのです。

ステップ2:1ヶ月分の収入を算出する

年間の収入をすべて足し算し、それを12で割ります。これが1ヶ月分の自分の収入です。

つまり、月に自分が使っていいお金の限度です。そうです。使っていいお金には限界があるのです。

その月によって、収入に波がある場合もありますが、このように平均を出しておけば、「使ってもいい額」の目安になります。

ステップ3:毎月必ず支払わなければならないお金を計算

たとえ何もせず家でじっと寝ていても、毎月支払わなければならない費用を計算します。これは人間で言えば基礎代謝量のようなものです。

たとえば、家賃、食べ物、交通費、通信費、どうしても必要なもの(持病のある人は薬代、猫を飼っているなら猫のエサ代、といったもの)。

すべて足し算して1ヶ月の合計を出します。これは必要経費とも呼べます。

ステップ4:どうしても必要なわけではないが毎月使っているお金を計算

生きるのに必要ではないけれど、毎月お金を出しているものがあると思います。たとえば、漫画を買ったり、すでにたくさんあるのに靴、服、バッグ、化粧品を買ったり。

外食やスターバックスで飲んでいるコーヒーはここに入れたほうがいいですが、この段階では、「どれが必須で、どれが別に必須でもないか」というのにそんなにこだわる必要はありません。

とにかく自分が毎月、どんなものを買っているのか、できるだけ思い出して計算します。月によって違うかもしれませんが、1番わかりやすい、先月の額を計算してみましょう。

思い出そうとしても意外と思い出せないものです。物であれば、自分の身の回りに転がっているので記憶のよすがになるかもしれませんね。

全く何も思い出せない人は、ステップ1で書いたように、お金を使ったら、何もかも記録することを始めてください。



ステップ5:1ヶ月の支出を算出し、収入と比較する

3で出した毎月必ず支払わなければならないお金と4で出したそれほど必要でもないのに毎月使っているお金を合計します。

これが1ヶ月の支出の合計です。

計算できたら2の1ヶ月分の収入の数字と見比べます。

もし支出が収入より大きな数字なら赤字です。支出を減らす必要があります。もし、お金を貯めたいなら、収入と支出を同じぐらいにするだけでは不十分で、支出をかなり減らさなければなりません。

これが世間でよく言う「予算をたてる」行為のはじめの一歩です。

収入を増やしても同じ結果が得られますが、収入を増やすことはそんなに簡単ではありません。それに、そもそもお金を貯められない人は、「収入の範囲で暮らす」ということができていない人です。

収入が増えれば、増えただけまた使ってしまう可能性大。

そこで、まずは現段階の収入の範囲で暮らす練習をすることをおすすめします。

ステップ6:支出を減らす

支出を減らすために、「特に必要でもないのに買っているもの」を買わないようにします。できれば、数値目標を設定しましょう。割合でも具体的な金額でもいいです。

ここで、私がこのブログによく書いている「買わない工夫」をするのです。

たとえば毎月、洋服に2万円も使っていたら、それを半分にしてみます。洋服を買わない工夫はこちら⇒買い物が止まらない女子必見!服を買わない7つの方法

ミニマリストの多くは、「必要なもの」しか持たないので、ミニマリストになってしまうのも1つの手です。

まあ、いきなりこれはハードルが高いでしょうから、自分がもっともお金を使っている「必要でないもの」を減らして下さい。

人によってはスターバックスで飲むコーヒーかもしれません。
コーヒーの量を減らす方法⇒コーヒーの代わりになる飲み物11種類。カフェインを控えたいあなたへ

あるいは、読みもしないのに新聞や雑誌をとっているのかもしれません。人にいいところを見せたくて、すぐにおごってしまうのかもしれません。

理由はさまざまでしょう。

あなたの予算をもっとも圧迫しているものからメスを入れます。ここで必要なのは自制心です。今までと同じように生きていては、お金はたまりませんので、ぐっとこらえてください。

自制心の鍛え方はこちらに書いています⇒人生で成功したいなら自制心を持て~マシュマロ・テストに学ぶ成功法則(TED)

ステップ7:倹約する

カナダのお金
「倹約」とは無駄を省いて出費をできるだけ少なくすることです。出費が少なければ少ないほどお金が残ります。

特に自分が買いすぎているものの出費を抑えるだけでなく、生活全体で倹約を心がけましょう。

たとえば、車を乗り回すのではなく、公共交通機関を使ったり、カープール(相乗り)をします。歩くのもおすすめです。健康にとてもいいです。

ウォーキングのメリット⇒ウォーキングはダイエットと健康に不可欠、暮しの質も高くなる

私の娘は学校まで片道徒歩25分前後を歩いています。学生用の市のバスと電車共通の定期は月55ドル(私が払っている)なのでこれは助かります。

娘は節約したいという気持ちもありますが、運動したいから歩いているようです。11月からは寒さがきびしくなるので、バス通学に切り替えざるを得ませんが。

ほかにも節約の方法は、雑誌でもWebでもさまざまなところで書かれています。

代表的なのは、自炊する、弁当を持っていく、水筒を持ち歩く、ブランド物の服や物を買わない、何もかも中古品ですます、図書館を利用する、お金のかかる遊びをしない、などなど。

自分にあった方法から取り入れてください。

ステップ8:あまったお金を貯金する

自制心を鍛えつつ、無駄遣いをやめ、小銭を貯金するクセをつけましょう。私は5ドル札貯金をやっています。

1ヶ月たったら銀行に預けるといいです。利子はたいしてつきませんが、手元に置いておくと使ってしまうかもしれません。

この貯金があなたの資産の「芽」なのです。

*******

今回書いたことは、あまりに基本的すぎて、多くの人は話題にもしません。

ですが世間でよく言われる「お金をためる方法」のベースは、以上の8ステップです。それぞれのステップをもっと細かく、深く、いろいろなテクニックを駆使することで、人はお金をためているのです。

この全体像を把握しておかないと、時に、部分にばかりこだわりすぎて、道を誤ります。「節約」ばかりにフォーカスしすぎ、節約が生きる目的みたいになってしまったり。

収入の範囲で暮らせば、お金は残る、ということを忘れるべきではないのです。





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