不用品を手放す一番簡単な方法は?

ミニマルな日常

ページに広告が含まれることがあります。

いらない物を簡単に誰かにあげる方法を教えてください。

こんなメールをいただきましたので、一番簡単な不用品の処分方法を考察します。

メールは引用不可なので、さしさわりのない形でポイントを箇条書きしますね。

差出人はA子さんとします。

簡単に人にあげたい

・私は数ヶ月カナダに滞在し、スリフトショップ(人が寄付した不用品を売って、収益をチャリティに使う店)を利用する経験をした。

・いらない物があるときは、スリフトショップの店先に置けばいいだけなので、不用品の処理がとても楽だった

・現在は、帰国し日本にいるが、スリフトショップがないので、不用品の処分が進まない

・ジモティー(中古あげます・譲りますの掲示板)を利用して売ったりしているが、写真をとって説明をつけたり、相手と待ち合わせしたりと、さまざまな手続きがきわめて面倒だ

・スリフトショップもガレージセールも日本では普及していないし、リサイクルショップは使い古したものは引き取ってくれないので、不用品が箱にたまる一方だ

・「まだ使えるけれど不要と決めたもの」を簡単に誰かにあげる方法、アイデアを教えてほしい

A子さん、お便りありがとうございます。

不用品捨てる方法として、私が簡単だと思うものから、順番に紹介します。

1.一番簡単なのはゴミとして捨てること

不用品の処分でもっとも簡単なのは、捨てることだと思います。

自分で決めて捨てるだけなので、他人との交渉ごとはいっさい発生しません。

捨て方を調べたり、所定の場所に持っていったり、粗大ゴミは、自治体に回収を依頼したり、人によっては大きな物を解体したりといった作業は必要ですが、ほとんどすべて、自分のペースでできます。

よって、インターネと使ってもらってくれる人を探すのが面倒なときは、捨てるのがベストです。

スリフトショップの店先に置いてきても、売り物にならないものや、売れ残りはすべて廃棄されます。自分で捨てるか、スリフトショップの店員が捨てるかの違いがあるだけです。

個人が古着を寄付するのは意味のないことか?

スリフトショップについて⇒不用品を処分するときはお金にすることを考えないとシンプルにできる

A子さんは、あくまで第3者に不用品を譲渡したいのかもしれませんが、捨てることも検討してはどうでしょうか?

2.回収業者に引き取ってもらう

自分で捨てるのが面倒なときは、業者にまとめて引き取ってもらえば簡単です。お金はかかりますが。

不用品の処分に使う、代表的なリソースは、

・時間

・手間

・お金

・体力

・気持ちの負担(手続きや作業のめんどくささ、人に会うことのおっくうさ、まだ使えるものを捨てる心の痛み etc.)

この5つだと思います。

(捨てるのに、知的能力はさほど必要ないので、それは入れませんでした)。

リソースについて⇒私たちが持っているいろいろなリソース~たっぷりあるから、そんなに買わなくても大丈夫。

どれか1つのリソースを、あまり使いたくないとか、使うことができないときは、ほかのリソースでカバーするしかありません。

「金がないなら知恵を出せ。知恵がないなら汗をかけ。」という言葉がありますが、お金というリソースがないなら、知的能力というリソースを使い、知的能力がないなら、手間ひまや時間、体力というリソースを使うしかないのです。

