少ない道具を長持ちさせる、傷めない使い方と手入れのタイミング

ミニマルな日常

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頑張って断捨離して、本当に使う道具だけが手元に残った。

そんな人もいるでしょう。

数が少ないと、1つ1つをできるだけ長く使いたくなりますよね?

残した台所道具やパソコンを長持ちさせるために、私が心がけていることを紹介します。

まずは、道具を傷める使い方をやめる

道具が長くもつかどうかは、毎日の使い方で差がつきます。

特別な手入れを考える前に、まずここを見直しましょう。

ものが少ない暮らしでは、1つの道具を使う回数が多くなります。

フライパンが1枚なら、朝も夜もそれで焼くことになります。

使う回数が多いぶん、使い方のクセが、そのまま道具の寿命につながります。

傷めない使い方や洗い方は、買ったときに付いてくる説明書に書いてあります。

私は、フライパンや鍋は、書いてあるとおりに洗っています。

表面の加工がはがれないように、熱いうちは洗わず、冷めてから洗剤を少なめにして、やさしく手で洗います。

とはいえ、読まずに箱ごと捨てる人も多いでしょう。

誰でも使う日用品なら、使い方はだいたいわかるからです。

ただ、どんなことをすると傷むかは、見ただけではわかりません。

たとえば、フッ素加工のフライパンなら、空だきや強火を避けるように、と書いてあることが多いです。

加工は熱に弱いので、何も入れずに強火にかけると、それだけで傷んでしまいます。

こうしたことは知らないうちにやってしまいがちです。

全部読まなくてもいいので、洗い方と、してはいけないことだけは、一度目を通してください。

手元になくても、商品名や型番で検索すれば、メーカーのサイトで手入れ法を確認できることがあります。

説明書に書いていなくても、傷めやすい使い方はあります。

たとえば、使い終わった木のまな板を、洗い桶の水につけたままにしたりとか。

木は水を吸うと、反ったり、割れたり、黒ずんだりします。

洗ったらすぐに拭いて、立てて乾かしておくと長くもちます。

冷凍した肉を、凍ったまま包丁で無理に切るのも、刃が欠ける原因になります。

少し解凍してから切れば、刃にも手首にも負担がかかりません。

道具を、本来の使い道以外に使うのも傷むもとです。

包丁の先で缶のふたをこじ開ける、キッチンばさみで針金を切る。

ちょうど手元にあるからと使っていると、刃先が欠けたり、刃がかみ合わなくなったりします。

調子が悪くなったら、早めに手入れする

切れ味や吸い込みのように、使っていれば手応えでわかる不調があります。

気づいたときに手入れしましょう。

私は、包丁が切れにくくなったと感じたら、Amazonで買ったナイフシャープナーで研いでいます。

研ぐのは、それほど頻繁ではありません。

トマトの皮に刃がすべる、パンを切ると断面がつぶれる、こんなときが研ぎどきです。

切れないなと思っても、今日は忙しいからと後回しにしたいかもしれません。

すると、そのうち、切れない包丁に手が慣れてしまいます。

包丁の切れが悪いと、力を入れて押し切るので、刃がすべりやすく、危ないです。

シャープナーを1本置いておくと、思い立ったときにすぐできます。

刃を何度か引くだけなので、料理の前後にさっとすませられます。

研ぎに出したり、砥石を水につけて準備したりする手間もいりません。

包丁のほかにも、使っていて不調に気づくものはあります。

キッチンばさみの刃の付け根に汚れがこびりつくと、切りにくくなります。

分解できるはさみなら、2枚に外して洗うと、切れ味が戻ることがあります。

掃除機のヘッドのブラシに髪の毛が絡まって、吸い込みが悪くなることもよくあります。

絡まった毛は、はさみで切り込みを入れると簡単に抜けます。

どちらも、切りにくい、吸わない、と感じたその日にやってしまいましょう。

5分もかからない作業です。

⇒15年、修理せずしまい込んでいたものを直すのに使った時間は30分。そしてまた使い始めた。

家電やパソコンは、手入れの時期を先に決めておく

家電やパソコンの中は、調子が悪くなる前に手入れします。

包丁は切れ味で、掃除機のブラシは吸い込み具合で、傷みに気づけます。

でも、フィルターや機械の中にたまっていくほこりは、外からは見えません。

エアコンなら、フィルターが詰まると風の通りが悪くなって、そのぶん電気を余計に使います。

効きが悪くなったなと感じるころには、ほこりはかなりたまっています。

家電の中で自分で手入れできるのは、掃除機やエアコンのフィルターなどです。

こうしたものの掃除は、やる時期を決めておきましょう。

エアコンなら、冷房を使い始める前と、暖房に切り替える前。

掃除機のフィルターなら、衣替えの日に一緒に洗う、と決めてもいいです。

外して軽くたたいてほこりを落とし、水洗いできるものは洗って、よく乾かしてから戻します。

季節の変わり目は毎年かならずやってくるので、目印にしやすいです。

時期を決めたら、カレンダーや手帳の、その月のところに書き込んでください。

毎日忙しいと忘れてしまいますから。

私は、仕事で使うパソコンを、お正月とお盆のころにメンテナンスしています。

調子が悪いなと思ったときにもやります。

いらないファイルを消したり、Windowsに不具合がないかチェックしたりする作業です。

最初は、パソコンを長持ちさせる方法を紹介しているYouTubeの動画を見ながらやりました。

ただ、この動画が30分以上あって、止めたり戻したりしながら進めると時間がかかります。

今は、動画の内容を手順書にまとめて、それを見ながらやっています。

終わったら、日付と結果を表に書いておきます。

前回いつやったかがすぐわかるので、間があきすぎることもありません。

手入れしても戻らなくなったら、買い替える

私は、家電も道具も、使えるうちは使い続けます。

無駄なものにお金を使いたくないし、パソコンのようなデジタル機器のゴミを増やしたくないからです。

買い替えるのは、手入れをしても元に戻らなくなったときや、完全に壊れてしまったときです。

たとえば、こんなとき。

・フライパンの加工がはがれて、焦げつくようになった

・包丁を研いでも、すぐに切れなくなった

・家電のフィルターを掃除しても、不具合が直らなかった

ふだんから研いだり掃除したりしていれば、替えどきに気づきやすいです。

何もせずに使っていると、具合が悪いのが寿命のせいなのか、手入れが足りないせいなのか、区別がつきません。

その結果、ちょっと手入れをすれば使えるものを捨ててしまったり、とっくに替えどきを過ぎたものを使い続けたりします。

ただ、壊れてしまうと仕事や暮らしが回らなくなるものは、少し早めに替えてもいいと思います。

冷蔵庫や洗濯機のように、ある日いきなり止まると困ってしまいます。

様子を見ながら、次の候補を探し始めておくと、あわてて買わずに済みます。

私は、最初のパソコンを8年使いました。

最後のほうは、人に「ボロボロになりすぎ」と言われるほどでした。

今はパソコンが仕事の道具なので、壊れるギリギリまでは待たないようにしています。

⇒ものを使い切ることとゴミを減らすヒント~読者のお便りより。

⇒20年前の洗濯バサミはなぜ長もちする? 壊れにくいものの選び方

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道具を長く使うために私がしているのは、傷める使い方をしないこと、調子が落ちたらすぐ手入れすること、見えないところは時期を決めて手入れすることです。

ものがたくさんあると、全部には目が届きません。

数を減らした今なら、それぞれの調子の変化に気づけるし、手入れする時間もとれます。

残した道具と、この先も長くつきあってください。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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