サブスクを利用する女性

買わない

サブスク貧乏から抜け出す具体的な方法~手順と考え方。

増えすぎたサブスクリプションをばっさり断捨離する方法を紹介します。

サブスクとはサブスクリプション、定額サービスのことです。

商品やサービスを一定期間利用できる権利を得るために、月々、一定の金額を払うものです。例:アマゾンのプライムサービス。

若いころ、私がよく利用していた頒布会や雑誌の定期購読のように、定額の支払いに対して、定期的に商品が届くのもサブスクリプションといえます。

サブスクリプションは便利ですし、お得なものも多いですが、お金と時間を無駄にすることもよくあります。

以下の方法で、必要ないものはどんどんキャンセルしてください。



1.現状把握

最初にやることは、今、自分がどんな定額サービスを使っていて、それに月々(年間)どれだけお金を払っているか、現状を把握することです。

私が利用するサービスは、カナダのアマゾンプライムサービス、クラウドストーレージ、マイクロソフト365(Officeアプリとストーレージの使用。わりとお得)音楽配信、動画配信、書籍読み放題、語学アプリですが、家計簿にしているノートにすべて書き出し、月々の支払いをメモしています。

世の中には、多様なサービスがあり、ゲームやコスメ、衣類、ちょっとしたアプリに、毎月いろいろと支払っている人も多いでしょう。お試し期間が過ぎたのに、解約を忘れる人はわりといるし、少額だから、そのまま放置している人だっています。

ふだん、自分が利用しているサービスを把握していると思っている私のような人も、いったんすべて確認してください。





現状の調べ方

ステップ0:サブスクリプション削減のための時間を作る(何時からやるか決めて、スケジュールに入れる)。1日15分ぐらいがいいでしょう。

ステップ1:銀行口座、クレジットカード、ペイパルの明細など、サブスクリプションの支払いがわかるものにログインして、過去3ヶ月~半年の取引を見て、サブスクを探す。

サブスクリプションはたいていクレジットカードやデビットカードで支払うことになるので、カードの明細を見ればいいでしょう。

ステップ2:定額の支払いを見つけたら、サービス名と金額をすべてメモする

ステップ3:メモしたサービスを一覧にする(デジタルでも手書きでも好きなほうでどうぞ)

2.どうしても続けるものを先に選ぶ

一覧にしたものの中には、どうしても続けたいものがあるでしょう。

私でいえば、マイクロソフト365、クラウドストーレージ、Spotifyは、やめるつもりはありません。Netflixも、自分はあまり利用しませんが、娘がヘビーユーザーなので、お金を払い続けています(どんどん値上がりしますが)。

これからも続けるものや、必要不可欠のサブスクリプションは、年間で支払えるなら、そうしたほうが安くあがりますので、年間払いがあるものは、そちらに切り替えるといいでしょう。

3.キャンセルするルールを考える

理想は、どうしても続けたいもの以外は、全部キャンセルしてしまうことです。

しかし、なかなかそうはいかないかもしれません。そこで、「今回は、こんなサービスを解約しよう」というルールを考えてください。

筆子が思う解約したほうがいいもの

・単に解約し忘れてずっと支払っているだけのサービス

・ここ1ヶ月~3ヶ月ほとんど使っていないもの

・使ってはいるが使用頻度が少ないもの

・使う必要なんてないのに、「お金を払っているから」と、月に何回か無理して使っているもの

・好きな商品/サービスだが、分不相応に高額なもの

・使うことによって、無駄に時間を取られているもの

・2番手のもの(同じ種類の配信サービスは、1つのサービスに絞り込んだほうが、お金が無駄になりません)。

4.順番にログインしてキャンセルする

キャンセルする方針がたったら、1で作った一覧表を参考に、すべてのサービスにログインして、以下のどれかを行います。

・キャンセルする

・プランをグレードダウン

・年払いに変更

・現状維持のままだが、支払日と金額を確認

現状維持すると決めたサービスも、一応、ログインしてください。

もしかしたらサービス内容が変わっているかもしれませんし、個人プランでいいのに、ファミリープランに申し込んでいたりするかもしれません。

私は、貧乏性なので、ファミリープランと個人プランの違いなどにはわりと敏感で、サービス内容の説明をじっくり読むほうです。

しかし、そういうことにあまりこだわらない人もいます。

特に、収入が多い人は、「月々500円の違いなんて、コーヒー1杯の違いだからどうってことない」なんて思って、高いプランを継続するものです。

しかし、月500円ということは、年間6000円で、3年で18000円です。

その分のお金で、おいしいものを食べたり、貯金したりしたほうがいいんじゃないですか?

