スマホを使う人

ミニマルな日常

人間関係の見直し方~突然リセットしないほうがいいと思う理由。

人間関係をリセットするためにメールアドレスや電話番号を変更しようと思っています。このやり方、どう思いますか? 

この質問に回答します。

まずメールをシェアしますね。ひつじさんからいただきました。



電話番号を変えるつもり

件名:人間関係のリセット

筆子さま、初めてお便りします。

数ヵ月前に筆子さまの存在を知り、過去記事にもさかのぼって色々と拝見しています。

著名な方の片付け指南も参考に、自分はモノを捨てられる人間だと自負していましたが、筆子さまに出会ってからは更にもう一段モノを処分出来るようになり、捨てに捨てまくっています。本当に感謝しています。

さて、今回ご相談したいのは人間関係の断捨離です。

今年末子が大学生となり、ようやく学校関係の行事から解放されました。

本当に清々しい気分です。

私自身元々人付き合いが非常に苦手で、でも子供の学校や習い事関係で発生する、特にママ友とのお付き合いに非常に悩んできました。

皆が普通に出来ること(子供のためなら何だって出来る。役員もやればお友達も増えて楽しいわなど)が私には苦痛で、時には直接叱咤もされ、文字通り泣きながらそういったことをこなしました。

そんな中で片手ほどの、これからも付き合っていきたいと思えるお友達ができました。 私にはそれで十分で。

子供たちはそれなりに立派に育ち、私のお役目も大きく一区切りと思っています。

そこで今までなんとなく削除できなかった、もう付き合わないであろう方のLINE登録やメールアドレスを、いっそのこと自分がLINE、電話番号を変えて一掃してしまおうかと考えています。

もうセールス電話がかかってくるのみとなった自宅電話も解約したいと思っています(大きな本体も捨てられるし)。

こういった行動、人間関係リセット症候群という言葉もあるようです。

余りにも激しいでしょうか。

筆子さまならどうお考えになるかなと、もし可能であれば忌憚のないご意見をお聞かせいただけたらと思います。

ひつじさん、はじめまして。

お便りありがとうございます。いろいろと記事を読んでくださってうれしいです。

お子さん、大学生になられたのですね。子育て、お疲れさまでした。

『人間関係リセット症候群』という言葉、はじめて聞いたので意味を調べたところ

「人間関係リセット症候群」とは、ある日突然連絡先をブロックしたり、メールアドレスや電話番号を変えたりして、すべての人間関係をシャットアウトしてしまう状態のことをさします。

こうありました。

引用元⇒全部いらない。人間関係リセット症候群の原因と対処法|「マイナビウーマン」

症候群と言ってもべつに病気ではなくて、ただ、そういう状態を言うだけみたいですね。

私の考えを率直に書くと、

電話番号を変えるなんて面倒なことをしなくても、目的は達成できると思う

となります。

電話番号を変えたほうがいいとき

確かに、電話番号を変えたほうがいいときもあるでしょう。

1日に3本以上、いたずら電話や嫌がらせの電話、勧誘電話がかかってくる、誰かにストーキングされている、犯罪にまきこまれているなんてときは。

ママ友の1人が、薬物依存か何かで、四六時中、ひつじさんに電話をしてきて、お金をせびるなんてときも。

オンコール勤務(いつでも電話で呼び出される可能性のある仕事)をしていた人が転職したときも、番号を変えたほうがいいかもしれません。

ですが、ひつじさんの場合はそうではないですよね?

いまの電話番号が濫用されているわけではないでしょう?

それなら、番号を変える必要はありません。

電話番号を変えて達成したい目的は何?

ひつじさんが、電話番号を変えて達成したい目的は、これまでつきあっていた人たちのメールアドレスや番号を、自分のコンタクト先から消すことですよね?

相手から、もう連絡してきてほしくないと思うなら、こちらから連絡しないようにするだけで十分ではないでしょうか。

子供が同じ学校だったがゆえに付き合っていた人たちとの関係は、子供がその学校を卒業してしまえば、自然消滅します。

相手から連絡があって、何かに誘われたとしても、断るだけです。

というか、いまだに、そんなにいろいろお誘いやら何やらがあるのでしょうか?

これまでは、学校の行事のことで、連絡を取り合っていたと思いますが、お子さんは、すでに学校を卒業したのだから、連絡を取り合う必要は、もう生じません。

それから、私はLINEをやったことがないので、仕組みを知らないのですが、ママ友のグループに入っているのなら、そのグループから退会するだけでいいじゃないですか?

不満やぐちをLINEしてくる友人と距離をおきたい←質問の回答。

番号を変えたあとのこと、考えましたか?

ひつじさんが変えたい電話番号は、モバイルの番号だと思いますが、番号を変えたあとに、起こりうることを、考えたことがありますか?

メールアドレスが変わったり、アプリが使えなくなったりすることがあります。

使っている会社によるので、こんなサイトを参考に事前によく調べてください⇒電話番号を変更すると困ること・デメリット|ドコモ・au・ソフトバンクでの変更方法を解説 – SIMチェンジ

その電話番号で登録しているサービスは、すべて番号を変更しなければなりません。

その番号が、学校関係の知人専用なら、べつにいいかもしれませんが、そうでないなら、友達や親戚、政府・役所関係、金融関係、公共料金、医者などのエマージェンシーコンタクト、すべて変更です。

私は、そんなに付き合いが多いほうではありませんが、今使っているiPhoneの電話番号を変えるなんて、よほどのことがない限りやりたくありません。

Googleやアマゾン、楽天銀行などのネットのサービスも、セキュリティのために、モバイルの番号の登録をうながしているから、そうしたサービスの番号も全部変更しなければなりません。

まあ、これを機会に、余計なサービスを全部削除するつもりなら、いいかもしれませんが、時間と手間がかかります。

相手の身になってみましたか?

