ものの適正量を知るにはどうすべきか?~自分らしい暮らしの見つけ方。

ミニマルな日常

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ちょっと前に、ものの適正量を知る方法を教えて、という質問をいただきました。

この記事で回答します。おしまいにエッセオンラインの記事の告知もあります。

0.必要なのは自分でやってみること

何をどれだけ持てば快適に暮らせるのか知るには、自分でいろいろ試行錯誤するしかありません。

適正量を知りたい人は、「タオルは1人何枚持てばいいのか?」「子供服の洗替えは何枚必要か?」といった質問の答えを探しているのだと思います。実際、そういう質問をいただくし、雑誌にはその答えがのっているでしょう。

ですが、人から提供された答えを鵜呑みにしてやってみても、うまくいきません。

自分の適正量を知るイコール自分らしい暮らし方を知ることなので、自分軸を発揮して探るべきです。

雑誌にのっているのは、「万人向けの答え」もしくは、「多くの人が読みたがっていること」なので、オーダーメイドの答えではありません。

自分で探してはじめて適正量がわかります。

そうやって自分なりに持ち物と向き合って、試行錯誤することこそが自分らしい暮らし方をすることなので、最初に答えを知ろうとしないことが、本当の答えを見つける近道だと思います。

1.とりあえずものを減らしてみる

多くの場合、私たちはものを持ちすぎているので、まずは所持品を減らしてみてください。

やり方は、

・いきなりとことん減らす

・少しずつ様子を見ながら減らす

この2つがあるでしょう。

とことん減らす

どーんと減らすために、本当に捨てる必要はなく、昔紹介した「365日のシンプルライフ」という映画で主人公のペトリがやったように、所持品をすべて倉庫に預けてしまい、必要になったときに取りに行くという方法を取るとあとで買い直さなくてすむので楽です。

映画『365日のシンプルライフ』の感想:「物を捨てる」映画ではなく、大切な物を選ぶ話

べつに倉庫に入れなくても、別のところにまとめておけばいいですね。

私も、5月に引っ越しをしてから、まだ本箱がないので(IKEAで買ってきましたが、娘が忙しいため組み立てが終わっていない)、本や書類は、すべてクローゼットに入れています。

そして、必要になるたびに取りに行っていますが、およそ2ヶ月の間に手をつけなかった本も書類もいっぱいあり、「こういうのは、捨てて引っ越せばよかった」と思っています。

少しずつ減らす

少しずつ減らしたいなら、まず以下のものを処分してください。

・買ったことを後悔しているもの/買わなくてもよかったと思うもの

・ふだんほとんど使っていないもの

・持っていることが気持ちの負担になっているもの

・持っているべきだから持っているだけのもの(例:ギフト)

これらは適正うんぬんを言うまえに、全く必要のないものです。

ある程度、数をしぼったら、適正量を知りたいものについて、アイテムリストを作るといいと思います。

所持品すべてについてリストを作るのは大変なので、「適正量を知りたい」と強く望むものについてだけ行ってください。

手持ちの服を全部リストアップするとか⇒服の買い過ぎ防止に効果がある「洋服ノート」の作り方。

趣味で集めているものの目録を作るとか。

リストを作るには、ひとつひとつのものを確認しなければならないので、存在を忘れていたものを見つけると思います。そういうものも、処分してしまったほうがいいでしょう。

忘れていたということは、全然使っていなかったことですから。

2.価値観を見直す

ものを減らしながら、自分の価値観について考えてください。

何を大事にしたいのかわかれば、どんな生活をしたいのかイメージできます。そして、どう考えても、その生活に必要じゃないものは手放してください。

大切にしたいことを考える

何に価値を感じているのか見つけるために、大事だと思うことや大事にしたいことをリストアップしてみましょう。

私は「余計なものを持たないこと」もしくは「ものはあまりたくさん持たないこと」を大事にしたいので、必然的に、あってもなくてもよいものは、買わないようにしています。

引っ越してから電子レンジなしで暮らしており、電子レンジがあったほうが電気代は安くあがると思いますが、ものが少ないことのほうが重要なので、買わずにいるわけです。

質問リスト

価値観を見直すために、自問するといい質問をいくつか紹介します。

・人生でもっとも大事だと思うのは何か?