軽い気持ちでお試しを申し込んだときに、よくわからずファミリープランを申し込んでいて、そのままになっている人もいるでしょう。

Netflixの一番上のプラン(プレミアム)は、カナダでは、21ドル(実際は20ドル99セントですが、半端な数字は全部切り上げて認識することを推奨します)なので、日本でも、2000円ぐらいだと思います。

このプランは、同時視聴できる台数が4台で、画像がとってもいいのが特徴です。

しかしどんなに高画質でも、それを映し出せるテレビ(モニター)を持っていなかったら意味がないし、画像にこだわりがないのなら、ベーシックプランで十分です。

キャンセルするつもりで、ボタンをクリックすると、「これから3ヶ月だけ半額で提供しますけど、どうですか?」と、顧客を引き止めるためのオファーが提示されることもあります。

場合によってはそのオファーにのってもいいでしょう。

ベストはキャンセル、ベターはスケールダウン(割安のプランに変更)です。

・・・・以上の1から3のステップを半年か1年に1回は行います。

時間がたつうちに、興味も生活環境も変わるし、新しいサービスもどんどん出てくるし、物と一緒で、知らないうちにサブスクが増えてしまうため、定期的に見直す必要があります。

4.サブスクを減らすコツ

最後にサブスクをキャンセルしやすくなる考え方を紹介します。

年間いくら払っているか計算する

動画配信サービスに年間いくら払っているか計算してください。

月1000円ぐらいのサービスに3つ加入していたとしたら、年36000円です。

映画を見るのに、年36000円も払うつもりがあるのかどうか考えてみると、サブスクの数を減らす気になるかもしれません。

ふだんサブスクで映画を見ている人の中には、時々は映画館で見る人もいるでしょう。

サブスク代と映画館で見た料金を足し算して検討してください。

時間を取られていることを認識する

読み放題や見放題サービスで提供されるコンテンツを消費するためには、時間が必要です。

それだけの時間が自分にあるかどうか、またそうしたサービスを消費するのに時間を使いたいかどうか検討してください。

欲しいものは買う・借りる

読み放題、見放題、ゲームで遊び放題サービスを使うより、本当にほしいものを、ほしいと思ったときに、1つずつ買ったり、借りたりするほうが安くあがるときがあります。

新品を定価で買うと高くても、中古品を入手すれば、かなり値段をおさえられるでしょう。

無料のサービスを利用する

何も課金しなくても、無料で利用できるサービスはたくさんあります。

動画配信は、昔はNetflix一択だったと思いますが、今はほかにもいろいろあるため、メインがNetflixで、サブで他のサービスを使う人も多いかもしれません。

ですが、サブなんていらないと考えることができます。

多くの人は、テレビだって見られる環境でしょうし、YouTubeだって、一応無料で見られます(私は広告をはずしたいので、課金しています)。

本もパブリックドメインなら、ネット上に無料で掲載されています。

本、雑誌、書籍は図書館で借りるという、古典的でありながら、お金のかからない(税金は払っていますが)方法もあります。

よく喫茶店に行くなら、そこで雑誌を読んでもいいでしょう。

カナダでは、図書館のIDでログインできる動画配信サービスがありますが、日本の図書館にも、それに類したサービスが、ありますかね?

ローテーションする

最初に書いたように、私はSpotifyとNetflixはずっと継続していますが、そのほかのコンテンツを提供するサービスは、ローテーションしています(どれも全く購入しない月もあります)。

サブスクは申込むのも簡単ですが、やめるのも簡単で、ワンクリックかツークリックするだけです。

その時、見たい映画があるサービスを購入し、それが終わった翌月は別のサービスを申し込むというようにすれば、似たようなサービスを複数利用しなくてすみます。

家にあるものを使う

雑貨、コスメ、洋服、本、映画などをサブスクで購入する前に、家にあるものを使いつくしてください。

あまり使っていない雑貨、あまり着ていない衣類、まだ読んでない本(電子書籍)、まだ見てないDVDが、意外と身近にあるものです。

そうした物の消費にフォーカスしましょう。

一度読んだ本や見た映画を再度読み、聞いて、しつこく味わいつくすのも乙なものです。

繰り返す気になれないものは、断捨離しましょう。

いったんやめてみる

「あ~、ここのコスメ、大好きなんだけど」「あ~、ここ、見たい映画がいっぱいあるんだけど」「あ~、ここの漫画を読むのが毎日の楽しみなんだけど」「あ~、こここでゲームをするのが生きがいなんだけど」

そう思ったサービスも、いったんやめて様子を見てください。

やめたらやめたで、平気かもしれません。

現在、物はもちろんのこと、余暇に消費すべきコンテンツも、無料・有料を問わず、そこら中にあふれています。

定額サービスをやめてしまうと、使う物がない、とか、ひまで手持ち無沙汰で気が狂いそう、なんてことは、まず起きないでしょう。

むしろ、睡眠時間や自分に向き合う時間を確保できて、生活の質があがるかもしれません。

ストレスになっていないか考える

生活を便利にするために、または、楽しむために使っているはずの定額サービスがストレスになっていることがあります。

そんなサービスは解約しましょう。

よくあるのは、使い切れなくてストレスになること。

3番にも書きましたが、「お金を払っているから使わないともったいない」精神で、無理に使っているとしたら、その定額サービスはあなたのストレスを増やしています。

動画配信サービスで、何を見ようかえんえんとスクロールするのも、脳が疲れます。

他のことしなきゃいけないのに、またドラマを見すぎてしまった、と自責の念を感じるのもストレスです。

■関連記事もどうぞ

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*****

サブスクリプションを整理する方法をお伝えしました。

サブスクの使いすぎはお金だけでなく、時間も取られていることを自覚するとやめる気になるでしょう。

どんな物も、管理の手間が発生しますが、本や映画といったコンテンツは消費するのに時間がかかることを、忘れるべきではありません。





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