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先日、『ものが多すぎることで生まれる問題』を散文調で書きました。この記事の感想をいただいたので、紹介します。
元の記事はこちら⇒静けさを取り戻す~ものに支配されない暮らしへ
この記事では、ものが増えすぎるために生まれる生活の不便や心理的な問題を、いつもとは違う文体で書いてみました。
ふだんは、断捨離の具体的なノウハウや実践法を伝えていますが、今回は「感覚的に伝える」ことを重視しました。 ものの多さが引き起こす圧迫感や静けさの喪失を、理屈ではなく、感情で伝えたかったのです。
では、お便りをシェアしますね。
まず、桜文鳥さんのお便りです。
新鮮で読みやすかった
件名:散文調の記事良かったです!
桜文鳥と申します。
いつもブログを楽しく読ませていただいています。
筆子さんの記事は家事が終わったタイミングで読むことが私のルーティンになっています。
記事からインスピレーションとやる気をたくさんいただき、断捨離が捗り、広くはない家に空間ができて、不思議と心にも余白ができ、家が好きになりました。
筆子さんの記事は時々、「私まさに今これ!」というタイムリーな時があって、驚きつつ読んで参考にさせていただいています。いつもありがとうございます。
いつかちゃんと筆子さんにメッセージを送ってみたいと思いつつ思いがまとまらず書けていなかったのですが、今日の散文調の記事がとても新鮮で良かったのでこの気持ちだけでも伝えたい!と思い、初めてメッセージを送らせていただきました。
本当に、いつものノウハウももちろん良いですが今日の散文調も読みやすくて良かったです。まるで自分が言ってるかのようにも読めました。
筆子さんの記事のおかげで今まで不要に思いつつ(申し訳ないけどはっきり言って邪魔に思いつつ)捨てられなかった嫁入り時に持たされた着物や、雛人形、本を、寄付という形で処分し、捨てるのは人としてどうかという思い込みも一緒に捨てられて本当に心の透明度が上がりました。
行動や決断が以前と比べて別人のように早くなったのも筆子さんの記事のおかげです。本当にありがとうございます。
筆子さんの記事を人生の指標にしています。いつまでもお元気でいてください。
桜文鳥さん、はじめまして。お便りありがとうございます。
記事を楽しんでいただけてよかったです。
捨てられなかったものを捨てて、家の中がすっきりし、快適に暮らせているのですね。
桜文鳥さんは、以前は「ものを捨てるのは人としてどうか?」と思っていたんですね。
こうした思い込みのせいで、「心地悪い暮らし」を継続してしまうのは、とてももったいないと思います。
死蔵品は家の中でゴミになっているようなものです。
今の自分が捨てなかったとしても、何年か経って、引っ越し、転勤などで環境が変わるとき結局捨てることになるのではないでしょうか?
