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押入れの奥に、現像したときの袋に入ったままの写真や、昔のアルバムがしまってありませんか?
整理しなきゃと思いながら、アルバムに貼り直すか、全部デジタルにするかで迷って、何年も手がつけられない人は多いです。
どちらも手間がかかりますからね。
私はアルバムを作らず、残した写真を小さな箱に入れているだけですが、それで困ったことはありません。
集めて、減らして、箱に入れるまでの手順を紹介しますね。
写真もネガもアルバムも、1か所に集める
写真の整理は、家のあちこちに散らばっている写真を1か所に集めるところから始めます。
写真は、意外にいろいろなところに入り込んでいます。
押入れの奥のダンボール、本棚のすみのアルバム、引き出しの中の現像の袋、飾ったままの額、昔の手紙の封筒の中などです。
ネガは、写真とは別に缶や引き出しにしまってあることもあるので、一緒に探してください。
親の家から引き取ってきた箱がある人もいるでしょう。
散らばったままだと、同じ日の写真が別々の場所から出てきて、どちらも残してしまう、なんてことが起きます。
一度に全部集めきれなくてもいいです。
ダンボールを1つ用意して、見つけたものからそこに入れていけば、だんだんたまっていきます。
そろったら、ダイニングテーブルのような、広くて平らなところに出します。
床だと、腰が痛くなりますしね。
親の遺品の写真がある人は、こちらも参考にしてください。
写真を選ぶ前に、ネガと袋とアルバムの台紙を捨てる
集めたら、いきなり写真を1枚ずつ見るのはやめておきましょう。
写真を手に取ると、これは誰だったかな、このときは楽しかったな、と思い出がよみがえり、残すか捨てるかで手が止まります。
先に、写真のまわりについているものを捨ててください。
まず現像の袋です。
袋から写真だけを出して、袋とネガはまとめて捨てます。
別の場所にしまってあったネガも、ここで捨てます。
ネガから最後に焼き増しを頼んだのは、いつでしょうか?
今、写真屋さんにネガを持っていくことは、まずないと思います。
もし必要になっても、残した写真をスキャンすれば、プリントし直せます。
私も、ネガだけ集めて全部捨てました。
袋に同じ写真が2枚ずつ入っていたら、1枚は捨てます。
ダブりはひと目でわかります。
次にアルバムです。
昔のアルバムは、厚い台紙と立派な表紙がついていて、とても重たいですよね。アルバムごと残したいものは厳選がおすすめです。
そうでない写真は、アルバムからはがして、台紙と表紙は捨てます。
フィルムをめくって貼るタイプのアルバムは、年月がたつと、写真が台紙にくっついてはがれなくなることがあります。
無理にはがすと写真が破れるので、そのページだけ切り取って、ほかの写真と一緒にしておきます。
ここまでやると山はかなり小さくなり、残るのは写真そのものだけです。
写真を選ぶのは、ここからです。
1日15分、タイマーをかけて残す写真を決めます。
見始めると思い出にふけってしまい、気づくと2時間たっていた、ということがよくあります。
1枚も減っていないのに、どっと疲れてしまいます。
どの写真を残すか迷うときは、こちらの基準を使ってください。
ネガとアルバムの処分については、こちらもどうぞ。
⇒引っ越しのたびに運んでいた重たいアルバム。処分したら目の前がぱーっと明るくなった。
アルバムに貼らず、小さな箱に入れて終わりにする
残すと決めた写真は、箱に入れて、整理はそこで終わりにします。
写真の整理というと、アルバムにきれいに貼り直して、日付やひとことを書き込むところまでやらないといけない気がしますよね。
でも、貼り直しは、写真の整理でいちばん手間がかかります。
ここを省けば、整理はずっと早く終わります。
年代やできごとで分けたいなら、厚紙を1枚はさんで仕切るくらいで十分です。
私は、娘の小さいころの写真を、スヌーピーの紙箱に入れています。

友だちにもらった箱で、大きさは幅21cm、高さ16cm、奥行き13cmです。
娘が3歳になるころにデジカメを買い、紙焼きの写真はそこで終わりました。
この箱に入っているのは、それより前の写真だけです。
私自身は、この箱をふだん開けません。
でも娘は、ときどき箱から写真を出して友だちに見せたり、自分で眺めたりしています。
ちょっとしたネタになっていて、見せると受けるようです。
