スカートをはいた女性の足元

ミニマルな日常

少ない服を着回していたら、あちこちで「おしゃれですね」と言われるようになった。

読者のお便りコーナーです。この夏いただいたメールから、2通選びました。(紹介するのが遅くてすみません)。

内容:

1.少ない服を楽しく着回しています。

2.ミニマルライフにしてから、毎日が幸せです

3.PHPくらしラク~る2021年11月号に記事がのっています by 筆子

まず、洋服を減らす記事の感想を送ってくれた笛吹きお遍路さんのお便りです。



少ない服を楽しんで着ています

件名:7/18洋服についての記事

こんにちは

今日の洋服についての記事⇒500着以上あった服を、80着に減らしてタンスも捨てた。さらに減らすにはどうしたらいい?を読んで、最近のできごとをお話したくなりました。お返事は不要です。

最近、ばらばらの場所で「お洒落ですよね」と言われるようになりました。

私は流行には疎く、見た目より着心地優先、特に今の時期、裸で暮らせたらどんなに楽かなんて考えるくらい着るものには横着ですから、面食らいました。

現在、外着はブラウス4枚、Tシャツ3枚、スカート4枚、パンツ2本、これをラックの左から取って着る、洗濯したら右からかける、上下白なんて間抜けな場合はちょいと入れ替え、で日々を過ごしています。

靴も複数種類がありますが、同じ要領で回して履いています。

結局のところ、着ていてそれを意識しないくらい体に馴染んでいるために、きちんとして見えるということかと思います。好きな服と似合う服が一致しているのもラッキーかもしれません。

現在進行中の1000個捨てが900を超えました。

そこには結構な数の服やアクセサリーやバッグがありました。

残った服でお洒落と言ってもらえるなら、その手放した服たちはなんだったんだと思わなくもないですが、今はこの服を、気が滅入るほど傷むまで着てやろうと思っています。

日本ははっきり夏と冬とで着るものが変わるので、平気で10年20年着ていましたが、今のやり方だとそんなには持たないかな、ダメになるときは家電製品みたいに同時にダメになるかしら、それは困る、などとちょっと楽しく想像しています。

それではまたブログ楽しみにしています。





笛吹きお遍路さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

1000個捨て、着々と進んでいるのですね。このお便りをいただいたのは7月はじめだから、もう終わっているかもしれませんね~。

皆さんから、「お洒落ですね」と言ってもらえてうれしいですね。

よく着て、なじんでいる服は、服に着られることがないから、自然にふるまえて好印象を与えるのかもしれません。

実は、他の方からも、同様のメールをいただいたことがあります。「服をたくさん捨てて、いつも似たようなものばかり着ているのに、人にほめられる(不思議だ)」、というお便りです

この現象は以下のことを表しているのではないでしょうか。

・服の数が多ければ、おしゃれになるわけではない⇒おしゃれになりたいなら、服をどんどん断捨離したほうがいい理由

・そもそも他人は、人の服装をけなさない

・シンプルライフにして、たっぷりあるマインドに変わったので、人のほめ言葉に意識が向くようになった

まず、服がたくさんあったほうが、おしゃれに装えるという考え方は、間違っています。

これは、服を売りたい側が考え出したロジックではないでしょうか。

確かに、服が1着しかなかったら、代わり映えはしません。ですが、代わり映えしないということと、おしゃれではない、ということは違いますよね。

いつも同じ服を着ていてもおしゃれな人はいます⇒自分のユニフォームを決める12のヒント。おしゃれミニマリストになる道もある

次に、他人は人の服装をけなしたりはしません。少なくとも面と向かっては。

本当にいいと思ったか、社交辞令として、または、コミュニケーションを円滑にすすめるために、ほめることはあってもけなさないと思います。

そんな品性のないこと、ふつうはしませんよね?

私だって、人の服装は、ほめこそすれ、けなしません。まあ、あまり人が何を着ているか気にならないというのはあります(夫の着ているものは、何も記憶に残りません)。

ところが、自信のない人(足りないマインドの持ち主)は、いつも、自分の服装が人にどう思われるか気にしているので、けなされるんじゃないかと、びくびくしています。

そんなにはっきりと、びくびくしてはいないでしょうが、うっすらそう感じています。

そこで、べつにけなされていないのに、誰かにじっと見られた(気がした)とか、服のことを何か言われただけで、「けなされた」と思ってしまうのです。

「あ、新しい服買ったんだ」とか、「それ、あったかそうだね」というコメントは、ほめてもいないし、けなしてもいません。

ところが、人の目を気にしている人は、こうしたコメントを悪くとって、「あれ? 私、変だったかな」と気にします。

別のところでは、「素敵ですね」と言われているのに、こうした言葉は全部無視して(過小評価して)、「変に思われたかもしれない」ことだけに、思いっきり意識を向けてしまうのです。

毎日の暮らしでは、いいことも悪いことも同じくらい起きているのですが、人は、悪いことにばかり焦点を当てます。

人はネガティブ思考を引きずるようにできている話と、そこから抜け出す方法(TED)