A子さんの場合、手間というリソースを使いたくないようなので、お金、あるいは知的能力を使う必要があります。

3.箱に入れて外に出す

過去記事でも書いていますが、不用品を箱に入れて、「ご自由にお持ちください」と書いた紙を箱に貼っておけば、通りがかった人が、必要に応じて持っていってくれます。

これは、日本でもできるはずです。

実際、「この方法を試して、処分した」と教えてくれた読者の方も、複数います。

ご自由にお持ちくださいボックスに、不用品を入れて出したら、すぐに処分できた。

4.家族・友人・知人にあげる

家族や知人を自宅に招き、処分したいものを見せ、ほしいものがあれば持っていってもらうのも簡単です。

以下は、過去記事に書いたことですが、もらってもらうアイデアとして、再度書きます。

・石黒智子さんは、売りたいレーザーディスクをリストアップして、知人に、「助けると思ってもらってください」とリストを見せたら、わりと早く、引き取り手が見つかった。

・風間茂子さんは、不用な食器にテープを貼り、「テープのついているものは、いらないものだから、ほしいものがあったら、持ち帰って」と来客に言って処分した。

ともにこちらの記事で書いています⇒断捨離初心者のための上手な不用品の処分の方法、モノの捨て方

5.寄付する

ネットで寄付できる団体や業者を見つけ、まとめて寄付します。

寄付は、あげることですから、A子さんの意向に沿う方法です。

業者に送るのに手間やお金がかかる可能性もありますが、1つずつもらい手を見つけたり、所定の場所に運搬したりということはしなくてすみます。

6.ガレージセール

ガレージセールは庭先で不用品を売る方法です。

日本でも、やろうと思えばガレージセールをすることは可能です。

こんな記事がありました⇒日本でも気軽にできる! 自宅でガレージセールを開いてみよう! | スーモジャーナル – 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

A子さんは、それぞれの不用品の値段を考えたり、値札を貼ったりするのが面倒だと思うかもしれません。

その場合は、「ここにあるもの全部100円」とか、「無料品コーナー」みたいなものを作れば、手間を削減できます。

7.買い取り業者に売る

リサイクルショップを含め、買い取ってくれる業者に売ります。

値段がつかないものや、引き取ってくれないものもあるかもしれません。

しかし、それは、市場価値がないもの、ということです。

引き取ってもらえないものは、心置きなく捨てることができると思います。

・・・以上7つが私の考える、「わりと簡単な不用品の処分方法」です。

これ以外だと、バザーに出品、街のフリマに参加、ネットを利用して売る(メルカリなど)方法になりますが、手間も時間もかかります。

不用品の処分は簡単ではない

不用品を処分するのは、そんなに簡単なことではありません。

今は、環境への配慮も必要なので、いらない物をそのへんにぽいっと捨てるわけにもいきません。

ごみ処理には、リソースが必要で、コストがかかることを覚悟してください。

それは、「ネットで買い物したときに、送料が発生するのは当たり前である」と考えるのと同じです。

「(自分は楽をして)簡単に誰かにあげたいな~」というのは、虫のよすぎる発想です。

自分で処分しないとき、別の誰かがA子さんに変わって処分してくれるのですから、そのサービスに対して、お金(またはべつのリソース)を使うのは、仕方がないことなのです。

「ある程度の仕事をするのは止む終えない」と思っていれば、「めんどくさすぎる」という気持ちにはならないと思います。

作業は細分化を

めんどくさい、大変だ、と思う作業は細分化をすれば、めんどくささの度合いが下がります。

めんどくさいことをする方法⇒片付けに着手できないハードルを1つずつクリアしていく。

きのうのTEDでも語られていましたが、ちょっとめんどくさいことをするほうが、効率的なことはよくあります。

効率性のパラドックス~非効率であることが、重要なときがある(TED)

大変な作業を一気にやろうとせず、ごく簡単に短時間でできる作業にバラして、1つずつ取り組んでください。

さらに、そのプロセスを楽しむ工夫をすると、「き~~~っ! めんどくさすぎる~~~」というストレスをあまり感じないでしょう。

見ず知らずの買い手と待ち合わせして会うときも、出会いを楽しむ態度でのぞめば、めんどくさい気持ちより、わくわくした気持ちになるんじゃないでしょうか?

それでは、A子さんの不用品の処分が進むことをお祈りしています。

サンキュ! 2022年8月号

ここで掲載紙のお知らせです。

現在発売中の「サンキュ!」2022年8月号の別冊付録に、以前私が監修した記事を再編集したものが掲載されています。

この別冊は、「捨て方事典」で、物の捨て方を1冊にまとめたもの。豪華100ページで、やましたひでこさんの断捨離格言カードつき。

興味のある方は、書店、コンビニでお買い求めのうえ、ごらんください。

アマゾンでも購入できます。

Amazonへ⇒サンキュ! 2022年 8月号

*****

読者の質問に回答しました。

あなたも聞きたいことや、言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。

関連記事

カナダ在住の60代。ミニマリストです。

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,741人の購読者に加わりましょう
カテゴリー
アーカイブ
TOP
CLOSE