・どんな人生を送ったら満足できるか?

・意味がある生活、満足できる生活はどんなものか?

・自分にとって成功とは?

・どんな人を尊敬できるか?

・どんな自分を好きか?

・今、優先したいことは何か?

・私が一番好きなことは何か?

こういう質問をしても、何も思いつかないときは、逆に、いやだと思うことを考えてください。たとえば、

・事情が許されるなら、今すぐにでもやめたいことは何か?

・一番ストレスを感じることは何か?

・何をしているときに時間が無駄だと感じるか?

・もっとも不快な生活環境は?

・日常生活の中で一番嫌いなルーティンは何か?

・もっとも精神を消耗させる活動や状況は何か?

・何をしているときに本来の自分じゃないと感じるか?

正しい答えを出すのが重要なのではありません。答えを出すために考えているときに、自分の求めているものや求めていないものが見えてきます。

参考記事⇒自分の価値観に沿った暮らしをするには?:心を満たす方法(その2)

大事にしたいこと、絶対嫌なことがわかれば、大事にしたいことは大切にできる生活で、嫌なことは排除した生活が理想の暮らしとなります。

その暮らしの実現に必要なものは手もとに残し、実現を妨げるものは積極的に処分してください。

3.少ないものでしばらく暮らしてみる

ある程度、ものを減らしたら、手もとに残ったもので1年ぐらい暮らしてみてください。

ポイントは「あ、足りない」「あ、あれがいる」と思ったときにすぐに買い足さないことにあります。

買わないと暮らせないものはニーズ(必要なもの)なので、最初から捨てていなかったでしょう。でも、ウォンツ(欲しいもの)を、「やっぱりいるかも」と思って、すぐに買い足してしまうと、適正量がわからなくなります。

ニーズとウォンツの説明はこちら⇒ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)に敏感になる:知らないうちにお金が貯まる行動案(その6)

今、多くの人が、捨てなければならないほどものを持ってしまうのは、消費社会でものが豊富だし、買い物が簡単だという背景もありますが、ほんのちょっとの不便や不都合、不快な状況に遭遇したときに、すぐにものを買って解決しようとする習慣があるからだと思います。

何かがなくて小さなストレスを感じたときにがまんんしないし、あるものでなんとかしようともしない。

すぐに問題を解決してくれそうなものを買います。

だから、家の中が雑多なものでいっぱいになるのではないでしょうか?

「あ、やっぱりあれがいるかも?」ぐらいの小さな衝動を感じるたびにものを買っていたら、またものが増えて、いつまでたっても適正量を知ることができません。

死ぬほどがまんしろとは言いません。でも、ちょっといらっとしたぐらいで、すぐにものを買わないでください。

また、「これ、あると便利かも」と思ったものを買うのも控えてください。

「あると便利」は「なくてもとりあえず生きられる」という意味です。

■関連記事もどうぞ⇒どこまでモノを減らすべきか~こんまりの言う「適正量カチッとポイント」とは?

ミニマリストがしないこと:エッセオンライン

エッセオンラインに新しい記事が投稿されたのでお知らせします。今回はスッキリ暮らすために私がしないことを書きました。

こちらからどうぞ⇒60代・ミニマリストが「絶対にしない」7つのこと。ポイントは”不要になるものを家に入れない” | ESSEonline(エッセ オンライン)

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1から3のプロセスを適正量を知りたいものについてやっていけば、そのうち「ああ、このぐらいで十分だな」というあたりにものの量が収まると思います。

いずれにしろ、少し捨てないと何も始まらないので、意識して減らしてください。

適正量を探している間は、むやみに買い物をせず、もらいものをどんどん受け取ることもやめましょう。考えるべきことと作業量が増えます。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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