ベンチで考えている女性

買わない

最終更新日: 2023.10.26

無駄遣い防止のために筆子がやってみたこと~ミニマリストへの道(2023秋編-3)

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物を買いすぎる習慣を改めるために、私がやってみて、「これはおすすめできる」と思うことを紹介しています。

ミニマリストへの道シリーズなので、私の個人的な体験談が多めです。

若い頃は、物をたくさん買っていましたが、今は、必要なら買うというスタンスです。

これだけで、かなり買う量が減りました。



これまで書いたこと

初回はこんなことを書きました。

・買い物の動機を考える
・支出をすべて記録
・買い物を振り返る
・感情について思い巡らす
・手持ちのものを使う
・買わない挑戦

買い物の動機についてしつこく考える~ミニマリストへの道(2023秋編-1)

2回めは

・不用品を捨てる
・使うアイテムを減らす
・いつも同じ服を着る
・プレゼントはあげない、もらわない
・お土産は買わない、もらわない

この5つを紹介しました。

買いすぎないために筆子がやってみたこと~ミニマリストへの道(2023秋編-2)

まあ、べつに難しいことはありません。

人によっては、いつも同じ服を着るのは抵抗があるかもね、と思うぐらいです。

でも、完全に同じ服にする必要はなく、ワンシーズンに10アイテムほど定番を決めてしまうだけでも、違うと思います。

こんな感じ⇒『フランス人は10着しか服を持たない』の著者、ジェニファー・L・スコットに学ぶ「10着のワードローブ」(TED)

私からするとワンシーズンに10アイテムってすごく多いんですけどね。

ワードローブをどんどん拡大させるのではなく、ある程度、軸になる服装を決めてしまうと、少ない服で暮らせるようになります。

今回は、買い物の誘惑を防ぐ話をしますね。

1.買い物系のSNSは見ない

SNSで人の生活を見ないほうが、買い物の誘惑は少ないです。

人が買い物をする最大の理由は、他人の存在ですから。

自分のために買い物をしているけれど、よくよく考えると、仲間受けをよくしたい、あの人の仲間になりたい、あの人みたいな生活(幸福)を追求したいということが大きいですよね?

もちろん、「もっとぐっすり寝たいから新しい枕が欲しい」など、自分の快適さを求めるゆえの買い物もありますが、そういうときも、自分とは違う人間のレビューを参考にするものです。

買い物にはどこまでも他人の影がついてまわるので、他人の生活しか流れてこないSNSは、付き合い方を間違えると、本当は必要ないものをたくさん買うきっかけになります。

SNSには、もう1つまずいところがあります。それはスマホ上で利用するというところ。

SNSで何かを見て、すぐにアマゾンに飛んで買ったりできるのがよくありません。

スマホとSNSはあまりにも買い物を簡単にしてしまうのです。

私はもともと、熱心にSNSをやるほうではありませんが、一応、Instagramのアカウントは持っていて、たま~に見ています。

でも、買い物は興味がないから、買い物する人たちや、買ったものを見せる人、使っているものを紹介するアカウントはフォローしません。

無理してそうしているわけではなく、興味のあることは語学ぐらいなので、勝手にそうなりました。

語学や塗り絵関係のアカウントをほんの少しフォローしています。

2.好きなことを熱心に行う

暇な時間がたっぷりあると、買い物で暇つぶしをしてしまいますが、日々を充実させれば、買い物に使う時間もエネルギーもなくなります。

そこで、自分が好きなことを熱心に行うよう心がけています。

具体的にはブログを書くことや語学です。

「筆子ジャーナル」を書くのも、私の好きなことです。ほかにも、現在更新中と呼べるブログが2つあり、そのうち1つは、今、休んでいますが(予約投稿記事を書くので忙しいため)、もう1つは、1週間に1回ぐらいは更新するようにしています。

ブログを書くのはけっこう時間がかかるので、暇をつぶす方法を探している人にはおすすめです。

自分に合った趣味の見つけ方、または有意義な暇つぶしの方法。

仕事で忙しいという状態も悪くはありませんが、仕事が忙しいとストレスが増えて、それが買い物に向かわせてしまうので、自分が好きなことや、やっていて楽しいこと、充実感を感じられることを熱心にするのがいいと思います。

