ムック「8割捨てて二度と散らからない」表紙

お知らせ

ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

3月21日に新しいムックが出ましたので、お知らせします。

タイトルは、8割捨てて、二度と散らからない部屋を手に入れる

です。

このムックは、2020年の11月に発売された「8割捨てて、すっきり暮らす」というムックのリニューアル版です。

古いほうは、たぶんもうリプリントしないと思います。アマゾンを見ると、「残り14点(入荷予定あり)」となっていますけどね。

リニューアル版は、前の本より、50~60代を意識した作りになっています。ですが、基本的に私の捨て方は、年齢や性別は関係ないので、不用品を捨てたい人には役立つはずです。

では内容を簡単に紹介しますね。



基本情報

タイトル:8割捨てて、二度と散らからない部屋を手に入れる

出版社:宝島社

発売日:2024年3月21日

扱っているところ:セブンイレブン、書店、ネット書店

ページ数と価格:80ページ(最後のページは奥付)、定価891円

イントロダクション

・「人生の後半に入ったら、不用品を捨てよ」というメッセージ

・まんが:これからを意識したら8割捨てて、二度と散らからなくなる!

前の本と違うのは、冒頭に3ページの漫画があることです。

まんがは、8割捨てて、スッキリ生活になったA子さんの様子を描いたもの。

58歳のA子さんの家はとても散らかっていましたが、私のムックを見て、8割捨ててすっきり生活になり、ついでに実家も片付けたという内容です。

こんなにスムーズに捨てられるかどうかは別にして、不用品を捨てたほうが、ストレスが減るのは本当です。

断捨離をしてストレスが増えているとしたら、無理なやり方をしているか、ゴール設定が間違っているかのどちらかでしょう。

無理なやり方は、たとえば、一気に捨てようとするとか、人のものまで捨ててスッキリ環境にしようとがんばること。

間違ったゴール設定は、もっと快適な暮らしをするために捨て始めたのに、所持品を100個にすることが目標になったり、不用品を売ってお金を手に入れることが、優先順位の1番に来たりすることです。





パート1:8割捨てて、二度と散らからない部屋にシフトする

前のムックと構成は同じで、前半で考え方を伝えて、後半で具体的な実践方法を見せています。

ここでは、中高年になってからの断捨離は、人生の棚卸しであり老い支度だという話を書いています。

なぜ、人生後半に入ったら、所持品を見直すべきなのか?

ずばりそれは、ものが多いと負担が増えるからです。

所持品が多いと、時間、体力、意識といったリソースをものに取られてしまいますが、年をとったら、リソースは自分のために使ったほうが充実した人生になります。

家にあるものが、自分にとってすべて意味があり、豊かな人生のベースになっているならべつにいいでしょう。

ですが、実家の断捨離をした人ならわかるでしょうが、今の人って、わりとしょうもないものをたくさん持っていますよね?

ものすごく古い写真や書類、中身が劣化した使い切れないほどのストック品、街中の人を呼んで連日祭りができそうなほど数がある食器(引き出物、粗品、景品多数)、日替わり出勤しても、1年では使い切れないほどの衣類など。

生活が豊かになり、いろいろなものを簡単に購入できるため、ものはどんどん増えます。その一方で、不用になったものを捨てないから、家の中が倉庫みたいになります。

自宅倉庫にあるガラクタは、豊かに暮らすために本当に必要なんでしょうか?

どちらかというと豊かに暮らす邪魔をしているのでは?

足かせになっているものでも、所有する限り、それなりの世話をしなければなりません。

シニアは、体力が落ちてくるし、時間だって若い人に比べて、「まだまだ何十年も生きるわ!」と言えるほど残っているわけじゃない。

ものの世話なんてしてる場合ではないので、捨てることをおすすめしています。

パート2:8割捨てて、二度と散らからない実践方法

具体的にどんなふうに捨てるか、何から捨てるかといった内容。

1週間で、服⇒バッグ⇒食器⇒本⇒書類⇒雑貨⇒思い出の品を捨てるプランを書いていますが、べつにこのとおりしなくてもかまいません。

もうすでに家にないものもあるでしょうから。

上の7種類のものは、すべて、かつて、私が捨てたものです。私、この7種類とも、それなりに持っていました。

一番多かったのが衣類、次に多かったのが書籍。

あとは文房具を含めて、細かい雑貨がたくさんありました。

思い出の品はそこまで持っていませんでしたが、「なぜ、ずっとここにあるのかわからない」という古いものや、今は使っていないのに変な愛着のあるものがみんな「思い出の品」だとしたら、それなりにありました。

