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砂糖断ちと湯シャンに関する質問をいただきましたので、この記事で回答します。
まず砂糖に関する問い合わせです。
ジャーキングの女王というハンドルネームの方からいただきました。
2度質問いただいたので、両方とも引用します。
砂糖断ちと糖質制限
件名:砂糖断ちについて質問です
1度目は2ヶ月ほど厳密にこなし、5キロほど減りましたが(目標体重まであと1キロほどでした)、少しずつ炭水化物を解除しだすとあっという間に元の体重に戻ってしまい、食事のカロリーやバランスもあまり気にかけず食べるようになっていました。
3ヶ月ぶりにもう1度糖質制限に挑戦し、現在1ヶ月半で3キロほど落ちたところで停滞期になりました。
糖質制限は体に良くないという話をネットのあちこちで目にすることもあり、糖質制限ではなく砂糖断ちにしてみようと思って筆子さんの記事を改めて読みました。
なかなか難しいのですが、白砂糖はやめても白米をたくさん食べたら糖化や糖質の摂りすぎが起こりますよね?
やはり白米も1日1~2膳程度等制限しないと糖質のとりすぎになるでしょうか。
糖質制限中、肌の調子がとても良いのですが、その反面甘いものへの渇望はなくなりません。
何かのきっかけで食べてしまったら止まらなくなりそうです。
せめて砂糖は避けて、大好きな焼き芋等は解除しようかと考えていますが、焼き芋もかなりの糖質があるので、砂糖断ちは砂糖(や蜂蜜等)さえ避ければイモや米はOKなのか、糖質全体のセーブも必要なのか筆子さんの考えを教えて下さい。
女王さま、はじめまして。
メールありがとうございます。
>白砂糖はやめても白米をたくさん食べたら糖化や糖質の摂りすぎが起こりますよね?
はい。
>白米も1日1~2膳程度等制限しないと糖質のとりすぎになるでしょうか。
「糖質のとりすぎ」の定義と、ほかにどれぐらい糖質を摂っているかによって、答えは変わります。
>砂糖断ちは砂糖(や蜂蜜等)さえ避ければイモや米はOKなのか、糖質全体のセーブも必要なのか筆子さんの考えを教えて下さい。
砂糖断ちは砂糖(とくに精製度の高い白砂糖)を避けることです。
断つのは砂糖だけなので、砂糖以外のものは食べてもOKです。
私が砂糖を避けているのは、健康でいたいからです。
健康のために、糖質を制限したいなら、砂糖以外の白いもの(白いパン、白いごはん、白いパスタ、うどんなど)も食べすぎないほうがいいです。
白い食品を食べすぎないほうがいい話⇒白い小麦粉が健康によくない5つの理由
何のために、砂糖や糖質を控えるのか考えれば、おのずと答えが見つかるでしょう。
//// こうお返事をしたら次の質問をいただきました。
砂糖を使わない料理について
あれから、健康・アンチエイジングのカテゴリーの記事を改めて拝読しまして自分なりに好きな発芽玄米や焼き芋、甘栗で炭水化物の摂取をしていこうかと考えました。
またいくつか質問があるのですが、お手すきの時に教えていただけますと嬉しいです。
①タンパク質は主にどのように摂っていますか?
お肉はあまり食べないと書いてあったので、魚か、または豆腐や大豆からでしょうか?
②調理の際の味付けは砂糖なしのしょうゆ、味噌、塩などでできる料理でしょうか?
今まで好きだったほうれん草の胡麻和え、甘めの肉じゃが、甘めの卵焼き等を作ろうと思うと、
砂糖なしでみりんで工夫したり違う料理を作ってみるか、それとも醤油か塩のみでただ味をつける、つけずに食べられるなら(煮たじゃがいも、にんじん、茹でたほうれん草)食材そのものだけで食べるかどちらが多いでしょうか?