「小人閑居して不善をなす」という言葉がありますが、あまり暇すぎると、人間、ろくなことを考えません。

人と自分の生活を比べることや、何かを買うために、最安値商品を検索して探し、えんえんと商品レビューを読むのは、そうする時間があるからです。

暇だと、買い物につながることをしてしまうわけです。

この点でも、適度に忙しくしておくことは、無駄遣い防止に効果があると思います。

3.広告を出す人の立場になる

広告は消費者としてではなく、それを出稿している人、もしくはその商品を作っている人や売っている人、売りたいと思っている人の気持ちになって見てください。

というか、私はそうしています。

このブログにも広告を貼っていますが、ネットを見ていれば、広告を見かけることはよくあります。

民放テレビにも広告があるし、YouTubeやDailymotionといった動画共有サイトでも広告が流れます。

(YouTubeはプレミアム会員になれば、広告をはずせるので、私はプレミアム会員です)。

そのような広告がきっかけで、うっかり買い物してしまうことはよくあると思います。

効果があるからこそ、売り手側はお金をかけて、広告代理店を利用したり、自分で広告を出したりしているのですから。

とういわけで、資本主義社会にいる限り、なんらかの広告を見ることになるので、広告に耐性をつければ、今より衝動買いが減ります。

その方法の1つとして、広告を出す側や作る側として、広告を見ることが有効だと思います。

この広告は何を伝えようとしているのだろう、何を売りたいと思っているのだろう、どんな人を対象にしているのだろう、この広告を見て、すぐに買ってしまう人って、どんな人なんだろう、と考えるようにすると、広告を見てストレートに物を買うことは減るでしょう。

4.買ったあとの生活を想像する

何かを買う前に、それを買ったあと、どうなるか考えるのもおすすめです。

物を買う前に、考えたほうがいいことはたくさんあり、過去記事でも紹介しています。

服を買う前に自問自答したい10の質問。無駄なお金を使うのはもう卒業。

すぐに買わないで、買う前にしっかり考えなさい(TED)

本当に使うのか、買うお金はあるのか、置き場所はあるのか、どうやって捨てるのか、似たようなものをすでに持っているのではないか、などなど。

もう1つ、それを買うと生活がどういうふうに変わるか考えるのも、衝動買いを防ぐのに有効ではないでしょうか?

買ったものをいつ、どこでどんなふうに使うから、生活はこうなるだろう、と考えるわけです。

買う前に、新しく家に迎えいれたものを使うシナリオを検討するわけですが、そのシナリオがあまりに不自然だったり、自分らしくなかったりしたら、買わないようにしています。

これをやると、すでに同じものが家にあるときは、物を買わなくなります。

新しく買ってしまうと、元からある品物の出番がなくなりますから。

以前の私は、買うだけで満足して、買ったあと、ろくに使わなかったものがそれはもうたくさんありました。

買ったあとの生活について爪の先ほども考えていなかったからです。

しかし、物は、買う前や買っている最中より買ったあとのほうがずっと重要です。

どんなふうにそれを使っていくか、それを買うと、生活にどんな変化が起きるのか、先に考えておくと、買ったあともちゃんと活用できるようになります。

やる気が出ない日の片付け

エッセオンラインに新しい記事がアップされました。

今回は、気分が乗らないときに片付けに取り組む方法です。

ぜひお読みください⇒家全体が散らかっているときに「まずやるべきこと」5つ。忙しくても気分が乗らなくても大丈夫

この続きはこちら⇒買い物のハードルをあげた~ミニマリストへの道(2023秋編-4)

*****

物を買いすぎない方法、誘惑に対処する話を中心に紹介しました。

何度も断捨離をしたので、私は、物を捨てることがいかに大変かよくわかっています。

買う前にほんの少しだけ考えると、捨てる苦労を回避できます。

ネットで買うときは、すぐに買うボタンを押さず、冷却期間をもうけるといいですよ。





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