この7種類の不用品を捨てたら、ぜひ、趣味関連のグッズも見直してください。

パート3:二度と散らからない部屋の習慣

パート3はリバウンド防止策です。

キレイな部屋をキープするための習慣を7つ書いていますが、7つともちゃんとやればリバウンドしません。

5番の買い物を減らすことはとくに皆さんにおすすめしたい習慣。

一大決心してがーっとものを捨てなければならないほど、家に不用品をためてしまったのは、やはり、ものを買いすぎていたからです。

私も、不用品を捨てているとき、「もう一生分の買い物はしたな」と思いました。

買い物習慣を変える方法はブログにたくさん書いていますが、最初にやるといいのは、買い物に関する情報を追うのをやめること。

私自身、買い物をよくしていたときは、まず、情報探し(リサーチ)から始めていました。

私はカタログを見ている時間が長かったです。今だったら、SNSを見ていたでしょう。

通販会社の分厚いカタログを最初から最後まで目を通しました。

気になった商品のあるページには付箋をつけながら。

「どんだけ暇だったの?」と思うわけですが、ほかにやることなかったんでしょうか?

自分では意識していませんでしたが、カタログを見ているとき、欲しいものを探すというより、買ってもいいものを探している感じでした。

買ってもそこまで財布にダメージのないもの、あとで困らなさそうなもの。

積極的に欲しいわけではなく、買い物がしたいだけですから、コンフォートゾーンから出ない範囲の買い物が実現できるアイテムを探していました。

必要なものはすでに手元にあるので、積極的に手に入れたいものがあるとしたら、それは収納グッズです。

もし、収納グッズを買うことが多いなら、もう十分ものがある証拠なので、買い物との付き合い方を変えたほうがいいと思います。

パート4:親が住む実家の不用品を8割捨てる方法

実家の片付けに関する内容です。

実家は人の家なので、自分の家の片付けとは違う戦略が求められます。

すでにブログに書いていることがもとになっているので、記事を暗記するまで読んでいる人にとっては、新しい情報はありません。

実家の片付けは親がその気になるかどうかにかかっています。

人は他人から言われても動きませんから。

昔、母(昭和8年生まれ)と実家の片付けをしたことがあり、その様子をシリーズ記事にしました⇒「実録・親の家を片付ける」のまとめ

実家はいらないものだらけでした。

私の母は、不用になったものを捨てないタイプです。とりあえず、押入れなどにしまってしまう。

しかも、レジ袋やスーパーのお惣菜の入っていたプラスチック容器なんかも、ためこみます。

母は昭和30年頃結婚して、その当時、何も持っていませんでした。

私が生まれたとき、父と母はカメラも持っていませんでした。

赤ん坊の私が段ボール箱(みかんの箱)に入って、遊んでいる写真があります(もちろんモノクロ)。

私は猫なのか?

今だったらベビーサークルを使いますよね。

そんなふうにものが少なく、筆子的には好ましい状況だったのに、4~50年の間に、母の所持品はふくれあがっていました。

母はそんなにものを買うほうではありません。

晩年になってから、ホームショッピングにはまって、いらないものをたくさん買っていましたが(使い切れないので友人に配るほど)、若いころは堅実でした。

大量消費時代という背景があったから、あそこまで不用品をためこんだのだと思います。

今回発売するムックを手にとってくださる方のご両親も、私の母のように、「ふつうに暮らしていたらなぜかすごくものがたまってしまった」という状況にあると思います。

自宅がきれいになったら、ぜひ、ご両親の生前整理を手伝ってあげてください。

アマゾンのページにリンクしておきます(広告リンクです)。アマゾンのページで内容を少し見ることができます。

さっきアマゾンを見てみたら、私の最初の本「一週間で8割捨てる技術」に、998個もレビューが入っているのを発見しました。

本を読み、レビューを書いてくださった方、ありがとうございます。

皆さんの人生が少しでもよくなっていますように。

******

新しく発売されたムックの紹介をしました。

ムックだから、写真やイラストが多いので、直感的にわかるし、文字を読むのがしんどい人にもおすすめです。

4年前に出たムックはとてもシンプルな作りでしたが、今回のムックもわりとシンプルで文字も大きく読みやすい。

ただ、前のムックよりは、デザインされている感じです。

自分で読むだけでなく、ガラクタを持て余している親世代の人にプレゼントするのもおすすめ。

ものの買いすぎをやめたい人は、買い物情報を追い求める代わりに、このムックを毎日ながめてみるのはどうでしょうか?

常日頃、目にしている情報が意識を変えます。





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