ドライフラワー

ミニマルな日常

見て見ぬふりをしていた扉。思い切って開けて中を片付けたら、気持ちが本当にスッキリした。

余計な物を持たず、身軽に暮らすことをめざしている読者のお便りを2通紹介します。

内容:

・キッチンのガラクタを一掃して本当にスッキリした

・不用品を捨てない母親の話

まず、灯りさんのメールです。8月のはじめにいただきました。



見て見ぬふりをしていた私

件名:キッチンの「見たくない棚、開けたくない扉」に手をかけて

筆子さん、こんにちは。

いつも拝見させていただいています。

今年の2月に自分の抱負として、「シンクをいつも綺麗にする」を掲げました。

2021.02.5 始められない、続かない、を返上するには?(読者の今年の目標)

何とか続け、最初はシンクをきれいにして満足だったのですが、キッチンには、魔の「見たくない棚、開けたくない扉」があり、いつも気が付かないふりをして過ごしていました。

筆子さんの、

「シンクに食器が残っているのを見ると、台所に行くたびに、「ここにやり残しがありまっせ」という信号を受け取ってしまって、気が滅入るので、私はすぐに洗うほうが好きです。」

というお言葉が気になり、この夏、思い切って「見たくない棚、開けたくない扉」に手をかけてみました。

案の定、タッパ―(しかもフタなし、もしくはフタだけ)、あちこちから出てくるラップや箸箱・ゴミ袋・箱に入ったこじゃれた食器、使わない便利グッズ、、、

もう一気に捨て、ついでに、使っていたテフロン加工がはがれたフライパンや、小汚い菜箸、ふきんなども新調しました。

そして床やタイルを磨いたら、ものすごく本当にものすごくスッキリし、おかしなもので、あれほど後でまとめて派だったというのに、今はシンク同様、すぐに洗う・すぐに片づけるということが習慣になっています。

何より本当に気持ちが良いです。

魔の棚は整理され、扉を開ければゆとりがあり最小限必要なものしか入っていません。

今まで私は、「ここにやり残しがありまっせ」信号を受け取って、でも見ないふりをしてずっと気が滅入っていたのだと思います。

でも、大好きな筆子さんからのメッセージにまで目をそむけたくない、

本当はずっと気になっていた嫌な信号を、思い切って断ち切ることが出来て本当に幸せで、二度ともどりたくないと心の底から思っています。

ありがとうございました。





灯りさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

いつも、ブログの記事を読んでいただき、とてもうれしいです。

キッチンのガラクタ置き場がスッキリしてよかったですね。

今年に入って、シンクもきれいだし、洗いものもさっさとやるようになったとのこと。

とてもいい変化ですね。

流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)

開かずの扉の中には、タッパーや、ラップ、便利グッズなどが入っていたのですね。

こういうもの、たまりがちですね。おまけでもらうことも多いし。

もらっちゃうと、捨てる気になれないし。

ですが、使わないからこそ、キッチンでたまるのですから、遅かれ早かれ処分するしかありません。

どうせ、いつか捨てるのだから、見て見ぬふりをせず、さっさと片付けてしまうのがベストです。

先延ばしにせず、さっさと片付けたほうがいいのは、家事も同じです。

家事の仕方は、人それぞれだから、翌朝に洗ったり、何日分かをまとめて洗うほうが性に合っている人もいるとは思います。

ですが、どうせいつかは洗うんだから、さっさと洗ったほうが、いいと私は考えています。

家事は、毎日続くから、常に前倒しで行動したほうが、「やらされ感」や、家事に追われる感じがなくなるので、気分よくできます。

つまり、よけいなストレスをかかえなくてすむので、後回しにすべき積極的な理由がないなら、早めに片付けたほうが自分の精神衛生のためにいいのです。

それでは、灯りさん、これからも、スッキリ生活を楽しんでくださいね。どうぞ、お元気で。

次は、Sさんのお便りです。7月の半ばにいただきました。

実家にある『開かずのタンス』

いつも楽しみに拝見しています。

この所、親御さんの家の片付けの話が続き、とても共感しています。

わたしの母も昭和一桁生まれで、物を後生大事に持っていて、母の家は物であふれています。

衣類は虫が食ってるし、バッグ、アクセサリー他、未使用品でも素材が劣化して買取に出せません。

捨てるしかないのですが、わたしがいくら言っても「もったいない」「これは(素材が)いい」「高かった」の堂々巡りです。

母が留守の時に”開かずのタンス”をチェックしたら、ブランド物の高価なニットは虫食いでボロボロになっていました。

母は認知症ではないし元気ですが、年なので筋力と体力が弱っています。

母ひとりで片付けるのは無理なので、わたしが手伝うと言っても「わたしの物に触れるな!」と怒り、片付け問題になると大喧嘩になります(わたしが穏やかに話しても母が激昂する) 。

