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読者の皆様のおかげで、このたび、このブログが3冊めの本になりました。ありがとうございます。
新刊のタイトルは、『書いて、捨てる!』で、サブタイトルが、『モノと心の”ガラクタ”を手放せる4つのノート』です。
出版社は大和出版。発売日は2020年3月11日です。電子書籍も同時発売されます。
内容を紹介しますね。
書いて、捨てるって?
この本のメインコンセプトは、
「頭の中になんとなく入っている思考を紙に書き出すと、気持ちの整理ができる。
すると、部屋の中にあるガラクタを捨てることもできるし、やらなくていいこともわかる。
その結果、本当に大事なことをやることができる」
です。
まあ、ふだんブログに何度も書いていることです。
このように、書くことにはたくさんのメリットがあるので、こんなものを書いてみてはどうでしょうか? と提案しています。
4つのノートとは?
副題にある4つのノートは
・管理ノート
・ストレスノート
・感謝ノート
・日記と手帳
です。
管理ノートは、ブログでは「洋服ノート」として紹介したものですが、洋服以外の物も管理できるように、「管理ノート」としました。
ストレスノートは、ストレスになっていることを書き出すノート、感謝ノートは、日々の感謝を書くノート、日記と手帳は説明するまでもないでしょう。
4つのノートの前に、プレノートとして、「ブレインダンプ「と「なんでもランキング」を紹介しています。
モーニングページと家事ノート(コントロールジャーナル)は、2冊めの本で紹介したので、この本には入れていません。コラムで、筆子が毎朝書いているノートとして軽く紹介しています。
「ノート」というタイトルですが、べつにそのへんの紙切れに書いていただいても何ら問題はありません。
日本語でノートというと、コクヨの大学ノートみたいな、帳面を思い出すかもしれません。
ですが、この本のノートは、英語のnote であり、「覚え書き、メモ、記録、用紙、草案」というニュアンスです。
ノートを書く理由
ものを書く理由は、さまざまありますが、この本では、以下のゴールを想定しています。
・頭の中をスッキリさせる
・気持ちを落ち着かせる
・自分の気持ちを確かめる
・いらない物を捨てる
・持たない暮らしをする
・所持品をうまく管理する
・買いすぎる生活をやめる
・やらなくていいことを見つけてやめる
・大事なものを見つける
・ずっとやりたかったことを思い出して実行に移す
・フットワークを軽くする(行動する)
・長期的な視野にたつ
・ストレスをためこまず、楽しく暮らす
・自分の目指す方向に少しずつすすむ(成長する)
・価値観にそった暮らしをする
・毎日、意識的に暮らす
・自分らしさを大事にして暮らす
・(他人の人生ではなく)自分の人生を生きる
前2冊との違い
このブログは、すでに2冊、書籍化されています。
1冊目:「1週間で8割捨てる技術」 いらない物の捨て方(最初から最後まで物を捨てる話)。
2冊め:「それって必要?」物以外のもの(人間関係、タスク、ネガティブ思考など)の捨て方。
新刊では、いらないもの(物理的なものと、目に見えないもの)をうまく捨てられるように、書くことをおすすめしています。
書いたほうがいい理由、書き方の例、どうやったら、書くことを生活に定着させられるか、書くことを使ってどうやって暮らしを充実させるか、紹介しています。
今回の本は前2冊とは違い、図版が豊富で、その気になれば、本に書き込むこともできます。
ブログで、書くことをおすすめすると、書き方がわからない、何を書いたらいいのかわからない、どんなノートを使えばいいのか、といった質問が届きます。
そのような疑問に答えている本だと思ってください。
読者からいただいた質問をそのまま引用している箇所もあります。
この本をおすすめしたい人
・ふだん自分の頭にあることを書く習慣が全くない人
・To-doリストや、やることリストを書いたことがない人。そういうものがあることを知らない人
・部屋の中をきれいにしたい人
・汚部屋や実家を片付けたいが、どこから手をつけていいのかわからない人
・毎日、目の前にあるタスクを処理することでいっぱいいっぱいの人
・自分と向き合う習慣のない人
・ストレスの多い人
・客観的に物事を考えるのが苦手な人
・人の意見に簡単に影響を受ける人
・毎日、イライラ、モヤモヤしている人
・考え方がネガティブすぎる人
・他人の悪口を言うことで、心のバランスを取っている人
・もっと意識的に暮らしたい人
・先のばしグセを直したい人
・毎日少しずつ成長したい人
・めざす方向に生活を変えていきたい人
発売日と定価
編集者によると、配本は3月10日で、都内の大手書店ならば、3月11日中に並ぶだろう、という話です。
全国の書店に行き渡るまでには、数日かかるかもしれないそうです。
まあ、前の本も、小さな本屋にはなかったそうなので(筆子の母調べ)、大きめの本屋に探しに行ってください。
(本の奥付には、初版3月31日、とあります)。
定価は税込み1540円です。
もちろん、アマゾンでも売っています(現在、予約受付中です)。アマゾンでは「3月11日発売」となっています。
書いて、捨てる! モノと心の”ガラクタ”を手放せる4つのノート | 筆子 | アマゾン
楽天ブックスにもあります。
楽天ブックスでは3月12日頃発売となっていて、「発売日よりも後のお届けになる可能性があります」と書かれています。
注文があったら、配本するという形でしょうか。
初版はそんなにたくさん印刷していません。いま、本が売れないから、出版社は、「売れなかったらどうしよう」と心配して、あまり印刷しなかったと思われます。
書くことについて
私は、毎日デジタル、アナログ両方で、さまざまなことを書いています。
書くことが公私に渡って、自分を助けてくれました。
私がインターネット状に日記を書き始めたのは2003年の8月30日です。
この日から、ほぼ毎日、ブログを書いています。
最初は「画像日記」というサービスで、写真を1枚あげて、文章を書く、というのを4年ほど続け、その後、2007年の4月1日にFC2ブログに引っ越しました。
はじめの数年は、私のブログは私しか読んでいませんでした。
私以外の人が読むことを想定したブログ(日記)を書き始めたのは、2011年の8月です。
いまも、毎日ではありませんが、「一応、更新している」と自分で考えているブログが、「筆子ジャーナル」を含めて、全部で4つあります。
17年近く、ブログを書いてきたのは、第一に、そうすることが楽しかったからですが、生活するうえで、自分のためになったからです。
他人が読むブログを運営することは、もちろん、いろいろ勉強になりますが、自分だけが読者のブログを運営したり、紙で日記を書いたりすることも、たくさんメリットがあります。
今回出版する本には、そのメリットを盛り込んだつもりです。
現在、自己表現の方法としては、ブログを書くより、YouTubeに動画をあげたり、インスタグラムに画像を投稿したりするほうが人気があります。
あとポッドキャストもありますね。
確かに書くことは手間がかかります。
何かを伝えたいとき、写真にとったり、動画にしたり、しゃべったりするほうが手っ取り早いし、人の感情を動かしやすいです。
ですが、手軽にできることは落とし穴があります。
便利、簡単、手軽を求めすぎると、自分の頭でものを考えられない人間に退化していきます。
ものを書くときは、スローダウンして、多少なりとも頭を使います。それが自分の気持ちの整理や、現状を冷静に見ることに役立ちます。
この本で紹介しているノートは、人に見せるものではありません。自由に書いて、頭の中でぐしゃぐしゃになっているガラクタを捨て、ガラクタに埋もれていた、すばらしいものを掘り起こしてください。
本を読んで感想や質問などありましたら、また、お気軽にメールで教えてください。
お待ちしています。