どこまでモノを減らすべきか~こんまりの言う「適正量カチッとポイント」とは?

近藤麻理恵

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断捨離してると、いったい服は何着持っているべきなんだろう、食器は4人家族で100個ぐらいかしら、フライパンの数は5つでいいのかな、などなど、どこまで減らすべきか迷うことがありませんか?

「どれだけ持っていれば1番快適なのだろう。その数がわかればそれだけ残して、あとは捨てられるのに」と思いますよね。

人間、数値目標があるとがんばれてしまうものだし、「持っているべき数」がわかると便利です。

今回はこの「所有するべき数」「必要な数」を知る方法をお伝えします。

大前提:適正な数は人によって違う

まず知っておきたいのは、所持品の適正な数は人によって違うことです。人の数だけライフスタイルがあるのですからこれは当然です。

たとえば、筆子は、現在洋服を16着、靴を4足持っています。
⇒ミニマリストの服全16着公開~非おしゃれ系50代主婦の場合(写真あり)

⇒靴は4足持っています~非おしゃれ系ミニマリストの持ち物公開

私とまったく同じ数、同じ構成がちょうどいい人は、私以外にいないと思います。

私はほとんど家にいるので、外出着は不要です。ヒールのある靴が嫌いなので、フラットシューズばかりです。

仮にあなたが私と同じような50代の専業主婦だったとしても、環境も家族構成も違うから、私の服の適量と同じになるはずがありません。

物の適正量は1人1人違う、というのは大前提です。

それなのに、女性誌では、「これだけは揃えておきたいワードローブ」として、白いシャツ1枚持てとか、テーラードジャケットを1着持てとか、スカートは5着ぐらい、ワンピースは4着、ストライプがついたシャツは1着は必要、トレンチコーチもいります、などなど人の都合もおかまいなしに書いています。

このようなものに振り回される必要はありません。

自分らしいおしゃれを楽しみたい人ほど、こうした「お仕着せの数」に合わせるべきではないですね。

それでは、どうすれば自分の適正量がわかるのでしょうか?

「適正量カチッとポイント」

近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」に「適正量カチッとポイント」という言葉が出てきます。

片づけをしてモノを減らしつづけていると、あるとき、自分の適正量に気づく瞬間がおとずれます。これは、感覚ではっきりとわかります。突然、頭の中がカチッと鳴って…。

実は私は、このカチッと、頭の中で火打ち石が鳴るような体験はしたことがありません。

まだまだ片づけが足りないのでしょうか?

いえ、こんまりは手から洋服にエネルギーを送り込んだりできるので、単に私より霊感のようなものが強いだけだと思います。

ほとんどの人の頭の中で、カチッとなったりしないはずです。

ですが、モノを減らせば、適正量が見えてくるのは事実です。

たとえば、私がこれまでブログに書いた洋服や、靴、化粧品、アクセサリー、文房具、バッグ、食器はほぼ自分の適正量に近いと言えます。

適正量ドンピシャリではなく、たとえば、バッグは「ああ、スーツケースと、ボストンバックは旅行にしか使わないから、無駄かも。断捨離したほうがいいかも」と考えることができます。

⇒バッグだけ見てると30代ミニマリスト?レディースではなく男女兼用タイプが好みです

こういうことは、適正量に近い数を持っているからこそわかるもの。

反対に本はまだ整理しきれていないので、「これが適正量かどうか」と聞かれると、「なんとなく違うけど、あとどのぐらい減らしたらいいのかはわかりません」という答えになります。

服は「これが今の自分にはちょうどいいな」とわかり、本は「まだまだ多くて、どのぐらいがちょうどいいのかわからん」状態なのです。

私が自分の衣類やバッグについて感じていることが、こんまりの言う「適正量カチッとポイント」なんだと思います。

カチッと鳴らないし、ポイントというほど、ピンポイントではありませんが、「適正量はだいたいこのあたりかな」というゾーンに、自分がいることがわかるのです。

よって、適正量を知るためには、自分でどんどん捨てるしかありません。

「どれだけ持つべきなんだろう」と悩むということは、まだまだそのモノを持ちすぎている証拠です。

「だいたいこれぐらいでちょうどいいな」と思えるところまで、断捨離しなければ、自分の適正量など永遠に知ることはできないのです。

つまり、最初に「ワードローブは10着がいいらしいから10着にしよう」と決めるのではなく、いらないものを大量に捨てた結果として、手元に10着残り、それでちょうどよく暮らせ、満足しているのなら、それがあなたの適正量なのです。

カチッとポイントを通過するともうモノは増えない

カチッとポイントについてこんまりはさらにこんなふうに説明を続けています。

不思議なことに、このカチッとポイント、一回通過すると、その後は絶対にモノが増えなくなります。だから絶対にリバウンドしないのです。

これについても、わたしは 実体験から「たぶんそうであろう」と言えます。

服にしろ靴にしろ別にがまんして少ない数を持っているのではなく、少しずつ減らしてこれがちょうどいいからこの数に落ち着いています。

今後、手持ちのワードローブが50着になったり、靴が10足になることはちょっと考えにくいです。

現在、まとまった貯金はなく、ちょっぴり銀行の口座に残っているお金も、近い将来、歯のインプラントに使い、経済的にリセットされる予定の私。

しかし、何か予想もつかないことが起こり、収入が10倍になったとしても、私はいらない服や靴は買いませんし、髪はセルフカットすると思います。

よって、家の中にある、すべてのモノの数が自分にとって適正な数になったら、もう以前のような物持ちにはならない、つまりリバウンドしない、と言うのは本当でしょうね。

問題は、人によって捨てにくいものがあり、「適正量カチッとポイント」のずいぶん手前で停滞しているカテゴリーのモノが1つ、ないしは2つ、あるいはもっとあるということです。

私は、服や靴、アクセサリーなど身につけるものは、わりと簡単に捨てられましたが、書類と本で手こずっています。

逆に、書類や本など全く持っていないが、服が捨てられない、という人もいるでしょう。

自分にとって必要なモノの数を知りたいなら、捨てにくいものも捨てやすいものも分けへだてなく、捨て続けるしか方法はないのです。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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