葛湯

ミニマルな日常

寒い日のくず湯に至福を感じる。くず湯の楽しみ方。

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きのう、きょうと寒くて、少し肩こりがします。気温は氷点下15度あたりで、ものすごく低いわけではないのですが、このあいだうち、少し暖かだったので、よけい寒さを感じます。

こんな日に私が好きなのはくず湯。きょうはくず湯の楽しみ方です。

葛湯(くずゆ)はおいしい

一時期、くず湯にはまって毎日のように飲んでいました。(※2016年現在、砂糖断ちしているので、ここ数年は全く飲んでいません)。

今はいろいろな風味のくず湯が小袋に入って売ってます。

私が好きなのは、プレーン、抹茶、生姜です。ただ、袋入りの商品はあっという間に飲んでしまいます。一袋に小袋4つぐらいしか入っていませんから。

そこで製菓用の袋入りの葛を常備していました。250グラム930円。「吉野葛」という商品名でしたが、原材料は「吉野本葛、甘藷澱粉 」となっていました。

そもそも吉野葛は、高価なものなので澱粉が入っているのはしかたないでしょう。くず湯はぜいたくなおやつなのです。

これを毎日10グラムぐらいずつ使ってました。それでもすぐに葛がなくなってしまい、そのあとは、コーンスターチを使って「なんちゃってくず湯」を作ってました。

コーンスターチだとやはり粉っぽくて、あくまで「くず湯もどき」の域を出ませんね。

私がおいしい葛湯の作り方を教わった動画です。

動画では葛をとかすとき、湯のみをあたためるのに使った熱湯を使っています。このお湯はけっこう温度が高いと思うけど、できあがりの葛はちゃんと固まっています。

それまで、葛は水で溶かさなければいけないと思っていましたが、これを見て私もカップを温めたお湯を再利用するようになりました。





しかし、葛湯は太る

くず湯はおいしいし、体があたたまりますが、あまり飲み過ぎると太ります。炭水化物に甘みをつけますから。今年は白砂糖を取らないようにしているので、くず湯も自粛です。

飲まないけど、くず湯の暖かい思い出に浸るだけで、けっこうほこほこします。

くず湯は風邪のときもいいです。

さらさらのお湯ではなく、どろどろぷるぷるにして、体の中に流し込むから温かさが持続するのでしょうね。

子供のとき、風邪をひいたら、たまに母がくず湯を作ってくれました。そのときは「変な飲み物」と思って、あまりうれしくなかったです。

年をとって嗜好が変わったのでしょうか。

昔NHKで見たテレビドラマで、都蝶々扮するおばあさんが、風邪をひいたとき、通いの家政婦さんの若尾文子がくず湯を作るシーンがありました。「お風邪を召したと聞いて、家から持ってきました」とか何とか言ってました。

確か、若尾文子だったと思います。でも、あんな美しい人が家政婦というのも変な気がします。どちらかというと、お屋敷の奥様、というイメージなので。

若尾文子は和服に白い割烹着姿でした。

都蝶々ばあさんは、お嫁さん(中田喜子)にやたらとオレンジの絞り汁を飲ませられ、うんざりしていたので、このくず湯に大喜びします。

今でもこのシーンをよく覚えています。

私も今は、オレンジジュースより、くず湯のほうがうれしいです。ですが、両方摂取する方法もありますよ。くず湯を熱湯で溶かして、オレンジジュースを入れ、レンジで加熱するのです。

するとおいしいオレンジエード風くず湯のできあがり。これならオレンジのビタミンCもくず湯の解熱効果も期待できると思いませんか?

あ、でも、オレンジジュースを加熱するとビタミンCが死んでしまうかもしれませんね。プラシーボ効果はありますが。

やはりプレーンなくず湯がベストでしょうか。





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