結局、私たちは他人の服装なんてたいして気にしていません。自分が好きで着ている服装がベストなのです。

いつも同じものを着ていると痛みは早いですが、ボロボロになるまで着ることは、それはそれで「ちゃんと使った」という満足感を得られますよ。

今、服をとことん着る人は少ないですから。

それでは、笛吹きお遍路さん、これからもシンプルライフとおしゃれを楽しんでくださいね。

たっぷりあるマインドとは?⇒ なぜ私ばかりが(怒)、と思う人は『足りないマインド』を『たっぷりあるマインド』に変えればよい。

1000個捨てチャレンジについて⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方。

次は、野子さんのお便りです。

ミニマルライフにして毎日が楽しい

筆子さん、こんにちは。

以前、筆子さんの影響を受けてミニマリストを目指して、不要な物が減るだけではなく、とても心が軽くなったとお礼のメールをさせていただいた者です。

あれから、5年ほど経ちました。

物は減りましたが、ミニマリストとしてはまだまだ多い方だと思います。

でも、残る物は出来るだけ買わないようにして、今ある物を使い果たすようにしています。

私の場合は、ミニマリストを目指すことで心の持ち方、考え方に大きな変化がありました。

そして、その結果として、今とても幸せです。

私は60後半なので、自分が死ぬまでに必要な物はそれほど多くないと考えることができます。

そして、それはもうあると思うことができます

他人様からご覧になれば、そんな少ししかないのにと思われるかもせれませんが、私にはそれで充分なのです。

もともと、贅沢な暮らしより質素な暮らしの方が性に合っています。

他人様をうらやましく思うことも全くなくなりました。

自分にお金を使うより、子供や孫の様子を見ていて、彼らが必要としていることにお金を使うようにしています。

大した金額ではありませんが(笑)

友人に美味しい物をプレゼントしたり、少額ですが寄付もするようにしています。

そのような事ができる今の自分がとても幸せです。

回りの人たちは私に優しく接してくれますし、全く知らない他人様から親切を受けることもよくあります。

これらは全て、私がミニマリストを目指すようになってから起きてきたことのように感じます。

10人ミニマリストがいれば、10通りのミニマリズムがあると何かで読みました。

私はこれからも、私のミニマリズムを作り上げていきたいと思っています。

私の今の幸せは、筆子さんのおかげと言っても過言ではありません。

今一度、お礼を申し上げたくてメールさせて頂きました。

長々と、ごめんなさい。

お忙しいと存じますので、返信はご遠慮申し上げます。

もし、こんな文章でも良ければ、ブログ上でお使いいただくのはかまいません。

最後になりましたが、筆子さんのご健康とご活躍をお祈り致します。

ありがとうございました。

野子さん、こんにちは。お便りありがとうございます。

ずっとブログを読んでくれているのですね。とてもうれしいです。

ミニマルライフにして、毎日が楽しいとのこと、よかったですね。

「ミニマリストを目指すようになってから、周囲の人がやさしく、親切になった」という話ですが、きっと野子さんが、たっぷりあるマインドの持ち主になったから、そう感じるのではないでしょうか?

もともと、人間は、見ず知らずの他人に、できる範囲で親切にするようにできていると思います。私たちはお互いに協力しあって生きていますから。

ところが、ミニマリストになる前は、親切にされても、「そんなのあたりまえのことだ」と思って、特に気に留めなかったのです。

足りないものや、できていないことを、どうにかしたいと考えることに忙しかったからです。

ところが、ミニマルライフにすると、少ない物で十分暮らせることがわかるし、自分はもう必要なものはほとんど持っていることに気づきます。すると、感謝の気落ちがわいてくるので、人の親切が身にしみるのです。

しかも、野子さんは、ミニマルライフに切り替えて、与える人になりました。

あなたは与える人、それとも奪う人?:アダム・グラント(TED)

たくさん与えれば、いろいろなものが返ってきます。 それもあって、「みんなやさしいなあ」と思うのではないでしょうか?

野子さん、これからもお元気で、ミニマルな暮らしを楽しんでください。

掲載誌のお知らせ

10月9日発売の、『PHPくらしラク~る2021年11月号』に記事を6ページ書かせていただきました。

「思わず片づけたくなる格言10」という記事で、26ページから31ページまで(アマゾンで、目次を見ることができます)。

コンビニ、本屋、図書館などでチェックしてください。

タイムリーに見本誌が手元に届いたら、感想を記事にする予定です。

まだ、郵便が届くのに時間がかかるので、発売期間中に、届くかどうかはわかりませんが。

それから、2回めの告知になりますが、エッセオンラインに新しい記事が掲載されたので、まだ読んでいない方は、読んでください。

いやがる高齢親を動かした一言。実家の片づけを気持ちよく進めるコツとは | ESSEonline(エッセ オンライン)

*****

いつもいろいろなお便りをありがとうございます。

あなたも、記事の感想や気づいたことなどありましたら、お気軽にメールください。お待ちしています。

それでは、楽しい日曜日をお過ごしください。





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