特定の人たちから、2度と連絡をしてほしくないという理由で、だまって電話番号を変えるのは、夜逃げするようなものです。

相手の身にもなってください。

こちらからは、「今後は、絶対、何の用事もない」と思ったとしても、向こうは、何か用事があるときがあるかもしれません。

たとえば、元担任の先生が突然亡くなってしまったから連絡したいとか、誰かが難病にかかったから、臓器の提供者を探すために、昔のネットワークを使って連絡を取りたいとなんてこともあるんじゃないですか?

ないかもしれませんが。

子供たち自身が、音信不通になっている状態で、突然、連絡を取る必要が生じたら、親のネットワークを使って連絡することだってあるでしょう。

連絡したいことがあるとき、前の番号にかけてつながらないと、連絡係の人の仕事が増えます。

ひつじさんも、PTAの役員などの仕事で苦労したようですから、みなを代表して仕事をしている人の大変さはよくわかると思います。

縁は大事にしたほうがいい

今は、「自分の世界にはもう入ってきてほしくない」と思う相手でも、時間がたつと、そうではなくなることもあるので、バッサリ切らないほうがいいと思います。

以前、人間関係の断捨離の記事に書きましたが⇒人間関係を断捨離するという考え方に違和感を感じる、というメールに回答します。

人間関係の断捨離やリセットは、関係をバッサリ切るのではなく、関係の質を変えることだと私は考えています。

つまり、かかわり方を変えるのです。

縁あって子供が同じ学校に通った仲間なのですから、その縁は切らない方がいいのではないでしょうか?

というのも、新しい仕事やチャンスは、みな縁が運んでくるからです。

どんなに人付き合いが苦手だったとしても、縁あって出会った相手には、誠実な対応をしておいたほうがいいと思います。

私も決して人付き合いは得意ではありませんが、どんなときも誠実でいることを心がけています。

ひつじさんは、ママ友に怒られて泣きそうになったそうですが、そんなものは、すでに終わったことなので、水に流せばいいのです。

自分に落ち度があって怒られたのなら、反省して、次にいかせばいいし、一方的に怒られたなら、それは怒っている側の問題なので、スルーすればいいですよね。

ひどい暴力をふるわれたとか、そういうわけじゃないでしょうから。

メールに、「皆がふつうにできることを私はできない」と書かれていますが、これは思い込みにすぎません。

このブログで取り上げている相談メールを読んでいれば、そんなふうには思わないはずです。

内向的な人、断ることができない人、自己主張できない人、やたらと気を使ってしまう人、泣きながら暮らしている人、そんな人は山のようにいます。

それでも、みんな、誠実に生きようとしているわけですよね?

私なら誠実な対応をするほうを選びます。

まあ、電話番号を変えるのは、ひつじさんなので、ひつじさんがいいと思う方法をとってください。

******

お知らせです。

エッセオンライに新しい記事が掲載されました。

読んでください⇒50代、捨てられないなら上手に生かす。家に眠っているものを使いきるコツ | ESSEonline(エッセ オンライン)

今回は、死蔵品を使うコツです。

それから、2日ほど前に「人形を捨てた」というお便りをくださったせせらぎさん、返信を希望されていましたが、メールアドレスの記載がなかったので、返信しておりません。

後日、記事で紹介して、そこで返信しますね。

しばらくお待ちください。

それでは、あなたも感想や質問、近況などありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





罪悪感を感じている人必要以上に罪悪感を感じるのをやめる方法。前のページ

今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その2):何もないコーナーを作る次のページ片付けている人

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

関連記事

  1. 掃除

    ミニマルな日常

    汚部屋か、きれい部屋か。運命を決める7つの片付け鉄板ルールとは?

    部屋がきれいか、ぐしゃぐしゃになるかの運命は日常生活のほんの小さな生活…

  2. 気持ちに余裕のない人

    ミニマルな日常

    精神的にいっぱいいっぱい。この状況から抜け出す3つの方法。

    なんだか最近、落ち込むことが多い。ちょっとしたことでイライラする。気持…

  3. 遺書を書く人

    ミニマルな日常

    60歳までに終活を終わらせたい私が、いまやっているあれこれ。

    少し前に紹介した、5年かけて、実家を3軒片付けたミィさんのお便りの後半…

  4. 汚部屋

    ミニマルな日常

    部屋はこころの鏡。ぐしゃぐしゃの部屋が語るあなたの人生(前編)

    2回にわけて、部屋があなたについて語ることを、10個紹介します。…

  5. 笑顔

    ミニマルな日常

    ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。

    物ごとをネガティブに考えがちな人は、自分で自分の人生をどんどん悪くして…

  6. 細々としたもの。

    ミニマルな日常

    買い物依存の母とコレクター気質の夫のせいでイライラが止まりません←質問の回答。

    お母さんが百均でたくさんの物を買い、私に押し付けるし、夫がどうでもいい…

筆子のムック、重版しました。

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,359人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. タブレットを見ている女性
  2. 片付けている女の子
  3. 迷っている女性
  4. 買い物している女性
  5. おばあさんと花
  6. 流し
  7. 話し合いをしている女性
  8. 買い物する女性
  9. 光の差し込む部屋
  10. 残りもの

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. ハンドメイド
  2. きれいな部屋
  3. パソコンしながらラーメンを食べる人。
  4. 情報過多
  5. 家事をする主婦
  6. ストレス
  7. うるさいお母さんとその娘
  8. ハンガー
  9. お皿
  10. 湖にたたずむ女性

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP