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片づけたいと思いながら、何年も動けずにいる、というお便りを読者のぽりぽりさんからいただきました。
どこで止まっているのか、いっしょに考えてみましょう。
ものであふれた部屋を、どうにかしたいんです
件名:ミニマリスト、断捨離
筆子さん、初めまして。
ブログは以前から拝見させていただいております。
ミニマリストとか、断捨離とかで検索をして辿り着いてます。
ずっと部屋を片づけたい、断捨離をしたいそんな思いがずーっとあるのですが、できません😭😭😭
YouTubeなどでミニマリストさんの動画を見漁ったり、ブログを読んだり、ですができません😭😭😭
ミニマリストになりたいのに、不要なものを処分してお気に入りに囲まれた空間にしたいのに、今の部屋にあるものでお気に入りと呼べるものはほとんどありません。
物で溢れています。
筆子さんはどのような思いで、断捨離、ミニマリストになられたのでしょうか。
ぽりぽりさん、こんにちは。
お便りありがとうございます。
何年も、片づけたい気持ちを持ち続けているんですね。
できないと一口に言っても、どの段階で手が動かなくなるかは人によって違います。
ここを分けて見ていくと、次にやることが決まります。
まず、私がどんな思いで始めたか、という質問にお答えしますね。
部屋が汚いから捨て始めた
私がものを捨て始めたのは27歳のときです。
ミニマリストになろうとか、シンプルに暮らそうとか、そんな考えは何もありませんでした。
ただ、部屋が汚いのが嫌でした。
狭い部屋に家具やものがぎっしり入っていて、いつも散らかっていました。
自分に片づけられるかどうかなんて、考えたこともありません。
きれいにしたかったから、不用品を捨てただけです。
最初に捨てたのは雑誌でした。
数が多くて、目についたからです。
当時は、部屋の写真がたくさん載っている「私の部屋」というインテリア雑誌を何冊か買って、熱心に眺めていました。
立派なつくりの美しい雑誌でした。
すみずみまで、本当によく見ていたんです。
それでも、自分の部屋はいっこうにきれいになりませんでした。
見ていただけで、手を動かしていなかったからです。
写真の部屋と自分の部屋を見比べては、ため息をついて、また次のページをめくっていました。
最初の捨て活で、この「私の部屋」も、ほかの雑誌といっしょに処分しました。
お手本にしていたものを、真っ先に捨てたことになります。
捨て始めたころのことは、この記事に詳しく書いています。
⇒私がミニマリストになったきっかけと、いまもシンプルに暮らしている理由。
ものが少ないほうがラク
最初の断捨離のあと、何度かリバウンドしています。
わかりやすい例で言うと、娘が生まれたあとです。
子どもの服と自分の本が、どんどん増えました。
母が親戚のおさがりを送ってくれるうえに、私も古着屋やオークションでかわいい服を買っていたので、娘のタンスがいっぱいになりました。
このころは、捨てずに収納で解決しようとしていたんです。
ダンボールを型紙にして、娘の服を全部同じ大きさにたたみ、引き出しに立てて並べていました。
見た目はきれいにおさまりましたが、娘が1枚引っ張り出すたびに乱れるので、そのつどたたみ直していました。
ものを減らさないまま、あちこち移動させていただけです。
服の管理そのものが、面倒でたまりませんでした。
結局、服の数を減らしました。
本格的にミニマリストになろうと決めたのは、50歳になる年のお正月です。
ものが少ないほうが暮らしやすく、お金もかからないと思ったから。
お気に入りのものに囲まれたい、という気持ちはありませんでした。
実際、減らしてみると、探しものをする時間がなくなり、掃除もあっという間に終わるようになりました。
⇒何度も失敗したけど、今も前を見て進んでいます~「ミニマリストへの道」のまとめ(1)
どこで止まっているか考える
できない、という言葉は、自分の状態への決めつけになります。
決めつけてしまうと、次に何をすればいいのかわからなくなります。もう変わらないと思ってしまうからです。
実際に起きているのは、もっと単純なことだと思います。
片づけのどこかの段階で、止まっているだけではないでしょうか?
段階が違えば、やることも違います。
手をつける前で足踏みしている人に、捨てる基準の話をしてもピンと来ないでしょう。
つまずきやすい段階を3つあげます。
ぽりぽりさんがどれにあたるか、考えてみてください。
手をつける前の段階
どこから始めるのか決まらない。
まとまった時間ができるのを待っている。
お気に入りだけに囲まれた部屋にしたいので、家じゅうが片づけの対象に見えてしまう。
動画やブログを見ているうちに一日が終わるのもこの段階です。
私がインテリア雑誌を眺めていた時期も、そうでした。
ぽりぽりさんも、ここで止まっているのかもしれません。
捨てようとするができない段階
手に取ったものを、捨てるかどうか決められない。
自分で買ったものだから、もったいない。
まだ使えるから、いつか使うかもしれない。
そもそも、どれを捨てていいかわからない。
読者から届くお便りで、いちばん多いつまずきです。
始めたあとの段階
始めたのに、いつのまにかやらなくなっている。
終わりが見えずやる気が失せる。
ちょっと減らしても、部屋が変わった実感がわかない。
1日で終わらせようと押し入れの中身を全部出し、戻せなくなって前より散らかる。
ゴミ袋にまとめたのに、玄関に置いたまま何週間も出しそびれる。
さまざまな理由で気持ちが続かなくなり、止まってしまうケースです。
今日1つでいいから捨てる
自分がどの段階にいるかわかったら、次に進む方法を1つだけ試してみてください。
手をつける前で止まっているなら、判断のいらないものから捨てるといいですよ。
明らかなゴミ、期限切れの調味料や化粧品、壊れて使えないもの。
好きか嫌いかを考えなくていいので手放しやすいです。
捨てようとして手が止まるなら、保留の箱を1つ作りましょう。
迷ったものはその箱に入れて、次に進めば大丈夫です。
箱の中身は、1ヶ月後に見直すと決めておくといいですよ。
始めたのに続かないなら、時間を区切るのがおすすめです。
1日15分作業すると決めると、始めるハードルも下がるし、作業が果てしなく続く不安も減ります。
ぽりぽりさんには、今日、不用品を1つ捨てることをおすすめします。
たった1つでも、ちゃんと前に進みます。
ぽりぽりさんの片づけが進むことを祈っています。
⇒明らかなゴミは捨てられるけど、その先になかなか進めない人におすすめの捨てプロジェクト。
⇒完璧を目指さなくても大丈夫~1日15分の片付けを私がおすすめする理由
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片づけができない、と感じたときは、手をつける前・捨てようとするとき・始めたあとの、どの段階で止まっているのか考えてみてください。
段階がわかれば、次にやることが決まります。
お気に入りに囲まれた部屋は、たくさん手放したあとに残るものです。
先にそこを目指すと、いまあるものを全部捨てなければ、と気の遠くなるような作業を想像して、やる気がなくなります。
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