もしくは、自分が死んだ後に親族が処分を考えるでしょう。
ですから、捨てることは、決して無責任なことでも、人として問題のある行動でもないと私は考えています
むしろ自分や家族のためにする責任ある選択です。
ものを持ち続けることが、必ずしも「大切にしている」ことにはなりません。そのまま劣化し、埃をかぶり、最終的にゴミになるなら、まだ使えるうちに処分した方がいいですよね。
家の外に出せば、他の人に使ってもらったり、新しいものにリサイクルしたりといった新しい使い道が生まれます。
家の中で放置している限り、こうした可能性は全く見いだせません。
さて、散文調の記事を気に入っていただけてよかったです。
あの記事は感覚に訴えかける書き方をしたので、より共感できたのかもしれませんね。
実際、ものが多いと圧迫感や焦燥感にさいなまれます。
それでは、桜文鳥さん、これからもお元気で、シンプルライフを楽しんでください。
またのお便りをお待ちしています。
次はかおりさんのお便りです。
心に刺さった
件名:心に刺さりました。
はじめてメールします。
記憶をたどれば、8年ほど前に「ミニマリスト」という言葉を知り、いつか自分もそうなりたいと強く思うようになりました。
ほどなくして筆子さんのブログとも出会いました。
筆子さんの文章はウイットに富んで、説得力があって、うならされたことは数え切れません。
でも、今回の散文ほど心に刺さったのは初めてでした。
そうそうそうそう!!!!!と思いました。
もったいない症の私
私は根っからのもったいない症で、まだ使えるものを使っていないというだけで「ごみ」として捨てることがどうしてもできません。
なるべくだれかに使ってもらおうと、メルカリやジモティーやリサイクルショップを利用します。
本当に便利な世の中になったなぁと思います。
そういった形で手放せるものであれば処分に時間はかかりますが、なんとか少しずつ手放すことができています。
しかし、なかなかこれらのどれにも当てはまらないものも結構たくさんあって、苦労しています。(例えば子供がもう使わなくなった文房具とか)
片づけのプロでしたら、割り切って「今までありがとう。」とか言って捨てるのでしょうけどね。。
わかってはいますが、どうにもなりません。
もやもやしながら過ごしている私に、今回の散文はとにかく突き刺さりました。
使えるけど使わない、他人に譲れない(だれも欲しがらなさそう)ものの処分にまだまだもやもやしそうです。
かおりさん、初めまして。
お便りありがとうございます。
長くブログを読んでいただいているのですね。感謝いたします。
かおりさんは、まだ使えるものを捨てるのが苦手なんですね。
「誰も欲しがらないと思うもの」でも、意外と欲しがる人はいますので、一度、フリマアプリなどに出してみてください。引き取り手がいるかもしれません。
人に譲れないと思うものの処分方法については、べつの記事でフォローアップします。
子供が使わなくなった文房具の処分法
お子さんの文房具に関してはこんな風にしてみてはどうでしょう?
いずれも、昔私が娘の大量の文房具を処分した時に使った方法です。
・マーカー:寄付品として全てスリフトショップに持ち込む
・ノートやボールペン:自分で全部使い切る
持たない暮しをめざすなら、ぜひマスターしておきたいボールペンを使い切るコツ
大量にあると使い切るのに時間がかかります。しかし、かおりさんがコツコツとメルカリ等で不用品を処分しているように、毎日少しずつ使えばいつか終わります。
私はノートを使い切るのがすっかり癖になり、娘の家に行って放置されているノートまでもらうようになりました。
お子さんの文房具は、他にはないと思いますが、どんなものが捨てにくいのか、よかったらまた教えてください。一緒によりよい処分方法を見つけていきましょう。
もやもやはこうして解消しては?
捨てられないものに対してもやもやが募る問題ですが、考え方を変えればすっきり処分できるかもしれません。
桜文鳥さんが書いていたように、思い込みを手放せばいいのです。
かおりさんは、使い切っていないものを捨てることがすごく悪いことだと思っているんじゃないですか?
「最後まで使い切って捨てないことは罪を犯すことだ」という感じではないでしょうか?
ですが桜文鳥さんのお便りの返信にも書いたように、使い切っていないものを手放すのは悪行ではありません。
この点についてご自身でも考えてみてください。
それではかおりさん、これからもお元気でお暮らしください。
今週のnoteの更新
断捨離やシンプルライフに直接関係ない話題は、noteで発信しています。
今週は、以下の記事を書きました。
「魔法のノウハウ」を探すのはもうやめよう! ノウハウ探しのループから抜け出す方法
つぶやきは随時更新しています。よかったらのぞいてください。
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散文調の記事の感想を紹介しました。
桜文鳥さんは「ものを捨てることへの罪悪感」を乗り越えた経験をシェアしてくれました。一方で、かおりさんは「もったいない精神」との葛藤の中にいます。
ものに対する考え方は人それぞれですが、「捨てるのは悪いことではない」と受け入れられたとき、暮らしは一気に軽やかになります。
あなたはどう感じましたか? よかったら、感想教えてくださいね。
もちろん他の話題でも大歓迎です。
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お待ちしています。