女王さま、再度のご質問ありがとうございます。
タンパク源
私のタンパク源は、豆類、種(たね)、魚、ナッツ、卵です。
大豆、豆腐、高野豆腐、キヌア、ヘンプシード、チアシード、キヌア、枝豆、グリンピース、ピーナッツバターなど。
チア、それともヘンプ?健康にいい6つのシード(たね類)とその効用
ふだん卵は、そんなに食べませんが、最近、COVID-19が流行っているので、免疫をあげるため、気持ち、多めに食べています。
魚は鮭の切り身、鮭の缶詰、サーディン(缶詰)、エビをよく食べます。
ナッツはアーモンド、カシューナッツ、くるみ、ピーナツ(厳密にいうとナッツではありませんが)など。
動物の肉は完全に食べないわけではなく、チキンは食べます(3週間に1回ぐらい)。先週の週末はイースターで、夫が七面鳥の丸焼き(オーブンでローストしたもの)を作ったので、3日ぐらい、ターキーを食べ続けました。
牛肉や豚肉も100%カットしているわけではありません。まれに夫につきあって食べることもあります。
調味料
料理の味付けに、砂糖は使いません。砂糖は台所にありません(厳密に言うと、夫の砂糖がありますが、手をつけません)。
ほうれん草の胡麻和えは、もともと砂糖を使わないし、肉じゃがも甘めの卵焼きも作りません。
卵は、味噌汁に投入、ポーチドエッグ、卵とじ(ほかの野菜といっしょに炒める)、目玉焼き、ゆで卵にして食べます。
使う調味料は塩、こしょう、しょうゆ、お酢、油(いまはごま油)、レモンの汁。ほかには、昆布やかつお節でだしをとります。
食材そのものの味で食べるほうが多いかもしれません。
調味料がないとまずくて食べられないものだけ、ふりかけます(食べるときに、必要に応じてふりかける)。私は小豆が好きですが、小豆も塩をちょっと入れて炊いて食べています。
小豆の栄養効果はすばらしい。私の秋冬の健康を支える定番の食べ物です
砂糖の入っているものを食べないでいると、野菜の味がよくわかるようになるので、調味料をたくさん入れなくても、大丈夫になりますよ。
台所から砂糖と砂糖が入っている調味料(ケチャップ、マヨネーズ、ステーキソースなど)を一掃してしまえば、入れたくても入れられないので、手持ちの調味料で調理するようになるでしょう。
ところで、女王様の目的がダイエットなら、極端な砂糖断ちをしなくても、いいと思います。
間食をやめて、食事はバランスのいいものを腹八分に食べておけば、現在、不健康なほど体重がありすぎるなら、やせていくでしょう。
女王様が、なぜ体重を減らしたいのかわかりませんが、体重が減っても不健康であることはあります。
数値にこだわらず、健康的な生活をしたほうがいいのではないでしょうか?
究極の目的(理想の生活)があって、そうなるために、体重を減らす、という目標があるのだと思いますから。
結果的に太っている。なぜダイエットは成功しないのか?(TED)
次は、湯シャンについてマリナードさんよりいただきました。
子どもを湯シャンにして大丈夫ですか?
私には4歳の息子がいるのですが、子供も湯シャンへ切り替えても問題ないでしょうか?
洗っている最中はじっとしていてくれないし、新陳代謝が良いので、頭皮の汚れがちゃんと落ちるのか心配です。
マリナードさん、はじめまして。
お問い合わせありがとうございます。
小さなお子さんなら、湯シャンのほうがいいと思います。
まあ、マリナードさんが湯シャンにしたい理由によって変わるでしょう。
私が湯シャンをするのは
・シャンプーで洗うより頭皮の状態がいい(シャンプー時代は、洗って1日たつと頭がかゆくなっていました)
・湯シャンで十分髪はきれいになる(ように思える)
・危険な化学物質が入ったシャンプーを使わないですむ
・手間もコストもかからない
こんな理由からです。
たいていの汚れはお湯で落ちます。「皮脂は完全には落ちない」という人がいますが、体内から出る皮脂が全部落ちてしまったら、そっちのほうが問題です。
皮脂は必要だから出ている、と私は考えています。
マイナードさんのいう「汚れ」が何を意味するのか、そして、マイナードさんがどこまでお子さんの頭の汚れを落としたいか、そこを考えてください。
化学物質は、お湯では落ちません。お子さんの髪にペンキがべたっとついていたら、石けんか、化学的に合成された洗浄剤を使ったほうがいいでしょう。
じっとしていないなら、お湯で洗うほうが安全ではないでしょうか?
シャンプーはあらゆる汚れを落としますが、シャンプーそのものは落とさない、と言われます。
つまり、髪に残留するわけです。
シャンプーで洗った髪から、よい香り(合成香料の香り)がするなら、シャンプーが、髪そのものか頭皮のどこかに残っているからです。
私は、そっちのほうがあぶないと思います。特に体の小さい子どもは。
とりあえず、湯シャンしてみて、明らかに髪が汚い、と思うなら、1ヶ月に1度ぐらい、自然な製法で作られた石けんや、子供むけのマイルドな成分のシャンプーで洗えばいいでしょう。
近年、花粉症の人やアレルギー体質の人が増えていますが、清潔にしようとしすぎて、そうなっている、と言われています。
私が日本にいたころはそうでもなかったのですが、ここ20年ぐらい、日本の人は、やたらと殺菌、除菌、抗菌をがんばっている印象です。
清潔にしすぎると、子供の免疫力がうまく育ちません。
詳しくはこちら⇒グッズに頼らない花粉症対策。体質改善が結局1番効果的
お子様の頭皮の汚れを徹底的に落としたいあまり、強い洗浄剤を使うより、お湯で洗うほうが、健康にはいいと、私は考えています。
それと、湯シャンにしたからといって、もう2度と、シャンプーを使っていけないわけではありません。
基本は湯シャンで、必要に応じて、石けんなども使えばいいのです。
湯シャンについて⇒湯シャンのやり方や効果を書いた記事のまとめ
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いつもいろいろなご質問、ありがとうございます。
断捨離、砂糖断ち、湯シャン、すべて、自分はなぜ、そうするのか、その理由を考えてから取り組むと、あまり迷わずに進むことができます。
取り組んでいる最中も、ときどき、始めた理由を思い出すようにすれば、大きく道からはずれることもないでしょう。
それでは、あなたも、ご質問、感想、近況、その他、言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。