夏のドレスが並ぶブティック

ミニマルな日常

夏物を買い足す前に。Tシャツ、本当にもう1枚いりますか?

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夏のセールが始まると、新しい服をもう1枚買っておこうと考えがちですが、うっかり買ってしまってはいけません。

というのも、たいていの家に夏物は十分あるからです。

私は今、Tシャツ4枚で夏を過ごしています。

足りなくて困ることはありません。

セールの広告を見ていると、何か足りないような気がするかもしれませんが、誘惑に負けないほうがいいです。

買う前に、手持ちのものを見直してみましょう。

気づけば、似た服ばかりたまっている

何年か前に、手持ちの服をまとめて整理したことがあります。

クローゼットから全部出して床に並べてみたら、夏物が、冬物よりずっとたくさんありました。

ジャケットやパーカは数えるほどしかないのに、Tシャツやカットソーは、何枚も何枚も出てきたのです。

最近は全然着ていない夏物も、たくさんまざっていました。

⇒衣替えで迷わない。この夏出番がない服5つのタイプ

軽いしかさばらないので、増えていることになかなか気づかない。

これは私だけではないと思います。

あなたも、全部出してみると、忘れていたものが出てくるかもしれません。

もうすでにたくさん持っていることに気づいてください。

たくさんあっても、着るのは数枚

たくさん持っていても、そのシーズン、ちゃんと着るのはほんの数枚です。

私も若いころは、Tシャツを半ばコレクションのように集めていました。

気に入ったものを見つけると、軽い気持ちで買っていました。

ベッドの下の大きな収納箱に、全部見えるようにきれいに並べて、ときどき眺めては満足していました。

ところが、この収納はあまり実用的ではなかったです。その箱を引き出すのが面倒なんです。

箱は重いし、引き出すにはスペースもいります。

ものが多かったので、まず床に出ているものを片づけないと、箱を引っ張り出すことができません。

そんなわけで、結局はいつも、手近にあるおなじみの服ばかり着ていました。

私が、今よく使う夏服は、Tシャツが4枚。

内訳は、ワイン色が2枚に、グレーと黒が1枚ずつ。

黒の1枚はもうボロボロなので、この夏のうちに処分するつもりです。

4枚とも、娘から回ってきたお下がりです。

肌寒い日は、2枚を重ねて着たりします。

ボトムスは、ルルレモン(ヨガウェアで知られるアパレルブランド)の薄手のレギンスと、夏用の黒いカーゴパンツ。

これも、もとは娘のものでした。

つまり、新しく買い足した夏物は、今シーズン1枚もありません(というか、ここ数年、服は買っていません)。

それでも、毎日普通に回っています。

カナダに住んでいるので、日本とは事情が違うかもしれません。

外回りの仕事をしているわけでもなく、家で過ごす日が多いので、一日に何度も着替える場面もありません。

洗って乾燥機にかければ、数時間後にはまた同じものに袖を通せます。

日本の夏は汗をかきやすいかもしれませんが、たとえ、着替えが多い人でも、よく考えると、そんなに枚数は必要ないかもしれませんよ。

⇒今年4ヶ月、ものを何も買わなかった:買わない挑戦の途中経過

安くて気軽。だから夏服は増える

もう足りているのに、なぜ夏物は増えるのか。

理由がわかると、自分の買い物の癖に気づいて、無駄な1枚を買わずにすみます。

増える理由の一つは、値段が安いことです。

冬のコート1枚分のお金で、半袖のシャツは何枚も買えます。

しかもTシャツは、体にぴったり合わなくても着られるので、サイズもそれほど気にせずに選べます。

安くて、サイズの心配もいらない。

この手軽さが、つい新しい夏服の買い物を後押しします。

セールの値札を見ると欲しくなり、似たような白いシャツばかり増えていったりするわけです。

読者の方からも、引き出しを開けたら、同じような白い半袖が何枚も出てきた、という声を聞きます。

安いものをまとめ買いしたけれど、数回洗っただけで首元がよれてしまった、という話もあります。

お得に買ったつもりが、ひと夏でだめになるなら、かえってもったいないですよね。

私も昔は、安さにつられて夏物を増やしていた一人です。

1枚千円なら、2枚あっても3枚あってもいい、と思っていました。

ですが、よれた安物が何枚もたまるより、気に入った1枚を長く着るほうが、結局は気分よく過ごせます。

⇒もっと買いたい気持ちをどうやってなだめるか

似合う服は変わるのに、選び方は昔のまま

もう一つ、買い足してしまう理由があります。

昔と同じ調子で買い物をしてしまうのです。

年齢を重ねると、体型も、肌に映える色も、少しずつ変わります。

ところが店に行くと、若いころの感覚のまま、これいいな、と手に取ってしまうことがないでしょうか。

試着室の鏡ではよく見えたのに、家で着てみるとどうもしっくりこない。

二の腕が気になって、ここ何年もノースリーブを着ていない。

流行の色を買ってみたものの、顔色に合わず、タグをつけたまましまってある。

こんな状態になりやすいと思います。

もちろん、自分の好みで選ぶのは大事です。

ただ、似合うかどうかを抜きに好みだけで選ぶと、お蔵入りの服が増えます。

⇒60代からの服の断捨離。昔の服がしっくりこない時の解決法

ふだんは着ないのに、特別な日のために、と買ってしまうこともあります。

花火大会、バーベキュー、誰かとの食事。

年に数回しかない夏のイベントのために、服を足してしまいます。

行事のために服を買うのは楽しいことです。

とはいえ、年に一度の花火大会のために買ったワンピースは、ほとんどの時間、クローゼットの中で眠ります。

買うときは、その服を本当に着る日が、この夏、何回あるのか、冷静に考えてください。

買う前に、手持ちの夏服を数える

さて、うっかり夏物を増やさない一番効果的な方法をお伝えします。

今、家にある夏服を数えてみてください。

買い物に出かける前、ネットで注文する前に、Tシャツを何枚持っているか確認してみましょう。

頭の中だけでは覚えられないので、必ず手持ちのワードローブを目視してください。

私は4枚しかないので、引き出しを開けなくても、何があるのか頭に入っています。

服が多い人は、日頃から手持ちの服を記録しておくといいでしょう。

⇒服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。

私はブログで時々、自分の服を紹介しているので、その記事が、そのままワードローブリストになっています。

何を持っているかわかっていれば、似たものをまた買ってしまうのを防げます。

今の私は、服はだめになってから買う、というやり方が定着しました。

今ある1枚に穴が開いて、もう着られなくなったら、次の服を用意します。

ほしいから買うのではなく、必要だから買う。

この順番にすると、夏服がふくれあがることはありません。

⇒徹底的に在庫を調べる:本気で服の買いすぎをやめたいあなたへ

****

私はもう、セールの広告もほとんど見ません。

新しい1枚を買わなくても、それなりに楽しい夏を過ごせます。

服が少ないと、持っているものを最後まで使い切れます。

しまいこんだまま忘れる1枚がなく、たくさんの衣類を管理する手間もかかりません。

こんなシンプルな暮らしのほうが、すがすがしい夏につながると思います。

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