こんなふうに、アルバムに貼っていなくても、箱にまとめておけば、見たいときにちゃんと見ることができます。
この箱は、私のものというより、娘のものだと思って持っています。
中の写真をどうするかは、娘が決めればいいと言ってあります。
お子さんが2人以上いるなら、子どもごとに箱を分けておくと、いずれ渡すときに迷いません。
箱は小さいものを選んでください。
大きな収納ケースを買うと、そこが埋まるまで写真を残したくなります。
小さな箱なら、入る分しか残せないので、それ以上は増えません。
靴の箱やお菓子の缶など、家にあるものを使うといいでしょう。
スクラップブック用に、写真の箱をもう1つ作らない
残す写真とは別に、スクラップブック(写真やシールを貼って、かわいく飾るアルバム)やフォトブックに使えそうな写真を、分けておきたくなることがあります。
どうしても残したいわけではないけれど、捨てるのは惜しい写真です。
スクラップブックを作りたいな~と思って、このような写真を残しても、たいてい実現しません。
私も、そういう写真を箱に分けたことがあります。
懸賞でもらった小さなオルゴールの箱に、使えそうな写真を選んで、ここに入れました。
結局、スクラップブックは、一度も作りませんでした。オルゴールの箱は断捨離候補です。
この記事を書く前に現物を見るまで、この箱のことはすっかり忘れていました。
作る予定がカレンダーに入っていないなら、材料として残すのはやめましょう。
ほかの写真と同じように、自分や誰かが見たい写真かどうか、考えてください。
よそから届いた写真は、残すものを決めてすぐ配る
整理が終わっても、紙焼き写真は、ときどき家に入ってきます。
学校や写真館で買った写真のセット、親から送られてきた写真、孫の写真。
届いたときに手元に残すかどうか決めて、余りがあれば写っている本人や家族に配るといいでしょう。
娘が学生だったころ、イヤーブック(学校の記念アルバム)用の写真を撮るついでに、高い写真のセットを注文することがありました。
こうした写真は、私は自分用に1枚だけ残し、残りは母と娘本人にあげました。
なくしたら困る写真だけデジタル化しておく
紙焼き写真は、水漏れや火事、引っ越しで、箱ごとなくなることがあります。
色あせ方も写真によって違い、どれくらいもつかはわかりません。
この記事を書くために、手持ちの写真を確認してみたら、25年以上たって、裏が少し黄ばんでいました。
私には、日本から持ってきた自分の写真も12枚あります。
全部モノクロの小さな写真です。
こちらは、60年以上前のものなのに、意外にきれいです。
私は、どちらの写真もそのままにしています。
自分の写真はなくなっても困りませんし、スヌーピーの箱は、いずれ娘が好きにすればいいと思っているからです。
でも、なくしたら困る写真は、何十年も寝かせず、早めにデータにしておきましょう。
データがあれば、箱がなくなっても、色があせても、写真は残ります。
枚数が少なければ、スマホのアプリで取り込めます。
Googleのフォトスキャン(紙の写真をスマホのカメラで取り込む無料のアプリ)は、画面の指示に合わせてスマホを動かすだけで、何枚か自動で撮って1枚にまとめ、光の反射を消してくれます。
枚数が多ければ、写真のデジタル化を引き受けている業者に頼む方法もあります。
写真を送ると、データにして返してくれます。
保存先をクラウドにしておくと、スマホやパソコンが壊れても消えません。
Googleフォトの無料容量は、GmailやGoogleドライブと合わせて15GBです。
数十枚を取り込むくらいなら、十分おさまります。
取り込んだあとの管理の仕方は、こちらに書いています。
⇒残した写真はフォルダ分けしない。Googleフォトに入れっぱなしの管理法
撮る段階で枚数を減らす話は、こちらに書いています。
⇒撮る必要のない写真まで撮っていませんか? 写真を撮りすぎる問題について。
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写真の整理を重たくしているのは、アルバムに貼らなきゃ、全部デジタル化しなきゃ、という気持ちです。
写真は、見たい人が見たいときに出せれば、役目を果たせます。
箱に入れておくだけで、それができます。
手の込んだ整理を目標にして、何年も押入れに放置するより、箱に入れて、手軽に見られるようにしておきましょう。
















































