毎回後回しにする用事は、こなすより減らす

ミニマルな日常

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後回しにして、思い出すたびに「あ、まだやってない」と気が重くなる用事を抱えていませんか?

いつも後回しにしてしまう用事は、がんばってこなすより、数を減らすほうがラクです。

特に、定期的にやっている用事を見直してみましょう。

これから年末にかけて、ふだんの用事に大掃除などの準備が重なります。

今のうちに減らしておけば、年末も少しラクに過ごせます。

まずは、自分が何を抱えているのか、書き出してみましょう。

後回しにしている用事を書き出し、くり返すものに印をつける

気になっている用事を、紙かスマホのメモに全部書き出してください。

頭の中に置いたままだと、実際より多いような気がして、よけいにおっくうになります。

たとえば、こんなものです。

・歯医者の予約

・健康診断の申し込み

・使っていない口座の解約

・年賀状

・カードの年会費の確認

・粗大ごみの申し込み

一度に全部思い出せなくてもいいです。

思い出したら書き足してください。

リストができたら、毎年、または毎月くり返すものに印をつけます。

上の例なら、歯医者の予約、健康診断の申し込み、年賀状、年会費の確認に印がつきます。

こうした用事は、今回やっても、そのうちまたやるときが来ます。

減らしたいのは、こういうずっと続く用事です。

数そのものを減らせば、来年の分も、再来年の分も、まとめて消えます。

印のつかないものは、やれば終わります。できるだけ早くやりましょう。

⇒それ、今日片づけてみませんか?後回しにしていた小さなことを5分でスッキリ

年賀状や贈りものは、続けたいものだけ残す

くり返す用事の中には、やらなくてもいいものもあります。

年賀状、お中元やお歳暮のような季節の贈りもの、会費を払っているだけで顔を出していない集まりなどです。

毎年その時期が来るのがおっくうなら、やめることを考えましょう。

準備を始める時期が近づいたときの自分の気持ちを見てください。

「今年もこれをする時期が来たわね♪」みたいに楽しい気分になるなら続けます。

憂うつなら、本当にやる必要があるのか考えてください。

近況を知らせるだけの間柄なら、年賀状はそろそろ卒業してもいいかもしれません。

贈りものも、負担なら見直してみましょう。

相手も同じように、やめどきを探しているかもしれません。

年賀状なら、11月2日に年賀はがきが売り出される前の今が決めどきです。

はがきを買ってしまうと、余らせるのがもったいなくて、結局今年も書くことになります。

季節の行事を全部やめる必要はありません。

負担なものをやめれば、楽しんでやれるものに手間をかけられます。

私は年賀状は出していません。

そのかわり、クリスマスカードを日本の友人に15通くらい送っています。

送り先は少し絞りましたが、カードを送ること自体は続けています。

書きたいから書いているので、負担には感じていません。

贈りものや集まりをやめるなら、次のきっかけが来たときに伝えるといいでしょう。

お歳暮なら、いただいたお礼の連絡に、来年からはどうぞお気遣いなく、とひと言添えます。

贈っている側なら、最後の品に、今年で最後にさせていただきます、と手紙を添えます。

集まりなら、会費の更新の案内が来たときに、今年で退会しますと返事をします。

改まって切り出さなくても、向こうから来る連絡を使えば、自然に伝えられます。

年賀状をやめたら失礼にならないか、と迷っている人は、こちらに考え方を書いています。

⇒年賀状を出すのをやめる方法。無理に出すのはおかしくないですか?

使っていない口座やカードを解約する

口座やカードは、持っているだけで、やることが増えてしまいます。

明細に目を通す、暗証番号やパスワードを覚えておく、引っ越したら住所変更をする、年会費がいつ引き落とされるか確認する。

もう使っていない預金口座や、年会費を払っているだけのカードは、持たなくていいと思います。

通帳やカードをすべて机の上に並べて、この1年使っていないものは解約を検討してください。

解約する前に、その口座から引き落とされているものや、そのカードで払っているものが残っていないか、明細で確かめます。

公共料金や、昔申し込んだサブスクが紐づいたままになっていることがあります。

解約の手続きにも手間はかかりますが、これは1回やれば終わりです。

その先ずっと、明細のチェックや住所変更をしなくていいのです。

使っている口座や定期預金でも、まとめられるものはまとめるといいでしょう。

私は以前、GIC(カナダの定期預金)を、ふつうの口座、非課税の口座、老後資金用の口座のそれぞれで数本ずつ持っていました。

銀行のアプリにずらっと並んでいて、うっとうしいと感じていました。

もちろん、それぞれの満期がいつか確認する必要もありました。

満期になるたびに、継続するか、全額引き出すかを決めなければなりませんでした。

そこで、新しくGICを作るときに満期日をそろえて、数年かけて、同じ種類のものは1本にまとめました。

今は口座の種類ごとに1本だけなので、満期の確認もずいぶんラクになりました。

⇒古い写真の整理、休眠口座の解約、買い物の見直し~読者3人の近況報告

定期的な予約は、次の分を先に決めておく

歯医者、美容院、健康診断のような定期的な予約は、先延ばしにしやすい用事です。

特に医者は電話をかけるのがおっくうで、気づいたら前回から数年たっていた、ということがありませんか?

カナダでは、ふだんはファミリードクター(かかりつけ医)に診てもらいますが、新しい患者を受け入れてくれる医者はなかなか見つかりません。

私は、幼かった娘の健康診断の予約をずるずると延ばしていました。

電話が面倒だったうえに、かかりつけ医のクリニックがものすごく遠かったので、つい避けてしまったのです。

ある年、「そろそろ行かなきゃだめだよね」と意を決して電話をすると、間が空きすぎて、娘のファイルはもう削除されていました。

娘は結局、かかりつけ医がいないまま大きくなりました。

子どものころは健康だったので困りませんでしたが、大学に入ってからは大学の診療所にかかり、ファミリードクターが見つかったのはここ数年のことです。

この件で反省し、それからは、用事がすんだその場で次の予約を入れています。

歯医者は、帰りに受付で次の予約を取ります。

これなら、予約するという用事そのものが発生しません。

先の予約はまだ受け付けていない、と言われたら、受付が始まる時期を聞いて、その日をカレンダーに書いておきましょう。

健康診断のように年1回のものは、毎年この季節に行く、と決めておきます。

日にちまで決めなくても、2〜3ヶ月の幅で十分です。

暑さが苦手なら秋、年度末が忙しいなら初夏というように、出かけやすい季節を選んでください。

私は冬は寒くて外に出たくないので、医療関係の予約は5月から7月に入れています。

健康診断は、だいたい5月か6月です。

年の初めに、こうした予定をGoogleカレンダーに1年分入れておくので、その時期が来たらカレンダーが教えてくれます。

冬に体調をくずせば病院に行きますが、それ以外は、今年はいつ行こうと考えなくてすみます。

ネット予約ができるなら、それも使ってください。

いちばん腰が重くなる電話をかけなくてすみます。

私も、ネット予約ができるところは、そちらを使っています。

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ものを1つ持てば、しまう場所や手入れがついてくるように、口座や行事、予約も、あれば管理の手間がついてきます。

持ちもの同様、ときどき用事も見直して、抱えすぎている分を手放してください。

年末の準備が始まる前に、来年もくり返す用事を減らしておきましょう。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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