あ、ブランド物はまだ余裕があった頃に買った物です。

今は母もわたしも経済的余裕がなく、片付け業者に頼むのは無理なんですが、母が生きているうちは手出しをあきらめてます。

同じように困っている方の存在を知ると少しほっとします。

物なんてただのツールで一番大事なのは自分です。

筆子さんが書いていたように災害で一瞬にして家が崩壊するかもしれません。

津波で流されるかもしれません。

それに世界中の膨大な不要品を燃やしたり埋めたりするのは、更に地球環境を悪化させます。

タメコミアンにはそこまでの思慮もなく、非常に狭い視野で生きているんだろうなと思う今日この頃です。

Sさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

Sさんのお母さんは、私の母(昭和8年生まれ)と同世代ですね。

片付けの話になると、ものすごいけんかになるなら、ほっておけばいいでしょう。お母さんの身に危険が及ばない範囲で。

ただ、自分はシンプルに暮らしたほうがいいですよ。すると、Sさんから、「シンプルライフを楽しんでいるオーラ」が出て、お母さんにいい影響を与えますから。

あとは、「不用品を捨てたほうが生活の質があがる」という考え方にお母さんがふれられる機会を作ってください。

ガラクタを捨てて、最後にみんなが喜んでいるテレビ番組を見せてあげるとか。

有名人でも、断捨離している人はわりといて、その話が雑誌にのっていたりしますよね。

そういう記事をさりげなく話題にするとか。

いしだあゆみさんに学ぶ、60歳からの断捨離とミニマルライフ

Sさんや、私の母の世代の人は、「物を捨てられない。年齢のせいだ、仕方がない。戦後の物のない時代を体験したから」とよく言われますが、いったん、新しい価値観を受け入れることができれば、穴のあいたセーターなんかは、あっさり捨てることができます。

すでに、戦後、75年以上たっていますから。

ずっと昭和20年代の価値観で生きる必要なんてないし、今の自分の生活のためになる価値観があれば、そちらを採用すべきですよね。

私の母も基本的には、「捨てるのはもったいない」と考えており、使っていないものをたくさんしまい込むタイプです。

けれども、私と一緒に片付けものをしたり私の書いた本を読んでいるうちに、だんだん、「不用品は手放したほうがいろいろと都合がいい」という考え方を受け入れられるようになってきました。

そもそも、高齢で掃除をするのがしんどいから、「ふだん使うものだけが身近にある生活」を部分的にでも体験すれば、絶対こちらを選ぶと思います。

私のブログを毎日読んでいると、考え方が変わるので、おすすめですが、お母さんが、ネットをやっていないなら、ムックをプレゼントするといいかもしれません。

ムック本:『8割捨てて、すっきり暮らす』、著者による紹介。

新しい考え方や、そういう考え方をベースに暮らしている人の情報にふれているうちに、この考え方にだんだんなじむことができます。

それと、経済的に余裕がないのなら、できる範囲で、片付けをしたほうがいいですよ。

不用品の中に、お金がまじっていることがよくありますから。

これ冗談ではありません。

物があふれている部屋は、まったく管理されていない部屋だから、大事なものも、そうでないものも、ごっちゃになっています。

チャンスがあったら、少し実家を片付けてみてください。

それではSさん、これからもどうぞお元気で。

物を捨てないお母さんが住んでいた家を片付けた話⇒3軒の家にぎっしり詰まっていた母の遺品を5年かけて1人で片付けた話。

*******

いつもいろいろなお便りをありがとうございます。

あなたも、何か言いたいことがありましたら、メールください。お待ちしています。

なんともう9月の最終日曜日ですね。

残り3ヶ月をどんなふうに暮らしていきたいか、ちょっと考えるのもいいと思います。

楽しい日曜日をお過ごしください。





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